ライトノベル名言図書館・別館2(更新休止中)

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ライトノベル、アニメ、KEY、西尾維新などのニュースをメモするブログです

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お久しぶりです、みなさんベン・トーのアニメ化、ご覧になりましたでしょうか。
全話見た印象としては、気合いの入ったアニメ化だったと思います。 良い所もあり、至らなかった点もある、けれど決して見る価値がないとは思えない。そんなアニメ化でした。
以下が感想です。

※アニメ化された部分、原作3巻までのネタバレを多少含みますので、読む前に予めご了承下さい。

○よかった点

まず見応えのあるバトルシーン。原作ではただの殴り合いということもあり、どうしても地味になりがちなバトルも、映像化するとこんなに映えるんだな、と驚かされました。
あと、OPですね。曲が作風に合っていることもさることながら映像的に非常に良く動いていて作りこみに力が入ってました。さらに4話で著莪専用OPが用意されていたり、終盤でオルトロスが追加されたりと、元々動きが激しい、作り込みが凄まじいにも関わらず、要所要所でこういった追加があるアニメは特に低予算アニメにおいて多くないですから、嬉しい追加要素でした。
さらにBGMが格好良く、独創的で、それでありながら作風に見事にマッチしていたと思います。特に白梅様が登場するシーンで流れるBGM、バトルBGM、あせびちゃんのテーマなどが秀逸でした。
大幅なエロ要素追加に関してはグッジョブです!ただ、それのせいで本編が疎かになってしまっている印象も大きく、あまり素直に喜べなくもあるのですが・・・。

○不満点

これは原作ファンからすると明白で、改変が非常に多かった脚本と、そしてやや不安定だった作画ですね。
作画については特に第5話が一見してわかるレベルで不安定で、見所が少なく残念でした。ただ、動きの激しいバトルアニメということで仕方ないのかな、と理解しています。

脚本に関しては、2巻部分が不完全だったこと。それにも関わらずオリジナルエピソードが追加されていたこと。3巻のクライマックスシーンのカタルシスが原作と比較して一段落ちていたこと。大きく絞ってこの3点です。
特に2巻に相当する5話と6話は、物語の核となる二階堂に関するエピソードが削られてしまったことで、物語の魅力を大きく損ねてしまっていて残念でした。二階堂はベン・トー2&3巻において、佐藤に続く第二の主人公といえるほど魅力的な狼として描かれていた人物だっただけに・・・。さらにモナークの標的をウィザードから槍水仙に代えていたり、モナークの野蛮なやり口に対する狼としての決意を語る姿が描かれなかった点でしょうか。
どれもベン・トー屈指の燃えエピソードだっただけに残念です。

おそらく、3話連続で男性中心の燃えシリアスエピソードに費やすことによる視聴者離れを危惧したか、女性陣のメイン回を増やすための配慮だったのではないかと予想しています。が、私としては原作の面白さを信じて、原作通りに制作して欲しかったというのが正直な感想です。
あと9話の白梅と白粉の百合シーンは不要でした。

○エピソード毎の一言感想

1~4話
カットされたシーンこそ多かったものの、概ね原作通りといえる程度の改変で済ませており、満足な内容でした。

1話→原作で冗長だった日常シーンを大幅に省き、モノマネやチクワなどアニメならではのネタを追加した、秀逸な改変だったと思います。

2話→大猪のタンク(買い物カート)が火花を吹く演出、ウィザードの見応えあるバトルが見事でした。

3話→佐藤のメロスダッシュが3Dで描かれたり、猟犬群の組織だった動きを見事に映像化してくれました。

4話→著莪回は、心理描写が完全に省かれてしまったことこそ残念でしたが、戦闘は相変わらず格好良く、佐藤の豆腐ハンバーグへの思いが綴られるシーン、佐藤がわざと著莪にジャンケンで負けてあげるシーンなど、原作の見所を圧縮して表現できていたかと思います。

5話→一見してわかるレベルで映像的な質が落ちたのが残念でした。

6話→ウィザードの倒れ食いを映像化したのは素晴らしかったです。バトルでは、原作と同じく尺を長くして、苦戦の末倒すイメージを大切にして欲しかったです。

7話(オリジナル)→槍水先輩の水着姿が非常に描き込まれていたり、プールでの弁当争奪戦が演出的に優れていました。が、その努力と話数を帝王編の盛り上がりに費やしてほしかった。大人の事情で入れざるを得なかったとか・・・?

