岡野あつこです
夫の態度が冷たくなった
イライラして会話にならない
怒りっぽくなって怒鳴ることもある…
もう夫とどう接していいのかわからない…
このような訴えを聞いた時に
私が真っ先に把握しなければと考えることがあります。
それは
更年期なのではないのか
一般的に女性の更年期については雑誌やTVでしばしば取り上げられることもありますが、
実は
男性にも更年期はやってきます。
個人差があるとはいえ
司令塔である脳が混乱を起こしてしまう更年期
主な症状として以下のようなものがあげられます。
女性は
ホットフラッシュ、ドライアイ、頭痛、動悸、倦怠感、イライラや落ち込み
男性は
不眠、性欲の低下、集中力の低下、頭痛、倦怠感、イライラや落ち込み
このような症状がでている時
パートナーやまわりのことを思いやれなくなってしまうのはわかる気がします。
更年期障害を引き起こすと
ある時期を境に…
相手のことが疎ましい
相手の行動にイライラする
相手の言動がいちいち気に障る
過去にされたことが思い起こされ憎くなる
動くのがしんどい
やる気がでない
このような感情になることがあるようです。
すると、パートナーに対して
突然、怒りやすくなったり
細かいことをいちいち口にしたり
ひどく落ち込んだり
黙りこくったり
無視したり
何もしたくないと行動することを嫌がったり
ずっと倦怠感を訴えて寝てばかりいたり
これでは一緒にいるひとは悲しい気持ちになるでしょう。
自分が一緒にいない方がいいのではないかと落ち込んだり
相手のことを自分勝手に思えて怒りがわいてしまったり
我慢をしているうちに離婚を考えてしまうのも頷けます。
でも更年期は一過性のもの
時期が過ぎれば何事もなかったかのように元の自分に戻れるはずです。
ホルモンバランスを整える治療を受けることで症状が緩和されることも期待できます。
更年期の時期は
大きな決断をしては後で後悔することになります。
相手の様子や言動に気を配り、
相手の状況や理由を理解できれば、
うまく距離をとったりやり過ごすこともできるはずです。
もし、自分が更年期障害だなと感じたら
あらかじめ家族やパートナーに
「こういう理由でイライラしていることがあるかもしれない」と
伝えておくだけで余計なトラブルも防げます。
パートナーシップで大事なこと
更年期の対処法等あらかじめ知識を備えて、夫婦で乗り越える
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