だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

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我が家にはいくつか「子育ての謎」が残っています。

 

いくつもあるのですが、その最骨頂は、

娘がわたしのことを世界1の母親と疑いもせず言ってくれることです。

 

 

3歳。

初めてバレエ教室に行き始めた頃

 

 

 

 

もちろん、そんなはずはありません。

過去のあれこれを思い出せば

反省材料ばかりが浮かびます。

 

 

 

 

まだ小さい娘の手を

ピシッと叩いてしまい

泣かせてしまったこと、

 

 

叱っているつもりが

次第に怒っているのか

自分でもわからなくなり

どんどん止まらなくなったこと。

 

 

泣きながら寝ついた彼女の顔を見る頃

やっと我に返り、

なんてひどいことをしてしまったと

そっとほっぺにキスをしたこと

 

 

思春期初期、車で送りながら、

娘が言った言葉にイラッとし

我を忘れ大声で言い返したこと、

 

反省材料はありすぎます。

 

 

4歳。ニースの山の上にアパートを借りた時

この時一切合切のものを盗まれ

夫だけ先にニューヨークに帰り

小さな娘と二人、心細い思いもしましたが

あちこちの美術館に行ったり、

カンヌやモナコまで足を伸ばして

結構楽しかった思い出があります。

 

 

 

 

 

それなのに娘は、

 

「マミは世界1のお母さんだったよ。

本当にわたしはラッキーだと思っているよ」

と、耳を疑うことをいうんです。

 

 

「大声で怒ったこととか、手をぴしりと叩いたこととか覚えてない?」

と聞くと、

「そんなことあった? 」

と。

 

「今までの親子関係で、ここだけは編集し直したいと思うことも一つもないよ」

「・・・・・・・」

 

「今までを振り返って、マミにこうしてほしかったとか、ああしてくれたら良かったのに、と思ったことも一つもない」

 

 

16歳。ペルーの山奥の村に

ボランティア兼ランニングキャンプに参加した時

 

 

 

 

そんなはずはないのです。

 

 

叱っているはずが怒りに変わり、

おさまらなくなり、

怒鳴り散らし始め、

やっとそんな自分にハッとし

「ごめんね。本当にごめんね」

と、謝ると、まだヒックヒックしながら、

こくんと首を縦に振って

許してくれたことなどを思い出しました。

 

 

 

 

 

 

先日もこの謎について夫と話題になりました。

そして、夫がこれだ! と思える答えを提供してくれました。

 

 

「るみは、基本的に彼女がしたいこと、していることに対し、真っ向から反対したことは一度もなかった。それが良かったんだと思うよ」と。

 

そうかもしれません。

 

 

 

自分自身の経験から、親に反対されればされるほど、余計反抗気分満々に燃えるのが子供だと考えていました。

特に14歳前後はね。

 

 

 

自分もその当時は相当に反抗的だったので、親として何を言っても無駄だと言うことはわかっていました。

だから、どんなに心配でも、歯を食いしばって「ダメ」「No」は口に出さずにいました。

 

もちろん、後先考えず、NO!と言えればどんなに楽でしょう。

けれど、結果は目に見えています。

 

はいそうですか、とすんなり言うことを聞き、やめる子供なんていないでしょう。

 

百歩譲っていたとしても、きっともっと先、大人になってから反抗の火蓋は切られ、さらなる大惨事を引き起こすことになるかも。

 

 

だから苦肉の策で考えたのは、その時期は、子供の優秀な秘書になると言うことでした。

 

大丈夫、12、13歳ぐらいまでは、No!を連発し、上から目線でガミガミ言っていても、絶妙のタイミングで子供に謝ることさえできれば。。。

 

ただ、あ、反抗期、来たかも。

と、思った時点で、ギアを切り替える。

 

そしてそれからは有能な秘書になる。

 

優秀な秘書は、ボスである子供にあれこれ指図はしません。

けれど、できる秘書は時にボスの盲点をやんわり指摘することや、控えめながら素晴らしいアドバイスを提供できたりします。

 

ボスとは、もちろん思春期の子供です。

頼りないボスを支えるため、有能な秘書はどうするか。

そんなことをいつも考えて行動するようにしました。

 

 

Noと言わずにどうやって相手に納得させてやめさせるか。

 

それには一度や二度は泳がせて好きにさせる。

痛い思いをしたところで、さっとサポートする。

 

Noと言わないために苦労はしたけれど。

 

今思えば、それが功を奏して、世界1のダメ母が世界1の母親に昇格できたのかな、と思います。

 

 

 

 

 

 

そう考えてみれば、世界1の母親になるのは、それほど難しいことではないかもしれませんね。

 

 

 

 

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