先月で慶應通信を卒業しました。
最後に言いたいことはたくさんあります。
しかし、これを読む人は
在校生か入学を考えている人なので、
読んで何かプラスになることを書こうかと。
おそらく、皆さんが私に一番聞きたいことは、
「(できるだけ早く)卒業するには、どうすればいいか?」
でしょう。
・・・一言で答えるなら、
『プライドを捨てること』です。
これができてない人が多い。
色々な慶友会のイベントに行って、
スク―リングでも色々な飲み会に参加した中で、
高卒の人だったり、
年配の人が特に多いと感じました。
『頭が悪い』と思われたくないのでしょうね。
ハッキリ言って気にし過ぎです。
コンプレックスが強すぎです。
『頭がいい』とは、
上手な人の上手なところを如何にして自分のものにするか。
言い換えれば、人の良いところは『積極的に』真似することです。
もちろん、ほんとうに大事なことは、
簡単には教えてもらえません。
どんなにSNSで情報収集しても、所詮限界があります。
だから、飲み会や勉強会には積極的に参加して、
情報収集してください。
しっかりと媚びてください 笑( ^ω^ )
だから大切なのは『プライドを捨てること』です。
(頭ではわかっている人は多いでしょう。
でも、実践できてなければ意味がありません)
質問した内容、話したこと次第では、
その場で見下されるかもしれません。
嫌われてしまうかもしれません。
でも、だから何ですか?
慶友会なんて、ブログ名やツイッター名しか知らず、
本名も仕事もわからないけど、
(自己申告なので本当にその職業かどうかも不明)
何となく仲良くしてる人もけっこういますよ?
別に嫌われてもいいじゃないですか、
あなたの慶應通信生活にとって、たいしてマイナスになりませんよ?
(精神的なダメージは受けますが 笑)
私と会話した人で、私を嫌いになった人はけっこういるでしょう。
(年配の方々が特に多いですね)
でも逆に、私と仲良くしてくれた人もたくさんいます。
(卒業することが目的で、生涯学習とかにこだわらない人が多いですね)
みんなと仲良くすることは素晴らしいことです。
でも、現実はそうはいきませんよね?
慶應通信ももちろんそうです。
だから、自分と同じ目的の人、自分と似た考え方の人
とだけ仲良くすればいいんです。
だから友人は選びましょう。
そして勉強できる人を見つけたら積極的に関わって、
そのコツを教えてもらう、
あるいは自力でよく見聞きして、発見しましょう。
当然、類は友を呼びます。
勉強できる人と仲良くなりたかったら、もちろん自分も努力してください。
やる気がないだけなのに、色々と言い訳して勉強せず、
楽して卒業だけしたいという人
(もちろん表面上はそうは言ってませんが)
も結構見てきましたので。
またこれも非常に大事ですが、
やさしくしてくれた人、お世話になった人には、
後々、恩返しをしていけばいいんです。
最初は信用さえしてもらえればいいんです。
(まあ、これが難しいのは言うまでもありませんが 笑)
これは、私が6科目受験を続けていた理由の1つでもあります。
(察してください)
暇で時間を持て余していて特にやることがない、
若い女の子と話したい、あわよくばセクハラしたい、
みたいな人は、私が見てきた慶友会では常に一定数いました。
こういう人も無視しましょう。関わるだけ時間の無駄です。
(40~50代のおっさんが、若い女の子にしつこくLINEしたりする、
とかいう話はけっこう聞きました。ストーカーまがいのことも。
というか、慶友会の役員をしてたとき、直接相談されたこともあります・・・
結果的に私まで巻き込まれた意味で、私も被害者もですね 笑)
以前話したとおり、勉強量を確保すること、
つまり長時間、机に向かって黙々と勉強するだけの精神力は必要です。
それに加えて、見ず知らずの人に積極的に話しかけていき、
すり減ってる精神をさらに削って情報を収集することまで
しないといけないということです。
(私は人見知りするタイプなので、
本来は、知らない人に話しかけることがすごく苦手です)
・・・私にとって慶應通信生活が苦痛だった理由が、
お分かりいただけたでしょうか?笑
もちろん、楽しいこともありました。
いっしょにイベントに参加したり、テスト勉強したり、いい思い出です。
またいっしょに卒業式に参加できた友達、
卒業後もLINEしてくれたりする先輩後輩、
こうした今を思うと、がんばってよかったです (^-^)
結論としては、普通に仕事をしながら、
最短で卒業を目指すなら、
努力と情報、すなわち効率を極限まで高めないといけません。
そのために、捨てるべきはプライドです。
人間関係も、仕事も、時間も、遊びも、卒業も、
すべてを上手く手に入れることは無理です(^o^)丿
・・・結局、所々で愚痴を言ってしまった(;・∀・)
最後に、
現役の通信生はわかっている方も多いと思いますが、
慶應「通信」を卒業しても、世間では大して評価されません。
(センター試験のような、客観的にわかりやすいモノサシではないので)
偏差値で言えば、40の大学を卒業したくらいの評価しかされないと思います。
(ちなみに通「学」であれば、偏差値は70くらいです)
S評価をどれだけたくさん取っても同じことです。
だから大事なのは、卒業した後だと思います。
仕事でも何でもいいですが、
何か成功したとき、やり遂げたときに、
「あーそういえば慶應卒だったのか。どうりで。さすがだねー」
と言ってもらえて、はじめて意味があるのではないかと。
慶應通信で得た知識が直接役に立つことは少ないでしょうが、
経験として得たものは役に立つかもしれません。
慶應通信卒業は、キレイごとごとでなく、
本当に、ただの通過点に過ぎないと思っています。
慶應通信卒業の名に恥じぬよう、
仕事で結果をだせるように、頑張っていきます (^-^)
今までお世話になった方々、
応援してくださった方々、
ここまで読んでくださった方々、
本当にありがとうございました。
またいつかどこかでお会いしましょう (^-^)