生まれて初めて汁男優さんを見た話
お久しぶりです吉住です。美少女系のAV制作会社に転職してから3ヶ月が経ちました。先日撮影に同行して都内のハプニングバーに行き、そこで生まれて初めて汁男優さんとお会いしました。この世に汁男優と呼ばれる人間が存在していることはみなさんもご存知でしょう。しかし汁男優と会える人はなかなか、いや滅多にいないと思います。その滅多が私の日常で起こったわけです。どうですか?うらやましいですか?どうでもいいですか?友達が急にこないだ汁男優と会ったんだけどさと話し始めたらどうでしょう。私は完全に嫉妬します。そんな面白エピソードを持っていることに心が嫉妬の炎で焼け焦げてしまいます。だから汁男優と出会う運命が自分に降りかかってよかったです、いい意味で。いい意味で(白目)。汁男優の嘘みたいなギャラに驚愕いくらだと思いますか?ふつうの男優さんよりはずっと低いギャラだと思ってましたが、想像を遥かに超えていました。1000円。1現場で1000円です。撮影中に何発射しても変動することはありません。先日の現場は2・3時間の拘束でしたが中にはもっと長い現場もあるでしょう。それでも汁男優さんのギャラは1000円ポッキリ。毎日働いたとしても生活できる額には到底満たない。「他にもっと稼げる仕事あるのになんでこれなんすか?」と聞きたかったのですが、みなさん楽しそうにお仕事されていたのでお金が目的じゃないのかもしれません。好きな女優さんの現場を生で見学できる上に1000円も貰えてありがたいという考えの人もいるようですし。報酬に興味がない人にはオススメのお仕事ですね。発射のタイミングを調整する姿が滑稽すぎる1回発射するだけなら簡単にできると思った人もいるでしょう。しかし作品にはストーリーや順序があります。ゆえに自分の好きなタイミングで発射することはできません。監督さんの指示に合わせてことを成さねばならないわけです。自分がもっとも得意とする体勢でできない可能性もあります。さらにいい感じにのぼりつめているところで急にカメラが止まってしまう場合もあるでしょう。そうしたときは再びカメラが回るまで待機です。つまり汁男優さんは発射するタイミングを細かく調整しなければならなのです。先日も何度かカメラが止まってしまいました。え、大丈夫なの!?と私はソワソワしてしまいましたが、汁男優さんたちは元気がなくならないよう優しくしゅこしゅこしながら平然と撮影再開を待っていました。およそ6人の中年男性が下半身丸出し&しゅこしゅこでつっ立っている姿はまこと滑稽でした。700回くらいもっといい仕事あるだろと思いました。汁男優は普通で気さくな人たち見るからにうわぁ・・・という感じの人が大半なのかなと予想していましたが、みなさん喋ると気さくでいい人でした。でも個性は強めですね、やはり、それは。なんせ1000円で働ける人たちですから。中でもコダマイトさんという方がズバ抜けて個性的でした。Twitterをやられているのですがめちゃくちゃ面白いです。「コダマイト 男優」で検索するとすぐ出てきます。今はTwitterやブログでAV女優さんや男優さんのプライベートがチラ見できて楽しいですね。まぁ見たくない人もたくさんいると思います。妄想の邪魔になる場合がありますからね。知りたくない、見たくないことがあっての世の中。今日はその代表格ともいえる汁男優の世界を覗いてきたお話でした。いろんな仕事があるもんだなぁ~。