春。
春という季節はウキウキするものであったけど、花粉症というものが発生してからこのかた、なんだかウキウキするけどしんどい季節であった。
だが、今年はたまに、目がかゆくなる程度で激しいくしゃみの発作とか、発症していない。
何が効いたのかなぁ。
だが、今年はたまに、目がかゆくなる程度で激しいくしゃみの発作とか、発症していない。
何が効いたのかなぁ。
春何番なのだ?
数日前に、春一番が吹き荒れたけど、今日も東京はものすごい風だ。
ていうか東京で、こんな風の日に、ニッソでゴルフしているひとがいるかと思うと、これはとても申し訳ないのだが、
「ププwww」
と思わず、声出して笑ってしまうのである。
ていうか東京で、こんな風の日に、ニッソでゴルフしているひとがいるかと思うと、これはとても申し訳ないのだが、
「ププwww」
と思わず、声出して笑ってしまうのである。
東京出張
関西の雑誌でありかつ、俺のキャリアの出発点でもある「Meets」。
そこに、10年にわたって連載させてもらっていた「東京出張」が最終形として、本になった。
東京めっちゃええ店、うまい店。
である。
そもそも、この連載は、東京にでてきたばかりの俺と、ずっとMeetsで、たまには大喧嘩しながらやってきた青山女史との、電話中にできた企画だった。
「サコさん、東京はどうですか?」
「いやぁ、右も左もわかりません。道に迷います。この前は国会議事堂はチェーン店かと思いましたわ」
「わははは」
「しかし、東京の雑誌って「3ヶ月先まで予約とれません」みたいな店ばっかり載ってて、3ヶ月先なんて云うたらもお、なんにもわかりませんわぁ。な俺からしたら、どうしよう? って感じです」
「ほんま、そんな感じやなぁ。そやけど、サコさんやったら、ミーツで鍛えた嗅覚で、なんかええ店、見つけてるんとちゃいますん?」
「ま、みつけたいうたら、見つけたけどなぁ」
そんな会話より、生まれた連載。
以前に一度、本になったのだがそこからまた、取材した店も含めて再度。
当初「ほな、サコさんが撮って書いてしてえな」と青山女史に云われていたのだがなにせ、国会議事堂がチェーン店かと思っているような田舎者である。
同じミーツ出身者でかつ、俺よりもずっと先に江戸に来て、華々しくライター稼業を営んでいたナガハマ姐さんに「書く」ほうをお願いして。
そこから、10年やったんだなぁ。
むう。
ともあれ、面白い本に仕上がっているので是非、ご購入のほどを。
値段もランチ一回くらいの低価格ゆえ。
そこに、10年にわたって連載させてもらっていた「東京出張」が最終形として、本になった。
東京めっちゃええ店、うまい店。
である。
そもそも、この連載は、東京にでてきたばかりの俺と、ずっとMeetsで、たまには大喧嘩しながらやってきた青山女史との、電話中にできた企画だった。
「サコさん、東京はどうですか?」
「いやぁ、右も左もわかりません。道に迷います。この前は国会議事堂はチェーン店かと思いましたわ」
「わははは」
「しかし、東京の雑誌って「3ヶ月先まで予約とれません」みたいな店ばっかり載ってて、3ヶ月先なんて云うたらもお、なんにもわかりませんわぁ。な俺からしたら、どうしよう? って感じです」
「ほんま、そんな感じやなぁ。そやけど、サコさんやったら、ミーツで鍛えた嗅覚で、なんかええ店、見つけてるんとちゃいますん?」
「ま、みつけたいうたら、見つけたけどなぁ」
そんな会話より、生まれた連載。
以前に一度、本になったのだがそこからまた、取材した店も含めて再度。
当初「ほな、サコさんが撮って書いてしてえな」と青山女史に云われていたのだがなにせ、国会議事堂がチェーン店かと思っているような田舎者である。
