Live Life to the Full


築34年の建売中古住宅に人間3人と猫17匹で住んでいます



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これがなつめ

12月の終わり

2階の住人のなつめ(11歳)が

ベッドの下を徘徊していてゴンゴンと

色々な所にぶつかっていました

 

12月中旬にあやめちゃんの目が見えなくなって

えぇ!!なつめまで!?と落胆

 

それに見えないと飼い主が確定したのが12月30日

 

もう病院はお正月休みに入ってしまった

 

とりあえず正月休みに

私たちが寝ていたパイプベッドを撤去し

すのこを敷きマットレスを乗せて

1月4日の病院を待ちました

 

見えなくなったなつめちゃんは

一生懸命トイレを探し、水場を探し

わからなくなってくるくる回り

壁にぶつかり

見えないストレスで怒りっぽく

下半身を触ればシャーシャー怒り

今まで一緒に寝ていたhiroさんも夜中怒られっぱなし

 

病院での検査では光は感じているとのこと

後は見えないのが目のせいなのか脳のせいなのかということ

あやめちゃんは17歳の腎不全で検査は出来なかったけど

11歳のなつめちゃんは以前から特発性前庭疾患と思われていたので

脳の疑いもあるし、

翌日CT検査をすることにしました

 

結果は失明する原因となる腫瘍など脳にはありませんでした。

 

 

ただ特発性前庭疾患という病名ではなく

両耳の中の「鼓室」という箇所になにか液溜りがありました。

2013年頃から頭が右に傾いたり、時には左に傾いたり

ふらついたり、

2013年~2015年までは吐き気や食欲不振もあって

2015年秋からはふらつきと

他の猫には見られない、首をグルグル回すという症状だけで

もし腫瘍だとしたら、もっと症状が出ているはずだと。

外科的治療をしたとしても先生の経験上、とても改善されたということはないとのこと。

ましてなつめは、ペニシリンやコンべニアなどの抗生剤を使うと調子を崩す子で

結局、特発性前庭疾患の時と同じ

ステロイドとめまい止めと胃薬の処方になりました。

 
目の見えないなつめは、一生懸命です
鼻とヒゲと全神経を使ってトイレを探し、水を探してます
最近になって気が付いたのですが
耳も聞こえていません。
 
CTを撮ってもうひとつ
左側の鼻の奥が蓄膿だということ
 
耳も聞こえない
目もみえない
プラス鼻も悪いなんて
かわいそうだ
 
ステロイドを飲ませて2カ月経ち
頭をぐるぐる回すしぐさは少し改善された感じはありますが
歩くと左回りにぐるぐる
それも高速回転は改善されなくて
今回左耳の鼓室の中をきれいにする手術を決めました
 
なつめが少しでも改善されるために
快適に過ごすために
 
手術当日、院長がなつめの目を診察して
床に降ろし回転の状態を確認して
 
目が見えない子に手術して
よくなればそれでいいけど
鼓室をいじって結果が伴わなかったら
見えないことで平行がわからなくて
左回りだけではなく天地がわからなくて転がる可能性もある
と言われました。
院長も手術をするかどうか迷い
とりあえずCT・MRIを撮って2カ月前より鼓室の状態が悪いなら
手術しましょうということでおまかせしました。
 
結果、MRIで鼓室の中が何かで埋まって真っ白に映し出されたモノが
左だけきれいになくなっていました。
右側はまだ白く、でも少し色が抜けてはきていました
薬を飲んでて改善されたのか、2カ月という月日で改善されたのかはわかりません
とりあえず手術をせず、
薬を続けることになりました
 
でも少しでも快適な生活ができればと
飼い主の勝手な願いで検査をしたツケなのか
検査翌日からは断食をきめこみ
左回りする元気もなくただ寝たきり状態で
自宅補液と強制給餌を一週間
それでも自力で食べず、
手術予定日の絶食から1週間後の血液検査では
貧血の数値が44%あったのが18%まで急降下
39.6℃の発熱
まさか、華音(かのん)と一緒の
免疫介在性溶結性貧血かもと・・
 
ただなつめの様に回る子に入院して血管留置しての静脈点滴は
ラインが絡まってしまうので難しいとのこと
 
自宅補液と強制給餌とてつもなく強いステロイドと
抗生剤アンピシリンを使うことになりました。
食欲がなくなって2週間
やっと自力で完食
怒るし、くるくる回る
まだ減薬にはなっていないけど一安心しました
 