8話(オリジナル)→バトルがなかったのは残念ですが、内容は楽しかったですね。オルトロスは原作で最近活躍が少なかったこともあり、アニメでは感情移入させることが難しい故のオリジナルエピソード追加でしょうか。

9話(オリジナル)→これは果たして9話は帝王編を削ってまで挿入すべきエピソードでしたでしょうか。あせびちゃん、白梅、白粉、この3人に関しては、物語本編に絡んでこないこともあり、僅かなシーンで存在感を発揮させるだけで充分だったのではないかと思います。 彼女たちは物語に刺激を与える上で非常に有効なスパイスですが、あくまでも引き立て役であり、メインディッシュにするにはあまりにも辛すぎるのと思います。原作でもメインになるエピソードは短編程度ですし、立場こそサブヒロイン的な位置づけではありますが、それでも充分に存在感を発揮しており、メインエピソードを用意するまでもなかったかと思います。 仮に用意するにしても、白梅に関しては自宅を訪問するエピソードがあるので、時期的にはかなり早いですが採用してもよかったかと思います。

10話→本編を描くことに戻った10話は、前半は若干絵が崩れていたことこそ気になりましたが、非常に派手なオルトロスのバトルシーンは見事でした。彼女達があまりにも“強すぎる”ことが映像的に強調されて、良い内容だったかと思います。

11話に関しても、終盤に向けて丁寧に伏線を貼りつつ、退屈しないようオリジナルのネタを挟んでおり、バトルがないとはいえ面白さとしては申し分なかったかと思います。



○12話、最終回について
12話は、原作屈指の名エピソード。 新規視聴者に好評だったのが何よりでした。
が、原作エピソードはさらに上を行っていた・・・私はそう思います。

アニメと原作の共通している部分は“オルトロス”と“ヘラクレスの棍棒”にまつわる過去周辺、原作との差異はその後の佐藤や狼達の対応にあります。
アニメでは、ヘラクレスの棍棒の案に狼達は一度乗りかけて、腹の虫により狼としての誇りを思い出してヘラクレスの棍棒の提案を反故にするという流れでした。
対して原作では、ヘラクレスの棍棒の案に対して狼達は相手にせず無言で笑いをこらえて俯き、ヘラクレスの棍棒はそれを一方的に頷いたものと勘違い。ハーフプライスラベリングタイムの時間になった時点で全ての狼が飛び出し、誰一人狼としての誇りを見失っていなかったことが明かされる――という流れでした。ここで坊主がヘラクレスの棍棒の「何故だ!?」という質問に対し、「敗北主義者の民主的提案なんざ、ここの連中は受け入れんさ。全員、最高の弁当を食うために集まってるんだ。姑息という毒が入った弁当なんざ狙い下げだ」と返したシーンがあったのです。

最終回において原作ファンが納得できない部分があるとすれば、間違いなくここででしょう。アニメでは、一瞬とはいえ狼達が策に便乗しようとしてしまっていたことに納得できない、ということです。実際に私も原作を知っている身として、「お前たちの言う狼の誇りは、その程度で揺らぐものだったのか」と、落胆してしまいました。
ただ、原作の展開を知らなかった新規視聴者にとっては全く気にならない部分ですし、きっと素直に楽しめたことでしょう。

