終わった。

私の戦いが終わった。

 

長尾実行委員長はじめ、若手ががんばってたなぁ。

私は直前まで余裕がなくて

毎年掲示する、大きなトーナメント表を書かなかった。

そして掲示されているA3のトーナメント表を、一度も見に行かなかった。

見に行くと、書きたくなるからだ。

 

今年からやめたのではなく、時間的な余裕がなかったのだ。

以前は徹夜してでも書こうと思ったし

時間がない時は、会場で書いていた。

 

でも今年は、新規会員・更新会員受付という重責があったので

すっぱりとあきらめた。

別に私の大きなトーナメント表が無くても、トーナメントは無事に進行する。

それでいいのだ。

 

来年5月のバックギャモンフェスティバルでは

計画的に仕事を進めて、大きなトーナメント表を書く時間を捻出しようと思う。

 

会場では、私が講師をした講座の生徒さん、体験会で出会った皆さん

たまたまいらしたゲームカフェで出会って、「やってみます?」と言って誘った

カップルのお二人など、普及活動で出会った皆さんがいらして下さった。

草の根普及活動のまいた種から芽が出始めている実感が持てて

ちょっとウルっと来てしまった。

 

そして小学生大会は、参加者のお父さまからの助言をいただき、大きな最上ボードではなく

Mボードで対戦してもらった。これがまたいろいろと鮮やかな色合いのボードが並び

そこで真剣勝負をしている、小さな戦士たちの図に

またしてもちょっと泣きそうになった。

 

表彰式は、かなり無理をしたが、海外からのプレイヤー向けに、

英語を基本にしてみた。それに日本語を補足する形で。

かなりいい加減な英語だった気がするが、以前に比べたら

喋れるようになったという手ごたえはあった。

 

ここの所忙しくて、英語に使う時間がなくて、移動時間の時に聞くぐら

いしかできなかった。

それでも挑戦してみて、後悔はない。

 

そして、まだまだ聞き取りが苦手なので、海外のプレイヤーの皆さんのスピーチを

通訳する事はできない。

ああ、悔しいなぁ。

通訳を頼まない日が、1年以内に来るだろうか。

語学は日々の積み重ねしかないからな。

聞き流してたら、喋れるようになりましたとか、信じちゃだめだから。

前後の日の天気は悪かったのに、9/3の東京がちょっと夏に戻ったみたいに

快晴だったのは、落語協会にとんでもない晴れ男が存在するのだろうか。

 

長蛇の列のファン一人ひとりに丁寧に対応しながら、サインや写真撮影に応じる

喬太郎師匠の横で、私たちは本部の物販の手伝いをしていた。

飲み物の販売もされていたので、喬太郎師匠のお忙しい事!

そのテントの周りでは、彦いち師匠、一之輔師匠などの前に、やはり長蛇の列ができていた。

これはプロ野球でいう所の「ファン感謝デー」なのだなと、改めて納得した。

 

まだまだ着慣れていない浴衣を、控室でご一緒だった女性に手伝っていただき、

何とか着たけれど、名古屋の大須商店街で買ったポリエステルの帯は

なかなかキュッと締まらず、途中でほどけかけた。

やはり正絹の高価な帯は、それだけの価値があるんだと、これも改めて理解した。

 

かなりの数を用意したはずの福扇や手ぬぐいなどは、割と早い時間に売り切れてしまった。

落語がブームだと言われているが、謝楽祭のにぎわいを目の当たりにして

確かに、と思ってしまった。

去年までの落語協会のおそろいの浴衣の反物は、一反5,000円だったが

二反買おうと思って、三反目を見ながら「この柄もいいわねぇ」と迷っているご婦人に

「この際、まとめて三つ、行っちゃいましょう!」と言ったら「そうね!」と即答して

お買い上げ。

いやぁ、ありがたい。

確かに、本来協会員でなければ着られない浴衣を仕立てて着るというのは

ファンの方にとっては、お金に代えられない価値があるものなのだろう。

 

今年協会に入ったばかりの私たちにも「サインして下さい」と求めるお客さんがいらして

ちょっと驚いてしまった。二人以上並んだ瞬間があり

「おおおお!私たちの前に”列”ができてる!」とちょっと舞い上がって騒いでしまった。

前日の土曜日にBS朝日の「お笑い演芸館」の再放送があり

「昨日観ました!」と言って下さった方も、少なくなかった。

 

「鈴本で観てます」とか「浅草で」とかは分かるが、ずいぶん前に出ていた大須演芸場で観たとか、挙句、梅津和時さんが主催された練馬の「フェスタインビニールで」という方がいらして、それにはさすがに驚いた。あれ、もう5年以上前じゃなかったっけ?

