ありがとう

とても うれしかったよ

そして ごめんね

その 言葉 頂いた だけで

これからの 暮らし がんばって いけそうな

気がする

楽しかった  嬉しかった  哀しかった

ありがとね

ありがとう

”ご自愛” するね

いつまでも  私の  せんせい

なんだね

きみの 背中かと思った

見慣れない シャツ  ランニングを着る律儀さ

めがねと 煙草を加えた ゆび


しばらく ずうっと眺めてた  ふしぎと

向かいの 彼女に 嫉妬は沸かなかった


きみと いろいろ はなしたね

いろいろ 行ったね

良い 思い出


新宿の カフェも  アロームも

いざかやも  桜木町で 初めて キスしたこと

笠をささずに 走ってきた きみ

きみの ぬくもり

いい 思い出だ

でも もう 別の道

私は きみが すきだったよ


これから 待っている 北国の 暮らし  

冬は やっぱり 寒いのかな

むずかしいこと 考えずに 来なさい

といって くれたから

行きます


さよなら

君を 本当に 愛してた

忘れないよ

 きみにつられて はなしてた
 来し方

 米子の きみの 青春の ころ

 ”10年持たないんじゃないか”
 ”軽症と思わない方がいい”

 さいごの 笑み

 ”ももちゃんは 治るよ”

 ありがとね がんばるね

 いろいろ だめに なっちゃったけど

 現実を 生きてくから

 せいいっぱい