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3/25(月)
夜明け前の未明。
昨日は中山8Rミモザ賞
1番人気のニシノティアモは、せっかく番手を取ったのに、その後一旦下げたら包まれて行き場を失い脚を余して2着。
レース後上原佑紀調教師と長い反省会をしたが・・
長いこと馬主やっているとこんなことしょっちゅうです。
田辺騎手とわしの会話は企業秘密にしておきましょう。
競馬にレバ、タラは禁物です。
ニシノティアモは馬格が無いので無理使いできません。
馬の様子を見てじっくり次走を考えますが、次走も田辺騎手にお願いしました。
ここで騎手を変えるのは馬主西山茂行の主義に反します。
と言うか、この馬で田辺と一緒に口取りしたい。
田辺と一緒に表彰台に乗りたいだけです。
さて、先週の話ですが、この異常な株高が本物かどうか。
西山茂行なりに一生懸命に勉強しました。
なにしろ自慢しますがわしはあの昭和から平成にかけての日本で1番お金があって景気が良かった時代の、いわゆるバブルの真ん中にいた、父の西山正行の側で全てを身近で見てきた男です。
そして新NISAなる新しい制度(税制)も研究しました。
そして会社の若い奴ら30人と2時間半勉強会をやりました。
前回は株高からゴルフ会員権高に行きました。
今回はまだそこには来ていません。
しかし、じわじわとゴルフ会員権も動いてはいます。
35年前のバブルとは全く違いますね。
あの時は誰もがこのまま株は上がり続けると思っていたし、土地が値下がりするとは誰も思いませんでした。
今回は、またどこかでで大暴落があるのでは?と言う不安がありますね。
わしは株の投資はしませんが、上場株を資産株として所有するのは賛成派です。
その会社の成長を見守る意識で。
新NISAは面白い税制です。
こう言うことを誰が考えるんだろうな?と思います。
わしは株でなく馬を買ってしまうからなあ。🤭
経済の動向を読まずと馬は買えません。
馬主ですが、まず会社ありきです。
さて、週の始まりは給料支給から。
そして西へ。
3/18(月)
春のお彼岸で父母の墓参に行ってきました。
父没して20年。
当時からの社員と共に。
いくつもの墓参での報告ごともあり。
その前日3/17(日)は
西山茂行にとってはいろいろな意味で重要な1日でした。
昭和30年に父の西山正行が34歳の時に作った会社が西山興業株式会社。
当時は金融業でした。
そのうちにビルや土地が増えて、その管理会社で、飲食店も多数経営。
ナイトクラブ、焼き肉屋、ステーキ屋、中華料理店、喫茶店などなど。
昭和40年から北海道に西山牧場。
昭和50年からゴルフ場とホテルの経営に乗り出す。
昭和56年西山茂行が成蹊大学を卒業して入社。
いろいろあって69年、今日に至る。🤭
雨も嵐もたくさんありました。
特に東日本大震災の直撃、いやその前のバブル直撃。
わしは色んな意味で、日本経済の生き証人です。
(詳しくは書けないことをお察しください。世の中にはいろいろな世界(業種)の人が微妙に絡み合っているのです。)
そして、西山茂行もいつまでも元気でいるわけではありません。
もちろん気持ちも肉体も永遠の48歳のつもりですが・・
次の世代へどう引き継がせていくか、これが現在の西山茂行の最大のテーマであり、残りの人生のライフワークになっています。
西山興業株式会社には良い若手がたくさん芽を拭いてきています。
時代の流れを読んで、わし以上にしっかりと将来を見つめなくてはなりません。
西山牧場もまだまだ延びしろがあります。
西山興業株式会社も西山牧場もどこの資本も入っていません。
まさに『一本独鈷』そのものです。
(一本独鈷はいっぽんどっこ、と読み、意味としてはどこの大組織の傘下にもならず、単独で家業を突き進むことを言います。)
3/17に話を戻しますが、会社の若い連中と食事して飲みに行きました。
わしの若い頃を思い出します。
歴史は繰り返されていきますねー。
わしとやってきた今の役員や幹部社員は会社と仕事に愛情を持ってやってきました。
数の点では決して多くはありませんが、誰もが自慢の優秀な仕事のできる社員です。
これからの若い奴らがその【会社への愛情】を持たせることができるか?
