酔っぱらって携帯いじってたら「パズドラ」があったんでやってみたんですけど

酔っぱらってるとどうしても「いったれ」ってなるじゃないですか。

それで初めて魔法石(これを使ってガチャガチャをやってキャラクターを集めるのです)を

ガンガン買ったんですよ。

それでガチャガチャ回しまくったんですけど強いキャラが出ないんですね。

それで

「なんだよ!」

と思って携帯放り出して寝ちゃったんですね。


それで次の日の朝、(そういえば昨日パズドラやってたなぁ)と思ってまた開いたら

あと1回ガチャガチャができる分の魔法石が残ってたんです。

それでなんとなくやってみたら


超激レアキャラが出たんですよね。


それで

「よっしゃ!」

と思ってそのキャラの能力見たら、このキャラをリーダーにすると


「すべてのドラゴンの攻撃力が2.5倍」


になるって話なんですよ。


それで


「よっしゃ!」


ってなって、

「こりゃあドラゴンどんどん集めるしかないな!」

って朝からテンションあがってたんですけど


ふと、ある考えが頭をよぎったんですね。


それは


「もし、この『超激レアキャラ』の出現が仕組まれたものだったら」


ってことなんですよ。


僕、携帯ゲームはほとんどやってないんで分からないですが、

前に問題になった「全部のガチャガチャ回すとレアキャラが出る」っていう射幸心を煽るパターンじゃなくて


もし、あるタイミングでレアキャラを出すようにプログラミングできたとしたら


これは確実にハマります。脳の構造上、ハマらざるを得ないんです。


(もちろん、これは僕の勝手な想像であって、実際はランダムに出現しているのかもしれませんが)




それで、こういったケースに遭遇するときいつも思うのが



「サービスって何?」


ってことなんですよ。


欲しいタイミングで欲しいアイテムが出れば、当然、盛り上がる。楽しくなる。


それはれっきとしたサービスです。


しかし、同時に「脳の隙を突いている」とも言えるわけです。



いや、今は携帯ゲームを例にしてますが、



世の中の成功してるサービスって基本的に「脳の隙を突く」ものなんですよね。



分かりやすい例は、お酒ですよね。


まさに、僕は酔っぱらってパズドラをやってたわけですが、


酔わす、ということは、アホにする、ということですからね。


一時期「飲酒運転」が問題になりなりましたが、


「お酒を飲んだら車には乗るな!」


っていう言葉が世の中のいたる所で言われてましたけど


一人も


「っていうか、お酒が悪いんじゃね?」


とは言いませんでした。


でも、お酒っていうのは、まあ人を殺してますよね。


お酒が殺した人数っていうのは、放射能とか核レベルじゃないですよ。


超大量殺戮兵器です。


ただ、このお酒っていうのは本当にすごくて



飲めば飲むほど飲みたくなるっていう、


アホになる → 飲みたくなる → もっとアホになる → もっと飲みたくなる


という、見事に脳の隙を突いてます。


だから、みんなやめられません。ゆえに、みんなから批判を受けないですね。



そして、これはある意味ですべての「サービス」について言えることなんですよね。



たとえば今あなたが読んでいるこの文章ですが


もしこの文章をサービスのつもりで受け取っていたのだとしても


今、「この一文」を読むまでにあなたの時間を奪っているわけですよね。


その時間は実はもっと違った使い道があったかもしれないのに。


でも、読んでしまった。


読まされてしまった。


この日記の最初の一文が


「昨日はパスタを食べました」


であれば、ここまで読まなかったかもしれないのに


「酔ってパズドラやりました」


だったので、つい、時間を奪われてしまった。


これはもう完全に、脳の隙を突かれてるわけです。


そして、今もなお、あなたはこの文章を読んでいるわけです。脳の隙を突かれてるからね。












何の脈絡もなく、アナルっぽいマークを見させられたわけです。




見せられた、お前。



お前みたいなもんが、です。



アナルを見せられて、お前みたいなもんがと罵られ、それでもまた読むのをやめられないお前です。



お前、というか、ブタ野郎ですよ。



それもこれも、すべてブタ野郎であるところのお前の豚足レベルの脳が隙を突かれているからなんですよね。


しかも、僕はここで罵るのをやめますからね。


このまま延々罵り続けたら途中であなたは「もうええわ」となりますから。



「もうええわ」とさせない。



させない、俺。



ここまでくると天才ですよ。ジーニアスです。




ジーニ・アスホールです。











――まあ何が言いたいのかというと


携帯ゲームの超激レアの出現がプログラミングされていたものだとしても、


僕も全く同じことをやってるわけです。





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とかやると、完全に同じですね。





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ここまでやると「あれ?こいつ騙そうとしてねーか?」ってなりますからむしろ逆効果ですよね。




――というわけで、長々と話してきましたが、


結局のところサービスっていうのは



与える側が「よかれ」と思っていて


受け取る側が「欲しい」と思っていたら



それがサービスなんでしょうね。


そこに、他者の価値観「良い」「悪い」の介在する余地は――本質的にはありません。



だからもう、「よかれ」ていくしかないです。



自分が「よかれ」と思っていることをやって生きていくしかないんですよね。



人はもっとゲームをやった方がいいと思ったらゲームを作ればいいし


お酒を飲んだらいいと思ったらお酒を造ればいいし


文章を読んだらいいと思ったら文章を書けばいい



「相手のため」っていうのはおこがましいですよね。



だって、それは相手が決めることなんですから。




というわけで、最後は↓で締めさせていただきます。僕からの「よかれ」を受け取ってください。













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