個人的写真機博物館

キヤノン古のEF標準ズーム第三弾。

流れとしては先に掲載した35‐70㎜の後継だろうが段違いにチャチくなる。

とにかく全体的に軽い印象で、グレードを考えれば当然だがマウントもプラ。

USMなのでソレなりに早くて静かだが…まぁ上級モデルの様には行かんわな。

 

描写に関しては、まぁこんなモンかなといったトコロ。悪くは無いが良くも無い。

ただ解放Fに関しては本当にコレでイイのかといった感じ。

流石に安ズームとはいえ、4-5.6というのは暗すぎるのでは無いかなと。

とはいえ他社でも似たり寄ったりなモデルは有るので仕方無いか。

 

 

一つ前に掲載した標準ズームからMFを取っ払っただけのモデルか？

何というか物凄く割り切った造りで気持ち良ささえ感じる程。

スペックを見る限りレンズ部に関しては全く同じ模様。

 

MFが無いのでピントリングや距離計窓は省かれている。

とは言え全体的な質感は素晴らしく、やっぱりコイツも持ってて楽しい。

中古でほぼほぼ値の付かないレンズなのでボディキャップ替わりでも良い。

 

カードには少々飽きたので極々初期のEFレンズをば。

今となっては全く魅力を感じないスペックだがお気に入りの標準ズーム。

何故かというと非常に質感が高く触って嬉しいのだ。

 

ピント制御は普通のモーターながら問題ないスピード。

距離計窓もキッチリ装備されており何ともグレード感が高い。

ズームリングの操作感も良好で本当に弄っていて楽しい。

 

ミノルタもニコンもだが、初期のこの手のレンズは本当にイイ。

中古でもほぼ値が付かないかジャンクボディとセットで実に不憫。

この辺のコレクション始めると泥沼だが…まぁ今更よね。