RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅
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陸前高田市「復興ドボク見学会」を開催しました!



2015年、3回にわたり「陸前高田市、復興ドボクの見学会」を開催しました!
先ずは、参加者の皆様のツイートをご覧ください!


第1回、復興ドボクの見学会


第2回、復興ドボクの見学会


第3回、復興ドボクの見学会






さて、ここからは第1回のレポートとなります。
実は参加者が10人集まらないと開催できなかったのですが…
関東から、山梨から、新潟から、16名もの方が集まりました!

先ずは、ベルトコンベヤ橋「希望のかけ橋」の見学です!



近隣の山々から、旧市街地に台地を作るために、土砂を運搬するためのベルトコンベヤが
気仙川を渡るために作られた橋が「希望のかけ橋」です。

現場事務所に入り、陸前高田市の復興の現況と、このベルトコンベアが
どのように稼働し、どのような効果を生んでいるのか、説明を受けました。



今回のベルトコンベヤ橋の解説、引率を担当いただいたのが
「まるごと陸前高田」の越戸さん。 自分がよく立ち寄っていた
「産直はまなす」とも関係のある方でした。



最初、自分はベルトコンベヤの見学を、直接現地に問い合わせ
自主的に実現しようと働きかけようとしたのですが
それはなかなか大変なことでした…。

そのとき、このベルトコンベヤを「観光の目玉」として
見学者を誘致しようという動きが、地元陸前高田から起きたのです。



みなさん、真剣な眼差しで聞いています。



現地の復興計画についての説明、
この地図に確定するまで約3年の年月がかかり、
地図のとおりに復興するまで、5年以上もかかります。
陸前高田の復興を教訓に、将来はもっと早く、復興が実現することを願っています!







そして、現場へ移動します…!
行く場所は…こちら!



あの上です!
普段車が入れない坂道を、ぐんぐん登って行くと…



到着!



お、大きい…!!
この施設の中にあるのは、1時間に八千トンもの岩を砕く破砕機です。
これで山から採取した岩を、高台の造成に使えるように、均等に砕いていきます!

破砕機の稼働状況は、先ほど説明を受けた現場事務所にて
リアルタイムに確認することができます。



整えられた土砂は、ベルトコンベヤに乗って…



「希望のかけ橋」で気仙川を渡り、対岸の市街地まで運ばれていきます。



思い思いに、参加者の方々が見学を楽しむことが出来ました!

ベルトコンベヤで川の対岸に渡った土砂は、
重ダンプトラックにて、嵩上げの現場まで届けられます。
観に行きましょう!





続いて、米沢商会ビルにて、復興工事を見渡しつつ、
津波の伝承と体験を受けていただく時間です。



2012年1月、国道45号旧道沿いにて見つけた、3階建ての建物。
自分が陸前高田に何度も訪れるきっかけとなりました。



この建物の名前が「米沢商会ビル」であることを知ったのは、2013年2月の新聞記事でした。

そして、米沢祐一さんと会ったのは、「道だけが残った、その先に」を、2013年8月の夏コミで
発売した、その冬でした。迷いに迷って、報告しようと思い、高台の仮設店舗を訪ねました。

初めてお会いしてお話を聞いて、屋上にて撮影をしたいと、お願いしました。
そして、2014年1月、自分が撮った写真です。



5月に、8月の七夕に再会し、2014年11月にも再び撮らせていただきました。
重ダンプトラックが土砂を運ぶ姿を、窓からはっきりと見ることが出来ました…!



2014年8月以降、工事現場の真っ只中となり、関係者しか入ることが出来なくなった場所。
参加者全員が、訪れることを希望して、やって来ました!



米沢さんも、あの日、ここまで大きな津波が来ることなど、全く予想してませんでした。



津波は3階の屋上にまで達し、米沢さんは屋上の梯子を駆け上りました。



そして、屋上の煙突の上、ギリギリまで、津波が襲いました。
4階の屋上より高い場所まで…。



妻子は無事でしたが、両親と弟が、避難所に指定されていた
別の3階建のビルに避難して、命を失いました。

この高さまで、津波が来ることがあることを思い知り、
もしあなたが沿岸の都市にいるときは、真っ先に避難できるように準備をして欲しい。
そして再び、陸前高田に遊びに来て欲しい。

この日は、そう伝えていただいた覚えがあります。
自分は、日頃から津波をはじめとする災害を意識し、身を守れるようにすること。
陸前高田の綺麗な海や山や恵みを楽しみに再び訪れたい。
そんな気持ちを新たにしました。



眼下では重ダンプトラックが、かつての市街地を走り抜けていきます。



自分が見つめ続けてきた道。国道45号旧道は、まだ姿を残していました。
10年後も、その先も、ずっと自分は撮ることで
記録し続けるつもりです。







ご参加いただいた方、ご協力頂けた方、ありがとうございました!

