・。゚.*日々是好食・。゚.*
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

居酒屋酒の旨いこと❗️【おおはま:鎌倉】

おおはま  @鎌倉


{37B40E16-2C83-4E6A-94AB-4F27379EC01B:01}

独身の頃の1番の飲み友達だったMちゃんと久々に大好きな日本酒を飲みに行った。
独身の頃は都合が合えば、即日飲みに行ったりするのだが、お互い結婚すると飲みたい時には側にいなくてさ。

ワシは子供ができて行動範囲が狭くなったのもあり、Mちゃんは結婚して住まいが遠くなったのもあり…

久々にMちゃんと居酒屋で旨い日本酒飲みたくなって…
で、場にえらんだのが、たまたま目についたここ、おおはまで…

{CE89E021-169C-443A-9FFD-B872DFCF06B4:01}

まず、阿佐ヶ谷から移転してきたということ、店主が女性だということ、あとは、とりあえず口コミの点数が高かったからね…
なんで、阿佐ヶ谷から鎌倉に??と思うけど、店主が結婚したからということきゃー

L字型のカウンターと四人掛けテーブルが一つのお店。カウンターの椅子と椅子が離れて置かれているのか、余裕があって狭いと感じることはない。

女性店主のさっぱりとした受け答えが小気味がよく、一本気な感じで格好よく、入った瞬間に正解でしょ、と自分自身に頷いた(^^)

{840756C0-D16B-48CF-BD2B-874A7EBDD3A4:01}

料理は家庭料理というか、野菜を多用した酒に合う料理で、何を食べても迷いがなくて、なんというか、肩肘張ることもなく、かと言ってダラけることもなく、至極自然なんだけどプロが作る家庭料理で、、、これを酒に合わせると、ピタッとカチっとうまいこと噛み合うので、酒飲みとしては、その都度嬉しくなってしまう。
これやん!と言いながら杯が進む。
これがしたかったんやん!

{C897C7CC-0236-4424-9282-5BBC9E77CCCC:01}

塩カツオから始まって、野菜の前菜3種、肉シュウマイ、そば味噌、ホタテのなめろう、などなど、、、

酒も結構硬派な感じで、而今、七田とか、その他あまり聞いたことのない日本酒が結構あってさ、、銘柄覚えてないけど、どれも美味かった
店主自身が華やかな香り高すぎる酒は好まないらしく、純米酒が多かったような気がする。

ワシらは純米酒好きなんで全く問題なかったね。あと、焼酎も少しあったかな。ワインはなかった気がする。
あくまでも日本酒を楽しむためのお店ということで、ヨロシク(^^)

いやぁ~なんか、Mちゃんとこうやって夜に居酒屋で日本酒、久々だよなぁ。

お互い家庭を持つと、独身の頃謳歌していた自由を多少失う。飲みたければいつだって、行きたければどこだって行けたのにね、と昔を懐かしむのだけど、さf^_^;

たまには本当に昔の自由さに帰りたいとか思ったりするけど、この不自由ななかで、なんとかやり繰りして啜る居酒屋酒が本当にオツでさ…

店主が帰り際にいってたけど、「最初から日本酒でこられたので、気合入りました」って…私達は日本酒を飲むときは、とりあえずのビールがないんだわ。
それも昔からね(^▽^;)
そんで、ベロベロまで飲んで、何度もMちゃんは同じ話をして、ワシは際限なく飲んでさ…

ふぅ…それは今回出来んかった。Mちゃんは帰りにバスのある時間に帰らなければ、との事でさ…
2時間くらいかけて、鎌倉まで来てくれたからさ。
ワシも家に帰れば可愛い息子が待ってるしね。

まだまだ余力を残しつつ別れるのは、ホンマは本意ではなくて、もっと飲みながら話したい気分満載だったけど、そこは、堪えたよ。

今までの人生、我慢とか辛抱するとか無かったワシだけど、子供ができた昨今、我慢とか少しだけ出来るようになった。

Mちゃんと別れたあと、まだ早いので、ひとり酒しようかと思ったけど、コーヒー飲んで帰ったからね(^∇^)
偉いな、ワシ!