どうしてこういった改変がなされたかと考えると、狼全員がヘラクレスの棍棒の提案に対して否定的に判断したのであれば、その場で怒り始める狼がいないのは不自然ですし、ヘラクレスの棍棒に対する仕打ちが映像ではどうしても陰湿に見えてしまう、そういう理由ではないかと、私は解釈しています。
原作では充分な説明により充分な説得力を持った展開も、説明に多くを費やすことができないアニメにおいてはそのまま表現するわけにはいかず、こういった形になったと・・・。そう考えると、新規視聴者にとって違和感を感じさせなかったこの改変は上手かったといえるのではないかと思います。

ただ、そう理解しているだけで、納得できるかは別の話であり、私としては、どうにか原作と同じく、誇りを持った狼を描いてほしかったというのが、正直な気持ちですが・・・。


総評

70点、といったところでしょうか。

良いアニメ化だったと断じるには原作と比較して穴があまりに大きく、悪いアニメ化だったと断じるにはバトル、OP映像、1~4話までの安定したクオリティを無視するには惜しい、そんな印象です。

今回のアニメ化では原作で1巻から3巻に相当するエピソードを映像化したわけですが、2巻に相当するモナーク編で物語の軸がブレて、オリジナルエピソード3連話で完全に外れてしまったのが残念でした。原作からは短篇集が2冊出ており、オリジナルエピソードに頼らずとも、魅力的なエピソードを用意することは充分に可能でしたし、元々2巻、3巻にあったエピソードも主軸をギリギリまで削いでしまっていたので、もっと残しても良かったのではないかと思います。個人的には、やはり不必要な改変が余りにも多すぎたように感じ、容易に90点にできた内容を自ら70点まで貶めてしまっていたように感じました。

もちろん、原作を映像化するに当たって不自然でない、面白い改変を行うのは歓迎ですが、果たしてこれほど大幅な刷新が必要だったかについては疑問に思います。

もし2期があるようであればまた同じ制作会社、スタッフにお願いしたいですが、ただ、重要な原作エピソードをあまり削りすぎないことを、制作前に誓ってほしいですね。そうすればより完成度の高いアニメになるのではないかと信じています。

総括として、シリーズ構成、脚本部分に関しては大満足とまではいえないものの、映像的な作り込み、追加OPなど、原作にない魅力を見出してくれたことは大きく評価したいと思います。
この3ヶ月間、1週間のサイクルが非常に待ち遠しい、楽しみな時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
制作に関わった皆様方、お疲れ様でした。
(※致命的と判断したネタバレ考察部分だけは反転してますが、感想は内容に大きく触れています。
ネタバレ気にする人は引き返してくださいね!)











シナリオ:92点
音楽:88点
総評:90点











【シナリオ評価】

では、プレイしたキャラ順に。
ちなみにお気に入りのシナリオ順はこんな感じです。

TERA&MOON>小鳥>静流>朱音>ルチア>ちはや

○神戸小鳥 シナリオ評価:87点

ライターはロミオさんだと思います。
一番最初に攻略したキャラであり、個別ルートで一番お気に入りなシナリオが小鳥でした。でも、小鳥に関するエピソードより、井上のレポートや先生とクラスメートの心温まるエピソードの方に感動したかな。少しずつ明かされていく、瑚太朗の過去、小鳥の周囲環境の危うさなど、思わず目を惹かれるような謎が、少しずつ明かされていくカタルシスがたまりませんでしたね。声優である斉藤千和さんの演技も素晴らしかった。物真似や泣き演技の数々は、他者に追随を許さない圧倒的な演技力だったかと思います。全ヒロイン中、唯一中立的な立場であり、世界観の謎にあまり触れないこともあって、最初にプレイしたのは正解だったかもしれません。(引きが意味深だったため、最初は失敗したかと思いましたがw)


