2021/2/18(木)に開催された『萌でんぱ』ライブ、UNDER17パートの感想です。
MCをすべて書き起こしていますので長いです。
イベントの詳細はこちら。
ススメ★萌でんぱ少年!! 大復活祭2020!! ~過ぎさりし萌をもとめて~
https://highwaystar.co.jp/moedempa2020/
2021年2月18日(木)@KT Zepp Yokohama [開場:17:30 / 開演:18:30]
もともとは2020年にやるはずが、新型コロナウイルスの影響により延期に延期を重ね、配信つきでようやく開催が実現したこのイベント。
2004年に解散した萌ソングユニット『UNDER17』(通称アンセブ)が復活するということで、大変楽しみにしていました。
私は2007年から桃井はるこさんのファンになったので、UNDER17を知った時はすでに解散した後でした。後追いでCDやDVDを買ってはいるものの、リアルタイムの雰囲気などは分かっていません。
(2008年アニサマでの限定復活は現地で見ていましたが、本当にそれだけ)
当時の桃井さんが体調の悪いなか頑張っている姿は辛くて、正直ちゃんと観れていないものもあります…ウラアンセブとか。
普段だったらライブ前には、曲を聴き込んだりコールを確認したりするんですが、今回そういった予習はあえてしませんでした。
(着席&声出しNGでそもそもコールできないんですがそれはそれとして)
何というか、ただあるがままを見届けたいような、そんな心境でした。
それでは、いよいよライブ開始!
(現地2Fプレミアムシートでした)
【前説】
おつかれさまで~す!
わたし、桃井はるこ。
いきなりモモーイの小芝居(声のみ)がはじまる!
通常ワンマンでは無い構成なので、もう最初から「何が始まるんだろう」ってドキドキでした。
はぁ、近頃イヤになるほど令和だぜ。
でも、仕事も恋も、まあまあ楽しくやってま~す。先週も馬券はハズれたけどね~。
コンビニでストゼロでも買って、今夜も家で一杯やるか~。とぼとぼ。。。
ん? でっかいトラックがいる……
え? こっちに来る!
あああああ~!!
わたし……どうなったの……?
なにか、大きな光が……
ん? ここはどこ?
スマホの電波がない……
え!? 横浜……平成16年……2004年!?
チョーキモチイイ!? え!? な、なにこれ!?
あ……衣装とマイク……
小池アニキ……
なに? 「みんなが待ってる」って……
……ふっふっふ。ほー、そゆこと、そゆことね!
完っ全に理解したわ。
よーし! じゃあ、KT Zepp YOKOHAMAで、やってやりますかー!
開幕異世界転生!
この前説でもう一気に会場が2004年になったのを感じた…!
モモーイと一緒に会場ごとタイムスリップして、全員が当事者になった感じ。
「やってやりますかー!」とか特にソロの桃井はるこじゃない雰囲気で、当時の言い方を意識してるのかなって思いました。
美少女ゲームソングに愛を!!
萌えソングをきわめるゾ!!
UNDER17!!!
このスローガンを生で聴けるなんて…!
アルバムのタイトルだから私でも馴染み深い。(改めてスローガンをまんまアルバムタイトルにするのナイスだな)
からの一曲目、
【1.恋のMilkyway】
すいきんちかもくどてんめーかいこのイントロ!!
そして登場するモモーイ。アルバムのジャケを思わせるドピンクのフリフリワンピに帽子にメガネ!
もうアンセブでしかない。本物のアンセブだー!
Twitterでモモーイが載せてた写真
いやー可愛い…これはモモーイっていうか「はるこちゃん」だ。
可愛すぎてめちゃくちゃ高まりました。でも声は出せないので、心の声&キンブレで応援。
桃井:皆さんこんばんは~!わたしたちは、UNDER17です!
今日は、あたたかい拍手をありがとうございます。
会場の方も、画面越しの方もですね、ぜひですね、拍手、そして、心の声を!
最前列の方も、二階席の方も、UNDER17に心の声、届けてもらえますかー!
(拍手)
桃:ありがとうございます。
あ~あ、復活しちゃったよ。小池さんありがとうございます!