今回の店、ひとり酒も行けそうだ(^∇^)と、ほくそ笑む…

良いお酒でした(^^)ごちそうさま^o^


☆料理本批評☆【ごはんですよ】

ごはんですよ/文藝春秋

¥1,296
Amazon.co.jp

ワールドカップが終わってしまった~~~メッシ負けてしまったなあ。。。
夫の予想通りドイツが勝ったけど、ほんま可愛げないくらいに強かったなあ。。。ブラジルなんてコテンパにやられてかわいそうだったし・・・

ドイツに限らず予選を勝ち抜いたチームはどこもレベルが高かった。縦に早いわ、パスまわしは芸術的でさ。。。日本も最初はベスト4とか8とかに残れるとか盛り上がってたけど、あのレベルの差を見れば誰がそんなこと言い始めたんや!!って思ってしまう。。。
青年よ大志を抱けとは言うけど、あまりにスーパーポジティブ過ぎたんちゃうか???って、、、

ポジティブに物事を考えるのは良いことだろうけど、批判的精神も必要な気がしてならない。
日本人って批判したりされたりすると、それがイコール弱い者いじめみたいな感じにとらえられることが多いような気がする。実際、本質的な批判が下手だから結局は弱いものいじめになることも多々あるんだろうけど・・・
だからといっていつ何時もポジティブ思考で、失敗しても常に前を向いて、で、終わったらちゃんちゃん!!頑張ったからいいやん!で終わるのもどうかね😅

ま、でも終わってしまってちょいと寂しくなった。
4年後は日本はどうなっているのか、このままだとなんだか心配だ・・・


趣味は何かと聞かれると、なんも考えずに読書、旅行、映画鑑賞とか言ってたけど、今ふと考えてみると、もう既に趣味ではないやんけ!!!と思うのである。

子供を生んでから飛行機に乗ったのは法事で神戸に帰る時だけだし、それ以外はもっぱら車で行ける範囲の旅行になんとなくなってしまっているし、映画なんて映画館に行くことはおろか、DVDでも最近は全く見ていない。。。

読書は趣味というより活字中毒なので何かしら読んではいるが、小説っぽいものは、先日アップした東京タワーくらいで、それ以外はほとんどがレシピ本である。

食べること(外食)も最大の趣味の一つなのだけど、一才弱の子供と一緒に慌てふためいて、搔き込むようにする外食なんて、最早趣味でもなんでもなく、むしろ億劫になってきた昨今、そのストレスをどこで発散するというと、一番手っ取り早いのは自ら作るしかないやん!!

昔から世界の料理のレシピ本が好きでよく買っては、材料をそろえて作ったりしてきたが、今はそんな時間的・物理的余裕もないものだから、簡単で美味しくて時短で、、、というのに特化している。

スタンダードなおふくろの味的なものは最近はあまり興味ないし、顔が売れている料理評論家の本もなんか、この本のためにレシピ捻りだしました、、、的な場当たり感があってイマイチぴんとくるものがなくて、、、

だからといって、普通の主婦だからいい訳ではなくて、あまりに生活感に溢れるものはやっぱり退屈だし、微妙なところ。。。あと、ここまで調味料いらんやろ、、、とか、ここまで丁寧にする必要あるか、、、とか、逆にここは省いちゃいけんやろ!!的に色んな文句がある😅

面倒臭くなくて、合理的だけど機能的で、仕上がりに驚きがあって、、、でも基本は、実際に生活しながら、家族に何度も作っているんだろうなあ、、、という熟れて愛されて大切にされているレシピがいいね♬

その作者の独自のセンスが光る一品、、、実際は活字でのレシピを見るだけでは、分かりずらいのだけど、意外とレシピ本を数多く眺めていると、どれが自分にとって光ってくるのかが分かるもので、、、ほっほっほ😀

ピンときて買ったレシピ本で「ごはんですよ byなかしましほ」というのがあるのだけど、その中で試してみて、意外や!!ほおおおおおお~!!!と思ったレシピの一つを紹介するチョキ

このクソ暑い中で若干季節感が違うのだけど、キノコの炊き込み御飯!!!
地味でどうってことないのだけど、これはじんわり旨かった!!なんも出汁的なものは入っていないのだけど、キノコ類、ベーコンからも出汁は出るだろうけど、ここではやっぱりオリーブオイルを入れるのがミソなんだと思う!!!あと欠かせないのが食べる前にしぼるレモン!!!なんかエスニックな仕上がりになるんだ😀

米と一緒に炊く前に生のキノコ類に味をつけてオリーブオイルでマリネするという、、、こういう一手間が意外と出来上がりを左右するなと思った一品!!!
キノコ類はオリーブオイルとあえることによって少ししんなりとするし、、、、

今までキノコの炊き込みご飯って、なんか物足りないと思ってきたけど、これだったのか!!!と目から鱗だった!!ぜひお試しあれ!!!

