モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

ご訪問ありがうとございます。
家庭にてモンテッソーリ教育とバイリンガル育児を始めて12年目を迎えます。

家庭でモンテッソーリ教育を実践できるサポートをご提供しています。

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経歴・資格
NAMCモンテッソーリ教師養成講座ディプロマ(0歳~12歳)
シンシナティ・モンテッソーリ中等教育教員養成プログラムセカンダリーコース(12歳~18歳)
米国大学院モンテッソーリ教育学修士課程(MEd)修了
米国大学院リーダーシップ研究学博士課程(PhD)在籍

 

中学2年生になった娘。

幼稚園年長からお世話になっている帰国子女保持教室のクラスメートたちは、小学校卒業までに英検1級を取得するお友達も珍しくありません。

 

英語圏へと踏み入れたことのない娘はと言うと…。

もちろん合格へはしばらくかかるのではないかと思います。

 

でも、英検準1級を受験した時と比べて成長したと感じる場面も。

 

それは「単語集」を自ら勉強し出したこと(笑)。

 

 

 

準1級の頃までは、単語集はもちろん、過去問すら解かない状態で受験に臨んできましたが、さすがに1級は、「意識的な努力」をしなければ、合格はあり得ないと本人が気付いたようです。

 

「知らない単語よりも知っている単語に付箋を貼った方が良かったのでは?」と友人に呟かれた単語集(笑)。
 
母にとっては、合格云々よりも、娘の学びの姿勢の方が観察していて面白いと感じます。
 
自分で目標を決め、どうすればそこに辿り着くことができるのか。
実際合格した友人の話はもちろん、ネットでも勉強法をリサーチしたり、限られた時間の中でどうすれば合格に近付けるのか。
 
毎晩、付箋を貼る姿を見ていると、単語を覚えるというよりも、付箋を貼るのが楽しいのではないかと感じるのですが、それもOK。
 

 

これって「パス単」専用!?って思ってしまうくらいピッタリサイズ(笑)。

 

自分が心地良いと感じられる時間を、自分自身が知っていることは、何よりもプラスになると感じるからです。

 

がむしゃらに向き合うのではなく、どこかリラックスしながら、楽しく向き合う姿は、まさに彼女が幼児期に向き合ってきたモンテッソーリのおしごとと同じ姿勢。

 

ホームモンテッソーリを始めて12年目となる今年。

やっぱり幼児期に培ったものは、何年経ってもそのまま続いていくのだと感じます。
 
今は知らない単語に1枚ずつポストイットを貼ることが楽しく、覚えたら、1枚ずつ剥がしていく作業が楽しくなるはず!とルンルンの13歳。
これまで大事にしてきた手作業が、やはりいつになっても彼女の学びの核となっていると感じるこの頃です。

 

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ついに今学期の博士課程の授業も来週で終了。

なんとか学期末のペーパーを書き終え、プレゼンの資料も作り、残すは当日の発表のみとなりました。

 

これも何年か後にやってくるDissertation(博士論文)とDefense(口頭試問)の準備のためなのですが、諮問委員会に対して自分が自信を持って発表している姿などは到底想像できず…。自分の未来が全く描けません(笑)。

 

今日は娘と一緒に、近所のコーヒーショップへ。

もうこれ以上直しはないと思っていた自分のペーパーを店で読み返すと、家で読み返した時には全く気付かなかった数々のミスに気付き・・・。所変わると、見えてくるものも違うと感じます。

 

「もうこれで完璧!」

と自分に言い聞かせ、母が取り出した本日の最大のご褒美はトップ写真の2冊。

 

AMI(国際モンテッソーリ協会)の3歳~6歳のモンテッソーリアンMary Flewelling-Pinchen先生によるモンテッソーリ教育の解説書です。実際には解説書というよりも、年間を通じたモンテッソーリ教師の心構えが綴られています。

※残念ながらAmazonでの取り扱いはなく、当時購入したMontessoi Servicesでも現在は欠品のようです。

 

 

ホームモンテッソーリのお手伝いでは、折角おしごとを準備したのに、子どもが興味を持ってくれない。そんなお声がたくさん寄せられます。

 

もちろん、我が家も、当然経験済みのシナリオです。

海外から廉価版とはいえ、決して安くはない教具を取り寄せ、提示練習にも励み、それでも娘は見向きもしない。

 

「折角買ったんだから」

「折角練習したんだから」

 

そんなコストや時間なんていうのは、大人の事情であり、生まれてまだ数年の娘には当然知る由もありません。

 

Lessons given without wonder, joy, and love my inform but, in all likelihood, will not engage the child's spirit. We cannot inspire unless we impart our own joy in discovery as we guide our students' learning.

