旧Twitterことxでそこそこ話題になった最高位戦のルール、1半荘のうちに2回見せ牌をするとマイナス5ptというルール。

例えば、東1局にうっかり1枚ポロっとやってしまうと、その半荘が終わるまではもう1回も見せ牌は出来なくなるわけだ。もちろん、見せ牌によって各者への打牌に影響を与える場合もあるから見せ牌をしないということが大事なのはわかる。

ただ、自分がちょっと疑問に思うのはどこからが見せ牌になるのかが気になる。

普通のフリー雀荘などで打ってて、牌が少し横に向いてしまって隣の人に見えてたか見えてないかわからない時がある。逆に言えばこっちがちらりと見えてしまう時もある。

 

さて、こういう時はどうなるのか?ちらっと見えたら立会人を呼んで「見えました!」と言うのだろうか?あと、手牌を1枚パタリと倒したけどすぐに戻して、他家はなんの牌かわからない場合などはどうなるのだろうか?倒したことは他家3人が確認したけど、なんの牌かは誰も確認できない、そういう場合も見せ牌の対象になるのだろうか?

 

見せ牌の規定ってフリー雀荘でもたまにある。他家からチェックが入って見えた牌ではあがれないと。とはいえ、今ではだいぶ減ったと思う。上に書いたようなすごく曖昧な場合があるから、雀荘ではなくなったのかなと自分は思ってる。コシ牌も同様に。

 

最高位戦の話に戻ろう。見せ牌をしないように細心の注意を払いながら打てば、打牌スピードは当然遅くなる。ただでさえ長考が多い最高位戦なのに、さらに遅くなるわけだ。自分はこれについてもどうなのだろうと思ってしまう。

ただ、とあるnoteを見たら対局時間が長いのは気にならないと言う人がいた。

Mリーグから放送対局などを見るようになった人からすれば、1半荘にかかる時間が80分とか90分でもあまり気にならないのかもしれない。

自分みたいに自ら麻雀を打つ人間だと、1半荘は40分から50分くらいで終わるべきだと考えてしまう。競技麻雀でも60分以内で終わるべきかなと。

 

見せ牌などがなくなるけど遅くなるのと、多少ながら見せ牌はあるけどスピーディーに進んで早く終わるのとどちらが良いのだろうか?

ってか、そこまで見せ牌にこだわるならタブレットなどを使ってネット麻雀でやるというのもありだと思う。

これなら発声が聞こえた、聞こえなかったなどの問題もなくなるしチョンボもなくなる。ポン優先になるし点棒の授受の間違いもなくなる。点数申告を間違えて叩かれるなんてこともなくなるだろう。

難点としては、タブレットが不調で動かなくなったり、回線が切れたりした場合だ。打牌の時間制限をなくせば回線切れは大丈夫な気もするけど、完全に壊れてしまった場合などが困ってしまう。リアル麻雀で卓が故障した場合は点棒も揃えられるし半荘の途中から行うことも難しくないけど、現状のネット麻雀だとそれは難しそうだ。

 

自分は放送時間が7時間、8時間っていうのは長すぎると感じてしまうのだけど、今の時代だとそう感じない人も多いのかもね。4人で4半荘なら、最初の選手紹介から最後のインタビューも含めて5~6時間以内に終わるべきだと思ってる。

これからどうなっていくんだろうね。

 

 

 

 

 

 

 

ここ1年ほどだろうか?メルカリなどで麻雀の戦術本を購入したりしている。

新しいものから古いものまで購入しているのだけど、その中で、昭和50年前後の本を読んでると今とは違ったことが書いてあることもある。

 

その中で、パオの決まりについての説明があるのだけど、これが今と違ったりする。

何が違うかというと、役満でのパオの種類が多いのだ。役の紹介のところに4つ目を鳴かせた時点でパオが発生すると書いてあるのだ。

今の時代って、役満のパオといえば大三元、大四喜、四槓子の3種類しかないけど、昔の本だと字一色、緑一色、清老頭の3種類もパオになると書いてある。

 

要は、字一色などでも4つ目を鳴かせて裸単騎にさせた時点で発生するというのだ。現代のパオの解釈からすると、役満が確定した時点でしかパオにならない。字一色などは4つ目を鳴いたからといって、最後の単騎待ちがその役とは違う牌の場合は役満ではない。だから、4つ目を鳴かせてもパオとは言えないでしょという理屈になる。