小池:……まあまあ、そのね。
桃:そんなテンション?w
小:このコンセプトでね、どうしても、あの時代の……2000年初期の秋葉原の熱いミュージックシーンをなんとか歴史書として残したいと思ってね。
アイコンとしてUNDER17もいましたから。
そういう感じで……
桃:ねーなんかさ、小池さん謙虚なのはいいんだけどさ、せっかく超久しぶりに復活したんだからさ、もっと堂々といこうよ。堂々と。
わたしたちが萌えを作ったんだよ!
萌えソングっていうのを言い出したの!!
UNDER17が!!
(拍手)
あっありがとうございます。
こういうこと言えるモモーイとてもカッコいい。
「私たちが萌えを作った」……確かに、オタクのための萌える音楽を作る!ってはっきり掲げて活動していたのって、2002年ではアンセブだけだったんだろうな。
と、今さら客観的に考えられるようになってきた。
桃:という感じでね。
あの、Little Nonと違ってUNDER17仲が悪いとかいう噂が立ってますけど、そんなことはないから。そんなことはない!
(笑)
でもこうやってさ、音楽性の不一致で解散したけど、こんな奇跡もあるんだよ。
でもね、その奇跡はなんのおかげだと思う?
いろんな所でわたしに会うたびにですね、小池さんUNDER17を復活させてほしい、UNDER17の時まだ生まれてなかったから、とか子供だった、後追いだからUNDER17見てみたい……いっぱい言って下さった、世界中のファンの人ですよ。
今日もチリの人、ドイツの人、アメリカの人見てますから。スペインの人も見てますから。
小:まあね、何年ぶりだ?18年ぶりぐらい?
桃:それがね、二回延期して、ちょうど「17年」ぶりになったんだよ。
すごいですね~!奇跡だ奇跡!
(拍手)
17年ぶり…!すごい年月。
いちごGOGOとか、もう20年前の曲なんですよね。
いやほんとによく再結成してくれたなあってしみじみ…。
桃:ね。まずはね、ほんと小池さんありがとう。ごめんなさい色々。今まで、ほんとに。
小:そうそう、だからここでYESと言うかNOと言うかで解散するかが(決まる)……
(笑)(拍手)
※注…直前のウルプリコーナーにて、月宮うさぎさんに「ユニットの女子と上手くいくコツは?」と聞かれた小池さんは「NOと言わないこと」と答えていたのでした。
桃:やでもね、ほんとにそのファンの皆さんの愛を受け止めてね、こうやって実現させようとしてくれたスタッフの方。そこに降りかかるコロナ禍。そんな中でですよ、今日こうやってお客様にも来て頂いて。でもね、残念ながら本来の日程なら参加できたけど、参加できなかったって人はきっと配信で画面越しに見てくれていると思う。リアルタイムで画面越しに見てくれてる人、届いてますかーUNDER17ですよー!
この会場の皆さんも含めてUNDER17!
と、いうことで。
続いては、UNDER17が初めてテレビアニメーションの曲を作らせていただいたこの曲です!どうぞ!
ここまでのMCでもうモモーイの気合いがめちゃくちゃ伝わってくる。喋り方に気持ちがすごくこもってました。
それに、やっぱりモモーイってファンのことを一番に考えてくれてるんだなと思いました。
俺たちがUNDER17だ!!
【2.マウス Chu マウス】
は、初めて生で聴いたー!!!
これ!このカッコいいサウンド、バンドの音!
これがアンセブか……と感動してちょっと泣いた。
モモーイも所々かわいいポーズ決めてたり、すごく「萌え」でした。呆然と浸る。
【3.ぽぽたん畑でつかまえて】
これも初めて生で聴いた!!!
何かのイベントでモモーイソロで歌ったことはあるらしいけど、私はその時チャンスがなかったので…嬉しい〜!
可愛い歌詞とロックなサウンドが大好きな曲です。
桃:ありがとうございます。マウス Chu マウス、ぽぽたん畑でつかまえて……どっちもアニソンです。ふふふふ。ありがとうございます。
ねー小池さん、わたしはうれしいですよ。みんな忘れないで、UNDER17の歌を覚えて、いっしょに心で歌ってくれてましたよ。
小:さっきから俺がしゃべる間がまったく無いんだけど……。
桃:あっごめんなさい。
えだって!リハの時『いや俺あんまりしゃべんないから』って言ってたじゃないですかー!
小:それはそれ、これはこれだよ。
桃:え~!
(笑)
あーなんか、この空気。リハと違う感じ!懐かしくないですか小池さん!
小:なに、このケンカ越しな感じ?
