【野球語録】




 「色んなものを見せていただきました(苦笑)」



(中日ドラゴンズ/ 落合博満監督)

[ この言葉の印象度:30 ]




2010年5月27日。2者連続押し出し四球に4失策、おまけに前半の拙攻。試合巧者 中日らしからぬお粗末な内容に、さすがの落合監督も苦笑いを浮かべるしかなかった。

…本来、今の中日は世代交代期に来ている“筈”なんです。ですから、どうしても未熟な部分がこれまでの数年と比べてどうしても目立ってしまうものなのでしょう。とはいえ、それでもきちんと戦えているというのは、さすがは落合ドラゴンズといったところでしょうか。
【野球語録】




 「メチャメチャ安いやろ(笑)」



(オリックスバファローズ / 岡田彰布監督)

[ この言葉の印象度:40 ]




2010年5月27日対横浜戦。三番後藤光尊内野手、四番T-岡田内野手、五番アーロム・バルディリス内野手の3人合計で推定年俸8500万円という、日本プロ野球12球団のクリーンアップの中で断トツに給料が安いトリオの連続タイムリーで逆転勝利を収めたオリックス。コストパフォーマンスに優れた3人に岡田監督も笑いが止まらなかった様子だった。

…巨人や阪神辺りと比べると確かに安いですね。でもコストパフォーマンスに優れています。個人的には、阪神の二軍で燻っていた頃からずっと目を付けていたバルディリス選手が活躍していることに非常に満足しています。…だから横浜はバルディリスを早く獲得しろとあれほど…(※筆者は横浜ファンです)
【野球語録】




 「僕の方が若かったということですね(笑)」



(埼玉西武ライオンズ / 石井一久投手)

[ この言葉の印象度:60 ]




2010年5月26日。42歳の阪神 下柳剛投手とのベテラン左腕対決を制し、得意の軽口で勝利を喜ぶ石井一久投手。

…相変わらずのトークっぷりで(苦笑)

 石井と埼玉西武は水が合いそうですね。
【野球語録】




 「勝ち負けは関係ない。これだけ騒がせて、選手が思い切って野球に打ち込める状況ではなかった。今朝、家を出る時点で腹は決まってました。」



(東京ヤクルトスワローズ / 高田繁監督)

[ この言葉の印象度:60 ]




2010年5月26日。チーム混乱の責任を取って辞任をすることを表明した東京ヤクルトの高田繁監督。26日の時点でチームの借金は早くも19に達している。同監督は3年契約の3年目。

…「チーム低迷」による「チーム混乱」の責任を取ってという感が強いですね。どちらかと言えば、本人にとっては後者の方の責任を取ってという感覚が強いかもしれません。

 それにしても、シーズン途中の監督交代で劇的に状況が改善した例ってあまり記憶にないのですが…。

 藤本敦士内野手を昨オフにFAで獲得して内野手を充実させておきながら、米大リーグアストロズを自由契約になった松井稼頭央内野手の獲得に乗り出す等、球団の補強にもチグハグな面が否めなかったこともあり、高田監督だけの責任ではなかったと思うのですがどうでしょう。

 自身の責任論に言及したり、“新聞辞令”が先行したり、辞任を否定したり、辞任否定を覆して辞任を表明したりと、最後まで混乱が続きましたが、そのこと自体が高田監督の苦悩を表している気がします。とにもかくにもお疲れ様でした。
【野球語録】




 「ヤクルトはリストラ的なことはしない。」



(東京ヤクルトスワローズ / 鈴木正球団社長)

[ この言葉の印象度:50 ]




2010年5月20日。開幕直後から低迷を続ける東京ヤクルトの高田繁監督の去就問題について、ヤクルトグループはスワローズも含めてドライな人切りは行わない方針であると強調した鈴木球団社長。

…昔からヤクルトというチームは“家族的”とされ、大規模なリストラを行わないことで有名でした。そのことを改めて認識させてくれる言葉だったのですが…。