たしかにそれで間違いない気はするのだけど、自分は4つ目を鳴かせた時点で役満だった場合はパオで良いのではないかと思ってる。

 

なんなら、清一色ですら4つ目を鳴かせたらパオでも良いと思ってる。その方が雑に牌を切る人も減るだろうし、あがられた時に親被りなどしたら納得できないみたいなのがなくなるからだ。

まぁ、これはさすがに厳しすぎるかもしれないけどね。

自分は、他家のアシストで簡単に大物手をあがられると本当に嫌なのよね。こっちがきちんと絞っているのに平然と鳴かせる。いや、別に切るのはいいのよ。ただ、鳴かせるだけ鳴かせた人が鳴かれた瞬間からすぐに降りるのがマジで嫌い。だったら切るなといいたくなる。

あ、何枚か無スジを押して、もう残りのスジが2つくらいしかなくなったとかで降りるならまだいいんだけどね。

 

この、鳴かせた責任を取るというのは今の時代では死語というか古い慣習なのかもしれないけどね。

 

 

今月の初めくらいだろうか?都内にあるブル新宿店という雀荘が警察に摘発された。容疑は賭博開帳図利とその幇助らしい。

これを聞いて自分はちょっとびっくりした。なぜなら、歌舞伎町にはもっとお金が動く賭け麻雀をやってる店が普通にあるからだ。

 

それなのに、なぜブルは摘発されたのか?

 

 

この記事によると同業者による「チクリ」によるものだと書いてある。ただ、この記事には嘘というか信憑性が怪しい情報もある。記事には2012年に開店とあるが、もっと前から店はある。20年以上あるんじゃないかなぁ?

 

あとは、11年で9億円の売り上げとあるけど、そんなにあるものなのだろうか?これって年に直すと8000万円くらい、月にすると650万円くらいで1日すると32万円くらいだ。

ブルは四麻のゲーム代は1卓で2800円。なので、1日に120回近く場が立たないといけない計算になる。

半荘1回が40分として2時間で3回、24時間常に稼働して36回。これを3卓やってやっとその数字になる。そんなに場は立つものなのだろうか?もちろん、セットの客もいるし夕方以降は5卓6卓になることもあるだろうけどね。あとはフードなども出るか。

まぁ、そう考えるとこれはないこともないのか。

 

それにしても自分が疑問に思うのは、警察というのはどこまで情報を知っているのかである。自分みたいな麻雀好きでフリー雀荘にもよく行く人間だと、各お店のなんとなくのレートなどもある程度は知っていたりするけど、警察は知っているのだろうか?

知っていても通報とかがない限りは動かないのか、それとも全くと言っていいほど知らないのか?うーん、後者の方が可能性は高いかな。歌舞伎町という繁華街で雀荘以外にも風俗店というのはたくさんある。その中でいちいち各雀荘について調べたりするとは思えないしね。

 

あと、今回の事件で自分がもう一つ気になったのは、組合がオンレを止めろみたいなことをx(旧Twitter)で言ってたことである。

10年前くらいまでって、雀荘なんて金を賭けないとお客さん来ないでしょみたいな風潮があって、大半のフリー雀荘もそれで営業してた。だから、組合もそこは目をつぶってた気がする。

だけど、ここ3年くらいかな。ノーレートのお店も増えてきて潰れずに営業ができている。これにより、お金を賭けなくてもやり方によってはきちんとお客さんも来て営業できるというのがわかってしまった。

だから、今回の摘発は今までとは少し事情が違うのかもしれない。今までは組合の方から警察に陳情して大目に見てもらってたところもあるのだと思う。これはあくまでも自分の推測ではあるが。

 

Mリーグが始まって、観る雀という勢力も増えてきたし、若い人や女性がノーレの店に行くのが増えた気がする。自分もノーレのお店に行くけど、女性のお客さんは明らかにオンレより多いと思う。

 

記事にあるチクリというのは本当のような気がする。ただ、だれがどのようにしてチクったのだろうか?そして、警察はどういう基準で摘発に入るのだろうか?

普通に警視庁に電話して、「○○という雀荘は金を賭けてますよ」だけでも動くのだろうか?自分はこれだけで動くとも思えないのよね。

なので、摘発基準というのが自分はすごく気になってる。

 

どちらにしても、これからはオンレは厳しい時代になってくるのかなぁ。さっきも書いたように、ノーレでもうまく営業できるというのがわかってしまったからね。

でも自分は、やっぱりちょっとグレーなアングラなこの世界が好きなんだけどね。