桃:そうそうそうこのケンカ越しな感じ!!
これさちょっと、2004年後期だよねこの感じ。
(笑)
この辺からモモーイと小池アニキとのやり取りに若干すれ違いが生まれ始める。
これにはモモイストの間で様々な意見があったというか、後でちょっとざわざわしてたらしい??
私個人としては、二人の話そうとするタイミングがうまく噛み合わないだけで、仲が悪いとか険悪な雰囲気とかには全然見えませんでした。
桃:でもこうやって笑って言えるようになったけど、わたし本当にわがままを言ってね、ファンの皆さんも泣かせてしまったし、スタッフの方にもいっぱい心配してもらって迷惑かけたしね、でもこうやってまたいろんな所をまわってですね、こうしてUNDER17ができることにほんと感謝感謝なんです。
小:だ、だから俺がしゃべるところが……(汗)
(笑)
けっきょく自分の話しかしてないからね。
桃:ごめん。じゃあ小池さんしゃべって。
小:じゃあって言われると困るんだよな。
桃:じゃあ今の気持ちを教えて。
小:だから俺が言いたいのは、萌えソングをちゃんと残したいっていうことだよ。
桃:あ!うん!
(拍手)
すばらしい。
小:だからあれですよね、桃井にこういう感じでNOって言ったからたぶん解散したんだと思うんだ。
桃:いやいやいや。まあね。
小:まあねなんだ(笑)
桃:でもさ、良かったじゃん。こうやってでもさっきからさ、わたしは、Little Non、ULTRA-PRISM、橋本みゆきさん、見てきたけど、こういうイベントに、こうやって2021年出られてたってことは、なんかすごい、結局、良かったんかなって思いつつ……
また話長いって?押してますよね完全に?
小:あーあのね、話長い。
桃:はい、すいません。わたし一つ思ったこと言っていいですか。
小:(笑)ほらだから話長いって……まあいいや、どうぞ。
なんか俺すごい感じ悪いからさ。
桃:そんなことはない。そんなことはないです。
モモーイに「話長い」ってはっきり言う人初めて見たかも。これが小池アニキ…!
でも「俺すごい感じ悪い」ってフォローしてるあたり、本当に悪気とかなくてただ思ったこと言っただけなんだろうな🤔
私は普段ワンマンとかでモモーイの話を聞き慣れてるし大好きだからこれくらいじゃ全然長くは感じなかったけど、確かに書き起こしてみるとモモーイの話してた量はけっこうありますね。
まあでも、サブカル文化を愛し尊重するモモーイなので、MCの熱量は気合いの表れなのです。
そして話長いって言われながらもめげずに続けるモモーイ。転んでもタダでは起きないところ良き
桃:あのねあのね。
今こう歌いながらね、みんなすごい笑顔でサイリューム振ってくれてたのが見えたんですよ。すごい笑顔でね。それであの、手拍子も。ありがとうございます。
でもさ、平成のいわゆる萌えソングファンの方はね。
いかに高く飛ぶか。いかに高くジャンプするか。それのために走り込みしたりとか。
それか、いかに光るか。いかに眩しくなるか。光量。
あと、いかにでかい声でコールをするか。でかい声は今日だめですけど、いかにでかい声を出すかっていうことだったわけじゃん。
令和のファンってたいへんだよね。心の声を届けてくれだよ?
(小池さんが腕時計を示す)
あ、時間ね。
いや令和のオタクは心の声まで届けなきゃいけなくなってたいへんだなってことよ。
ということを言いたかったんです。
(拍手)
平成の萌えソングファンについてのモモーイの理解力が高すぎる。
いろんな人がいると思うんです。ジャンプしたり光ったり大声出したりオタ芸したり暴れたり、それは時に他人からひとくくりに「厄介」とか言われて、迷惑がられたりもする。
でもそれってあくまでその人がどう応援するかと、周りの他人がどう楽しかったかor実害を被ったか、そしてステージ上の演者が嬉しいと思うかどうかっていう一つ一つの事象だから、一括で良いとか悪いとか言えるものじゃないと思ってました。
だからこのモモーイの、肯定も否定もせずにただ「こうだったよね」って見たものを振り返る姿勢。ほんと信頼しかない。
とても真摯で、大好きだなあって思います。
桃:でもね、ほんとに心の声届いてます!
それでは、続いては思い出深いこの曲です!