 

噺家さんはもちろん、漫才や手品など色物の皆さんも、趣向をこらした出店をされて

ファンならずとも、とても楽しめる祭りになっていた。

 

大阪ではちょうど「彦八まつり」が開催され、かなりにぎわったようだ。

春蝶師匠にべったりくっついたぽんぽ娘ちゃんの写真を、Twitterで見かけたっけ。

 

かなり疲れたけれど、落語協会の一員として、また実感がわいた

嬉しい一日であった。

今日は代官山での嬉しい事がいっぱいあった。

また寿命が多分3日くらい縮んだに違いない。

 

鈴本演芸場に来て下さった米井さんが、代官山にも来て下さった。

そして念願のごいたを初めて遊んだ。

私と百合子さんが同じ組で、米井さんと永井さんが組んで。

カードでやっている所は、町田カプセルで見せていただいたが

竹の駒でパチパチ音をさせて遊んで、すごく感触が良かった。

米井さんは教え方がうまい。

私もバックギャモンをこうやってうまく教えられるようになりたい。

私は嘘がうまいので、ごいたに向いているかもしれない。

私の大好きな喫茶マーブルでもごいたの会をやっているので

今度行ってみよう。

 

望月さんの提案で、ひろのさんを講師に迎えて

海外の大会で役立つ英会話講座を代官山で開けないか、という話が持ち上がった。

いいな!いいな!

私も受けたい!

早ければ、8月から実現する。

 

そしてすごく嬉しかった事は

長尾さんが王位戦の実行委員長に立候補してくれた事だ。

今日望月さんと三人で会って、彼のしっかりした覚悟を見せてもらった。

 

まず会場の予約方法を望月さんに聞いて実際にやってみていた。

また事前スタッフと、連絡方法を7月末までに決める事を約束した。

来年も東京にいるようだったら、また実行委員長をやるという意思を見せてくれた。

自発的に実行委員長をやると宣言してくれる若手は少ない。

スタッフは大変なばかりで、報われないと感じている人が多すぎる。

大会スタッフは楽しいんだって!私は声を大にして伝えたい。

 

こうやって積極的に実行委員長を名乗り出てくれた長尾さんに対しては、

切れやすい私も、ぐっとこらえて、一丸となっていい大会を作ろうと思う。

今年の王位戦が成功したら、彼にとってそれは大きな自信になるに違いない。

長尾さん、一緒においしい酒を飲もうね!(私はきっと緑茶だけど)

 

今日は、嬉しいことがありすぎて、もしかして寿命が縮んでしまったかもしれない。

 

落語協会から送られてきた、今年のおそろいの浴衣生地が仕立て上がってきたのだ。

うめももさくらの千葉さんに仕立てをお願いしていたのだが、今日持ってきて下さるという。

これを着てこそ、協会の一員になったという実感がわいてくる。

 

カラオケの部屋で、千葉さんに着付けを教えていただいた。

以前かわら長介さんの芝居に吉兆の女将役で出演した時に

簡易な着物は着たけれど、自分でちゃんと帯を結ぶのは初めてだ。

7/30の本番までに何度か練習しなければならないが、

浴衣や着物がきちんと着られる女性には、憧れてしまう。

 

また、桂ぽんぽ娘ちゃんの紹介で、大阪の演芸・放送作家の米井さんが

鈴本演芸場の楽屋を訪ねて下さった。

寄席の楽屋にいて、前座さんから「お客様が訪ねてこられました」

と言われるのが夢だったが、早くも実現してしまった。

 

しかも米井さんは、大阪ごいた保存会の方なので

ゲーム関連でもご縁があるのだ。

しかも夜の予定はないので、代官山のバックギャモンの例会にお誘いしたら

来て下さるというではないか。

いやぁ、なんという間の良さ。

 

 

 

今日はことぶきで作業しようと思って立ち寄ったら

バックギャモンに興味を持って下さった男性1名と

男子高校生4名に、ルールを覚えてもらって、予定外の収穫があって嬉しくなる。

 

湘南台の中華三番に行く前に、横浜と藤沢のゲームカフェに寄ったら

二軒とも手ごたえがあった。

 

保土ヶ谷game cafe「TimeWalk」

蓄音機や真空管のアンプがあったりして、とても雰囲気のある喫茶店。

店は住宅街の一角にあり、自宅の一部を改装して喫茶店にした感じ。

のんびりと、自分の趣味をしっかり押し出せるところが、すばらしい。

東京の繁華街ではまず無理。

店主の加藤愉也(ゆうや)さんは、初めてバックギャモンをされたそうだが

戦略や勉強法など、かなり深く掘り下げた話ができて、とても興味を持っていただけた。

Twitterでも報告して下さっていた。

ボード購入にもかなり乗り気な雰囲気。

 

