前回のブログで「谷繁監督もおそらく最終年」と書きましたが、
まさかのシーズン途中での休養(実質解任)となりました・・・
2011年のシーズンにおいてもそうですが、中日球団の体質を心配してしまいます。
んで、大抵の場合、こういった動きがあると「落合GM黒幕説」が出てきて、
今回の解任劇は全て落合のせいだ!という話題になるのが悲しい東海圏の派閥なのですが、
これまでの落合さんの考え方や2011年のケースを見ても、明らかにオーナー球団サイドの意向でしょうね・・・。
ちなみに谷繁監督の休養に合わせて、佐伯コーチも一緒に休養に。
横浜時代からのお友達ペアだったので、これはまあそういうことでしょう。
本当なら友利コーチも一緒に連れて行って欲しかったですが、こちらは森さん派なので関係なしと。
今シーズンの中日ドラゴンズですが、ここ数年で劇的に世代交代が進んで、徐々に戦力が強化されつつあります。
その証拠が2軍の成績でして、文字通り1軍クラスがゴロゴロいるソフトバンクと首位争いを繰り広げている状態です。 もちろん小笠原監督の手腕もあるでしょうが、それ以上に戦力の底上げは2軍レベルから徐々に積みあがっています。
・・・まだ残念ながら1軍レベルに育ってはいませんが。実りは来年から再来年くらいか?
今年の1軍の戦力は、
「Aクラス・5割を維持できる戦力はあるが、余裕でAクラスいりできるほどではない」
という状態でした。
つまり、戦力的には良くはないが悪くもない。
だからこそ、監督やコーチ陣の采配ややりくりが重要だったわけです。
しかし、結果は数十年ぶりの「カード負け越し記録」を更新し、さらには様々なマイナスの記録を更新する体たらく・・・。
特に顕著なのが1点差ゲームに弱くなった点・・・圧倒的に負け越しています。
そうこう考えると、やはり監督の力量に限界があるのは事実で、今回の解任もやむなし・・・という感じです。
それにしても、こうした中日のドタバタ劇があるたびに、東海圏での中日OB勢とそのシンパの方々が動きが気になります・・・。
基本的に今の中日の監督コーチ陣は、中日OB優遇ではなく、落合派閥(他所からつれてくる)。
そのため、いっせいに落合叩きの情報をマスコミにリークし、中日OB閥の組閣をくむための動きが活発化するんですよね・・・
(そうして2012年~2013年中日閥の体制が出来上がったのですが、その惨状は・・・)
もういっそのこと、中日OB閥でありながら落合派閥である、2004年からの黄金世代がみんなコーチ陣になればいいと思っているのですが。