通販にて購入いただける写真集につきまして。







写真集「四季の日本を巡る道

初めて、道路を「目的」にして、旅をしたのは2005年の出来事です。 最も有名な酷道である「温見峠」を走り、飛騨清見インターにて交差する道路の姿に魅了され、 気づけば10年以上、道路を撮り続けてきました。

これまで撮った写真の中で”ベストな道路の写真集”を作るというコンセプトで 2冊の写真集が生まれたのですが、その1冊がこの「四季の日本を巡る道」になりました。

風景写真や鉄道写真の分野において、多くの方が追求されている「四季」というテーマですが、 道路においては、未だ見たことがなかったもので、ぜひ自分が形にしてみることにしました。

A4フルカラー64ページ (58作品)春、夏、秋、冬、そして収穫の季節。そして夕暮れと、夜明けの時間。自分の「ベスト道路写真」を厳選してお送りします!









写真集「日本の高速道路の写真集(売切中)」

道路趣味の中で、道路の線形が好き(カーブが好き、直線が好き)というのはとてもベーシックで、素直な見方だと思うのです。ところが、いざ「道路の線形が好きです」と伝えてみると道路に興味がある人でも「めっちゃマニアックだなぁ」とスルーされちゃうこと、時々あります。

で、「標識が好きです」「路上のマンホールが好きです」どんどんベーシックな道路の魅力から離れてしまう。しかし道路趣味(路上観察趣味)としては分かりやすく広まっていく。そんなジレンマをずっと抱いていました。

そこで今回、新作写真集にて出演をお願いしたのが「高速道路」です!特に今「高速道路を撮りたい!」気持ちが高まっており、「ここなら眺め良いはず…!」と見込んだ高側道や跨道橋を、片っ端から見て回り、写真を撮りました!

道路の「線形の良さ」=「カーブが好き、ストレートが好き」がより伝わる!高速道路の写真集になったかと思いますので是非!。



第1章は、A4フルカラー42ページ(本文38ページ、32作品)。今号では、6つの高速道路と自動車道を掲載しております。
季節は春から夏、木々の緑が美しい晴天の日の写真です。


第2章は、A4フルカラー42ページ(本文38ページ、33作品)。今号では、9つの高速道路と自動車道を掲載しております。
撮影は夕暮れから夜、もしくは夜明け前の時刻から行いました。









写真集「道だけが残った、その先に(売切中)」

被災地の道を巡る以前の自分を振り返ると、訪れた旧道の一部は、被災地でもあったことに気づきました。最終的に完成した本は、今までの自分の活動の集大成となりました。





ドボク系の同人誌等を扱っている
オンラインストア「マニマニ」さんで購入いただけます!


なんと

☆手数料ゼロのゆうちょ銀行振込に対応してます!
☆クレジットカードが使えます。
☆送料の安いメール便での発送に対応しています!


便利なお店ですので、ぜひご利用ください!



マニマニ RoadJapan 通販ページはこちら


RoadJapanオフィシャルサイトが出来ました。

RoadJapan、のがなあつしです。
閲覧いただいた皆様、ありがとうございます。

再びアメブロをメインブログとして更新再開することにいたしました。
(RoadJapan第二章については、記事をアメブロのほうに移行いたします)