同じミーツ出身者でかつ、俺よりもずっと先に江戸に来て、華々しくライター稼業を営んでいたナガハマ姐さんに「書く」ほうをお願いして。
そこから、10年やったんだなぁ。
むう。
ともあれ、面白い本に仕上がっているので是非、ご購入のほどを。
値段もランチ一回くらいの低価格ゆえ。
あっけない、別れ。
ネットで、いろんなところに見積を出してみたら、メールやら電話やらが頻々と。
しかし大半の業者が「え! 走行距離、22万キロですか!」ってドン引きしているなか、
まあまあ近所の業者が「明日にでも見に行ってよいですか?」と電話してきた。
9時という約束だったのだが。30分遅れてやってきた彼は、俺のクルマの走行距離を見て、
「22万キロも走っているんですねえ」
いまさらながらに驚いたという風をしているのだが、
「昨日、電話で云ったけどなぁ。君、訊いてないの」
「あ、あうぅ」
いろんなところをチェックして、結論。
「5万円なら、出せます!」
と。。。。
「いやさ、君んとこ、メールで15万円って査定出したから来て貰ったんだけど、いきなり1/3かいな。ごくろうさまでした。ありがとう。さようなら」
「あ、あぅ。そんなこと云わずに! いま、会社に電話したら、5000円アップできましたぁ」
なんて云いだす。
「とりあえず、越谷の業者が8万円って見積だしてくれてるから、帰っていいよ君」
「そ、そんなこと云わずに!」
てなことでかれこれ20分くらい粘るのでもお、面倒臭くなった。
というか、朝から5千円がどうのこうのなことで、大の大人ふたりが必死という状態に、あほらしくなった。だから、
「じゃあ、それで良いわ」
「あ、ありがとうございました。じゃあ、いまから乗って帰りますけど、いいですか?」
「えぇっ! い、いまから!?」
「はい、いまからっす」
まだ、機材とかなんやかんやが、満載されているのだ。
「ぼ、ボクも手伝いますから」
営業氏が言うのでそこから必死で、車内の清掃だ。
近所のおばちゃんも、何が起こっているのか? と、様子見している。
10分ほどで、綺麗に片付いた。
「いやぁ、どうも、ありがとうございました」
と、営業氏。
俺はそこで、ふと気になったので訊いてみた。
「で、こいつさぁ、どうなるの? 部品取りとかして、スクラップ?」
「え、スクラップなんかにしませんよ。だけど、これだけ距離走ってたら、日本では売れないから、外国に輸出するんです」
「へえ、そうなんだ。どんな国に行くの?」
「ボクも、詳しくはないんですけど、インドネシアとかって聞いてます」
そうか、まだ、走るんだお前。
ひょっとしたらまた、どこかで会えるかもしれんな。
って思ったら、鼻がツンとした。
そんな俺におかまいなく、
「じゃあ、ボクの車、夜に取りにきますんで、これ、乗っていきますね」
駐車場に自分の乗ってきたクルマを置いて、俺のクルマでサッサと去っていく営業氏。
あまりにもあっけない、別れだった。
だけど、どうせ別れるのだ。
そこに良い別れも悪い別れもあるまい。
我が家のある路地を抜けて、クリニックのところで左折する後ろ姿に、
「じゃあ、また、どこかでな」
手を振ってみた。
しかし大半の業者が「え! 走行距離、22万キロですか!」ってドン引きしているなか、
まあまあ近所の業者が「明日にでも見に行ってよいですか?」と電話してきた。
9時という約束だったのだが。30分遅れてやってきた彼は、俺のクルマの走行距離を見て、
「22万キロも走っているんですねえ」
いまさらながらに驚いたという風をしているのだが、
「昨日、電話で云ったけどなぁ。君、訊いてないの」
「あ、あうぅ」
いろんなところをチェックして、結論。
「5万円なら、出せます!」
と。。。。
「いやさ、君んとこ、メールで15万円って査定出したから来て貰ったんだけど、いきなり1/3かいな。ごくろうさまでした。ありがとう。さようなら」
