本人は(たぶん)変わった、周りはどうだ。
【2011.12.31 17:00~ THE ポッシボー
2011なんちゃってカウントダウンイベント@芝浦StudioCube326】
前日に親戚宅で行われた餅つきの筋肉疲労が若干残る中
ついにやってきました2011年の大晦日。
年末も年末、一年の最終日という忙しい最中にもかかわらず
数多くのアイドルたちがイベントを行うようになった昨今、
それでもこの現場を選んでしまうのは(とりあえずは?)未だホームのよしみか
はたまた締めくくりにド新規現場で肩身の狭い思いをしたくなかっただけか。
まぁ入場料が1000円(当日販売で1200円)だったってのも大きいけど。←
JR田町駅を降りて歩くこと10分程度、首都高1号羽田線を頭上に臨む
大通りに並ぶ小さなビル郡の一角にそのライブハウスはあった。
海沿いの強い風にすっかりもよおしてしまった中でやっとの入場、
3Fのフロアから螺旋階段でもう一つ昇ったトイレにて用を済ますと
目の前にはフロアやステージを眼下に望めるちょっとしたスペースが。
「もしかしたら排除されちゃうかもな」と思いつつ陣取ってみたが
スタッフどころかトイレを利用する客すら数えるほどしか昇ってこない始末。
結果、1時間前後のトーク&ライブを誰に邪魔されるわけでもなく
良好な視界の中でのんびりと楽しませてもらうことが出来ました(´∀`)
逐一上を見ては笑顔や手を振りまいてくれた
ごとぅーちゃんがとってもかわいかったなー!←ハイハイ脳内脳内
彼女たちのライブを観るのは夏のTIF以来、
(無料イベントを含めれば、池袋サンシャインシティで見たことはあるけど)
彼女たち”目当て”で観に来たのはいつ以来なのか思い出せないほど(ノ△`)
秋以降、数々のフェス的なイベントやツーマンライブなどをこなし
ライブ内容のみにおいては徐々に好評価が聞こえるようになった彼女たち。
この日のライブステージにおいても、その評価の理由を垣間見ることが出来た。
自身がバンド編成を組むグループや、生演奏を従えてのグループとは違い
事前収録のオケをバックに歌い踊るアイドルグループというものは
とかく間奏などにおいて観客がお手すきになる瞬間が現れがちなもの。
彼女たちも例に漏れず、これまではただただ与えられた振り付けを
みんな揃って踊るのみというパターンでずっとやってきていたわけだけど
今はそのタイミングで誰かが一歩前に出てコール&レスポンスを図るなど
より観客との一体感を求めようとする工夫が見てとれた。
これは彼女たちがオンマイクでのライブを続けてきたからこそ出来る芸当であり
与えられた素材をそのまま提供することが多い世のアイドルグループの中では
大いに戦える武器となるのは間違いないだろうと思われる。
あとはそこに、真に他を圧倒出来る歌唱力が身につけばベストかな。
5年分の経験値に見合った、かつて憧れた先輩たちに比肩するような歌声を
日々の努力と、これからのライブの積み重ねで会得出来ることを願ってやまない。
3月末での公式ファンクラブ終了(確定)、そしてそれに起因する
グループ自体の解散説(あくまで一部の推測)などにより
尻に火がついた感が如実に表れてきたTHE ポッシボーのメンバーたち。
着火の方法は褒められたものではないかもしれないが
それでも着実に「現状を打破したい」という意識は全面に表れるようになっていた。
あとは周囲のスタッフが、それをどう外部へとアピールしていくか。
目先の利益のみを追求したり、行き当たりばったりのアイディアで動き回るだけでは
常連組は縛り付けておけたとしても、通りすがりの人を繋ぎ止めるのは難しい。
長期的なスパンで考えて、自分たちが最も表現したいのはいったい何なのか
全ての人間がしっかりとしたビジョンを共有しつつ
一丸となって行動してくれることを切に願う。
選手のみが必死に頑張るだけでは、勝利をつかむことは難しい。
チームが一丸となって初めて、勝利というものはつかめるものだと思うから。