くるくる回りぷりぷり怒り
ぶつかりながらトイレを探し水を探し
寝床を探し安心して寝て
これが今のなつめなんだと思いました
 
よかれと思っての麻酔の検査が
逆になつめを苦しめてしまった
 
 
ごめんね、なつめ
これからはもっとスキンシップに励み
共にうまく生きていけるように
がんばるから
 
でも
もしどうしても必要で麻酔の検査をしなきゃいけないなら
その時はいっぱい考えて結論を出すから
 
元気でいてね

 

 

おしゃべりな猫

なにから書いていいのか

1月14日あやめちゃんが旅立ちました
我が家に来て17年9カ月
 
 
17年前の春の夕暮れ時
ホームセンターに行くのに車を走らせ
いつもなら別の道を選ぶのに
何故か交差点が混雑するスーパーの前の道を選んだhiroさん
そのスーパーの交差点近くまで進んだ時に
対向車線の車道の端に
前足だけで必死で逃げようとする猫を見て
瞬時に「轢かれたんだ」と分かり
スーパーの駐車場に車を止め
捕まえようと向かったら、この子を心配した人がスーパーから段ボールを持ってきてて
段ボールに入れてすぐに動物病院に向かったのを思い出します
きっとあやめちゃんに引き寄せられたんでしょう
 
事故のショックでもしかしたら亡くなってしまうかもしれません
と言われたけど
やはり自分の飼い猫ではないので
「そうなったら、しょうがない」と思って、病院に託しました。
翌日会いに行ったら、レントゲンを撮ってみたら骨盤がバラバラだと。
この子のためにオーダーで骨をくっつけるためのプレートを発注して
届き次第手術します
と、言われ
自分の飼い猫ではないけど毎日会いに行くうちにどんどん可愛く見えてきて
名前も考えて
 
日曜日は午後休診ですが午後から何時間もの手術をしてくれました。
無事、バラバラな骨盤をつなげる事ができ
事故の4月4日から約ひと月5月1日に退院し我が家の猫となりました。
 
我が家の猫ではなかったとはいえ
プレート代も12万円の予定が実際はもっとかかってたのに
最初にプレート代の折半で6万と言ったのでそれ以上は請求しませんと
院長は苦笑いしていました。
 
 
手術だって本来なら休みの日、それも長時間の手術で
この一か月の入院・検査費用も全部病院持ち
こんな神みたいな対応が出来るなんて
17年経ってもありがたくて申し訳なくて
「あやめちゃん」を語るにあたって
絶対省略することの出来ない思い出です。
 
退院当初は下半身も引きずり
一日二回の圧迫排尿
それほど大変な事ではなかった
お世話という仕事は楽しかった
そのうち上半身で起きようとするあやめちゃんの
おしりを支えると
だんだんと下半身に力が戻り
数か月で四本足で立ち自分でトイレに行き
トイレも自分でできるようになって
走る様になって1M位の高さも飛べるようになって
全く普通の猫になった
 
 
わたしたちがどれだけ感動したか
本当にすごい猫でした
 
 
12月中旬に目が見えない感じで
ヒゲに頼って歩いていて
光には反応してて高血圧でもなく網膜剥離でもなく
それ以上の検査は腎臓の数値も関係しててやらなかったけど
ちゃんとトイレにも行けてローテーブル位ならジャンプも出来て
上手に生活してて
それなのにわずか半日で急降下してしまった
 
あやめちゃんはとにかくおしゃべりが大好きで
飼い主と会話が成立するくらい相づちしてくれます
 
あやめちゃん
うるさいくらいおしゃべりなあやめちゃんがいないと
家の中が静かだよ
 
さびしいよ
だーれも相づちしてくれないんだよ
 
 
いつか
わたしたちがそっちの世界に行ったら
またお話してね
 
あやめちゃんが17年頑張った世界で
私たちはまだ頑張るから
 
 
 

 

まわりまわって

入院中は出されたごはんも食べず

水も飲まず

断食を決めにかかっている華音(かのん)に

毎日のお見舞いにちゅーるを持っていって

しつこく口につけてなめさせるのが精一杯

でも貧血の数値も22%、25%、27%と上がってきました。
 
免疫介在性溶結性貧血になった原因の一つは
3週間前に打ったワクチンが引き金になったのではないかと言われました
今後華音にはワクチンを打つことはないでしょう
華音自体昔からワクチンを打つと
打たれた場所がかゆくてかきむしったり
食欲がなくなったりしていたので
合わなかったんでしょう
まさかワクチンでこんな病気のスイッチが入るなんて思いませんでした。
だからと言ってうちの子みんなワクチンをやめる訳ではありません。
 
