牛乳ミルカーバーナー
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迷わず進めママチャリ戦隊

男40一蓮托生ドロ航海@磔磔

The ピーズ 男40記念@磔磔

またワンテンポ遅れての報告かって話だが、先月Theピーズライブ@磔磔へ行ってきた。


どーせ暴れるに決まってるんで、半袖で出発。一月に半袖。
愛機(注:チャリ)飛ばして鳥肌立てながら磔磔着。
不覚にもちょっと「俺かっこええ」と思ってしまった。
中入ったら、コート+マフラー姿ばっかりで一瞬「う、外したか」と萎縮するも、ライブ終了時にはコート+マフラーは半数以下になっていた。あのコート+マフラー達は何処へ消えてしまったのだろう? どーでもいいのだが。



ライブはいきなり「何があったって沈むっす」の「ドロ舟」で開始。次は「焼めし」とヘヴィーなのが続き、三曲目早くも「とどめをハデにくれ」で酸欠状態。始まったばっかなのにトドメかよ! (でも歌詞には「楽しめ、これからだぜ」ってあるんだよね。)


喋りは相変わらずユルい感じ。途中、
「扇風機の風がずっと当たって、なんか触られてるみてーで気持ち悪い」「すんませんけど止めて下さい」
と言うハルに皆失笑。応じて磔磔の人が扇風機止めに来たり。
磔磔はこういう手作り感が好きだ。
でもステージ低いよ。
ほぼ何も見えなんだ。


新しい曲で、聴きたかったものも何曲か。
「リサイクリン」「耳鳴り」は、「これだけは聴きたい」候補であったのだが、後半にやるんだろーなと勝手に予想していたため、前半から聴けてやや吃驚。
こうした重低音効かせたマイナー調の曲が、ピーズの演奏にはホンマにはまってると思う。
ギター安孫子氏は登場時珍しくニット帽(暑そう)でおめかししてたのが、いつの間にか肌脱ぎで演奏。
こういう曲での安孫子ギターを見ていると、「伝統工芸職人」みたいであるなあといつも思う。技と執念が。
近くにいた見知らぬ男子も「ギターすげえ」と盛んに感嘆を洩らしておった。
それにしても、復活前は、「ピーズ演奏上手い!」とか殆ど聴かれなかったように思う。雑誌等でも「情けない」とか「ふにゃふにゃ」とかばっかで。どっちかゆーと「下手バンド」として認識されてたよーな? やはりうがんだの効果が絶大だったのだろうか。うがんだ……。
実は自分の中でも、うがんだのいた頃のスカスカなピーズが一番ピーズらしいということになってるのだが、しかしその思いと、現在の「演奏上手い!」という思いは特に矛盾してないのが不思議なことだ。
まあこれもどーでもいいのだが。


新曲で演奏ミスがあったので、「じゃ、絶対間違えない曲を」ってことで、まさにそのうがんだ時代の「やったなんて」。
うあー、まさかこれ聴けると思わんかった!
高校時代以来のフェヴァリットである。
磔磔内総勢200余名「エーうそー、やったなんて!」の大絶叫。何だこの集団。


この日のライブで誰もが思ったであろうことは、とにかく、「セットリストがネ申」ってこと。
「クズんなってGO」が始まったときは、これも演ると思わんかったので感激。内緒だがちょっと泣いてしまった。やはり長年のフェヴァリットである「気ばらしのバット」や、最もディープなアルバムからの選曲「日本酒を飲んでいる」「日が暮れても彼女と歩いてた」等も嬉しかった。あちこちで涙している人の姿。

評判のネ申セットリストは以下。(曲順とか自分はまるで覚えてないので2ちゃんで拾ってきた。みんなよく覚えてるなア。)


________
ドロ舟
焼めし
とどめをハデにくれ
耳鳴り
クズんなってGO
リサイクリン
体にやさしいパンク
ヒッピー
気ばらしのバット
無力
日本酒を飲んでいる
生きてれば
やったなんて
バカになったのに
ギャンブル
実験4号
東の窓
喰えそーもねー
グッド・バイ・マイ・ラブ (Vo.ブッチーさん)
サイナラ
ノロマが走っていく
生きのばし
グライダー
脳ミソ
(EN)
日が暮れても彼女と歩いてた
何様ランド
Telしてこい
________


ブッチーさんというのは、ピーズ復活に尽力したレコード会社の人で、ファンの間では有名人らしい。
そのブッチーさんが異動になるってことで、本人がステージ上がってアン・ルイスを熱唱。
ふつーにカッコイイ演奏で、ふつーに盛り上がったのが可笑しかった。
しかしブッチーさんを見送りながらの「サイナラ」はぐっと来た。


  僕らは未来へずれていく
  帰れないほうへ 帰れないほうへ


「進んでゆく」とかぢゃなくて「ずれていく」なんだな。ぐぐ。


今回は、言葉のひとつひとつが突き刺さるように入ってきたのも、不思議なことであった。
この日ハルは歌詞を忘れたり音程を外したり全然「歌えて」なかったのだがそれにもかかわらず(或いはそれゆえに?)。或いは、こちらのコンディションのためでもあったのかも知れぬ。
特に最近は全然じっくり歌詞聴いたりしなくなったので、「こんなこと歌ってたのかあ!」と気付いたことも何度かあった。「ギャンブル」て狂牛病と性病の歌だったんだな、知らんかった。とか。
何度も聴いてる筈の曲でも、改めて「こんなこと歌ってたのだなあ!」と感じ入ったり。
よかった。


  ゆーわけで折角だし悪いけど
  続くよ まだ2人いる
  何かまた作ろう 場所は残ったぜ
  きみと最悪の人生を消したい
  そして最悪の人生を消したい
   (「実験4号」)


  追いつめるんだ 切りキザむんだ
  自分自身がアテになるんだ
  夢の中で夢をみるんだ
  追いつめるんだ 煮詰めるんだ
   (「何様ランド」)


その他特筆事項としては、今年でなくなってしまう大阪バナナホール追悼のため、磔磔からバナナホールに向けての「ちきたき」三唱(注:普段は大阪でのみ行われるコール&レスポンス)など。
アンコールは意表ついて「Telしてこい」で終了。
概ね満腹したが、新曲「40」「サマー記念日」あたりが聴けなかったのが心残り(「男40記念」なのに)。
アンコールもう1回くらい欲しかったな(終電とかないし)。
そんで鳥肌立てながらやはり半袖チャリで帰還したのだった。



なお、この日のライブはラジオ収録が入っていた。
2月4日24時~26時、FM802で放送予定だそうな。
802聴ける人は是非聴いて欲しい。

俺様本

このシリーズちょっと苦手なんだが今回は購入。


音楽誌が書かないJポップ批評 41 (41)


Jpop




俺様のブルーハーツと俺様のハイロウズについて俺様の哲劇のクリナメン吉■氏が(一部)書いているという俺様のための企画。


貴様ら今日中に耳を揃えて読みやがれ!(超誤用)

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