○鳳ちはや シナリオ評価:75点

ライターは都乃川さんでしょう。
日常パートではヒロイン中、トップクラスに可愛らしく感じましたが、肝心のシナリオは肌に合いませんでしたね。熱血系のシナリオ、苦手です。中盤のミドウ率いるへっぽこトリオのキャラ描写が稚拙すぎて非常に萎えてしまいました。あの3人、紛争地帯で生きるか死ぬかの壮絶な経験をしてきたという割には、戦闘中に長々と能書きを並べたり、すぐ敵を見逃したり、言ってることと実際の行動が釣り合っておらず、暗殺者として甘すぎです。終盤の咲夜のエピソードは素晴らしく、余韻が残る良い内容だっただけに、物語中盤を飾るミドウ達のお粗末なエピソードは残念でした。まあ、咲夜の活躍を引き立てるためのダシにされただけなのかもしれませんが。あと、オーロラの制約に関連する設定が小鳥ルートで語られていた内容と異なり、設定が破綻しているのが気になりました。


○此花ルチア シナリオ評価:78点

ライターは竜騎士07さんで間違いないでしょう。
3人の中でも戦闘描写が最も見事で、ホラーあり、ラブあり、スケールも個別ルートとしては破格の壮大さで、エンターテイメント性では優秀なシナリオでした。ただ、主人公である瑚太朗やちはやの性格が他ルートと比較してまるで別人のように異なっているのが気になり、序盤は素直に楽しむことができませんでした。明らかに他ルートとの刷り合わせが足りておらず、竜騎士さんもQCの麻枝さんも、もっと違和感がないようにキャラ描写の刷り合わせを行うべきだったかと思います。トータルで見ればかなり面白いシナリオだと思うのですが、いかんせん一人称に偽りが意図的に混入されていたり、トリックがお粗末だったりと、マイナス面が大きく際立ってしまった印象です。上の二人を攻略した後だと、トリックもなんとなく読めてしまいましたし。ホラー部分で怖い雰囲気が出せていただけに、もっと巧妙にトリックを仕込んでくれれば、大きく評価を上げることができたと思います。


○中津静流 シナリオ評価:85点

ライターは都乃川さんかと。
小鳥ルートと1、2を争うくらいお気に入りのシナリオであり、最も魅力を感じたヒロインでした。KEYらしさが一番濃いルートだったといって差支えないでしょう。(というか、AIR美凪シナリオっぽいと思いました) 家族をずっと眺めるシーンの切なさ、主人公の視点とプレイヤーの視点を合わせたトリッキーな組み立てのシナリオ、ベタですが日記を読み上げたり、「ここで泣け!」といわんばかりのシーンが山盛りで、かなりうるっとさせられました。最後が若干電波な終わり方でしたが、それもKEYらしいかなと。
静流かわいいよ静流。


○千里朱音 シナリオ評価:80点

ライターはロミオさんですね。
日常パートでは最も好きなキャラでしたが、個別ルートに入ると途中でヘタレてしまったのが残念でした。罪を償いつつ瑚太朗と生きていくという締め括りは、実にロミオさんらしいな、と。ガイア側のトップということもあり、世界観のほぼすべてが明かされるシナリオでしたので、最後にプレイしてよかったと思います。内容的には、個別ルートの中では「可もなく不可もなく」な印象でした。



○MOON(篝) シナリオ評価:82点

確実にロミオさんです。
前半に続いた概念や理論部分が初めは退屈で仕方ありませんでしたが、ここを理解できるかどうかでRewriteの評価が大きく左右されます。篝については魅力が薄いため、二人きりのシーンはあまり楽しめませんでした。が、オカ研が全員集合して収束する終盤の展開が熱く、特に咲夜の活躍ぶりは素晴らしかったです。Rewrite中で一番良かったのは、渡りの詩が流れるシーンかな。一周目は何が起きたのか理解が追いつきませんでしたが、ネットで考察を読んで何が起こっているかきちんと理解してからもう一度見てみると、物凄い泣けました。Rewriteは泣けないという人が多いのは、このシーンの良さを理解できてない人が多いというのが、きっと理由としてあると思うんだ・・・。

