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布袋寅泰が語る・証言1

「King of Rock Band BOOWY」から
布袋寅泰が語る高崎時代の「氷室京介」


●極道というイメージしかなかった
証言1


・BOOWYに入るきっかけは氷室さんからの電話だったで聞きましたけど、群馬にいた頃から友達だったんですか?


布袋 友達じゃなかったんですけどね。
会っても別に「あ、いるな」っていうくらいで。


・たまたま氷室さんが布袋さんの電話番号を知ってたような感じだったんでしょうか?


布袋 調べてきたんじゃないかな?


・その時の布袋さんの頭の中では氷室さんっていうのはどういう人っていうイメージなんですか?


布袋 とりあえず極道ってイメージしかないからね(笑)。
街へ行けば座ってて、みたいな。


・じゃぁ、氷室さんはそういう面では、街の顔役みたいな(笑)。


布袋 帝王ですよ。
あの人がいたところはみんなが、「危ないから遠回りしよう」みたいな感じで(笑)。


・高校の時とか恐かったんですか?


布袋 でも俺はまた、そういうツッパリ伝々っていうところにいなかったから。
髪の毛を伸ばしてギターを持って歩いてると「ヒムロックいるじゃん」って。
普通の人は恐いと思うんだけど、あんまり関係ないと思って。
「なんか変な奴、カッチョ悪いなぁ」って思ってた(笑)。


・ホントにヤクザというか・・・?


布袋 腹巻してたような気がする(笑)。


・じゃあ、その頃の氷室さんの印象というのは、極めて悪いわけですね。


布袋 強力ですね。志賀勝的な感覚でしたね(笑)。


・かたや布袋さんはお坊ちゃまで?


布袋 お坊ちゃまなんだけど、ヨレヨレで(笑)。


・カツアゲされたりしませんでした?


布袋 ヒムロックにはされませんでしたね。結構良心的で。
あの人って人情派だからさ、そういうところでの極道みたいな。
立派な極道なんですよ。
中途半端ではないし。



~呼び出された時は殴られると思った~



・その頃の氷室さんのバンドは見ました?


布袋 見ましたよ。一緒によくやってたし。


・極道じゃなくて、ミュージシャンとしての印象の方は?


布袋 初めはただ歌の上手いヤツみたいな。
歌は、ものすごく上手かったからね。


・じゃあ、その頃から彼の歌に注目していましたか?


布袋 結構ね。
でも矢沢永吉さんにしか聞こえなかったけど(笑)。
そこら辺のプロと並んでもおかしくない歌唱力はあったけどね。


・一緒にやってみたい気持ちはあったんですか?


布袋 いや、俺のスタイルじゃないと思ったかな。
その時って彼もそんなに本気じゃないしさ。
友達と集まってバンドでもやりゃ楽しいぜみたいな。


・じゃあ電話があった時も意外だったのでは?


布袋 殴られると思いましたよ(笑)。
そんなに殴りたいならいいやと思って、一回なぐられれば平気だと思って出て行ったんですよ。


そしたら六本木のアマンドの前で化粧して待っていましたからね。
これは何か夜の商売の方に行ったんだなぁと思って(笑)。
でもあの時、もし会いに行かなかったら今はないからね。
勇気を出して良かったよ。




以上なんですが、ま、この話は有名だけど、改めて読むとどんだけ氷室が恐かったのかが分かりますね^^


LOFT時代より、もっと危ないであろう氷室が街の中で睨みを利かせてたんですからね!
そりゃ恐いです。


何故かこの話を読むと「季節が君だけをかえる」のPVを思いだします。
あれも、イッちゃってる様なのが沢山出てますからね!!
ま、間に出てくる氷室も引けをとらないですが^^