OS NO YES!!
【4.OS NO YES】
これはモモーイソロなら、いつぞやのFCイベ静岡で歌っていた以来…!?
本家ギターの音の心地よさと言ったら!
コンピュータのOSと綱引きのオーエスをかけた、アキバイズムを感じるメッセージソングで元気が出ます。
サビはあえて手の振りを逆にしてモモーイと綱引き!
【5.くじびきアンバランス】
モモーイワンマンではたまに歌っているイメージですが、それだけにアンセブだとこうなるのか!とまたまた感動。
やはりギターの音がすごくはっきりとしていてメリハリがあるというか…かっこいい。聴き入る。
桃:ありがとうございます。小池さんしゃべりすぎてごめんなさい。
(小池さんマイク前にいない)
この辺から小池さんは喋るのを任せたのか、あんまりマイク前にいなかったような気がします😂
桃井さんが一緒に話そうとしたタイミングで…!
すれ違いせつない…。
桃:はい。ということで続いてはですね、コラボコーナーに行きたいと思いますよ~!
まずはこの方とやりたいと思います。
呼び込みますよ~、ULTRA-PRISMの月宮うさぎちゃん!
月宮:は~い!
ウルプリの月宮さんがピンクの和服コスで登場!
昔アンセブがライブで着ていた桃太郎衣装を意識したらしいです。可愛い。
月宮うさぎさんのライブ後のブログ熱い思いがめいっぱい!
萌でんぱ!!ありがとうるぷりのきもち。◆あいさつこんにちばんにゃ!見て☆たのしい!聞いて☆たのしい!!一緒にトンだら☆...ultraprism7.blog.fc2.com
桃:(衣装を見て)かわいい~!!
月:モモーイ太郎をリスペクトした衣装が、さっきできました!
のんちゃん(※NOZOMIさん)アイロンかけてくれてありがとう!
桃:さっきできた?
月:さっきできたんです、のんちゃんが一生懸命「うさぎちゃん、間に合わないからアイロンかけるね」ってかけてくれて。本当はちょんまげもつけたかったんですけど。
桃:あのね見覚えがあるわ。これ布だった、さっきまで。
(笑&拍手)
すごいね、すごい才能だよ。
月:ありがとうございます!
桃:かわいい~!!
月:(回る)勝手にまわる~♪
みんなの方がかわいいよ♡
(笑&拍手)
桃:あはははww もうわたし何もすることない!
すばらしいね月宮さん!
月:今日はKT Zepp YOKOHAMAで、桃井さん、あの世界初の、『UNDER-ULTRA-17-PRISM』が見れると聞いて、チャリで来ました♪
桃:あはははwww チャリで来たのね。
月:ディスタンスしてきた。
桃:チャリで来たもけっこう前だよなw
月:細けえことは?
桃:いいんだよー!
(拍手)
小池さんこのあとね、重大な任務があるから忘れないでね。
月:ちゃんと声張ってくださいね。
小:(頷く)
桃:はい、ということで、二人で歌うのはね。
この曲ね、うさぎちゃんが実はすごい好きで、ジャンプしたいと。
月:他の曲もいっぱい好きな曲あるんですけど、あえてです。
ほんとは『ここだよ。』とかしたかったんですよ。
桃:あと『Magi-Cu!』とか。
月:『浮気してもええよ』とかもしたかったんですよ。
桃:ということで、この曲です。
月:それでは~?
アンダー!
桃:ウルトラ!
月:セブンティーン!
桃:プリズム
桃&月:で!
小:『SHE・KNOW・BE ~恋の秘密~』
SHE KNOW BE!!!
小池アニキのタイトルコール聞いた時、声なき声が確かに聞こえました…。脳内大歓声!!!
【6.SHE・KNOW・BE ~恋の秘密~】
桃:お~扇子持ってきてるすごいな!用意がいい!
前奏にてジュリ扇持ってる人に気づいたモモーイ。
私は持ってなかった!信じて用意してた人すごい。
これCDもいいけど、ライブだとめちゃくちゃブチ上がる曲だと思ってます。大好き!
「準備はOK!?」\超OK〜〜!!/とか声出したかった😭
サイリュームで静かに応援!
小池アニキがずっと両手を振って観客を煽ってるのを見て、そう言えばこの曲ってギターのパートが全然ないんだ!と初めて気づく(遅)
桃:ありがとう~!