 
あの輸血の日
先生が診療時間外に血液検査してなかったら
翌日華音は冷たくなっていたんじゃないかと
思うとぞっとします
 
先生にありがとうざいますを繰り返すと
「昔、元太に供血を何回もお願いし
輸血を必要としていたのが
華音と同じ免疫介在性溶結性貧血のワンちゃんで
元太に何度も助けられたんで
元太を連れてきてくれたsakuさんの華音はどうしても助けたかったんです」
と先生が話てくれました
 
バーニーズマウンテンドッグの元太の供血が
まわりまわって華音に届いている様な気がしました
 
先生もただその患者の治療をするだけじゃなく
「想い」があるんだ
 
華音の飼い主でよかった
母の犬だけれど元太と過ごせてよかった
 
 
 
元太とワクチン接種に行き待合室で呼ばれるのを待ってる時
診察室から出てきたシーズーの飼い主さんが
「わっ!」とゲンの大きさに驚いて
「すみません」とリードを引き苦笑いして
診察に呼ばれた時に
「突然で申し訳ないんだけれど、ゲンちゃんから少し血を分けてもらえないだろうか?」と
副院長に言われ
即座に「はい。どうぞ」と言って
先生たちがほっとした顔しながら
ゲンの血液検査をして300cc(だったと思う)の血液を抜いて
みんなに「ゲンちゃんありがとう」と撫でられて
元太もうれしそうで。
ワクチンも終わって会計待ちの時に
さっきのシーズーのお母さんがきて
元太に「うちの子に血をくれてどうもありがとうございました」と
頭を下げていました。
 
はじめてゲンが供血した時の事を思い出しました。
 
華音のおかげで
ワタシの心が感動で満タンになるのを
華音にこれから伝えていかなきゃね
 
華音は入院から8日後に無事退院しました
貧血の数値は退院時に25.5%で
これから毎日投薬です
プレドニゾロン(ステロイド)を1錠と1/4錠
バイトリル(抗生剤)を1錠
シクロスポリン(免疫抑制剤)を3ml
毎週血液検査をして貧血の数値をみながら
ステロイドを減薬していきます
 
今も投薬中ですが
プレドニゾロンは3/4錠まで減薬できています
貧血の数値も42%と平常値で
あとは入院中の断食で400gも落とした体重を
少しずつ戻して
 
免疫介在性溶結性貧血の再発にならないように
がんばりたいと思います
 
 
これからもずっと一緒にいようね
 
 

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輸血

7歳の華音(カノン)の話

 

 

 
9月下旬のこと
数日前から鼻の色が白くて
ごはんは毎回80%位は食べて
様子を見ていたのですが
翌日の夕方からは食べなくなって
それでも撫でると伸びをするので
ちょっと前に猫風邪を引いた子が続き
飼い主がバタバタしてた時のストレスかもと思っていました
 
華音は人が嫌いな方で
遊んでくれる人は好きだけど
お膝に乗ることも、スリスリ甘えてくることもしません
 
翌々日には少しぐったりしてる感じで
やっぱり気になって
華音をゲージに入れて病院に
 
他の子の猫風邪で最近病院に行ってたので
先生も「この子も風邪かな?」
「補液などの対処療法で様子をみて、
明日も調子が悪い様ならまた来ることにしますか?」と言われたのですが
明日もまた華音をゲージに入れるのはストレスになると思い
血液検査しちゃってくださいとお願いしました
 
結果をみて先生は「検査してよかったです・・・」と
結果の紙を見せてくれました
そこには血液の値、平常値なら黒色なのに
低値の青色と高値の赤色だらけの結果でした
 
病名は「免疫介在性溶結性貧血 (IMHA)」
 
この病院でもわんちゃんで1年に1匹いるかくらい
猫では稀だと言われました
 
普通ウイルスや細菌が体の中に入ってくると
免疫システムがそれを「敵」とみなして退治するのですが
その免疫システムが突然自分の赤血球を「敵」とみなし攻撃して
貧血、黄疸の症状が出ます。
この時の貧血の数値は16% (基準値は30~52%)
 
入院してかなり強めのステロイド治療となりました。
強いステロイドを使うと血糖値が上がるリスクもありますが
今は「命」が最優先です
そう言われて
にぶいワタシでも大変な病気なんだと理解できました
 
