今日は少し長い投稿になります。

 

樋口区長の説明を求める決議案

 

4月25日に、千代田区議会臨時議会が開かれました。

臨時議会の議案自体は全会一致賛成で、瞬時に終わる性格のものです。

 

しかし、開かれた議会本会議場で動議が出されました。

岩田議員の動議で、内容は「小池知事学歴疑惑」に

都議会議員時代の樋口区長が関わっているということについて、

説明を求めるという趣旨のものです。

 

動議は取り上げるかどうかを、本会議(前議員が出席する正規の会議)で

賛否を取らなければなりません。

 

動議を採決した結果、賛成は

岩田、小枝、浜森議員の3名のみで否決されました。

インターネットで会議状況を視聴していた私は、

「???」となりました。

 

わざわざ臨時議会で緊急性があるものとして

動議を出したのに、3人の賛成だけ?

自民党多数派(左翼系?)の「お仲間」は、

どうしたのだろうと思ったのです。

 

臨時議会における会議の内容は、そのために

準備された案件(議案)のみが議論の対象になります。

しかし、緊急を要する課題があった場合には、

動議という形で議案にすることができます。

 

この場合は、皆が「緊急性があるもの」

と認識しているものですから、ほとんどが全会一致の形態になります。

今回のように、一部議員の賛同だけで動議を否決されるような案件は、

緊急性がないものと判断するのが妥当でしょう。

 

提案者と賛成者は、定例議会(法律で定まった議会の会議)

と臨時議会の違いを知らなかったのかもしれません。

知っていて動議を提案し賛成したとしたら、何でも自分たちの都合で

物事を判断する勝手な人たち、ということになります。

 

小池知事の「学歴詐称疑惑」は、これから広く問題にされるものです。

樋口区長がそれに関わったとしても、

どう千代田区政と関係があるのかを含めて、

理論的な整理をしたうえで説明を求めればよい性格のものです。

 

大事なことを議会の課題にしようとするのですから、

ちゃんと準備をして臨むべきではないでしょうか。

何でも騒げばよいというものではなく、

いま少し知的な対応をするべきです。

 

今回の動議否決は、「議会が説明しなくてもよいと判断した」

と吹聴することも可能な状況にしてしまいました。

 

よりまともな人を

 

今回ほど、補欠選挙結果のメリット・デメリットを

考えさせられたことはありません。

 

選挙は、0か100で選べるものではなく、だれを選んだら

私たちにとって好ましい政治に近づけるかどうかという判断になります。

よりまともな人を選ぶということです。

 

たとえば、衆議院東京15区補欠選挙では、

日本保守党の飯山あかりさんに当選してほしいと思っていても、

必ずしも私と考え方が一致しているわけではありません。

 

彼女たちは、どちらかかというと親欧米という印象が強く、

ロシア・ウクライナの戦いにおいてはウクライナ支持であると思えます。

また、中東紛争においても、イスラエルを支持しているように見えます。

 

国際社会における日本の安全保障を考えると、

そこに危ういものを感じ取ります。

しかしその危険性をはるかに超える意義ある役割を、

果たしてもらえるという可能性を感じています。

 

日本にとって、つまり日本国民にとってはデメリットよりも、

メリットのほうが大きいということです。

 

自民党が日本の国体に責任を持たなければならないのに、

すっかり左傾化してグズグズになってしまいました。

日本国民の財産を、米国と中国に貢いでいるのです。

 

政府によるコロナワクチンの大量購買と、

大量廃棄は税金の無駄遣いです。

樹木をなぎ倒して太陽光パネルを敷設することにみられるように、

政治家が利権のために日本国民の財産を売り飛ばしています。

 

その結果、私たちの電気料金が跳ね上がっています。

豪雨による、土砂災害の危険性が高くなってもいます。

 

水源も外国資本に買い占められてきています。

そうして、私たちの生命が外国によって握られていきます。

政治がもろに汚染されているように思えます。

 

これを正すには、自民党内の改革を待っているだけでは叶いません。

外部からの刺激が必要です。

 

言葉は不適切ですが、自民党を「死なない程度に痛める」必要があります。

そういう意味で、補欠選挙というのは好ましい舞台です。

 

