ロシア人も健康を意識するようになっています。
ヨガやジョギング、スポーツジムなど「運動を生活の一部に」
という意識を持つ人もずいぶん増え、
このベッドタウンですら徒歩圏内に3つのスポーツジム、
市内全体だともっとあります。
実は私も、Facebookでの「プランクを毎日する」グループに参加中
毎日タイムを報告して励ましあう、ゆるっとしたグループですが
「あ、報告しなきゃ!」ってのが刺激になるんですよね。
食についても意識がすごく変わりました。
鶏肉さえ使ってればダイエットに配慮している
と思っていた(思い込んでいた)10年前とは違い
「野菜を食べる」
「油を使わない」
「肉より魚」
「小麦粉よりも全粒粉、雑穀の粉」
「砂糖は使わない」
「腹八分」
という理解を目にすることが多くなりました。
砂糖の入っていない豆乳が普通に買えるようになったのも進歩です。
これはアレルギーのお子さんが増えたことも関係してるかな?
「正しい食事」という理解もよく目にします。
幅はいろいろありますが、いわゆる健康的な食事で
野菜多め・塩分控えめ・低糖・インスタントや冷凍食品はX
という、ピロシキやペリメニの大好きなロシア人が
こんなものを食うのか?!と驚くような内容です。
そして健康なイメージの和食ですが、
こちらも顔本で恐縮ですが、
「正しい食事」に関するプロへの質問で
「日本食で正しい食事を注文するとしたら、なにがいいですか?」
というものに対しプロは「ありません」とばっさりw
しかしよくよく考えてみると、モスクワの日本食というと
ぶっちゃけ居酒屋メニュー+スシです。
正しい食事的には、揚げ物はもってのほかですし、
スシは白米=糖分高めでこれもNG。
たとえば精進料理はもちろん「正しい食事」の範疇ですが
モスクワの日本料理にはまだ進出していません。
となるとプロのお答えは正しく、
モスクワの日本食は「正しい食事」ではないのですが
日本人としては、すっきりしないですね。
きゅうりをショウガで和えながら、そんなことを思いました。