モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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家庭にてモンテッソーリ教育とバイリンガル育児を始めて12年目を迎えます。

家庭でモンテッソーリ教育を実践できるサポートをご提供しています。

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経歴・資格
NAMCモンテッソーリ教師養成講座ディプロマ(0歳~12歳)
シンシナティ・モンテッソーリ中等教育教員養成プログラムセカンダリーコース(12歳~18歳)
米国大学院モンテッソーリ教育学修士課程(MEd)修了
米国大学院リーダーシップ研究学博士課程(PhD)在籍

 

 

 

久しぶりに鉛筆を走らせ、何かを黙々と描いていた娘。

出来上がった絵を見て、ふと思い出したのが娘が小1の時に描いたこのエルサ。
 

「なんか、絵のタッチがあの時のエルサと変わらないね。」

 

そう声をかけると、「えっ、エルサって!?」と本人は覚えていない様子。

ということで、当時の写真を引っ張り出し見せると、満面の笑みを浮かべるYuzy。

 

「よく覚えていたね。」

 

日頃、うっかり忘れることは多い母ですが、こういうことは案外覚えている(笑)。

ちょっぴり照れくさそうにはにかむ娘。

幸せな瞬間だと感じました。

 

「中学生になったら親子関係も複雑になっていくのでは!?」

 

そんな風に憂慮したこともありましたが、小さな衝突はあっても、実はそれほど変わらない。

 

「12歳までにしっかりと親子の信頼関係が構築されていれば、思春期も大丈夫。」

 

中高生のモンテッソーリ教師養成講座でモンテッソーリガイドからいただいたこの一言が、いつもお守りになっています。今振り返ると、2歳のイヤイヤ期、小3・小4のギャングエイジなど、一般的に言われる難しい時期を必要以上に構えてしまった時期もありましたが、今思うことは、それはただの一つの見方であり、子どもに寄り添う想いがあれば、実は案外平穏に過ごせるものなのかもしれません。

 

…と言っても、やっぱり意識したいのは、その時期の子どもの発達段階を知るということ。

中学に入ってから、確実にお友達との交流が増える中、色々と専門家の先生の知恵をお借りしながら、日々我が子の理解へと努めています。特に以下3冊は、思春期に差し掛かったお子さんをお持ちのご家庭、これから準備したいご家庭におススメです。

 

 

娘が大人の階段を登る中、どんな親子関係が待っているのか…。

ドキドキしながらも、実はとても楽しみな母です♡

 

 

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ホームモンテッソーリのお手伝いでは…。

 

「おススメモンテッソーリ書籍はありますか」

 

というご質問をよくいただきます。

 

特にこの10年は国内でもモンテッソーリ教育の書籍も増え、これからモンテッソーリ教育を実践しようと考えている方々に参考になる書籍も多いのですが…。ただ、やっぱり国内では、モンテッソーリ教師の方によるモンテッソーリ園やモンテッソーリのお教室の中での経験からのお話が中心。

 

モンテッソーリの小学校もなければ、モンテッソーリのホームスクールという概念すら馴染みがほとんどない日本では当然なのでしょう。

 

中学生を持つ母親として、やはり興味があるのは、幼児期だけではなくその先も続くモンテッソーリ教育。そして欲を言うなら、教室ではなく、家庭におけるモンテッソーリ教育。

 

この2つの視点を合わせ持っている著者といえば、母が敬愛してやまないSusan Mayclin Stephenson先生です。スーザン先生といえば、以前ブログでもご紹介した『モンテッソーリのホームスクーリングーある家族の物語ー』でピンときた方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

モンテッソーリ教師歴50年という教育者であり、アーティストでもあり、またワールドトラベラーでもあり…。現在もベトナムにモンテッソーリのお仕事で滞在中とのこと。先生の綴る語り口がとても心地良く、優しく、さらに洋書であるにも関わらず英語も平易で、英語が得意でないという方々からも…。

 

「最後まで読めました!」

 

という感想をたくさんいただいています。

 