月:ねんがんのSHE KNOW BEジャンプができたお~!
桃:よかった、靴を脱ぐ人がいなくて……安心したぞ~。
靴を脱ぐ人、実はいましたね😅二階席からも目視。
「♪スカートおさえて靴ぬいで〜」の所ね。
まじでやる人がいるとは!
桃:はい、ということでですね。続いてはまたまたコラボ、いっちゃいたいと思います!
もう一方お呼びしましょうね。
Little Non、NOZOMI~!!
NOZOMI:は~い!呼ばれて呼び出てジャジャジャジャーン!ありがとうございます!
ここでLittle NonのNOZOMI(永野希)さんも登場!
どんどん華やかになるステージ。モモーイと月宮さんと三人並んでる姿がとっても可愛く貴重…。
なお私はこの日仕事終わりに駆けつけたためLittle Nonのステージに間に合わなくて、ここで初めてNOZOMIさんのほっそいピンヒールを見てビックリでした。あの靴でよくステージを歩き回れますね…!?
NOZOMIさんのライブ後のブログお写真いっぱい!
2021.2.18 KTZeppYOKOHAMA「ススメ★萌でんぱ少年!! 大復活祭 2020!! 〜過ぎさりし萌をもとめて〜」【ありがとう編】 : 永野希 NAGANO NOZOMIオフィシャルブログ【のんぶろ】永野希 Nagano Nozomi のんちゃん🌹2/18‼️@nonchachachaただただ感謝の気持ちでいっぱいです。Little Nonのライヴを待ってくれていたひと、新しく出会ってくれたひと、たくさんの想いを山ほど受け取ったライヴでした。喜んでもらえて、共演できて、ひたすら楽しくて幸せなblog.nonchan.jpn.com
桃:いや~嬉しいですね。
N:やー嬉しいよ、アンセブ……!生アンセブが見られるのが嬉しいし、コラボができるのも嬉しいし、すごい。
月:生アンセブじゃないアンセブは何なの?干物?
N:ウラアンセブ?
桃:ウラアンセブ?とらのあな専売?
あーさすが。二人とも分かっていらっしゃる。
月:とらさんスポンサーお願いします。あ、ずうずうしい、すみません。
桃:はい、ということでですね。この曲はですね。
ほんとに歌ってほしいという方が多かった。みんなで一緒に盛り上がりましょう!
N:私も大好き!
桃:それじゃあいきますよ。
いっちゃえ!
桃&月&N:ぽぽたん!!
【7.いっちゃえ!ぽぽたん】
「私言っちゃう!」が大変盛り上がるこの曲!可愛くて大好きです。
アルバムに入ってる『ぽぽたん』とは違ってゲーム版OPのアレンジらしい。ほとんど一緒に聞こえますがBメロの「♪昨日まで256だった〜」のメロディの違いがポイントだとか。
三人でパート分けながら歌ってて、Aメロの「♪うなずくだけじゃダメみたい」\ダメー!/とかのコール部分までちゃんと順番に歌っててとっても賑やかでした。
桃:ありがとうございました!うさぎちゃんノンちゃんありがと~!!
月&N:ありがとうございました~!
ここで月宮さんとNOZOMIさんがステージを後にして、再びアンセブのみのターン。
まだ終わらなくて嬉しい。
桃:小池さんこの、ぽぽたんのソロ弾くの久しぶりでしたね。
(小池さんマイク前にいない・その2)
ふふふ、話しかけるタイミングが悪かったね、ごめんなさい。
またまたすれ違いが😂
でもこればかりは本当にタイミングだと思う…謝ることはない!
見てる方としては気にならないけど、モモーイが恐縮してる感じなのがちょっと心配でした。
小:さっきから一人でしゃべって一人で解決してるぞ(笑)
桃:いや、ごめんなさい。
小:君も変わんないよな本当に(笑)
桃:すいません、変わんないですww
この「変わんないよな」の言い方、とっても優しかった。
何だよクールにしてるけど小池さんも桃井さんと久々に音楽やれて嬉しいんじゃん!と(勝手に)解釈しました。
言葉数少ないしつっけんどんに見えるかもしれないけど、本当は照れてるだけだったりして??
