俺は、某独立行政法人なのだけど、他の独法の方と昨日話した。

俺はまだ入ったばかりだから よくわかってないところもあるけど、
組織の仕組み、全体のシステム、研究、上司、などなどの不満を聞いた。

うーん、場所は違うけど、組織の病としては共通なところがある、というのが感想

独法は、元々は国研だったわけだけど、一度入ると安定した職、
つまり首にならない、というところが、良くもあれば悪いところでもあり、
それが根っこになってる問題が色々あるのかな、という気はする。

プレッシャーがないと、なかなか研究者としては
成長できない場合もあるのかも。
忙しく論文バシバシ出してるかもしれないけど、
人に興味をもって読んでもらえるような、それなりに
意義のある研究結果がないとね。

もちろん研究以外にも仕事はあるけど、
研究所である以上は、研究があってこそ、だろう。

研究所は、組織としては、日本の昔からの大学システム
(教授ー助教授ー助手)と比べるならフラットである。
「研究員」になるとある程度の独立は確保されている。
俺はそれが気に入ってたけど、
独立を機に成長できるか、本当に試される。

経済発展のため、新しい産業を作るしかない。

俺のようにバイオ分野では、なかなか時間もかかるし難しいけど


研究費の申請シーズンです。
これは、すごく大変だ。申請に関しては何も言えることがないので、、、

研究費をどう使うかについて:
言われ続けてることだけど、無駄な使い方は多いと思う。
もちろん、無駄に使っても、もの買えば経済効果はあるかもだけど、
研究を最も効果的に発展させる使い方、これは難しいね。

実験装置、という観点だけでも、もっと共通設備の設置と
その管理する方のために金使うとか、
そういう風に考えたこともあったけど、
やっぱ見てると共通設備の人というのは、
自分の研究してる人たちと比べると、モチベーション下がるよなあ。
そこらへん 難しい。
みんなが幸せで効率よくなるなんて無理だね。