monochrome
 
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magic hour

sunset

この間、森美術館に行ってきた
で、出逢ったのがこの夕陽

こういう時間をmagic hourって言うんだって
なんでだろうね

でも、この時の空の色ってほんとmagicだと思う

テレンス・マリックの「天国の日々」って映画はほぼこの時間に撮ったって
きれいな映画
内容はあんまよくわかなかったけどね

これからのmono-chrome

その時々、目にとまったものをつらつらと語るブログ、mono-chrome

今までいろいろなことをつらつらと書いてきました。


この感覚って写真を撮るようなものなのかなあ、とね、最近思い始めたんです。

一瞬でしかないきれいな風景だとか、構図だとか・・・
歩いている時、感じること、ありませんか?

そういうもの、探していこうと思います。


なんちゃない、宣言です。


白い牙  ジャック・ロンドン

 白い牙

彼は荒野で生まれた。

周囲のものに対する敵意と暴力から逃れるための従順と
彼は心にそれらを育ませていく
それは彼が望んだものではなかったのかもしれない
けれど、生きていくためには、それしかなかったし、それしか知らなかった

生きること
それは傷つけること
傷つけられること

生きること
それはいたわること
咆哮すること

この道の先に
なにがあるのだろう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジャック・ロンドンの小説は初めて。
村上春樹の短編「アイロンのある風景」の中でジャック・ロンドンの「たき火」が引用されていて、読みたくなったんだ。
文体にガラス的なものを感じて。

本屋をはしごしたんだけど、なくてね。
じゃあって思って読み始めたのが「白い牙」だった。
偶然でしかないんだよね。

偶然に感謝している。
必然か、それは分からないけど。

内容がどうとかは触れない。
つまんなくなる、きっと。
ZEROの状態で接した方がいい、そんな物語。

ダンス・ダンス・ダンス

ボクが初めて読んだ村上春樹の小説、それが「ダンス・ダンス・ダンス」だった。
大学2年生の頃だったかな。
仲のよかった女の子が教えてくれた。

おもしろかったけど、読み終わってちょっとしたら、どんな小説だったかすぐ忘れちゃった。
だから、その話、できなかったんだ。
誰がどうで、何をして、・・・とか?

けどね、なんか、パーツ、パーツはすごく残った。

「かっこう」(とメイ)
六人分の白骨
ユキとアメと片腕の詩人
眼鏡をかけたホテルの受付の女の子
エレベーター
いるかホテル
羊男
そして、僕

久しぶりに読みました。
きっかけは、「意味がなければスイングはない」(やっぱこの人の書く音楽っていいね)

読んでいくうちに、今までばらばらだったパズルのピースがすうぅってはまっていく感じがした。
かしゃんかしゃんって。

没頭して読んでしまった。
時間を忘れて。
あの羊男のいる、僕の空間にいるみたいに、時間を忘れてしまった。

寝て起きたら、読む前と同じ状態にもどっていた。
やっぱりストーリーがどうとか忘れていて、パーツが残っているだけだった。
だから、ごめんなさい。
うまく紹介できないです。


でもね、その読んでいるときはいい世界にひたっていられます。
だから村上春樹の物語っていいんだとボクは思います。
時間を忘れる時間を体験してみてはいかがでしょうか?

時間があったら、羊三部作も含めて通しで読みたいと思います。

木村カエラ Circle

木村カエラ のCircleって曲、いいっすね。
聞いててね、なんか楽しくなる。
Earth Wind & Fire のSeptemberと似たあげあげ感がします。

聞いて楽しくなるってけっこう大事。
切なくなるような音とか、悲しくなるのとか、ほんとだめなんすよね。
背中が丸くなるし、視線も下向くし。


この曲、Kit Katのテーマ曲で、「KIT KAT BREAKTOWN 」ではPVがフル試聴できます。
で、見てみたんだけど、内容どうこうってより、「あ~、予算少なかったのかなあ・・・」なんて寂しいことを考えてしまいました。
それぐらい、うん、しょぼく感じてしまった・・・

Michel Gondryが創ったKylie MinogueCome Into My Worldぽいなあって思ったんだけど、似てるのは同じようなところを歩き回っているってことだけでした、たは。

あと、なーんかロケ地が中途半端。
衣装はおもしろいんだけど、なんかそれが逆効果ってか、ういて感じるのですよ。
もっと不思議空間で撮ったほがよかったんじゃないかなぁ。
例えば、星の王子様ミュージアム 、とか?
なんしか不思議系美術館とかいいんじゃないかなあって思いました。

