オホーツクの村日記

オホーツクの村日記

北海道斜里郡小清水町。オホーツク海をまん前に見渡し、二方を幅広い原始の防風林にはさまれ、一方を広々とした牧場と接した林が所在地です。

★オホーツクの村の出来事・風景・動植物・情報などを発信します★

6月28日

夏らしく緑が生い茂っています。

止別川

村の入り口もトンネルの様です


原田湖の様子

今年は雨も降り原田湖の水位はそれほど下がっていません。


7月3日

昨年から材料を集め手がけてきた、村のセミナーハウスのウッドデッキの改修が終わりました。

作業風景と完成した様子↓

横からも降りられる階段も付いて小さな子供も登り降りしやすくなりました!


NHKの番組「よみがえる新日本紀行」

40年前に放送されたオホーツクの村誕生の映像が、4KでリニューアルされBSプレミアムにて7月29日と8月4日と再放送されました! 


番組説明…↓

「よみがえる新日本紀行 「オホーツク・サンクチュアリイ 一北海道 •小清水町一」


新日本紀行から42年。動物たちの聖域「オホーツクの村」は健在だ。その運営には全国から520人が参加している。3代続けて"村民”になった一家は生き物たちを撮った写真をブログで発信。北の自然の息遣いを広く伝えてきた。また地元農家を中心に、人間に重い病気をもたらす感染症を防ぐためキタキツネに餌に混ぜた薬剤を与える取り組みも行われている。ふるさとの森を舞台に人と野生動物の共存をめざす模索が続いている。」



※以下画像は製作者に許可を得ています。

昭和56年6月28日 オホーツクの村・開村式


42年前のオホーツクの村開村式の様子や、小清水の酪農家さんの姿や農業についてとても貴重な映像、サンクチュアリにかける想いなど聞く事ができました。

またこの映像を見て懐かしいと思われる方も沢山いらっしゃるかと思います。現在のオホーツクの村の

森の姿を是非見にいらしてください😊


「子供の頃開村式に出席をしていてテレビに映っていました!」と声をかけて下さったのが、別の場所でお世話になっていた方で、オホーツクの村の繋がりがあった事にとても嬉しく、今度ゆっくり当時のお話しも聞かせていただきたいと思いました。


親子3世代の様子も取材していただきました。

私は0歳の頃から村民で、オホーツクの村の自然で遊ばせてもらえた経験があったから、今も自然の中で遊ぶ事が大好きです。そして緑に囲まれた自然豊かなオホーツクの村に息子と来るのが楽しみとなっています。


事務局長苅込さんのインタビュー↓

↑「子供たちが遊びに来られる場所として

自然と親しめる場所ってとても少ないんです」

「ここに来て やっていいよ 遊んでいいよという場所があることが 子たちにとっていちばんいいことで」

「自分たちも子供たちが喜ぶ顔を見るのがすごく嬉しい」


…苅込さんのコメントがとても心に響きました。

子育てをして気づいた事が沢山あります。自然の中で自分で遊びを発見し夢中になって遊ぶことはとても大切な経験だと思います。


オホーツクの村にはその経験ができる場所だと実感しています。


これからも様々な年代の方にオホーツクの村の自然を楽しんでいただけたら幸いです。


7月に咲くお花

オオウバユリ

7月30日にはタチギボウシ(ユリ科)が見頃でした。


7月28日

小清水小学生のDAYキャンプ

カヌーと釣りと楽しんで頂けました!



オホーツクの村周辺の出来事や、旬な話題も日記に載せています!今月の話題は網走〜小清水にて開催された「オホーツクSEA TO SUMMITについてです!


「SEA TO SUMMIT」は、人力のみで海(カヤック)から里(自転車)、そして山頂(登山)へと進む中で、自然の循環に思いを巡らせ、かけがえのない自然について考えようという環境スポーツイベントです。


2023年は全国11ヵ所で開催を予定されていて、

北海道開催は2箇所あり

オホーツクSEA TO SUMMIT(6月開催)

大雪旭岳SEA TO SUMMIT(8月開催)



オホーツク開催第3回目にして念願だった初参加です。


オホーツクSEA TO SUMMIT は6月17日18日に開催され、17日はカヤックや自転車の搬入、網走のエコーセンター2000にて受付&開会式、環境シンポジウム、大会説明、ウェルカムパーティーが行われました。


18日大会のコースは

網走湖〜網走川をカヤックで7.5km→🛶

網走駅〜浜小清水駅を電車移動→🚃

浜小清水駅〜ハイランド小清水725(藻琴山登山口)を自転車で35km→🚵‍♀️

藻琴山登山2km🥾

1日で駆け巡ります!


大会当日網走湖からスタートです!

 SEA TO SUMMIT ホームページのフォトギャラリーより


mont-bell辰野会長のご挨拶

網走湖は風が強くてかなり緊張しながらのスタートでした。写真を撮る余裕も無いくらい横に流されながらも網走川に入ると風が追い風になりスムーズに進む事ができました!


網走エコーセンターから1km程網走駅まで歩いて移動

駅弁を購入して「SEA TO SUMMIT2023」団体専用臨時列車に乗り浜小清水駅へ🚃

浜小清水駅から藻琴山登山口「ハイランド小清水725」まで自転車35kmです!


中間の休憩地点は小清水町の役場。

大好きなじゃがいもスイートポテトの「小清水とろり」をいただきました🥔✨



ハイランド小清水725に到着した頃に雨。

SEA TO SUMMITカレーをいただいてエネルギー補給です🍛


悪天候のため山頂へは行けず「屏風岩」がゴール地点でした⛰️🏁


誘導をして下さった大会関係者の皆様、寒い中本当にありがとうございました!


小清水町の愛ホールにて閉会式と抽選会が行われ、オホーツクの村に環境保全金として、オホーツクsea to summit実行委員会からの寄付を久保町長よりいただきました。(写真左下)



思い出の証✨完走証をいただきました。

チーム参加をしてとても楽しみながら全種目無事に完走できました!(写真右下)


網走と小清水の自然豊かな環境を楽しめる「オホーツクSEA TO SUMMIT」を開催していただき関係者の皆様ありがとうございました!


 SEA TO SUMMIT ホームページのフォトギャラリーより


主催…オホーツクSEA TO SUMMIT実行委員会

特別協賛…株式会社モンベル


詳しくは

オホーツクSEA TO SUMMIT ホームページ↓

https://www.seatosummit.jp/menu117/contents1358



2023年6月〜7月のオホーツクの村の様子と、「オホーツクSEA TO SUMMIT」についてでした!


佐藤明里