多分、これほどまでにあっという間に読み切れてしまう理由は2つ。1つ目は、スーザン先生の多くの図書がモンテッソーリ教育初心者の方に向けて書かれているということ。2つ目は、モンテッソーリ教師でありながらも、母親としての目線が、書籍中に広がっていること。

 

だからこそ私たち保護者は、これほどまでに共感し、もっと読みたくなる。そんなシリーズなのだと思います。

 

今学期の博士課程が終了した今、母自身も、トップ写真にあるスーザン先生の著書を読み始めたら、全く止まらない状態・・・。どれもが良書なので、また少しずつ別記事で、それぞれの書籍をご紹介できればと思っています。

 

Pick Item

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにスーザン先生の邦訳本は、出産のギフトとしても大人気のこちらです。

 

 

 

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中学2年生になった娘。

幼稚園年長からお世話になっている帰国子女保持教室のクラスメートたちは、小学校卒業までに英検1級を取得するお友達も珍しくありません。

 

英語圏へと踏み入れたことのない娘はと言うと…。

もちろん合格へはしばらくかかるのではないかと思います。

 

でも、英検準1級を受験した時と比べて成長したと感じる場面も。

 

それは「単語集」を自ら勉強し出したこと(笑)。

 

 

 

準1級の頃までは、単語集はもちろん、過去問すら解かない状態で受験に臨んできましたが、さすがに1級は、「意識的な努力」をしなければ、合格はあり得ないと本人が気付いたようです。

 

「知らない単語よりも知っている単語に付箋を貼った方が良かったのでは?」と友人に呟かれた単語集(笑)。
 
母にとっては、合格云々よりも、娘の学びの姿勢の方が観察していて面白いと感じます。
 
自分で目標を決め、どうすればそこに辿り着くことができるのか。
実際合格した友人の話はもちろん、ネットでも勉強法をリサーチしたり、限られた時間の中でどうすれば合格に近付けるのか。
 
毎晩、付箋を貼る姿を見ていると、単語を覚えるというよりも、付箋を貼るのが楽しいのではないかと感じるのですが、それもOK。
 

 

これって「パス単」専用!?って思ってしまうくらいピッタリサイズ(笑)。

 

自分が心地良いと感じられる時間を、自分自身が知っていることは、何よりもプラスになると感じるからです。

 

がむしゃらに向き合うのではなく、どこかリラックスしながら、楽しく向き合う姿は、まさに彼女が幼児期に向き合ってきたモンテッソーリのおしごとと同じ姿勢。

 

ホームモンテッソーリを始めて12年目となる今年。

やっぱり幼児期に培ったものは、何年経ってもそのまま続いていくのだと感じます。
 
今は知らない単語に1枚ずつポストイットを貼ることが楽しく、覚えたら、1枚ずつ剥がしていく作業が楽しくなるはず!とルンルンの13歳。
これまで大事にしてきた手作業が、やはりいつになっても彼女の学びの核となっていると感じるこの頃です。

 

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ついに今学期の博士課程の授業も来週で終了。

なんとか学期末のペーパーを書き終え、プレゼンの資料も作り、残すは当日の発表のみとなりました。

 

これも何年か後にやってくるDissertation(博士論文)とDefense(口頭試問)の準備のためなのですが、諮問委員会に対して自分が自信を持って発表している姿などは到底想像できず…。自分の未来が全く描けません(笑)。

 

今日は娘と一緒に、近所のコーヒーショップへ。

もうこれ以上直しはないと思っていた自分のペーパーを店で読み返すと、家で読み返した時には全く気付かなかった数々のミスに気付き・・・。所変わると、見えてくるものも違うと感じます。

 

「もうこれで完璧!」

と自分に言い聞かせ、母が取り出した本日の最大のご褒美はトップ写真の2冊。

 

AMI(国際モンテッソーリ協会)の3歳~6歳のモンテッソーリアンMary Flewelling-Pinchen先生によるモンテッソーリ教育の解説書です。実際には解説書というよりも、年間を通じたモンテッソーリ教師の心構えが綴られています。

※残念ながらAmazonでの取り扱いはなく、当時購入したMontessoi Servicesでも現在は欠品のようです。

 

 

