GreenCherries'Diary

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biceのこと、自分のこと。
思い出したこと、思い出したいこと。

biceのファンブログのようなもの、書いてます。
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随時 自分のことも書いてます。
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第4回 biceファンイベント開催

【日時】 2015年4月22日(水)
【時間】 18:30open/19:00start
【場所】 シネカフェ・ソト (JR埼京線 十条駅北口 すぐ)
http://www.cinecafesoto.com/
【料金】 チャージ1000円

中島からbice、劇伴や提供曲、ゲストボーカル曲など、
あらゆるbice作品をひとつなぎにして音と映像で楽しむ。
それだけが柱のファンイベントです。

懐かしの雑誌やフォトアルバムを片手に、
おいしい料理を楽しみながら、
時にはお近くの方と語らいつつ、
bice作品と共に自由に過ごして頂ければと思います。
どなたでもうっかりお立ち寄りください。

リクエストなども随時お待ちしてます。
raincoat.withnorain@gmail.com

15 minutes bice medley
http://www.youtube.com/watch?v=NVaEwL5V4gU
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ここで暮らし始めて、初めて実家に泊まった。
体に優しげなカレーを作ってもらった。
大きすぎる寒天であんみつを食べた。
3人の食事がうれしかった。
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ふとんがやわらかかった。
懐かしい静けさはとても心落ち着いた。
でも肌寒かったからか、眠りは浅かった。
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朝ごはんを食べて、早いうち出かけた。
初めてのおはか参り。
どこにあるのか、あるのかどうかすら知らなかった場所へ。
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また雨が降ってた。
ひどくさみしげな場所に見えた。
けれど無縁仏に家族が3人も来るなんて、
父は意外にも幸せな人なんじゃないかと。
そう思ったり。
でも母がおはかの場所がわからなくなって、
縁がないのは私たちだとみんなで笑った。

手を合わせた。
合わせてみても、なにを思えばよいのかわからなかった。
懐かしい顔より明るい顔が浮かんだ。
走り回ってる姿、
向かいで同じものを食べてる姿、
私を抱きしめるような仕草。
全部お父さんができなかったこと。

ひとり傘をさして、
しばらく立ちつくしてみた。
くもり空を見てた。
哀しい気分と明るい気分になれた。
お父さんと話してるような時間だった。
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帰路の途中、3人で少し思い出話をした。
「時間があって好きなことできるなら絵を描きたいと言ってた」
姉が教えてくれた。

「おはかに来ようと思ったのは、
笑い方がお父さんに似てるって
自分で思ったから。」
写真を見せたら、姉がうなずいた。

街を移動して、レトロな喫茶店へ。
3人で食事をした。
レモンジュースもエッグトーストも
とてもおいしかった。
お父さんの話はもうしなかった。
チョコバナナパフェは甘すぎた。
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姉がとても楽しかったと言った。
母がまた来てねと言った。
「今度来たらストロベリージュースにロースハムトーストがいいな」と私は言った。
雨はもうやみそうだった。

友達の発表会を見て、買い物をして、
ひとりの街に帰った。
今夜はきっとひとりじゃいられない気がした。
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家事をして、ギターを弾いた。
硬くなった指先が心地よくて、
ずっと弾いてた。
また雨が降ってた。
眠らなくていいような気がした。