○TERA(篝) シナリオ評価:95点

絶対ロミオさんです。
トゥルールートは、良くも悪くもギャルゲというより戦記だと思いました。内容はヒューマンドラマが大半でしたけどね。篝がヒロイン格と言えないことはありませんが、完全に瑚太朗のシナリオという印象でした。
変化球だったCROSS†CHANNELと違ってストレートな剛速球という印象。ロミオさんの書くヒューマンドラマが大好きな私にとっては、丁寧に綴られる物語が心地よく、最早このルートをプレイした時間=幸福でした。
凄く、面白かった。最高でした。
ただ、これまでのKEY作品のアフター系ルートと異なり、ドラマチックで劇的な展開に乏しいのは事実。CLANNADアフターやリトバスのリフレインと比較して地味で、これといった号泣シーンがあるわけではないため、評価されにくいだろうとは思いました。特にこれまでのKEY作品と同じ方向性を期待した人は、がっかりするかもしれません。TERAより個別ルートが好きだという感想を多く見かけますしね。
TERAが圧倒的に大好きな私には信じがたいことではありますがw




【音楽】 88点
素晴らしかった。かなり好きです。KEY作品の序列でいえば、「夏影」があるAIRや「old summer days」がある智代アフターの方が好みですが、CLANNADと同じくらいには大好きかな。挿入歌である「渡りの詩」、オーラスEDテーマである「CANOE」が圧倒的に良かったですね。KEY作品の挿入歌としては一番好きなのは「小さなてのひら」ですが、その次にお気に入りかも。BGMからお気に入りを選ぶなら、「ヒナギク」「Scene shifts there」「散花」の3曲です。その次に「揺葉」も好き。新しい作曲家では井内舞子さんと水月陵さんの曲は、特に聞き惚れてしまう曲が多かったですね。





【総評】
90点・・・かな。
今作は田中ロミオさんがライターであることもあり、読み物としてKEY作品としては随一のクオリティだったと思います。世界観や設定はKEY作品としては最も深遠で、考えれば考えるほどよく練られたシナリオだったと思います。ただし、従来のKEY作品と比べるとエンターテイメント性は低め。あえてユーザーに考えさせることで気づかせる作りの世界構造は、ライトユーザーに対してやさしいとは言えません。これまでのKEY作品が好きなユーザーであればあるほど、意見が分かれてしまうことは避けられないと思います。KEY作品も田中ロミオさんも大好きな私にとっては、最高に俺得な作品でしたけどねw Rewriteに関しては智代やクドわふのような派生作品が出る可能性があるそうで、その場合は田中ロミオさんも竜騎士07さんもまた協力してくださると聞きます。いつか出るであろうRewriteアフターに期待したいですね。素晴らしい名作をありがとうございました。


(おまけ)
個人的評価を100点から並べてみると、100がCLANNAD(AFTERSTORY)、99がリトバス(リフレイン)&シュタゲ、98がCROSS†CHANNEL、97が車輪の国、向日葵の少女というイメージなので、Rewriteには歴代の名作より一段下の評価を付けてしまいました。が、プレイする価値は充分にあったかと思います。紛れもない名作でした。(ちなみにクドわふは65、リトバスの個別ルートは50、AIR85、KANON80などなど)







以下は、私が理解しているRewriteの世界構造の考察内容です。反転しておきますので、プレイ前やプレイ中の方は絶対見ないでください。無粋です。楽しみを損ねる可能性があります。
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結論から言いますと、個別ルートは篝(月)が月で行っていたシミュレーションであり、それぞれが多重化された世界だったというお話です。

時系列順で追いますと、

その昔、地球と月にアウロラが飛来してきた。

アウロラは生命や資源と結びついて活動を促進する性質を持ち、地球で広がり生命が発展し、人類が生まれた。月は資源が乏しかったため、生命は篝(月)しか生まれなかった。

アウロラには、進化の限界が見えて袋小路に陥った生命がさらに資源をロスしないよう滅ぼす機能が備わっており(再進化)、篝(地球)を生み出して人類を滅ぼした(咲夜の前世?)