ホームモンテッソーリのお手伝いでは、折角おしごとを準備したのに、子どもが興味を持ってくれない。そんなお声がたくさん寄せられます。

 

もちろん、我が家も、当然経験済みのシナリオです。

海外から廉価版とはいえ、決して安くはない教具を取り寄せ、提示練習にも励み、それでも娘は見向きもしない。

 

「折角買ったんだから」

「折角練習したんだから」

 

そんなコストや時間なんていうのは、大人の事情であり、生まれてまだ数年の娘には当然知る由もありません。

 

Lessons given without wonder, joy, and love my inform but, in all likelihood, will not engage the child's spirit. We cannot inspire unless we impart our own joy in discovery as we guide our students' learning.

驚き、喜び、愛情をともなわない提示は、情報を与えることはできても、子どもの心を動かすことはできない。子どもの学びを導きながら、私たち自身が発見の喜びを伝えない限り、感動を与えることはできない。

 

Mary先生の書籍の中のこのメッセージは、まさに当時の母に足りないものでした。

ただ伝えることだけに必死になり、自分自身の中には驚きも喜びもまだ生まれていない状態。

そんな提示を見ても、娘の精神には響かなかったのだと思います。

 

我が家のホームモンテッソーリが本当の意味で楽しくなったのは、母自身が、我が子という誰かのためではなく、自分自身のために必要だと感じ、心からモンテッソーリ博士の言葉に耳を傾け体現したいと感じるようになってからだったと思います。

 

「これがいいらしい」

 

それだけでは、娘の心は動かない。

子どもはそう単純ではない。

これが当時、娘から教わったメッセージだった気がします。

 

久しぶりに思う存分、モンテッソーリ教育に触れた1日。

なかなか学期中は、丸一日モンテッソーリ教育に浸るという贅沢は出来なくなっていますが、学期終わりの束の間の時間、こうして触れられることが何よりもの贅沢で至福な時間だと感じています。

 

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先日、遊びに来た友人が我が家の書棚を見て一言。

 

「どうしてクーヨンがこんなに並んでいるの?」

 

あかちゃんや幼児期についてのお子さんの特集が多いこの雑誌。

確かに思春期の娘しかいない我が家には、少し似合わないのかもしれません(笑)。

 

しかし、実際には中2となる娘一人の母でも、母が知りたい子どもの秘密はたくさん。

モンテッソーリのお手伝いにご参加いただているご家庭の0歳~14歳までのお子さんはもちろん、世の子ども達の理解を助けてくれる知恵がこの書籍には詰まっているからです。

 

ちなみに2024年4月号からは、国内におけるモンテッソーリ教育の第一人者、深津高子先生の連載が1年に渡って開始されます。

 

 

タイトルは「本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12か月」。

 

本物のモンテッソーリ教育ってどういうこと?

そう疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

『平和は子どもからはじまる』

 

そろばん教室に行けば計算が早くなり、サイエンス教室に通えば科学的好奇心の芽が育つ。

学校外の教育とは「習い事」という狭い範疇でしか考えたことがなかった母に、真の「モンテッソーリ教育とは平和教育である」と言われる理由が、当初はよく分かりませんでした。

 

しかし、アメリカのモンテッソーリの大学院に進学して、毎学期どの授業でも出てきた"peace"という言葉。そんな本物のモンテッソーリ教育についての連載が、深津高子先生という国内屈指のモンテッソーリアンによって語られることが、どこか日本の教育そのものを見直す機会となるのではないかとワクワクしています。

 

ちなみに今月号の特集「ラクになる砂糖なし育児」も、非常に勉強になる内容でした。

モンテッソーリ教師というと、どこか子育ての専門家のような響きがしますが、実際、母の大学院の教授、教師養成講座の恩師たちによると、「モンテッソーリ教師はスペシャリストではなくジェネラリスト」という言われ方をよくします。

 

やはり医学については医師、食については料理家の先生など、それぞれの専門家の知識を惜しみなく読者に届けてくれるのがこの雑誌の魅力といえるのかもしれません。

 

深津高子先生のインタビューは、あべようこ先生のVoicyでもお聞きになれます。

まだ聞かれていない方はぜひチェックをしてみてください。

 

 

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