今日は前期の最終戦、ホームで相手はジェフリザーブでした。

この試合、勝てば前期で3位になり、自動的に天皇杯出場が決まる、という意味合いがありました。

これまで天皇杯では東京都予選で惜しいところまで行くゼルビアですが、まだ一度も出場していません。

思い出すのが3年前の東京都予選の決勝。相手は明治大学で、後半に右サイドから駆け上がったサイドバックのシュートに沈みました。いまでも鮮明に覚えていますが、そのサイドバック、いま南アフリカにいる長友でした。


今日は、異常に蒸し暑い。ジュース2本も飲んでしまいました。

試合は、立ち上がりからジェフは引き気味。ゼルビアが試合を支配し、楽勝のムードも。

案の定、前半20分くらいに、セットプレーから勝又のゴールが決まり、今日は久しぶりの

ゼルビア祭りの予感も。ところがその後、不可解な判定で津田選手が退場になり、

流れは一転します。前半はそれでも何とか逃げ切り1-0で後半へ。

後半は、ゼルビアも仕掛け、数的不利を感じさせない試合です。

これも20分くらいだったか、木島がもらったPKを自分で決めて2-0。

これで安泰かと思いましたが、その後1点返され、2-1に。

試合はその後、暑さと疲労との勝負という展開で、ゲームセット。

この瞬間、ゼルビアの天皇杯出場が決まりました。


今日は、GKに修行、MFに酒井、小川など、

今季おそらくスタメン初という選手を起用し、これが見事にはまっていました。

酒井選手が出るとゲームが落ち着きますし、修行選手、気合入っていました。

サブには石堂も入り、最後の方に左サイドバックで出場でした。

久しぶりの石堂選手、いまだ健在です。見れて、嬉しかったな。



ワールドカップ日本代表のオランダ戦は、残念な結果でした。


が、

今日のゼルビアは、素晴らしい試合を見せてくれました。

場所は、西が丘。ピッチとスタンドが近いので、目の前で試合が見れる

僕の大好きなスタジアムです。

で、相手は、横河武蔵野。東京第3のクラブの座をかけた一戦です。

しかも、天皇杯出場がかかっています。


これだけ舞台が整った試合も珍しい。

本来アウェイの試合でしたが、ゼルビアサポの方が多かったのでは。


試合は、とにかく暑い。スタンドで見ているだけで汗が滴り落ちます。

あまりの暑さで見るのに集中できない。

前半は0-0で、何も動かす終わってしまいました。

暑くてしっかり見ていませんでしたが、両チームとも抑え気味に前半を終えた印象です。


一転して後半は試合が動きます。

動きも早くなり、まずはゼルビア勝又が先制ゴール。

その後、

武蔵野

町田(木島)