地球は資源が枯渇するまで再進化を繰り返したため、見かねた篝(月)が(寂しかったことも相まって)地球からアウロラを回収。

アウロラは天体表面積が乏しい星に広がると、多重世界を作り出して生存への道を模索する性質があった→個別ルートの舞台である月の「庭の文明」が誕生

多重化した世界の一つで地球人類生存の道を模索していた篝(月)。
篝(月)が存在する多重世界の一つに、胡太朗が登場→MOONルート

胡太朗の書き足した(愛の)メッセージにより、生存への道が見つかる

月の資源が枯渇しつつあったため、時が経ち再進化1回分の資源が回復した地球に、篝(月)がアウロラを戻す(渡りの歌のシーン)。

地球に広がったアウロラは、篝(月)が見つけた人類生存の道(魔物を使役したり、超人と協力したりする世界)を参照して再現した→TERAルート

最終的に再進化が起こってしまい、地球は資源が枯渇し滅びへの道を歩むが、木に姿を変えて魔物化した胡太朗号の存在により、人類が生存できる環境の惑星に移住できる可能性が残った。(→篝のいう「良い記憶」)


以上が、MOONとメモリーとネットの考察記事などで私が理解した、Rewriteの世界観の時系列です。
何か間違っている部分があれば指摘をください。
あと、まだ疑問に感じてる部分はありますね。
どうやってMOONの月(篝)がいた世界に胡太朗が現れることができたのか、とか。
あと、本編とメモリーの文章で矛盾があるような。本編からは篝(月)が地球から月にアウロラを持ってきたようなニュアンスを感じましたが、メモリーの「篝(地球)」の説明ではアウロラが自然に月に流れたという記述が・・・。書いた人がそれぞれ違うのかな
どうもお久しぶりです、
随分と間が空いてしまいました(汗)
更新をチェックしてくださっていた方、ごめんなさい。

おそらく大方の予想通り、しばらくモンハンFにどっぷりハマっておりました。
剛種武器を全武器種合わせて27本作ったところで段々また飽きてきて、現在は「そろそろまたMHF再引退かな」というところです。

が・・・今回は、「また近いうちに更新を再開します!」とお知らせすることができません。
思えば1年半ほど前にFC2に別館を削除され、それ以降、意地で別館2の更新を続けてきましたが、もはやブログ更新に費やすモチベーションが残ってないのです。
以前から好きだった作家の作品は今も読んでいますし、アニメも、見る本数こそ減りましたが今期は「魔法少女まどか☆マギカ」や「IS」「フラクタル」などを楽しく見ています。
しかし、以前のように感想を記したり、ニュースを配信したりすることに気力が回らないのです。学生時代に本館を立ち上げてから4年間、WEBに情報や思いを発信して見知らぬ方と想いを共有したり、意見を頂いたり、時には苦言を頂いたりと、ブログを通じていろいろと新鮮な経験をさせてもらいました。
最終的には、いつもなら当然更新して然るべきニュースも平然とスルーしたり、感想を書かなかったり、どうにも私の有り余る気力はブログの方向へ向かなくなってしまいました。

別館2はしばらくお休みします。
閉鎖や削除はしませんが、当分更新することはないと思います。もしかするともう更新することはないかもしれません。

ブログをチェックしていただいていた方、「すまない、そしてありがとう!」
久しぶりに1週間ブログをお休みしてしまった……。
更新放置して何してたかと言いますと、今更ながらモンハンフロンティアに復帰しとりました。
ほぼ1年半振りです。
さすがに1年半も経つと、いろんなことが移り変わってますねぇ……。