学歴が嘘かもしれないのに逃げ回っている人や

腰が定まらない政党が応援し、

「五股不倫」を開き直る人たちは信用できません。

いままで聞いた候補者の主張は、矛盾だらけで中身がありませんでした。

彼はただ、政治家になりたいだけの人のように思えます。

 

 

選挙なのに、候補者同士の議論から逃げ、

東日本大震災で苦しむ福島を放射能で汚染されているような

風評加害をしておいて、今になってその「証拠」を消している人。

「立憲共産党」の酒井候補のことです。

 

父と母という呼称を禁止して、親1・親2と呼ばせる方向の

法案を提出した政党と、共産主義社会を目指す政党が

野合して応援する候補者が、良いわけがありません。

 

中国との密接な関係がありそうな人もいます。

「上海電力」との怪しい関係を持つ政党が、

日本国民のために汗をかくとは思えません。

金澤候補のことです。

 

ジャーナリストの加賀孝英さんは、「中国利権と関係ない候補者は、

日本保守党(飯山あかりさん)だけだ」という解説しています。

その分、妨害も強く受けることになります。

昨日も、『つばさの党』妨害にはひどいものがありました。

 

演説をさせない、侮辱して精神的に追い詰めるなど、

飯山あかり候補に集中的な嫌がらせが続いています。

 

問題を抱えている候補者ばかりです。

そういう中で、「よりまともな人を選ぶ」のが選挙ということになります。

 

選択の素材

 

抽象的なことばかり言う候補者が多いので、

判断に迷う有権者が多いのが選挙です。

私のわずかな経験によると、きれいごとばかり並べる人は、

当選したあと何もできません。

 

他人を攻撃するだけの人も、

自分が責任を持つ立場になると役に立ちません。

勘だけで動く人は、壁にぶつかり周囲に迷惑をかけます。

 

では、寡黙な人が政治の運営をできるかというと、それも違います。

政治家は、「喋れてなんぼ」というところがあります。

喋れない議員は会議中も黙って座っているだけですから、

人の心を動かすことはできません。

俗にいう「陣笠議員」でしかすぎません。手上げ要因のことです。

 

今回の選挙では、LGBT、再エネ賦課金、政治資金、国の安全保障、

憲法改正問題が主として論争の対象になるはずでした。

 

はずでしたが・・・・・・そうなっていません。

それらの問題から逃げる候補者ばかりなのです。

国政選挙なのに、なんとも情けない話です。

 

LGBTは少数の性的嗜好を認めろという話から、

自分の心が決めた性別を社会的に認めろという話に拡大され、

父親と母親と呼ぶのを禁止して、親1・親2と呼ぶように

制度化するという、恐ろしい方向に向かっています。

 

再エネ賦課金という、特定事業者と外国資本のための

「打ち出の小槌」を編み出したのは、民主党の菅政権でした。

いま自民党「再エネ議連」等が、それを利用して懐を潤わせているようです。

 

政治資金の問題は、政党助成金の導入をしたとき、

資金パーティーは禁止するという話があったはずです。

原点に戻って議論する必要があります。

 

国の安全保障ですが、反日、反自衛隊、反日米安保ということで、

軍事的防衛体制不備状態にある日本において、

国民の命を危険にさらそうという政党があります。

 

憲法改正は日本を守るために行うのであって、それを

党是としている自民党に代わって国民が意思表明をする

組織が必要になっています。

 

これらについて議論をしてもらい、違いがどこにあるのか、

候補者の主張は現実的なものなのかを考える、

素材を有権者に明示すべき責任が候補者にあります。

 

残念ながら、それらの課題に触れていて、

かつ方向性を示しているのはたった一人しかいません。

 

著名人の一人が「一択しかない。飯山あかりしだ」と話していました。

 

余談です。

日本とエジプトで小池百合子氏家族の面倒をみてきた人がいます。

実業家の朝堂院大覚氏です。

朝堂院氏が小池知事の学歴問題について、

「100パーセント卒業していない」旨の証言をされました。

この問題に、新たな展開が見られるかもしれません。