氷室京介×ゆず

King of Rock Band BOOWY


●氷室京介をリスペクトする

         ミュージシャンたち




SPECIAL TALK PART.3

2006年12月22日放送 cx「僕らの音楽」より



~階段を颯爽と降りてくる氷室登場。

  席を立ち、緊張した面持ちで氷室を迎えるゆず~


北川 こんにちは。


岩沢 初めまして。


氷室 初めまして。


北川 ご無沙汰しています。北川です。


岩沢 岩沢です。


北川 よろしくお願いします。


岩沢 お願いします。


氷室 まぁ、どうぞ。


~着席を促す氷室~


岩沢 失礼します(笑)。


北川 失礼します(笑)。


氷室 今日はごめんね、なんか。


北川 いやいや。


氷室 急に。


岩沢 いえ。

本当に僕は、真剣にドッキリだと思ったんですけど(笑)。

あの~、光栄です。


北川 むしろ、僕らで・・・(笑)。


岩沢 すみません(笑)。


北川 ありがとうございます。


~ついに対談スタート~


氷室 この間、悠仁くんの方は・・・。


北川 はい。


氷室 ラスベガスでたまたま会ったんですよ。


北川 そうなんですよね。


岩沢 お話は北川から聞いてます。


氷室 偶然ね。


北川 そうなんですよ。


氷室 イベンターの人と一緒にいたんで。


北川 はい。


氷室 「氷室さ~ん」って言うから、誰かなと思ったら。

イベンターの人で、で、彼が・・・。


岩沢 北川さんが帰ってきてからの、もう・・・。


氷室 いや、俺はねぇ・・・。カミさんに言って。

「ゆずのメンバーと会ったんだよ」って(笑)。


北川 本当ですか~?(笑)


岩沢 凄~い(笑)。


氷室 俺、日本に住んでないでしょ?


北川 はい。


氷室 で、ゆずって何の人達だろう?

名前で「ゆず」っていうと、ゆずみたいな人なのかな?って(笑)。


北川&岩沢 (笑)。


氷室 何でゆずなの?「U2」から来てるの?


北川 いや全然(笑)。


岩沢 あの~そうですね。

カッコ良い名前が絶対似合わないだろうっていうのが大前提にあったんですよ。


氷室 そう?そんなことないよ。


岩沢 もう僕らはその平仮名ぐらいでちょうどいいかな?っていう。


氷室 でも、日本語だってたくさんあるじゃん。

じゃあ、「ロバ」でも良かったじゃん(笑)。


岩沢 まぁ、「ロバ」でもいいですね(笑)。


北川 「ロバ」でもね(笑)。


氷室 「ロバ」は片仮名だね、日本語だけど(笑)。


北川 たまたま食事に行った時に出たデザートがゆずシャーベットで・・・。


氷室 ゆずだったんだ(笑)。


北川 そうなんですよ~。


氷室 でも「ゆず」って、確かにインパクトあるよね。


岩沢 インパクトありますね(笑)。


氷室 まず、「ゆず」っていう2人組が売れてるんですよっていう噂を聞いた時に。


岩沢 あ、そうっすかぁ・・・。


氷室 うん。名前で覚えるもんね。


~「21th Century Booys VS HIMURO」Liveを2人が観て~


岩沢 「Booys VS」やられましたよね。


氷室 はい、はい。


岩沢 あれなんか特に、一曲目の「B・BLUE」から待ってました感の・・・。


氷室 ま、嬉しい事だけどね。


岩沢 そうっすか・・・。


北川 その、多分一曲目にバァ~ンって歌うまでって、その長い月日の中で色んな思いがあって、あそこに辿り着いたわけですよね?


氷室 そうだよね。


北川 簡単に歌ってる曲じゃないなぁと思ってて。


岩沢 なんか、それを経てっていうか・・・。


氷室 あぁ~、そういう意味か。


北川 はい。


岩沢 「今、ソロでやってる。バンドの頃の曲なんてやんなくていいんだ」

みたいなものを、凌駕してるというか・・・。


氷室 まぁ、そういう風に映ってくれると有難いけどね。

その、BOOWYはいつも自分の中ではライバルなわけで、そこに負けたくない、頑張る、頑張ってきてるんで。


そのちょっと前に出したアルバムがね、違うアプローチする事に自分で成功したと思っていいんじゃないかなって思えたアルバムだったんで。

それでああいう形でちょっとやらせてもらったんだけど。


北川&岩沢 あ~


氷室 ゆずで今まで作ってきた曲とかイメージとか、そのファンが喜んでくれるところっていうのをさ、自分が新しくやりたい事とかさ、そういうものと自分のイメージを考えたりする事ってある?


岩沢 今作っている自分と、昔の曲を歌ってる自分と、そのギャップはどうしてもありますもんね。


北川 常になんか、その出来上がったものが呪縛みたいになっていって。

それを壊しては・・・結局やっぱここなのか、みたいな。


氷室 それ、みんな一緒なんだね~。


北川 氷室さんもそうですか?


