売れるため、または多くの人に共感され

モテるためには

洗練されすぎる必要はない。

 

 

 

ある種のダサさが

多くのファンたちを安心させ

惹きつけることができる。

 

 

ニューヨーク誌が

テイラー・スウィフトの服が

ややダサいことについて

面白い分析をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

スーパーボールの前に日本ツアーをし

大成功を収めたテイラー・スウィフト。

 

 

日本でも人気がありますね〜。

ツアーが終わったその足で

ボーイフレンドが出場する

スーパーボールの会場に駆けつけ

見事優勝しました。

 

 

彼女は歴史的にも最も成功している

アーティストです。

 

 

今、まさに絶好調ですよね。

 

 

そのテイラーについて

ニューヨーク誌が面白い記事を書きました。

 

「テイラー・スウィフトがあんな衣装を選ぶ本当の理由」

 

 

あんな衣装とは。。。

 

ニューヨーク誌曰く

 

1950年から60年にかけて活躍した

デビー・レイノルズが西部劇で着ていた

サロンで働いている踊り子を彷彿とさせる

古臭くてダサいスタイル。

 

 

 

 

または、デザイナーボブ・マッキーが

1960年代と1970年代のバラエティ番組のために

デザインしたきらびやかな衣装だそうで。。。

 

確かに。。。

 

 

まるで、ちょっと田舎の貸衣装店の

ドレスみたいと言えば言い過ぎでしょうか。

 

 

 

 

早い話がかなりこき下ろされています。

 

確かに、正直に言ってしまうと

決して洗練されたセンスの持ち主とは言えない服装。

 

 

西部劇のバーで踊っているダンサーじゃなければ

アメリカの田舎の女の子が

卒業式のプロムに着るみたいな。。。

 

 

そんな感じすらします。

 

 

 

 

ニューヨーク誌もテイラーは

有名ブランドのハイファッションを着るには

居心地が良くないように感じられると。

 

 

彼女が選ぶブランドは

ヴェルサーチ、ロベルト・カバッロ、

スキャパレッリなど

わりと年配の人が着そうなイメージの服です。

 

シークエンスがたくさんついていたり

妙にフリフリだったりもして。

 

メディアに酷評されたスキャパレッリのドレス

これが白じゃかなったら良かったのかも。

 

 

 

 

ただしそれをこう分析しています。

 

（そのダサさが）

おそらく若いファンの共感を得られる

ポイントの一つとなっているのでしょう。

 

 

 

 

34歳の彼女は、史上最高と言っていいほど

稼いでいるシンガーです。

その資産は10億ドル以上と推定されています。

（10億ドル＝1500億円）

 

 

それでもハイブランドを着こなすには

なんとなく自信がないというか。

 

 

 

けれど彼女の成功の多くは

まだ大人になりきらず、

自分自身を探している

女性像によるところが大きいのではと結んでいます。

 

 

つまり、

あまりに洗練されすぎたり、

奇抜なスタイルだと（レディガガみたいな）

彼女のイメージを損ねてしまう。

 

 

つまり「隣のテイラー」じゃないとダメなのです。

 

 

 

これはレッドカーペットでのドレスばかりか

普段着やステージ衣装にも当てはまります。

 

 

34歳には老けて見えません？

 

 

 

 

 

 

これで思い出したことがあります。

 

私が若い頃大人気だった浅田美代子さん。

当時はまさに「隣の美代ちゃん」的で

可愛いんだけど、頑張れば

手が届きそうなそんな親しみがある点が

人気の秘密でした。

 

 

結局、みんなが共感できるのは、

そんなちょっとがんばれば

手が届くような女性なのです。

いつの時代もね。

 

 

 

ところで、ここで面白い指摘がありました。

 

 

 

「テイラー・スウィフトは、

セレブになることの危険性に敏感」

 

 

彼女は2014年にこう言ったそうですね。

「多くのセレブが、だれにも心を開かないように

感情の壁を築いてしまう。

それが彼らを孤独にさせる」

 

確かに有名になればなるほど、

今のご時世だとSNSなどから

耳にしたくない雑音や中傷誹謗も

聞こえてくるでしょう。

 

 

だから、ついついそのような言葉には

耳を傾けないようにし

感情の壁を築く必要もあるのでしょう。

 

 

その結果、ファンが見えなくなり

孤独になっていく。

 

 

 

 

わたしたちレベルの一般人でも

ブログなどを長く続けていると

見たくないコメントを

いただいたくこともあり

ついついコメント欄は閉じてしまおうか

と、考えたこともあります。

 

 

 

 

それでも彼女は、有名になっても

努めて心を閉ざさず

感情の壁を作らないよう

心がけているのでしょう。

 

 

冷静に考えてみれば

0.1％以下の見たくないコメントに翻弄され

99.9%のファンの方のコメントも

受け付けなくするなんて。

 

大切な人たちすら見えなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

彼女がなぜファッションに対して

少し自信がないまま

洗練されたセンスを持つスタイリストをつけず、

ありのままの自分をみんなの前にさらけ出すのか。。。

 

 

 

その答えは、歌詞で感情を露出し、

ファッションでも気取らない姿勢を貫くことで

壁を作らない手段としているから。

 

そしてファンはそれを

敏感に感じ取っていると結んでいます。

 

 

彼女が自分で選んだ衣装は

まさに素の彼女をそのまま表すもの。

 

だからこそ自信のなさも込みで

そのままをファンの前にさらけ出すことで

さらに共感を得ているのでしょうね。

 

 

昨夜愛媛と高知で震度６の大きな地震があったそうですね。

みなさまがお住まいのところは大丈夫だったでしょうか。

被害が少なく済みますように。