次の世代の課題ですね。
西山茂行は昭和を30年、平成を30年生きてきました。
令和も30年行くつもりです。
競馬の話も。年明けから順調にきていましたが、3月にペースが落ちました。
まあこれからです。
2歳の4月あたりからの入厩の準備が進んでいます。
と言うことは、一馬主90頭と言う入厩制限があるので、3歳未勝利組のあきらめも考慮しなくてはならない時期になりました。
これが1番難解な馬主の仕事です。
馬券並みに難しくて悩みます。
3/1(金)
あっという間の2月が終わり、弥生3月。
四年に一度の2/29は大谷翔平の結婚発表。
誰だろうなー。
たぶん英語ペラペラの長身の美人。
アナウンサーよりアスリートタイプと見た。
アメリカ🇺🇸生活に対応できる人は、やはりそれなりの人です。
(英語、食生活、風習)
そう言えばわしの姪がロスアンゼルスでカフェをやっているけど、どうしているのかな?
さて、今日は早朝に豊川稲荷に商売繁盛祈願。
そして、一通りの会社の用を済ませて、日刊スポーツの原稿を書き、新幹線に乗りました。
まず大阪へ向かいます。
今夜は大阪で友人と食事会。
二次会、三次会まで決まっています。
明日は早朝の山陽新幹線で新大阪から小倉へ。
なんとも西山茂行と相性の良い小倉競馬場へ今年の初見参です。
土曜日は小倉競馬の後はふぐ🐡。
これが楽しみの冬の小倉です。
日曜日、小倉で競馬を見た後は、戦友の村田一誠、勝浦正樹と博多へ移動して
博多の友人たちも交えて博多の行きつけの寿司屋🍣へ。
そして、月曜日は博多でゴルフ⛳️。
ゴルフ場経営者としては九州のゴルフ事情の勉強もしなくてはなりません。
(ただのゴルフの言い訳にしか聞こえない😅)
おっと、日曜日中山では弥生賞。
ニシノフィアンスが出走。
『馬主は勝目が無いから小倉へ行ったんだな。』
と思ってはいけません。
と言うのもここへ来て急に馬が良化しています。
昨夏の牧場時代から
『この馬は必ず走るけど、まだ体ができていない。活躍するのは3歳秋以降。』
と期待をかけられていました。
しかし、時に競走馬は人間の理解を超えた急成長をする場合があります。
ここへ来てのニシノフィアンスを見ているとなんかそんな大化けの可能性が見えてきました。
1勝馬の分際で、果敢に弥生賞G IIに挑戦するにはやはり意味があります。
出走手当狙いではありません。皐月賞出走権(3着以内)をしっかりと狙っています。
中山競馬場にはうちのウマ娘オタクの長女がおります。
と言うことで今は、唯一のんびりできる大阪行きの新幹線の中です。
西山茂行の大好きな博多駅の歌🎤、心で歌いながら・・
はかたえき~だけ、きれいになぁって、わたしたちは年老いてゆく・・🎵
最近行った出色の焼肉屋
最近行った上手い鍼のせんせい。
(わしって顔デカイ🫨)
中山11R
幕張ステークス
ニシノスーベニア
(上原博之・大野)
4番手から直線力強く抜け出して5馬身差を付けて楽勝‼️
「こんなに強いの?」
と思える勝利でした。
決まっていなかった馬を上原調教師にお願いして預かってもらった馬が、勝ち上がってオープンまで来ました。
それも1戦毎に力を付けています。
単勝③番人気の520円。
これで堂々のオープン入り。
ニシノレヴナントと同じ上原博之厩舎と大野拓弥騎手です。
なんか楽しみな一年になりました。
2着はニシノライコウ。
久しぶりの特別ワンツーでした。
このニシノスーベニアは年に数頭しか生産していない西山牧場の生産馬です。
西山牧場生産馬の特別勝ちは、なんと12年前の、なんとなんと『幕張特別』。
ニシノジャブラニはなんとなんと上原博之厩舎でした。
神の縁。
今期6勝目にして西山茂行初の口取り写真でした。