氷室 そうだよ~。

自分が世の中に思われてるイメージにあんまり縛られすぎるとさ、自分の中でちょっと音楽が重荷になっちゃったりとか、つまらなかったりとか。

ファンが喜んでくれれば、なんでもやりたいような気持ちは基本あるけどね。


岩沢 そうっすね。


氷室 ファンに合わせて自分たちが、その変にへつらって作るつもりはないって事だよな。


岩沢 そうですね、はい。それは絶対・・・。


氷室 自分たちがいつも発信源で。

もう、ファンの方がお母さんとかさ、何か親みたいな包容力があって。


北川 はい。なんかすごい嬉しいのは、今日とか氷室さんの口から「ファンの人へ」っていう言葉が出てくるじゃないですか。

僕らは氷室さんを見てる側としては、もう好きにやってもらっちゃっていいというか。


氷室 うん。


北川 気がむいた時に来て、ワーッって歌って帰っちゃうみたいな。

でもカッコ良いって僕らは思ってるけど。


氷室 今、俺のファンの間ではかなり北川くんの得点があがってるよ(笑)。


北川&岩沢 あはははは~。


氷室 「最高!アイツいいヤツだな」って(笑)。


北川 でも、氷室さんがそういう事をすごいしっかり考えた上でいろんな活動をしてくれてるっていうのがわかると、なんか僕らは、先輩にそういう方がいると思うと嬉しいですよ。


氷室 いや、お恥ずかしいですよ。


北川 いやいや・・・。


~氷室の父親ぶり&作風の変化について~


北川 氷室さんがお父さんっていうのは、僕からすると逆に想像出来ないんですよね。


氷室 俺、すごくマイホームパパだよ。


北川 え~。一緒に遊び行ったりとか・・・?


氷室 一緒に遊び行くというか、家の中で出来るだけコミュニケーションをというか。

子供が考えてる事を同じ目線で考えて、一緒に何か問題があっても考えようとしてるよね。


北川 お子さんが出来たのっていくつぐらいの時だったんですか?


氷室 いくつだっけな~。27歳かな?

ソロになった頃なのよ。

「ANGEL」っていう曲は一番最初の息子が出来た曲。

で、二人目が出来た時が、「SUMMER GAME」で。


北川 へぇ~。


氷室 三人目が「魂を抱いてくれ」。


北川 そうなっすか~。


岩沢 曲によってそういう・・・。


氷室 子供達にそういう話をしているんで。

この間、GLAYとやったコンサートで、GLAYが「SUMMER GAMEを一緒にやりましょう」って言ってくれて、「SUMMER GAME」だけやって。


岩沢 はい。


氷室 で、他の2人に大ヒンシュクなのよ。


岩沢 あははは(笑)。


北川 そうっすよね(笑)。


岩沢 次男だけ。


北川 「なんで僕らの歌は・・・」みたいな。


岩沢 「SUMMER GAME」の真ん中だけはニッコニコみたいな。


北川 へぇ~。


氷室 子供は、でも可愛いよ。

それなりに責任も持たなきゃいけないけど。


岩沢 そうっすか・・・。


氷室 自分の曲が成長していくのと、どっかのタイミングで子供ができて。

で、その子供が出来た事によって曲の世界が変わったりする瞬間が来るかもしれないからね。


岩沢 あ、そうっすか~。


北川 変わりました?


氷室 そうだね、変わったね。

子供が出来て、あまり意味のない・・・なんていうの?

やれ、酒飲みに行って次の日目が覚めたらお姉ちゃんが隣に寝てたみたいなことを歌いづらくなったっていうか・・・。


岩沢 あ~。


北川 へぇ~。


氷室 逆に子供が大きくなる事で、あいつが今悩んでる事を話しに聞いたりして、自分が昔持ってた心の病みとかさ、上手く有効出来なかった事のもどかしさとか、そういうものを思い出して、最近また書こうかなって思ったりもあるしね。


北川 あ~。


氷室 だから、いろんな刺激を与えてもらえるから。


北川&岩沢 あ~。


~ゆずと小田和正のコラボレーション「ゆずおだ」について~


氷室 そういえば今、小田さんと何か新しいユニットやってるよね?