あと・・・・・。


ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます。
ボクの文章も内容がない、よう・・・

「KIT KAT BREAKTOWN」といえば「花とアリス」。
だもんでかなり期待したんだけど・・・

W杯に向けて  vol.2

W杯まであと数ヶ月になりましたね。
だけど、この時期、気になるのは、代表チームの状態やメンバーじゃなかったりする。

各国リーグでどこがフラッグをかっさらうか(Jリーグは始まったばっかだけど)
とか、
Chanpions Leagueでどこが優勝するか、
とかとか、
来シーズンに向けての選手の移籍の噂話
とかとかとか・・・


でも今シーズンはちょっといつもと事情が違います。

リーガ・エスパニョーラはもちろんバルサ!!(バレンシアがちょーっときになるけど。ちょっとだけね)
セリエAはユーベでしょう。
ブンデスはバイエルン。
プレミアはチェルスキー。
エール・デ・ビジはPSV。
リーグ・アンはリヨン。

よっぽどのことがない限り、決まりじゃないかと。
このことがW杯にいい影響をもたらすかも、ね。

なぜって、これらチームには代表選手が多く所属し、またそれぞれでレギュラーのケースが多い。
優勝が早くに決まれば、それぞれの監督はおそらく来シーズンをにらんだ戦いをしてくるだろうことは予想に難くない(若手の抜擢、ベンチ要員選手の起用)。
つまり、コンディションがそれほど悪くない状態で、大会前の合宿に入れる、かもよ、てことなのです。
まあでもChanpions Leagueで今も勝ち残っているチームとかもあるから、多少はましかもねって程度なのかな。


それでも、今回のW杯はヨーロッパで行われるので、前回よりは(プレーの質的に)いい大会になるんじゃないか、と期待しています。
あとは、ダントツの優勝候補に挙げられているブラジルが、ジンクスを振り切って最後まで突っ走ることができるか、も要注目。
ジンクスとは、ヨーロッパでの開催の大会では南米のチームは優勝できない(過去スウェーデン大会でブラジルが優勝したぐらい。ペレがいた頃の話)というもの。
そういう意味ではアルゼンチンにも要注目。


なんにせい、うまいビールを飲みながら、いい試合が見られたらいうことなしです。

Keep Tryin'

久しぶりにアナグラからごそごそとはい出してみたら、宇多田ヒカルの曲が流れてた

Keep Tryin'

いいなって思ったよ
ボクの中には”宇多田ヒカルの曲ラシサ”みたいなものがあるんだけど、なんかそれをいい意味で裏切ってくれた感じがして
まぁ、初めて聞いた時、”ダレノウタ???”って感じだったんだけど
”ダレカワカンナイケド、イイキョク”って思った

いい曲聞くとMVも見たくなるサガ
で、見てみたんだけど・・・


というわけで、今回は宇多田ヒカル「Keep Tryin'」につらつら


なんかなぁ、ふーんって感じだった
曲の世界観(ボクなりに感じたやつ)となんか違った
それだけならまあいいんだけど、なんか、感じることの少ないMVって全体的な印象

なんか”Traveling”チックに感じた
描き方がにてるなぁって
世界の設定を現実にしたらこうなるのかなぁって思えてね
なんかなぁって


でもね、後半の女子高生(に扮した宇多田ヒカル)が朝の支度をしているシーンはね、印象に残った

これも多分紀里谷監督の作品だと思うけど、あの人って基本合成の人だから、カメラ乱雑には動かないでしょ?
まあそれだけが理由とは思えないけど、なんしか画が安定していた

けど、例のシーンは手持ち風なんですよ
そのシーンには適切な演出だと思うし、いい感じに仕上がっていると思うんだけど
けど、紀里谷作品には見られなかった演出だから、それで印象的だったのかもシレナイ



それにしても、宇多田ヒカルって合成バックとかなじまないね
「SAKURAドロップス」見たときとかも思ったけど、なんかウイテ感じる
だからじゃないけど、あの人のMVを撮るなら実写の方がイインジャナイ?ってね、よく思う

最近の作品だと”Be My Last”なんかすごくいいなあって
コレッテ好ミ?