桃:それでね、わたしね今思ったんですけど、萌えって何だろうなって。
萌えソングって何だろうなって。
わたしはUNDER17をやってた時は、萌えっていうのは『男の子と女の子の気持ちが重なるところ』だと。それが萌えだと言っていたんですけど。
わたしいま歌っていてわかりました。
萌えというのは、『それでいいんだよ』と。
どんな大変なことがあっても。つらいことがあっても。
自分の選択がこれ間違ってたんじゃないか?いやいやそんなことない。
お金がない、とか。いまなかなか健康が、ちょっと元気がないとか。
いろんな後悔とか、あの時ああしておけばよかったとかさ。
そういうことがあっても。
萌えソングのライブに来れば、ああ良かったんじゃないかと。これでいいんじゃないかと。
そういう、『やさしさ』があるのが萌えなんじゃないかと。
わたしは思いました。
(拍手)
わ、わ、わーー!!!
すごい。わかる気がします。
萌えとは何なのか。
いやモモーイがよく言ってた『男の子と女の子の気持ちが重なるところ』だっていうのもめちゃくちゃ好きな解釈なんですよ。
でもそれとは別に、私が萌えソングの好きポイントを挙げるなら「ポジティブな歌詞が多い」っていうのがあります。
誰かをディスらない。強い否定の言葉がない。
(中には街中のカップルを消したい曲とかもあるけどそれは例外でw)
アンセブをはじめ萌えソングってもともと恋愛シュミレーションゲームの歌だったから。
そのヒロインは主人公=「俺」のことが大好きなわけですよ。
だから歌でも、
・カワイイからこそ いじめたい──『いちごGO!GO!』
・あなたがいれば なんとかなるの──『天罰!エンジェルラビィ』
・昨日まで256だった景色さえフルカラーに あなたが変えてくれた──『ぽぽたん』
・Magi キュートな女のコになって あなたのことふりむかせるの──『Magi-Cu!!』
・フツーじゃないって ためらわないで──『ツルピトな恋』
・あなたにひかれて わたしのときめき回路まわりだした──『ラブスレイブ』
・いっしょにいてねお兄タン──『みいたんの魔法でポン!!』
等々、めちゃくちゃ肯定してくれる。
全て桃井はるこさんの作詞曲からチョイスしてみましたが、他にもまだまだあります。
大好きな人のことを想う女の子は可愛くてたまらないし、聴いてると嬉しい気持ちにしてくれる。
どんな聞き手でも「いいんだよ」と受け入れてくれる『やさしさ』があるのが萌え。納得です。
……ここまで書いて思ったんですけど、それってオタクを理解してくれるモモーイそのものに思えてきた。
つまり、「桃井はるこ」こそが萌えだった…?
桃:ありがとうございます。
ほんと、いろんなことがね、この17年間ありましたし。
その時にはまだ生まれてなかった人も、アンセブ知らなかった人も。
こうやって今夜、UNDER17のステージを一緒に楽しんでくれて。
本当にどうもありがとうございます。
小池さんからも改めてひとこと。UNDER17として。お願いします。
小: UNDER17としてね、萌えソング……さっきからずっと言ってるんだけど、2000年から続くその系譜を辿れたこと、すごく良かったなと。今回はありがとうございました。
(拍手)
桃:今日参加してくれたみんなは……画面越しのみんなもですね、会場に来てくださった皆さんも……歴史のまた証人であり、また新たな1ページをここから踏み出した、その証人だということで。
それではこの曲、歌いたいと思います。
こたえ。
【8.こたえ】
ここでバラードのこたえ
キンブレの光は消してしっとり聴き入りました…。
「わたしは大人になったのかな」っていう歌詞が沁みた。
フルではなくショートverだったのですが、会場では気にならないくらい大満足。
アンセブを見るために会場に来た自分のことを考えて、ああ今日ここにいることは私にとって間違ってなかった、本当によかったなあ…と噛みしめてました。
桃:さあ、皆さんには、萌えソングの歴史を目の当たりにしてもらったわけですけど、いよいよラスト2曲になりました!!
え~、今来たばっかり~!
(拍手)
みんなが声を出せないので、今来たばっかり〜をセルフでやるモモーイw
桃:やっぱりですね、UNDER17の原点。
この曲が、秋葉原中央通り周辺で流れたことで、UNDER17が生まれました。
この曲です。
皆さんの心の大合唱、待ってます。
いちご、GOGO!
【9.いちごGO!GO!】
やっぱり最後の最後にいちご!もう大好き!!