驚き、喜び、愛情をともなわない提示は、情報を与えることはできても、子どもの心を動かすことはできない。子どもの学びを導きながら、私たち自身が発見の喜びを伝えない限り、感動を与えることはできない。

 

Mary先生の書籍の中のこのメッセージは、まさに当時の母に足りないものでした。

ただ伝えることだけに必死になり、自分自身の中には驚きも喜びもまだ生まれていない状態。

そんな提示を見ても、娘の精神には響かなかったのだと思います。

 

我が家のホームモンテッソーリが本当の意味で楽しくなったのは、母自身が、我が子という誰かのためではなく、自分自身のために必要だと感じ、心からモンテッソーリ博士の言葉に耳を傾け体現したいと感じるようになってからだったと思います。

 

「これがいいらしい」

 

それだけでは、娘の心は動かない。

子どもはそう単純ではない。

これが当時、娘から教わったメッセージだった気がします。

 

久しぶりに思う存分、モンテッソーリ教育に触れた1日。

なかなか学期中は、丸一日モンテッソーリ教育に浸るという贅沢は出来なくなっていますが、学期終わりの束の間の時間、こうして触れられることが何よりもの贅沢で至福な時間だと感じています。

 

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右小学生クラス⇒【教具紹介】小数のチェッカーボード【算数教育】

 

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先日、遊びに来た友人が我が家の書棚を見て一言。

 

「どうしてクーヨンがこんなに並んでいるの?」

 

あかちゃんや幼児期についてのお子さんの特集が多いこの雑誌。

確かに思春期の娘しかいない我が家には、少し似合わないのかもしれません(笑)。

 

しかし、実際には中2となる娘一人の母でも、母が知りたい子どもの秘密はたくさん。

モンテッソーリのお手伝いにご参加いただているご家庭の0歳~14歳までのお子さんはもちろん、世の子ども達の理解を助けてくれる知恵がこの書籍には詰まっているからです。

 

ちなみに2024年4月号からは、国内におけるモンテッソーリ教育の第一人者、深津高子先生の連載が1年に渡って開始されます。

 

 

タイトルは「本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12か月」。

 

本物のモンテッソーリ教育ってどういうこと?

そう疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

『平和は子どもからはじまる』

 

そろばん教室に行けば計算が早くなり、サイエンス教室に通えば科学的好奇心の芽が育つ。

学校外の教育とは「習い事」という狭い範疇でしか考えたことがなかった母に、真の「モンテッソーリ教育とは平和教育である」と言われる理由が、当初はよく分かりませんでした。

 

しかし、アメリカのモンテッソーリの大学院に進学して、毎学期どの授業でも出てきた"peace"という言葉。そんな本物のモンテッソーリ教育についての連載が、深津高子先生という国内屈指のモンテッソーリアンによって語られることが、どこか日本の教育そのものを見直す機会となるのではないかとワクワクしています。

 

ちなみに今月号の特集「ラクになる砂糖なし育児」も、非常に勉強になる内容でした。

モンテッソーリ教師というと、どこか子育ての専門家のような響きがしますが、実際、母の大学院の教授、教師養成講座の恩師たちによると、「モンテッソーリ教師はスペシャリストではなくジェネラリスト」という言われ方をよくします。

 

やはり医学については医師、食については料理家の先生など、それぞれの専門家の知識を惜しみなく読者に届けてくれるのがこの雑誌の魅力といえるのかもしれません。

 

深津高子先生のインタビューは、あべようこ先生のVoicyでもお聞きになれます。

まだ聞かれていない方はぜひチェックをしてみてください。

 

 

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コロナ以来、ずっと行けていなかったソウル。

4年半ぶりに渡韓してきました。

 

といっても、娘の部活終わりの夜便だったため、到着したのは深夜。

もう40回近くソウルへと足を踏み入れている母ですが、これまでと確実に変わったことがありました。


それはソウルが変わったのではなく、娘が成長したということ。

 

あの頃はまだ小3だった娘が、もう4月には中2。

初の自分専用のスーツケースにご満悦♡

 

 

Pick Item

 

 

止まらないカフェ巡り

 

食いしん坊な母にとって韓国旅行の楽しみといえば「食」でしたが…(笑)。

韓国料理を堪能するよりは、カフェへと足を運びたい娘。

今回は、春休み中の部活の日程の関係で3泊4日しか出来なかったにも関わらず、数々のカフェに足を運んできました。

 

伝統的な香り高い、仁寺洞(インサドン)に位置する日本でも有名なcafe onion安国店。

地下鉄3号線安国(アングッ、Anguk)駅 3番出口から徒歩1分という距離です。

平日夕方にも関わらず行列ができていました。

 

 

お土産に購入したピンバッジも、お店のメニューそのままで、とっても可愛いです♡

 

 