藤沢 TRICK DICE

マスターとたまたま一人でいらした常連さんと二人にルールを説明した。

二人ともとても勘が良くて、さすがゲーム好き。

店にボードはなかったが、ぜひ仕入れてまたやっていただきたい。

落語協会の皆さんと、役場にある多目的ホール「おじゃれ」での寄席。

ステージから客席を見ると、椅子の色が青に白い水玉模様がついていて

周囲のグレーの壁がでこぼこしている。ちょっと海底に潜ったような感じだ。

 

ヨッキーが音響のスタッフとして手伝ってくれて、ほっとした。

客席には、恵子ちゃんはるみさんの他にも、見覚えのある顔がちらほら。

キヨシの高校の先輩である高橋英介さんも来て下さった。

私たちは、代演として来たので、予定されていた芸人さんとは違っていたし

英介さんは知らずにいらしたら、私たちが出てきたのでびっくりされたそうだ。

 

客席はまあまあの入りで、天気が悪い中結構来て下さってほっとした。

高齢の方が多いかと思われたが、そうでもなく、皆さん大きな声でよく笑って下さった。

落語三席(林家なな子さん、入船亭扇蔵師匠、柳家喬之助師匠)に

私たちと伊藤夢葉さんのマジック、いらしたお客さんは皆さん喜んで下さったと思う。

 

最終便で帰る予定が、大雨と強風の為欠航が決まった。

明日仕事がある方は、手配が大変そうだったが、私たちは仕事は大丈夫だった。

私は協会の執行理事会が今日の夜入っていたが

Skypeで参加する事にした。うまくつながるのいいのだが。

 

昨夜は「やましたのお宿」だったが、今日は私が勤めていた八丈ビューホテルに

急きょ宿泊する事になった。しかも別館のいい部屋。ラッキー!

 

 

 

 

 

本日6/17(土)18:54~BS朝日「お笑い演芸館」に出演します。

ナイツさんの司会で、先日浅草東洋館で収録しました。

当初6/10の予定でしたが、今日に変更になりました。

 

BSなればこその、ゆったりとしたネタ時間、独自の企画とスタッフの熱意あふれる

面白い番組です。ぜひご覧下さい。

私とナイツの塙さんとの”カラミ”も、カットがなければ結構面白いと思いますよ。

この6月で一年間の順会員期間を終え、私たちはおしどりさんと共に

ついに落語協会の「正会員」になりました。

事務局から連絡が来た時は本当に嬉しくて、キヨシと二人でささやかな祝杯を上げました。

 

おそろいの浴衣の生地も届き、呉服を扱っておられる「うめももさくら」の千葉のぞみさんに

採寸していただき、浴衣をあつらえていただく事にしました。

 

これまではどなたかの代演だったのを、7月の中旬から、連続して寄席に出演できる事となり

二人で襟を正して、ますます精進しないとね、と言い合っています。

 

6/17は代演の依頼があったのですが、それが変更になって

八丈島に行ってもらえないかと事務所から連絡があり

落語協会の正会員として、初めての仕事がなんと八丈島になったのです。

 

私とキヨシが出会った島、その後何度も訪れてますます大好きになっていった島

鳥の声・風の音・波の音、聞こえてくるのはそんな自然の音だけ、

ほっとして心が洗われるような島、それが八丈島なのです。

 

今回は仕事での訪問、嬉しくて嬉しくて!

 

前回行った時は、店にボードを持ち込んで下さった金子さんがいらして、金子さんや

いきのいい若者と楽しく対戦しました。

 

今回はボードゲームの日とのことで、店は大賑わい。

そんな中でも、他のゲームも得意な男性と5pマッチを何ゲームもやったり

初めてルールを覚えるという男性と女性に少し助言しながら1ゲーム。

女性が思い切ってルースヒットをして、それがヒットされずクローズアウトに成功。

初めてにしてはとても面白く興味深い展開に、周りで観ていた皆さんも大盛り上がりでした。

 

アンロックは家から少し遠いけれど、本当に楽しい店です。

7/12(水)19:00~バックギャモン体験会を開くことを決めて、帰宅。

楽しみですね。

Twitterで、バックギャモンのルールがよく分からないと言っておられた方がいらした。

だったら、分かりやすく説明しますので会いませんかとメッセージを送ってみた。

ではせっかくなので行きます、という返信をいただきwords cafeで会うことになった。

 

伺ったら南森町までは、かなり時間がかかる場所にお住まいだそうで

わざわざ来てくださって恐縮してしまった。

最初からなるべく丁寧にわかりやすくを心がけて説明してみた。

説明のあとに何ゲームかやっていただいて、一応ルールは理解していただけたと思う。

 

後日メッセージをいただき、私と会ったことで

他のゲーム会にも、いらっしゃるきっかけができたそうだ。

バックギャモンがきっかけになって、他のゲームでも楽しい時間を過ごしていただければ

こんなうれしいことはない。