これ聴くと私にも2000年代初頭の秋葉原が見える気がするんです…。その時行ってないのにね!
この曲がすごいのは、イントロで「いちごだ〜!!」って叫びが入るところだと思ってます。アダルトゲーム『いちご打』テーマソングなわけですが、つまり18禁ゲームのタイトルを合法的に叫べる(このご時世は声出せないけど、通常のライブorカラオケとかなら叫べる)んですよ。
好きな作品タイトルやキャラの名前って、叫ぶと最高に高まります。映画の応援上映とか、アイドルのステージとか。
それをまだ密やかな界隈だった2001年のアダルトゲーム市場で突然ぶちかましたのが「いちごGO!GO!」だというのが私の所感。
普段の生活内でエロゲタイトル叫んだら通報されそうだけど、歌の中では叫んでいいんです。やったー!
あ、それから萌でんぱ後にモモーイがニコ生『しえすたREM生!』で言ってて初めて気づいたんですが、「いちごGO!GO!」のAメロ前に新録コーラスが入ってたんですって!
今回のUNDER17はコーラスを全て録り直してて、オリジナル音源には存在しなかった「GOGO・GO〜!」をAメロ前(=ファンが言う「萌え萌えソングに魅せられて〜」の口上の最後のところ)に入れていたと。
高まりすぎて現地では全然気づかなかったんですが、配信を見返したらほんとにモモーイの声で入ってました。
過去から脈々と続くファンの応援にこんな形で感謝をもって応えてくれるなんて。これが公式の逆輸入…!
桃:どうもありがとう!
ススメ★萌でんぱ少年、最後の曲!
天罰!エンジェルラビィ!
【10.天罰!エンジェルラビィ】
最後は天罰!
いちご→天罰って、過去のUNDER17おなじみの流れ…!?
ライブのたびに変わる二番Aメロは「最後は笑顔で!じゃなくちゃいけません!」って……なんとUNDER17ラストライブと同じ文言
アルバムでライブ音源が聴けるので私でも馴染み深い言葉なんですが、当時のはほんと声がボロボロのガラガラで可哀想になるくらいだった…。
でも、この日のモモーイは元気200%!17年ぶりに新しい思い出が生まれた瞬間でした…!
この曲は「古の電波ソング」なんて言われることもありますが、個人的には全然古さを感じないです。
アンセブの曲は全部そうですが、いい意味でスタンダードというか、ノリやすくて聴きやすい。いつ聴いても楽しくていい曲ばかりです。
歌の中で今日の出演者さんが全員ステージに上がってきて、実質カーテンコール。みんなで天罰!天罰!ってやったりあうあうあー♪って合唱してたり、すごく賑やかなステージ。
UOを折りまくって楽しみました…胸がいっぱい大団円!!
桃:みんな、萌えソングは、さいこーだよねー!!
本当にありがとう!
本当に楽しくて、ずっと続けばいいと願わずにはいられなかった…。
それでも曲は終わり、演者がはけると客電がついて、アンコールなしで終了。
というわけで、本当に最高のライブでした!
二回の延期を経て出会えたUNDER17、健康な二人の姿が見られて感動しました。「本物だった」としか言えない。
MCについてはちょっとすれ違っちゃった所もあったけど、私には本当にそんな悪い風には見えなかったです。
ただステージであんなに謝る桃井さんを見たのは初めてだったかもしれない。その点は確かに心配はありましたが、二人ともにこのライブにかける並々ならぬ思いがあり、その方向性が少し違っていたがゆえだと解釈してます。
ぜひまた二人でアンセブやってほしい!モモーイは眼鏡を捨てなかったしね!
もちろん、ソロの桃井はるこもこれからも大好きです
出演された全ての方、本当に素敵なライブでした
そしてここまでお読みいただいた方、ありがとうございました!
最後にこのライブ関連の各種リンクを貼っておきます。
▼UNDER17のライブ前のインタビュー
16年ぶり復活…伝説の萌えソングユニット「UNDER17」がオタク文化に残した功績 桃井はるこ【インタビュー】
https://animeanime.jp/article/2020/03/13/52167.html
伝説の萌えソングユニット「UNDER17」の結成から解散まで…そして16年ぶり復活への想い 小池雅也【インタビュー】
https://animeanime.jp/article/2020/03/14/52178.html
▼桃井はるこさんのライブ後のコメント(2021/2/19のエントリ)
http://momoi.com/