江南エリアの3・7・9号線高速ターミナル駅のGOTOMALLでショッピングを楽しんだ後に立ち寄った、本場イタリアジェラートが堪能できるFAMILLE STATION内のGelati Gelati(ジェラーティジェラーティ)。お味はもちろんですが、この食べやすいスプーンの形状にプチ感動(笑)。

 

 

FAMILLE STATION内には、ソウルで絶対に訪れるべきと言われているスターバックスもあり、その内装に圧巻。

 

 

 

娘が今回絶対に立ち寄りたいと言っていた5号・6号線青丘(チョング)駅から徒歩5分に位置するLingLing。レトロな雰囲気のお店にはキティーちゃんがたくさんあり、きっと女子中高生にはたまらない場所なのだと思います♡

 

 

 

 

ハングルがすべて可愛い

 

前回の渡韓と違うのは、娘がハングルが読めるようになったこと。

駅の看板一つを読むのもとっても楽しく、この棒と丸の組み合わせに、かつての母がそうだったように、心魅せられる13歳。

 

 

若い子に大人気のお洒落な街、弘大(ホンデ)の주차금지(駐車禁止)のサイン。こんな可愛らしいピンクの標識は、思わず写真を撮りたくなるオブジェです。

 

 

 


韓国の方とのコミュニケーションが楽しい

 

そして、何よりも今回娘にとって初だったのが現地の方とのコミュニケーション。

前回は、まだ挨拶程度しかできなかったのが、コロナで休校中に韓国ドラマを見出したことをきっかけに、今ではほぼ言いたいことは言えるように。自分で何でも聞きに行って、必要なことを済ませてくる姿を頼もしく感じました。

 

きっと、これからは母抜きで、どんどんソウルへと訪れる機会が増えるのではないかと感じた瞬間。そしてそれを寂しく思う母。すべて想像の世界なのに、リアル感が半端なく怖いです(笑)。

 

 

ソウルで韓国語のモンテッソーリ書籍を探してこようか等と考えていましたが、そんな時間は到底なく・・・^^;次回のお楽しみに取っておこうと思います。

 

Naverマップを使いこなして、初めての地でも、迷うことなく突き進む中学生。

国内でさえ、上手く辿り着けない母とは大違いです(笑)。

きっと次の渡韓は、もう母が連れていくのではなく、連れてきてもらう形になりそうな予感。

楽しみに待ちたいと思います。

 

ホームモンテッソーリのお手伝いをご受講いただいている皆さまへのご連絡
4月1日(月)に「ホームモンテッソーリスクール」のパスワード更新を行う予定です。一斉メールにてご案内させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

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右小学生クラス⇒モンテッソーリの小数を学んでみよう【算数教育】

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート

 

 
昨年9月に出版されたこちらの書籍。

 

 
ちょうどその頃と言えば、自分の中で憧れていたアメリカの博士課程をたった2日で退学をし、ゴタゴタと落ち着かなかった時期。

 

 

当然、高根生活・・・。本当に目指すべきなのか、思い悩んでいる時期でした。

 

最近、コメントで教えていただき、「絶対に今読める状況ではない!」と思いながらも、購入。

改めてこれほど長い時間この教育法と向き合われ、数えきれないほどのお子さん達を観察されてきたご夫妻だからこその知見に、ページを開くと、吸い込まれていく感覚を味わっています。

 

そして、どこかモンテッソーリの大学院で受けたレクチャーを聞いている気分になるのは、どうしてなのでしょう。それはご夫妻が、モンテッソーリ教師であると同時に、モンテッソーリ教育者であるからなのかもしれません。

 

モンテッソーリの大学院へと進学し、母の中で憧れから決心へと変わった「モンテッソーリ教育者(Montessori Educator)」への道。モンテッソーリスクールで働いた経験はなくても、モンテッソーリ教育を研究する研究者になりたい。そんな自分にとっては、この書籍に綴られている一語一句がすべて宝であり、絶対に心に留めておきたい言葉であると感じます。

 

あぁ、きっとこれから何度も何度も手に取る予感が漂う1冊。

素晴らしい1冊との出会いに感謝です。

 

◆◆

 

35回に渡ってお伝えしてきた「ホームモンテッソーリスクール」の分数が、ついに最終回を迎えました。受講者の方の「プリントアウトしたい」というご要望にお応えして、PDFにまとめてみたところ、分数だけで159ページ(笑)。申し訳ありません・・・。端的にお伝えすることができず、手順を1つずつ書き下ろすと、このようになってしまいました^^;ダウンロード場所は【小学生クラス】→【初等教育課程(エレメンタリー)への算数教具の紹介】ページ内に追加してあります。

 

 

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右小学生クラス⇒初等教育課程(エレメンタリー)への算数教具の紹介ページ内、エレメンタリー分数PDF追加

 

 

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