RoadJapanオフィシャルサイト」が完成しております。
新たな情報発信につきましては、こちらのサイトを
ご覧いただければと思います。

上記サイトのスマートフォンでの閲覧は2016年2月を目処に
対応していく予定ですので、しばしお待ち下さい。

2015年 陸前高田 七夕



RoadJapan
1年半ぶりの更新になります。



七夕の日に陸前高田を訪れるのは、今回で3回目になります。
きっかけは、とある一冊の写真集で知った「うごく七夕」でした。





そんな中で、初めて「けんか七夕」を見たのは
2013年8月7日の夕方でした。



その日はお昼に気仙町にて、
Twitterで知り合った方とお会いしたのですが
道路好きの友人がいるということで、ご紹介いただきました。

そして夕方に約束をしたのですが、待ち合わせ場所を間違えて、
けんか七夕の開催場所に行ってしまいました。

そこで、実際の「けんか七夕」を
観てしまったのが始まりです。

当時のことはRoadJapanのブロクに連載しました。
国道45号陸前高田市 七夕まつりの旧道







2015年の七夕は、
最後の激突は、ギリギリの展開でした…。





車で云うと、ボンネット部分だけ潰れる見込みが、
運転席部分まで潰れてしまったという…。











怪我人がなくて良かったです。





あくまで、自分の目視による判断ですが、
「けんか七夕」の観客と参加者は、過去2年よりぐっと増えて
最高潮!でした。





ですが、「うごく七夕」の観客と参加者は、
去年より減ったと、感じてしまいました…。





(写真を撮る人は増えていました。)





来年はいよいよ、嵩上げが完了した場所、
もしくは代替となる場所での開催となるでしょう。

新しい道路で「どう撮って、伝えるたらいいか」
自分もしっかりと向かい合っていこうと思います。

イメージをふくらませながら、
来年を楽しみに待ちましょう!

陸前高田市、復興ドボクの見学会開催!

希望の架け橋をはじめとする、復興工事現場の見学が、可能となりました!



巨大コンベヤー、観光の目玉に 陸前高田で見学ツアー
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141206_1
日曜祝日を除く月~土曜に開催しているそうです。
連休中の、2015年1月10日(土) 14時より、予約がとれました!

関東から距離がありますが、14時であれば間に合うと思いますし、
連休中ですので、東北旅行を予定されている方も
この時間に合流して、一緒に眺めませんか?

■■■復興ドボク見学会■■■

(1)集合場所
A 現地集合 旧・道の駅陸前高田(タピック45)前 徒歩3分で一本松茶屋に移動
B 一関駅集合 12時出発でレンタカーで陸前高田市
の2プランがございます。

※現地集合は年明け1/5位でも対応できますが、一関駅集合につきましては
レンタカーの確保もあるため、1/1までに参加希望をお送りください。

(2)スケジュール
14:00~15:30(予定)
 敷地内に入り、復興ドボク「土砂運搬ベルトコンベア・希望の架け橋」 代金1500円(1名) 
16:00~16:50(予定)
 「米沢商会ビル」から、嵩上げ現場と、津波の高さを知ることのできる見学
17:00~19:00
 「かき小屋 広田湾」(URL)にて夕食(ホタテ料理もあります) 割り勘

※現地解散となります。一関駅集合を選ばれた場合、帰りは公共交通機関をご利用ください。
(BRT時刻表はこちらhttp://transit.loco.yahoo.co.jp/station/time/29726/?gid=7751)
気仙沼、大船渡に行くことができます。
※翌日にも復興ドボク見学をいたします。興味ある方は応募時にお伝え下さい。
(なお、自分は箱根山テラス(URL)に泊まります。)
※お子様の見学については、現在問い合わせ中です。

(3)お申込み
メールの場合、
master(アットマーク)roadjapan.info
上記のメールアドレスに、タイトル「復興ドボク見学会参加希望」
として、でご連絡ください。(集合場所AorB、参加人数をお伝えください)
Twitterを利用
http://twipla.jp/events/124211
にて、参加ボタン(参加or興味あり)をクリックいただければと思います。

(4)お得情報1 見学場所の紹介


「土砂運搬ベルトコンベア・希望の架け橋」

希望の架け橋、建設中のレアショット!


希望の一本松のすぐ近くです。普段は入ることができない場所です。DSC01657
新聞記事の写真を見たところ、あの山の上の方からも、見れそうです…!

「米沢商会ビル」

震災前は建物が立ち並んでいた陸前高田の市街地に、唯一残る建物です。


国道45号の旧道沿いにあり、自分が陸前高田に何度も訪れるきっかけとなりました。

このビルで梱包用品のお店を開いていた(現在は高台の仮設商店街にお店があります)
米沢祐一さんに相談しまして、米沢商会ビルの上から、復興地を見ることが出来るようになりました!


窓からは、大型ダンプカーが土砂を運ぶ姿が見えます。

あの日、この高さまで津波が来ました。

ぜひ、津波の高さを、体で感じていただければと思います。

・・・



(5)お得情報2

なお、電車で一関に行かれる場合、お得な三連休パスが使えます!
http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2123
前日まで購入できる切符のようですので、是非ご検討を!

車ですとコチラが使えます!
2014秋冬・東北観光フリーパス
http://www.driveplaza.com/trip/drawari/2014_tohoku_cam3/
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