翌日お見舞いに行った時、朝14.2%まで下がり
まあ点滴しているので多分昨日と同じくらいでしょう
明日の朝また血液検査しますと言われて
その夜8時、
もう病院の診察時間は終わっているのに
電話が鳴りました。
 
少しよだれが出ていたので気になって血液検査をしてみたら
貧血の数値が10%切っています
今からsakuさん宅の若くて大きい猫さんからの輸血をしたいので
連れてきてもらえますかという電話でした。
 
慌てて3歳の天(テン)を連れて向かいました。
血液検査をして血液型自体は同じA型ですが
クロスマッチ(交差適合試験)では適合しませんでした
すぐに自宅に戻り、6歳の蓮(レン)と3歳の桃音(モネ)と
華音と同じノルウェージャン、7歳の明花音(アカネ)を連れて行きました
蓮も桃音も不適合で
明花音が適合しました
 
でも明花音の体重は3.8キロ
大きい猫ではありません
4キロ以上の子がよかったのですが
明花音から35CCの血液を採取しました
採血が終わると明花音が口呼吸をして背中がバフバフと上下していました。
すぐに150mlの補液とご褒美にとおやつをもらいました
 
明花音ごめんね。ありがとうね。
 
 
 
35ccの血液は1時間半くらいかけてこれから華音の身体に入れますと
言ってた時間はすでに夜11時
先生寝れるんですか?と言ったら
「いつか寝ます」と笑ってました
 
「sakuさんの華音は出来る限りのことをします!」と
いつもは寡黙な先生がいつも以上に真剣なのに
ただただお願いしますと頭をさげる事しか出来ませんでした
 
 
翌朝一番で病院へ行くと
顔色の悪い、ほとんど寝ていない先生が
とりあえず貧血は19.3%まで上がり輸血の効果が出ていました。
華音は貧血が進んでいた時も若い赤血球を作ることだけは頑張っていて
このまま30%まで貧血が改善されるまでは安心できないと言われました。
 
華音本人はもうストレスだらけで
ご飯もお水も飲まないで
ただ酸素室のすみっこで固まって
触らないで!見ないでオーラを発していました
 
免疫介在性溶結性貧血なんて
はじめて知って
命を落とす子もたくさんいて
このまま華音とお別れになるの?
いや
いつも華音を見るだけで
他の子と遊ぶ姿をみて
そしてジローやシンちゃん、大地を慕っていた華音
まだ私たちは華音が大好きなんだって
かわいくてしょうがないんだって
かわいいしぐさをする華音に
たくさんのありがとうと
いっぱいいっぱい癒してもらった恩返しを
まだひとつもしていないんだ
今居なくなったら困るんだよって
華音にお願いしました
 
 

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風太舎完成

すみません。何か月も更新を開けてしまいました

ちょっと諸事情で

いつも通りの生活パターンが出来ていない状態です

 
しょうがない
これもワタシの人生なんだと
がんばって生きていかないと。

 

 

さて風太舎の続きです

 

今回の扉の材料は

コンクリ打設などに使うワイヤーメッシュ

必要サイズにカットして刷毛でペンキを塗ります

 

 

扉の枠は1X4材を縦方向に切断し

ワイヤーが食い込むようにドリルで穴を開けます

 

 

扉はブライワックス仕上げ

枠にワイヤーメッシュを入れるのが大変でした

二人掛かりでゴムハンマーを叩きながら

枠に入れました

 
 

 

 

この大物を置く場所は

 

 

このタンスの場所です

 
ふたり暮らしになって
少しずつ断捨離して
この中に入ってるものをクローゼットの中に押し込みました
でもクローゼットもぱんぱん!
そのうち上手に収納しないと
 

 

 

 

 

そして以前に作ったトイレと合体です

 

 

 

イメージ通り!

 

 

 

左側は風太の居住地

夜はここから出てフリーにします

風たんをいじめる若い猫さんを

夜右側にいれます

 

風太をずっと閉じ込めてしまうのはどうにもかわいそうなので
考え抜いて、猫さんの入れ替えで

我が家は今のところ平和です

 

 

 

 

 

 

トイレは立ち上がりが高いのを探し

カインズホームのキャリコ M のフタを外してトイレにしました。

 

 

 

風たん

個室は安心だね

 

 

 

中はすべてクッションフロアー仕様

継ぎ目はコーキングをして

これで何年も使えるはず

 

 

 

 

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