以下のレシピはなかしましほさんの「ごはんですよ」の材料の抜粋と作り方を適当に簡単にしたものです。

材料(3~4人前)
お米 2合
しいたけ、マッシュルーム、まいたけ 各1パック
ベーコンスライス 4枚
レモン汁 1/2個分
万能ねぎ
A(醤油、酒、オリーブオイル 各大さじ1)
塩、胡椒 適宜
 
・キノコ類を切ってボウルでAと一緒に手で混ぜておく
・米を入れた鍋にベーコン薄切り、キノコ類をを載せて水は普通に炊く分量入れていつも通り炊く。(私は鍋ではなくて圧力鍋で炊いてしまいます)
・炊き終わったら、レモン汁、万能ネギを加えてさっくりと混ぜて塩こしょうで味を整える。


オカンと息子♬【東京タワー】

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)/新潮社

¥810
Amazon.co.jp

お久しぶりです😀

ここんとこ、PCを開こうとすると、息子が意気揚々と私のMacちゃんに突進してくるので、彼が起きている間は落ち着いて開けなくなった😅

ソファーに座ってだと上ってくるので、椅子かベッドの上で開くのだけど、なんとも落ち着かない。。。

スマホも大好きで、指である程度操作できるので、普段マナーモードにしているつもりでも、いつの間にか息子に解除され、いきなり鳴りだしてビビることもあってさ。。。
こういう電化製品は子供が好きなのか、、、速く飽きることを祈る!!!

遅ればせながら、リリーフランキーの「東京タワー」を読んだ!!!
あれってサブタイトル「俺とオカンと時々オトン」から分かるとおり、リリー兄貴の自伝であり家族の話で、昔のワシのキャラからすると家族というカテゴリーに全く興味なく、スルーしてたのだけど、たまたま本屋で見かけたので買ってみた!!

もうもう、、、号泣です。。。

リリー兄貴がどうやって育ったのかがとてもよく描かれていて一気に読んでしまった。

不思議なことに、リリー兄貴に感情移入をするのではなくて、オカンからの視点で読んでしまっているのはちょっとした驚きだったけどさ、、、

癌でオカンが死ぬまで、一番近くて大事な人を息子としてどういう風に思ってきたのか、男だからか、愛情表現がうまくできなかったけど、本当はどう思っていたのか、、、飾ることなしに描かれているので、なんか子から母への手紙のようでさ😹

自分の子供のように思えてきて切なくて愛しく泣けてきたよ。

誰しもの一番大事な人はおそらくお母さんで、お母さんという存在は、いつでも子供の幸せを誰よりも願っているというベタなことや、子供は親が居なくなって初めてその存在の大きさが分かるという、これまた大いなるベタな事実が、泣かしてくれる😅

リリーフランキーが女性だったら、ここまで素直に母親のことを描けるのだろうか、、、また私自身も感情移入できたかどうか分からないけど、息子にとっての母親というのは、娘のそれよりも何か確実に違うんだろうなって思った。

文中で「男は母親が死んでから一人前になるのよ」とオカンが死んだ後に松田美由紀(松田優作の奥さん)にリリー兄貴が言われていたけど、その言葉は本当なんだろうなあ。

息子と母親って一心同体的なものがあるというか、なんか女同士とは違うんじゃないかなあという感想をもった。。。

出産してから色々な人から、子供というのは、母親の愛情が何よりも一番大事ということを聞かされ続けてきた。
この東京タワーを読むと、本当にそうなんだなって改めて思う。リリー兄貴は決して真面目な好青年ではないけど、何か悪さをしてても、離れて暮らしていても、きちんと母親の愛情を理解していて、案じていて、それはやっぱり愛情をもって育てられてきた結果なのだろうなって思う。

うちの息子もリリー兄貴のように育ってほしいと思ってしまったよ😀

下手な育児書読むより為になりまっせ~

息子をもつ母へ特におススメです♬





1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>