武蔵野


とゴールの応酬で2-2。せっかう先制した試合も引き分けかと思われたラスト5分。

木島の強引なドリブルから生まれたチャンスを、勝又が見事に決めて、3-2。

これを最後は守り切ってゼルビアが勝利しました。


見ているだけで体力を消耗する暑さの中、まさに死闘を制す、という試合です。

両チームとも精魂果たし尽くした試合後でした。


武蔵野もサイドチェンジを多用したいいサッカーでした。

一方のゼルビアは本来のパスサッカーはまだ不調。

それを補ったのは、個人技と、勝利への執念ではないでしょうか。

精神論で語りたくないですが、あの暑さのなかの攻防を制するのは、

技術や戦略以外の要素も少なくないはずです。


木島、勝又、太田などスタメン組も頑張ったし、途中から入った小川選手もよかった。

昨年よりも層の厚さを感じます。


まだ町田本来のサッカーではないかもしれませんが、今日の試合は、

チームとして自信になったのではないでしょうか。

見ている側は、純粋に「いい試合見せてもらった」と。

どちらのサポでもない人でも今日の試合はお金以上の見る価値のあった試合だと思います。


僕にとっては今年一番のゲームに思えます。

何やかんやで、意外とW杯、見てるかもしれません。

はや1週間。そろそろ予選リーグ突破のチームも決まりそうです。

テレビで見た範囲での、ここまでの感想を。


【期待通りのチーム】

・オランダ、アルゼンチン、スペイン、コートジボワール、スイス、セルビア。

オランダ、アルゼンチン、スペインは、見てて楽しいサッカーですね。

スペインはスイスに敗れましたが、サッカー自体、とても美しいです。

予選リーグは是非とも突破してもらいたいです。

そのスペインに勝ったスイスは、徹底的に守った点で評価したいです。

セルビアは、旧ユーゴの香りをもったテクニックあるチームで、ダークホースと

言われる所以がよくわかりました。


【期待はずれチーム】

ポルトガル、カメルーン、ブラジル

この3チーム、正直好きなチームなだけに初戦の内容はがっかりでした。

日本に敗れたカメルーンは、日本のがんばりもありましたが、出来が悪すぎでしたね。

同じアフリカでもコートジボワールは、はるかに組織的で、個々の強さがさらに

生きていました。

ポルトガルもブラジルも、ちっとも面白くないサッカーでした。

2戦目以降に期待ですかね。


【期待通りの選手】

・メッシ(アルゼンチン)、アグエロ(アルゼンチン)、ブランコ(メキシコ)、パク・チソン(韓国)、スナイデル(オランダ)、スペイン人多数、本田(日本)

メッシは切れています。面白いようにドリブルします。それと韓国戦に途中出場したアグエロは、見事なドリブルで、イグアインのゴールをアシストしました。こんな選手が控えにいるんですね。

ブランコは、まだ現役でがんばっているんだという意味で◎。パク・チソンは、同じアジア人として誇りに思えるほどの活躍です。日本の本田。あのゴールより体を張ったポストプレーに感動しました。

スペインは書ききれないです。シャビ、イニエスタ、トーレス、セルヒオラモスなど、どのポジションの選手も判断力とテクニックに優れ、攻撃の多彩さを生みだしています。


【期待はずれの選手】

・C・ロナウド(ポルトガル)、エトー(カメルーン)、ポドルスキ(ドイツ)

ロナウドは、メッシと比較すると見せ場なかったですね。エトーも、日本戦で1回しか存在感見せませんでした。

どうしたんでしょう。楽しみにしていた選手だけに残念。セルビア戦でのポドルスキは、シュートはすしまくり。

今頃、ドイツ国内では戦犯扱いされているのではないでしょうか。実力を感じさせただけに、期待外れに入れました。

日本抜きで気になるチーム、オランダの初戦を観戦しました。

相手はデンマーク。北欧のチームは、堅実なサッカーをするのでどこも手ごわいです。

試合は、両者、ヨーロッパらしい、大きなサッカーをします。

とてもグランドが広々感じる布陣です。

そんななか自力に勝るオランダがじわじわと追い詰め、

自殺点と終了間際の追加点で2-0で勝利しました。


オランダはスナイデルが効いてますね。オランダ人には珍しい小柄な体躯で、

ボール回しのアクセントになります。

それと、追加点を決めたカイトは地味ですが、こういう選手が一人いると

周りがどれだけプレーしやすいか。

お気に入りのファンペルシーは見せ場なかったです。


敗れたとは言えデンマークはやはり日本には手ごわい相手でしょう。

ベントナーはやはりトップとして抜群のキープ力がありますし。

今日の相手オランダは同じタイプでやりにくかったでしょう。



4月25日以来、ゼルビアの試合を観戦してきました。

結果は、1-1の引き分け。相手は格下と思われたホンダロックでしたが・・・・・・。

開幕から負けなしだった頃のゼルビアは、パスがつながり、チームとしての連動性が

随所に感じられるチームでした。ところが今日は、つながらない。

中盤でボールのためができず、自慢の2トップも威力を発揮できません。

ゼルビアらしいリズムがほとんどの時間帯で出ていなかったです。

後半のロスタイムに相手オウンゴールで同点になり、スタジアムは盛り上がりましたが、

ジ・エンドでした。内容からすると、これでもラッキーな結末だったかもしれません。


どうしてしまったんでしょう??


芝が悪い、審判の判定に納得できない・・・。

理由を探せばいくらでも出てくるかもしれませんが、結果がすべてです。

いまは自分たちのサッカーに集中することが大切ではないでしょうか。


前期は残り2試合。特に次の横河戦が最大の山場です。