北川 はい。そうなんですよ。


岩沢 小田さんは、僕らの29歳も上なんですけど。


氷室 小田さんにもヨロシク言っておいてよ。

俺、小田さんファンなんで。


岩沢 そうですか(笑)。


氷室 全然声の質違うんだけどさ~。

もう、天性のものって羨ましいね。

ああいう透明感のある声っていうかね。


岩沢 いや、でもすごくストイックに曲を作っていて・・・。


氷室 だと思うよ。


岩沢 僕らは基本的に「お前ら」と呼ばれるんですけど。

「お前とお前やれ」みたいな(笑)。


氷室 (笑)。


岩沢 お前とお前しかいないんですけどね(笑)。

江戸っ子気質があって。


北川 部活っぽい。


岩沢 「集合~」みたいな。


北川 小田さんと仕事し、すごいついてたなと思うことがあって。

僕たちはデビューして10年目なんですけど。

その10年なりに自信とか「よし頑張れたな」って思うことを、その上の小田さんに会って、全部粉々にされたっていうか。

「まだまだだ」っていう。

それで、また「ゼロからやり直そう」っていう風に思える出会いだったんで。


氷室 あ~。


北川 逆に、氷室さんが憧れてるとか、こういう風になりたいとかあるんですか?


氷室 パフォーマンスの種類とかスタイルっていう事じゃなくて、これだけ長くやってると、どこまで自分でいけるんだろうっていうのがあるよね。


例えばミックジャガーとかさスティーブンタイラーとかさ。

矢沢永吉さんもそうだけど、俺よりも更に年が上なのに、ものすごく爆発してて、自分がかなっていないっていう人が一杯いるわけで。

そういう人がいるのは凄い幸せだと思うよね。


その人たちのコンサート観た時にすごくエネルギーをくれるっていうかね~。

最終的にはさ、「俺この曲書く為に生まれてきたんだよね」っていうような、自分で本当に感動できる曲を作りたいよね。

なんか、そこの域には全然達せてないよね、俺は。


北川 氷室さんでもそうなんですか?


氷室 全然そうだよ。


北川 へぇ~。




以上、対談シリーズでした。


やっぱり「ロバ」でいいじゃん。

これは笑えますね(^^)

何故、氷室は日本語と言って、「ロバ」が出て来たのか?

そこで、ゆずも、それでもいいですみたいなニュアンス。

駄目だろ(^^)

まー、俺も氷室に言われればそうしますけどね。

しゃーない。


マイホームパパってのも、やはり想像出来ないですよねー

子供が出来た事を曲で覚えてるってのもさすがです。


何だかんだ、いいね。氷室は。

氷室京介×TERU

King of Rock Band BOOWY


●氷室京介をリスペクトする

        ミュージシャンたち


SPECIAL TALK PART.2

2006年8月4日放送 cx「僕らの音楽」より



TERU 今日はありがとうございました。


氷室 どうもどうも


TERU すごいGLAYにとって最高の思い出に残るテレビ番組になりましたね。


氷室 俺、あんまりテレビとかでないからさぁ。

めちゃくちゃ緊張したよ。


TERU 8年ぶりぐらいではないですか?


氷室 そうだね、7、8年ぶりだね。


TERU いや~、氷室さんって緊張することってあるのかなって思うときがあるんですよね。


氷室 よっぽどバカに見える(笑)。

俺ほど緊張するヤツはいないと思うよ。本当に。


TERU 前にテレビ局でお会いして、挨拶してもらった時から?


氷室 そうだね、その時以来だね。

めちゃくちゃ礼儀正しい人たちだなって思って。


TERU あ、そうですか。

ありがとうございます。


氷室 めちゃくちゃ売れてるじゃない。

だからスカした感じの悪い連中かと思ってたら、楽屋に挨拶来てくれてビックリしたよ。


TERU 恐縮して楽屋に入った瞬間に固まってましたからね。

蛇に睨まれた蛙みたいに(笑)。


~氷室京介とGLAYのコラボレーションした「ANSWER」について~


TERU GLAYが結成されてからもう18年経ってて、こういつも自分たちの憧れの存在でいてくれた氷室さんという方と一緒に仕事ができるカッコいい大人になれるように頑張りたい、カッコいいミュージシャンになれるように頑張りたいと思っていて、やっとそこにこれたのかなっていうなんかそういうことがあって。