W杯に向けて

今年はW杯イヤー(今更?)。
出場各国はその準備に追われている・・・かと思えばそうでもないように感じます。

選手の多くがヨーロッパに渡っている南米、アフリカの国々は特に、ヨーロッパの選手でさえもチームに拘束され、代表への参加が難しいというのが現状。
ボスマン判決以降、幾度となく議論されてきた問題ですが、状況は何一つ変わっていないように感じます。
いや、何一つというのは言い過ぎかな。


この問題、日本とも無関係ではありません。
いくらチームで出場できていないとはいえ、チームの人間はチームの人間。
柳沢はその典型例ですね(彼は鹿島に復帰が決まったようですが)。

中心選手だったらなおさら。
サラリーを払っているチームとしては、怪我する可能性を含んだ親善試合にそうそう簡単には出したくないですよね。
真剣勝負の国際大会なんか余計にいやなんじゃないかな。
先日アフリカネーションズカップがあった時、我がバルサからもエトーが出場しましたが、彼の活躍をうれしく思う反面、そのときのチーム状況を考えると(ロニーが出場停止、チームの士気も下がっていた)、早く帰ってきてほしかったもん。


でもこれって決して海外だけの問題ではない。
最近ではJリーグでもありますよね。
マリノスとか、レッズとか。
けど、そこまで問題視されない、というか代表優先みたいな空気があるのは、代表チームが人気があるからでしょう。
だから、チームはそんなに厳しい態度をとれない。
これは、ブラジルとかでも一緒。
リバウドがバルサにいた時、あったんですよ、チームの行動を優先したときが。
そのとき、ブラジル国内ではブーイングだったらしいですから。

けど、ヨーロッパは違う。
代表よりもチームの方が優先されるし、ファンもそれが当然だと考えている。
だから、チームでの試合はW杯ぎりぎりまであるし、それが原因で怪我したりもする。
なんしか疲労は残る。
そんな状態で最高のパフォーマンスをって言われてもね。


ブラジルとか、何となくチームを作ってきてしまうのが強豪と言われる所以。
でもそこで展開されるサッカーは決しておもしろいとは思えないんだな。
やっぱりクラブでの試合の方がおもしろい。
日韓のときの決勝なんて見ていて正直あくびがでてしょうがなかったし。
(内容もあんまり覚えていなかったりする)


だからってW杯やめたら?とは思ってないよ。
むろんChanpions Leage やめれば?とも思わない。
(クラブ世界一決定戦は絶対に必要のない大会だとおもうけど)。

スケジュールをもっとゆるくしてあげてほしい。
ただ、それだけ。
それだけなんだ。
その先には選手のベストプレーが待っているはずだから。

写真を撮るということ

写真って何のために撮るんだろ?

ふとそんなことを思いました。
四谷で写真を撮る林家ペーさんを見て。


僕も休日によくカメラを持ってふらふらするし、36枚撮りフィルムを1本は使ってしまう。
でも、別にそれは”そこに行った記念”で撮っているわけではないし、有名人と出会ったからでもない。
大事件が起こったわけでもないしね。
画角とか色合いには多少凝るけど、それをどうこうしようという気はほぼない。

「趣味は何ですか?」
初対面の人からたいてい投げられるこの質問。
けど、趣味欄に”カメラ”とか”写真”とか言うのにはすごく抵抗があるんだよね。
履歴書なんかでもそう。
絶対に書かない。


じゃあなんのため?


深呼吸みたいなものなのかなって思いました。

音楽を聴くように。
映画を観るように。
昼寝をするように。
好きなコとデートするように。
クラブに踊りに行くように。

しなくてもいいけど、しないと心の調子が悪くなっていくもの。
それが、写真を撮るということなのかな、と。


大好きな写真家、Michael Kennaの写真展が5月に写真美術館 であるそうです。
見に行かねば。

That's MUSIC VIDEO!!

LINKIN PARK 「FRAT PARTY」を見たんだ。

LINKIN PARKのMVはMark Romanekが創ったFaintしか見たことなくて。
でも見たことある人だったら分かると思うけど、あれ、すごいよね。
花火のような光の演出(遊園地的な感じ)もそうだし、その光をバックにシルエットで描かれる彼らの演奏シーンもかっこいい。

ぼくはいいアーティストといいビデオは呼び合うと思っているんですよ。
だからね、前々から見たいとは思っていたんだですよ、他のMVを。


この間、HMVに行ったときに「FRAT PARTY」があるの見て買っちゃいました。
衝動買い。
時間がなくて流し見しかできてないんだけど、それだけでも期待を裏切られることはないなーってことは分かったよ。
早くちゃんと見たいなあ。
見たらなんか書きますね。


でね、彼らのMVって何がすごいんだろうって書きながら考えてたんだけど、それは”画が強い”ってことかなあって。
もちろん、アーティスト自身のイメージとか曲自体とか、すごく関係しているんだろうけど。
でも、それを抜きにしても強いなあって思う。
多分アーティストイメージがちゃんとできていて、それに合ったMVを創ることができているんだろうなあって思う。

でもそれを堅いとは思わないのね。
なんだかんだでMVはプロモーションツールの一つだから。

彼らのMVは曲やアーティストのイメージがダイレクトに伝わってくる。
だからいいんじゃないかなって。
そう思うんだ。