私がプレイしてた当時はどのクエに行くにも双剣だらけでしたが、今では双剣が鬼人化時に強走が解除されてしまう仕様になり、めっきり双剣使いがいなくなってました……。
剛種武器も大量に追加され、従来のモンスターに新モーションが追加されたHCモンスターが跋扈していたり、FXシリーズなる鬼のようにマゾで強力な防具が追加されてたり、進化武器なる、超マゾな最強武器が追加されたり……。
あと、自由区では課金防具セットが主流になっており、皆が皆お洒落な装備で狩りに行くようになったのは新鮮ですね。
以前はシルアカ、トリアカ装備など、見た目無視の強力防具セットが主流だったものです。
非課金防具でもやってやれないことはありませんが、本気で本当にゲーム内最強の防具セットを作ろうと思うと、課金防具が必須になってしまうという……。
なんというか、ロマンがなくなってしまいましたねぇ……切ない。

プレイ当時は第一線で活躍していたつもりですが、さすがに1年半ぶりだと優秀な武器・防具が数多く追加されてて、剛種武器を5~6本持ってる身でも、今では並のハンターって感じですねぇ。

ひとまず、余ってる素材でエール=ダオラ(剛種武器の太刀)を作ってみました。
テオの素材も結構余ってるのでテオハンマーも作ってみる予定。
あとは、ドラキュロス剛種の狩猟笛も創りたいところですが……ドラキュロスは恐ろしく手強そうなので後回しかなあ。原種であるベルキュロスは超苦手でしたし……。

今だと、もし課金装備まで手を出せば、トリアカ装備に付いてくるスキル+SP珠なんて恐ろしいスキル構成まで作れるようで。今回一ヶ月分しか課金してませんし、正直そこまでプレイするか微妙ですが、とりあえず一ヶ月くらいはまた楽しく狩りしてみようと思います。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル』 発売日が2011年1月27日に決定!!/オレ的ゲーム速報@刃

PSP版禁書に合わせてきましたね。
恋愛アドベンチャーなんでしょうが……。
桐乃と……?

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むしろ麻奈実や黒猫のルートだけプレイしてみたいかもしれませんw
『Angel Beats!』TV版とは違うCパート「アナザーエピローグ」の制作決定!& 12月8日に岩沢とユイの完全新曲入りシングル発売!/今日もやられやく

Cパート――ということは数分程度ですかね。
TV版で批判を受けてたのは主にBパートの方だった気がしますが……。
まあ、オリジナルエピソードが追加されるのは素直に喜ぶべきことですね。

しかし、岩沢さんとユイ、またCD出すとは……!
前のユイの「一番の宝物」は弾き語りでしたから、相当なアレンジが加えられそう。期待しています。たぶん買う。
岩沢さんは曲次第かな?
あそびにいくヨ!OVA発売決定です!/キャーティア大使館 広報課

あそびにいくヨ!のOVA巻の発売決定でございます。

その名も

「あそびにいくヨ!OVA」
3月発売予定
1話分の収録になる見込みです。

内容としては、キャーティア、地球人の面々がみんなで
地球式ゲームの研究をしつつ豪華景品をゲットすべく
真剣勝負をする、、、、といった内容になっております!!!

テレビでは放送できないような描写も多数入っているとのことですので、
こちらも楽しみにしていただけますと幸いでございます!
おお、OVAが発売されるってことは、結構売れたのかな?
まあ、原作部分の省略&改変具合には納得してませんが、オリジナル話なら期待できるかも。
……なんだかサービスシーンが山盛りされそうですし……w
基本的に原作に忠実な、良いアニメ化でした!
作画は非常に綺麗でテンポ良く、BGMも作風に合っていて、安心安定なクオリティが期待できそうです。禁書とコラボするだけあって、力の入りようがひしひしと肌に感じられます。
ヒットさせようという意気込みが伝わってきますね。

あと、早速「アキバBlog」やら「かーずSP」といったサイト名や、エロゲが大量に登場しましたw
私は「Summer Days」「Cross Days」くらいしかわかりませんでしたが、きっと本放映の時にはエロゲオタの鑑定班が頑張ってくれることでしょう。