やっぱり氷室さんとGLAYで音楽を作るんだったらどういう音楽作っていこうってすごく悩んでいました。

TAKUROもそうなんだけど、もう曲を何十曲もあげて、レコーディングしてる時もロスと東京って所で、やっぱり顔が見えないってこともあって、何かちゃんと言葉で伝えなきゃいけないというのも、自分の中にもあって。


氷室 でも俺も不安だったよ、最初。

歌を送った時は。


TERU いや、僕もすごい不安でしたよ。

眠れませんでしたもん。(歌入れが出来上がって聴いた時は)

さらに衝撃でした。

だってGLAYのサウンドに氷室さんの声が・・・。


氷室 俺も不思議だったよ。

だいたいね。TERUはいい声なんだよね。


TERU 氷室さんにそんなこと言われたら、本当に・・・。


氷室 俺はさぁ、まぁ癖のある声だからさ。

アイデンティティはわかりやすい声かもしれないけどいい声ではないと思うよ。


TERU いや、歌っていうのはその人の顔が見えなきゃダメだと思って。

で、氷室さんの声っていうのはやっぱり氷室さんの顔がポンと浮かんでくるし、声を聞いた瞬間。


氷室 逆にね、俺が昔その声を置いていたポイントとか若かった故にガーッっていけるエナジーみたいな、そういうものが当時の俺よりも全然すごいエネルギーでいってて。

すごいカッコいいなって思うよ。


TERU そうですか・・・。


氷室 俺はどっちかっていうと、パーカッシブ的な考え方しちゃうのよ。

だから、今回のレコーディングは勉強になったよ。


TERU 俺は逆にすごい高いハードルを見せてもらったんで、氷室さんに。

でも心のどこかで負けたくないっていう気持ちもすごくあって・・・。


氷室 そりゃ、もちろん俺もあるけどね。

お互いそう思いながらやっていたんだね。


TERU レコーディング時氷室さんが言ってましたけど、バンドのグルーブ感って凄いよねって話をしてて、自分たちが長いことずっとやってるからそれに気づかないんですよね。


氷室 え、そうなの?


TERU そうなんですよ。

GLAYのグルーブってなんだろうって。

何かこう、普通になってるし、JIROはぴったりいってるし、HISASHIは後ろで引いてたり。

俺はちょっと突込み気味で歌ったり。

このチグハグさがグルーブなのかなって。


氷室 そうだよ。そうじゃないかな。

例えばスタジオミュージシャンを呼んでGLAYみたいなこのノリでやりたいんですって言っても、絶対マネできない。

マネしてもやっぱり違う。

やっぱりバンドなんだよね。

バンドはいいよね。


TERU レコーディング時に氷室さんがこのバンドは大事にした方がいいって言われて。


氷室 俺はもうバンド×1組だからね(笑)。


TERU だからもう頑張るしかないなって思いました。


氷室 ソロはさ、すごい寂しい。

楽しいことがあっても共有できないっていうかさ、アメリカで一人でアメリカ人を相手にやってるけど、けっこう壁にぶつかったりしてる時は辛いよ、やっぱり。


人種の壁なんかなって言うけど、向こうから見れば俺はイエローなわけで。

で、いい加減に仕事をするやつも来るし。


そういう連中を辿々しい言葉で説明して、どんだけ仕事をしてもらうかって・・・。

やっぱりもう辞めたいなって思うこともあるよ。


でも日本に居た時、周りの人がすごく過保護にしてくれたのよ。

どこか行くときも店を予約して、車まわしておいてっていうとそれが成立しちゃって。

ある時、自分が何もできないことに気づいたことがあって。


その時、ちょうど海外でミュージックビデオを撮ってて。

向こうで働いている人が真剣に仕事をしてて。


それを見たら、何か俺違うなって思っちゃって。

それでロサンジェルスに住んだんだよ。


TERU 俺、氷室さんが住んでいるロスに行って、音楽環境とか見て、ノビノビできる環境が凄く羨ましくて。


氷室 日本にいた時より、全然ノビノビしてるよ。

以前だったらこういう番組に出演したら絶対にカッコつけっちゃってるもんね。


今は海外の生活でとかで色々感じて、こうTERU君と話していていい気分になれるから。

こういうことは大事だよね。




以上、PART.2でした。


なるほど・・・・

そう思いながらレコーディングしてたんですねー

やはり、どんなに尊敬していても、ライバル心ってのは出てくるんですね。

ま、それがプロなのかな。


次回は、「ゆず」との対談です。

氷室京介×西川貴教

どうもお久しぶりです。

今日から何回か、氷室の対談などを、アップします。

宜しくお願いします。



「King of Rock Band BOOWY」

という本が発売されました。

その中から抜粋した記事です。



●氷室京介をリスペクトする

           ミュージシャンたち

SPECIAL TALK.1


西川 えぇ~。ちょ、ちょっと今ボク・・・。

は、はじめまして。(氷室がいきなり現れ、焦る西川)

