へたれヲタ同盟

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オタってなんだろう


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午前2時に北京を出発、フランクフルトへ向かいます。

席は後方窓側。

隣は中国人の少し年上っぽい女性。

ブランケットにくるまって寝るわけだけど、その隣の人が僕の荷物入れの上に足を載せたり、何の遠慮もなく寄りかかってきたり。

機内食のデザートくれたし悪い人じゃないんだけど。

やはり地域によってパーソナルスペースの感覚は全然違うみたい。

アイルランド行くんだって。

機内食は二回出ました。

あんまり美味しくなかったけど残さず食べました。

現地時間午前6時、ついに降り立ったドイツは暗い霧に包まれていました。

おいおい本当にドイツ来ちゃったよ、という感じですね。

向こうは明るくなるのも暗くなるのも日本に比べて遅いようです。


まずは無事到着したことを伝えようと、自販機でテレホンカードを買ったんだけど公衆電話の使い方が全く分からん!いきなり涙目やがな。

どうやら僕の買ったテレカはインターナショナルテレカといって普通のテレカとは違ったみたいです。

結局最後まで使い方が分からず、、10€無駄にしてしまいました。。


フランクフルトは最終日にまた来るので、早速ICE(すごく速い列車)でベルリンへ移動。


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写真はフランクフルト駅。




車窓から見えるのは平たく広大な大地と、低く立ち込める平らな雲。

なんだかウェハースみたいだと思った。


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風力発電機の多さはさすが環境先進国。

車内販売でコーヒーを買って餞別に貰ったマカロンを食べる。

至福の時。




ベルリンに着いたのは14時頃だったので、本格的な市内見学は明日にして宿に向かいます。


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2泊したベルリン国際ユースホステル。

ドミトリー(12人部屋)で一泊朝食つき24ユーロ。




まだ時間があるので荷物を置いてその辺をぶらぶら探索。


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近くにあった美術館に入ります。

中はガラガラ、こんなんでやっていけるのかと。

ほぼ貸切状態、なんという贅沢空間。


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夕食は少し高そうなバーみたいなレストラン。

スモールサラダは全然スモールじゃないし、適当に頼んだメインディッシュは山盛りポテトフライ(マックのポテトL3つ分くらい)と粗挽きハンバーグ3つ・・・

いや、おいしいけどさ、、ねぇ、、、無理っしょ、、、、

ただビールは半端なく美味しかった!

結局この日に飲んだビールが一番おいしかったなー。






前回の準備編から時間が空いてしまったのですがHARIBOでも食べながら、出発です。





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空港といったら人でごった返して騒然とした空間を思い浮かべてしまうので、そのカオスの中で自分の並ぶべき列、行くべき所をみつけるのは極めて困難であり、初心者には到底不可能な至難の業(もはや神業に近い)であると、僕はそう思っていたのです。

でも成田空港さんはとっても親切で、サルでもわかる簡単設計になっていたので僕は無事飛行機に乗ることができました。




19時成田発、乗り換えのため中国は北京に向かいます。

無事に飛行機には乗り込めたものの、慣れない空の旅に緊張は高まります。

今か今かと離陸を待ちながらも、僕の乗ったCA168便は30分くらい滑走路を走っていました。

足を組んで座るキャビンアテンダントの余裕が、僕の不安を少し和らげます。




22時、北京到着。

結局機内では「俺は日本男児だ」などと考え、行き場のないファイティングスピリットが僕の胸に沸々と湧いていました。

乗り換え時の北京空港職員の態度が粗雑で外国に来たんだと実感。




4時間ほど空港で待機。

深夜のだだっ広い港内は人が閑散としていてとても寂しい。

日本人女性に「国際で使える電話は持っていないか」と聞かれほっとする。

日本を出てまだ数時間じゃないか。







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この旅行記はへたれ大学生の平凡な一人旅を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。あと、部屋は明るくして、 ディスプレイから30センチは離れて見やがってください。 (CV:茅原実里)







<旅行日程>

9月16日~9月26日





<目的地>

ドイツ




<登場人物>

naojiくん(大学3年生、海外一人旅ははじめて、飛行機にちゃんと乗れるか不安になってしまうような人)




<動機>

大阪まで旅行に行ったにもかかわらず、現地で図書館にこもってしまうほど旅行に向いていない自分が、海外一人旅などという蛮行を思い立ったのは、四月のある晴れた日。春学期最初の授業中でした。文化人類学の授業中ですね。教授の話に触発された僕は、自分の思考を規定し、そして創り出している社会的常識を相対化する必要がある!そのためには今置かれている社会とは全く違う社会に身を置くこと、つまり海外旅行こそが最適である!などという至極単純かつインスタントな発想を名案であると勘違いしたのだった。まあどうせ10日くらいの旅行ではたかが知れてるわけだけれどね。


旅行先はすぐにドイツに決まった。

理由

その① 昔からの「ドイツってなんかかっこいい。」の印象

その② 大学の第二外国語はドイツ語を専攻

その③ イタリアもいいけどなんか犯罪が怖い

その④ ビール飲みたい、ソーセージ食べたい

と、こんなところです。その④が理由の九割を占めているといっても過言ではありません。






<事前準備>

・往復航空券 98000円

 中国国際航空、北京乗り換えを七月初めに購入。HISなど旅行代理店も回ったが、ネットの「地球の歩き方」が一番安かったのでそこで購入。もっと早い時期ならさらに安い航空券はあったようだ。


・ジャーマンレイルパス 5日間 23900円

 ドイツの鉄道乗り放題の券。日本でいう新幹線みたいなECやIECも乗り放題。


・リュック

 アイアムバックパッカー。


・ユースホステルの本

 ホテルは高いのでユースホステルです。


・お金

 汗水たらしてバイトしました。