な、なんで氷室さんがここにいらっしゃるのでしょうか・・・!


氷室 はい、プレゼント。


西川 あ、ありがとうございます~!

っていうか、氷室京介さん、ご本人が今スタジオにいらっしゃいます!


氷室 どうもはじめまして。


西川 え~、今ラジオ聞いてるみなさんはあまり信じてくれないかもしれないんで、

どうぞご本人からご挨拶を・・・。


氷室 あ、どうも氷室京介です。


西川 嬉しい~!すご~いことになってるんですけど!

スタッフにも来ること知らされてなかったので。


氷室 あぁ、そうですか。(クールに)


西川 非常にクールな感じで・・・。

あ、どうもはじめまして。


氷室 あ、どうも。

クロムハーツ結構つけてますね。首はクロムハーツですよね?


西川 あ、はい。

首はもう、チョークが気に入ってまして。

今日はタンクトップ姿で。(舞い上がってる西川)


氷室 あ、これ土産に持って来たんですよ。


西川 すごいですよ。これは色違いですか?


氷室 そうそう。

俺が着てるやつは、スタッフ用のやつなんですよ。

それはね、スタッフ用じゃなくて会場で売っている、いわゆるグッズってやつです。


西川 寂しい~。でも全然イイッス!

じゃ、これはツアーで・・・。


氷室 そう、ツアーグッズとして売るために作ったヤツなんですよ(笑)。


西川 もうすぐ「One Night Standツアー」が始まるっていうのを伺ってたんですが。


氷室 そう、ずっとリハーサルでね。


西川 なんだ原稿あるじゃないか(笑)。

今、生きる伝説が目の前に!

非常に緊張しております。


~しばらくこんな感じでトークが続く~


西川 この前リチャード(クロムハーツの創設者)との対談を読ませていただきましたが。


氷室 そう、あれ実はね、ロスの自宅なんだよ。


西川 あ、そうなんですか! 

ずっとロスにいらっしゃるんですよね?今は。


氷室 いやぁ~、ずっといらっしゃるって訳じゃないんだけどね(笑)。

ビデオとかの仕事が多いんでね、こっちにも家が。半々って感じですね。


~いきなり話が変わり~


氷室 今度のツアーの時、リチャードが来るって言ってたから遊びにおいでよ。


西川 え!? 是非とも!


氷室 紹介するよ。

今度のツアーは、衣装を全部リチャードがやってくれることになったんだよ。


~ファッションの話が続く~


西川 ずっと前から聞きたかったんですけど、肩のTATOOは・・・?


氷室、あ、ゴジラね。イヤ、黒豹(笑)。


西川 ですよねぇ、パンサーってことですよね。

で、いつ頃入れられたんですか?


氷室 これは、「魂を抱いてくれ」の時だったかな。


西川 そうですかぁ。

いつ頃かなと思ってたんですよ・・・。


~「炎の石化」が流れる~


西川 突然のことなので僕もまだ舞い上がっております。

今回スタッフが氷室さんが来るということを全くもって教えてくれない状況で、

原稿も僕が持ってるものと、スタッフが持っているもの全く違います・・・。


氷室 手が込んでるよね(笑)。


西川 手が込んでます。

卑怯としかいいようがありません。

本当におかしいなぁと思ったんだよ(笑)。


氷室 俺もね、出るまで怖かったんだよ。

出るまでじっと見ててくださいっていうんだけど、気が付いちゃったらどうすんのかなって(笑)


西川 そうですよね。

せっかく来ていただいたんで、氷室さんと楽しい一時を過ごせればなと。

ビデオとかってシルエットとかのシーンとかが多いんで、身体のラインとかが、ここまでクッキリ見れることはないじゃないですか。

今見ると、すごい筋肉ですよね。


氷室 いつもロスにいるじゃないですか。

そうすると、周りのみんな、身体がデカいんですよ。

だから、ちょっと鍛えてないと、小学4年生みたいな感じに見えちゃうんですよね(笑)。


西川 僕も海外に行くとめちゃくちゃキッズですから。

今日タンクトップ着てるっていうのも・・・。


氷室 あ~、でも今ちょっと太ってるし、タンクトップっていうのもあるかもね。

2Kgくらい太ってるよ。


西川 でもツアーとか始まると全然変わったりとか。

体型とかって全然変わってないですよね。

ビデオのイメージと全然印象的に違いますね。


~話題を変える~


西川 さっきCM中も話したんですけど、僕の曲を飛行機で聴いてくれたりと・・・。


氷室 歌い方が凄く良いですよね。

だから俺、結構ファンになりました(笑)。

飛行機の中で、20人ぐらいの日本人アーティストが流れてたんだけど、キミだけがカッコ良かったよ。

他はみんなウンコだったね(笑)。


西川 その言葉が聞きたかったために、もう一度話してもらったんですけど(笑)。


氷室 でも、本当に歌心があるっていうか。

声が凄く良いよね。


西川 歌のスタイルというか・・・。

今、ロックやってるバンドの人は、やっぱり氷室さんを引きづってる人が多いと思うんですよ。

だから自分としてはまた違った方向にアプローチしていきたいと思ってるんです。


氷室 うんうん。

そういった意味ではオリジナルだよね。本当に。

説得力あるよね。


西川 いわゆるヒムロックと呼ばれるスタイルっていうんですか?

たぶんご本人とかって、あまり気にしてないのかなぁと思ったんですけど。


氷室 うん、よくインタビューで、色々言われるけど。

若手のバンドで結構ステージングが似てるのがいるとか。

それはね、実際に見ていないからわからないよね。


西川 でも実際かなり多いと思いますよ。

スタイリッシュなところとか衝撃的だし。


氷室 でも、俺っぽい人を見ても俺は良いと思わないな。

それだったら自分の方が好きだし(笑)。


西川 そうですよね。

俺はもう大好きですもん(笑)。


氷室 オリジナルの人じゃないとイヤだよね。

歌ってきた中で、バンドの時代ってないの?


西川 あります、あります。

学生の頃はずっと。


氷室 そうだよね。

曲の中で歌の入れ方とか上手いもんね。

ビート感っていうか。


西川 さっきからずっと「TMレボリューション」っていう名前を見てますが・・・。


氷室 そう、なんで「TMレボリューション」なの?

俺はずっとバンドとかと思ってた。

TMネットワークの子分かと思ってたよ(笑)。



雑誌では、ここまでが掲載されてました。

いやーそれにしても、「他のアーティストはウンコ」とか、「肩のTATOOはゴジラ」とか、以外に笑えました。

TMネットワークの子分も笑えましたね(^^)


次は、氷室京介×TERUをアップします。

BOOWY meets PERSONZ

もう知ってる方も居ると思いますが、氷室のバンドメンバーでGuitarの本田毅が所属する「PERSONZ」
その「PERSONZ」が、BOOWYのカヴァーアルバムを発売しました。


「~GIRLS,WILL BE GIRLS~」
「~BOYS,WILL BE BOYS~」


の、二種類です。

YahooMusicで視聴も出来ます。




●BOOWY meets PERSONZ
~GIRLS,WILL BE GIRLS~

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トラック
01: 7 COLORS(Over The Rainbow)
02: ホンキー・トンキー・クレイジー
03: SLEEPING BEAUTY
04: B・BLUE
05: VENUSの憂鬱
06: わがままジュリエット
07: MAYBE CRAZEE -I LOVE YOU-
08: RAIN IN MY HEART
09: NO.NEW YORK
10: DEAR FRIENDS



●BOOWY meets PERSONZ

~BOYS,WILL BE BOYS~
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トラック

01: DREAMIN'
02: BE HAPPY
03: MARIONETTE
04: 夢の咲く花
05: JUSTY
06: MIDNIGHT TEENAGE SHUFFLE
07: RUNAWAY TRAIN
08: NOBODY'S PERFECT
09: ONLY YOU
10: DEAR FRIENDS



それと、氷室のHP見ました?

ハロウィンヴァージョンになってます(^^)

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