「あ、あぅ。そんなこと云わずに! いま、会社に電話したら、5000円アップできましたぁ」
なんて云いだす。
「とりあえず、越谷の業者が8万円って見積だしてくれてるから、帰っていいよ君」
「そ、そんなこと云わずに!」
てなことでかれこれ20分くらい粘るのでもお、面倒臭くなった。
というか、朝から5千円がどうのこうのなことで、大の大人ふたりが必死という状態に、あほらしくなった。だから、
「じゃあ、それで良いわ」
「あ、ありがとうございました。じゃあ、いまから乗って帰りますけど、いいですか?」
「えぇっ! い、いまから!?」
「はい、いまからっす」
まだ、機材とかなんやかんやが、満載されているのだ。
「ぼ、ボクも手伝いますから」
営業氏が言うのでそこから必死で、車内の清掃だ。
近所のおばちゃんも、何が起こっているのか? と、様子見している。
10分ほどで、綺麗に片付いた。
「いやぁ、どうも、ありがとうございました」
と、営業氏。
俺はそこで、ふと気になったので訊いてみた。
「で、こいつさぁ、どうなるの? 部品取りとかして、スクラップ?」
「え、スクラップなんかにしませんよ。だけど、これだけ距離走ってたら、日本では売れないから、外国に輸出するんです」
「へえ、そうなんだ。どんな国に行くの?」
「ボクも、詳しくはないんですけど、インドネシアとかって聞いてます」
そうか、まだ、走るんだお前。
ひょっとしたらまた、どこかで会えるかもしれんな。
って思ったら、鼻がツンとした。
そんな俺におかまいなく、
「じゃあ、ボクの車、夜に取りにきますんで、これ、乗っていきますね」
駐車場に自分の乗ってきたクルマを置いて、俺のクルマでサッサと去っていく営業氏。
あまりにもあっけない、別れだった。
だけど、どうせ別れるのだ。
そこに良い別れも悪い別れもあるまい。
我が家のある路地を抜けて、クリニックのところで左折する後ろ姿に、
「じゃあ、また、どこかでな」
手を振ってみた。
アコードワゴン君の査定。
売れっ子カメラマンというのは、写真撮るだけでたくさん儲けて、派手なクルマ乗って!
という感じだ。
というか「だった」かもなぁ。
ともあれ俺は、そういう売れっ子でもなくなって結局、よくよく見れば平成15年式のアコードワゴン君にずっと乗っていたわけだ。
とても、佳いクルマだった。
ホンダ車としては最終型の「なんだこれ? 2ストロークのバイクか?」ってくらいに、ビュンビュン回るエンジンが、素敵だったな。
だけど、走行距離も、22万キロ超。
3月に、車検。
クルマを買い換えることにした。
買い換えるにあたって、新しいクルマのディーラーに訊いてみたら、
「ああ、これは値段つきませんね。だけど最近、廃車を買い取ってくれる業者がありますから、そこでいろいろやれば良いかもしれません」
って、云う。
数社に、見積を依頼してみた。
すると、8万円~15万円の値が。
要するに、去年の8月に交換したばかりのエアコンのコンプレッサーや、これも去年に交換したHIDライトとかに、値段が付いたのかな?
ともあれ、彼女とのお別れまでに、いろいろと、やってみよう。
という感じだ。
というか「だった」かもなぁ。
ともあれ俺は、そういう売れっ子でもなくなって結局、よくよく見れば平成15年式のアコードワゴン君にずっと乗っていたわけだ。
とても、佳いクルマだった。
ホンダ車としては最終型の「なんだこれ? 2ストロークのバイクか?」ってくらいに、ビュンビュン回るエンジンが、素敵だったな。
だけど、走行距離も、22万キロ超。
3月に、車検。
クルマを買い換えることにした。
買い換えるにあたって、新しいクルマのディーラーに訊いてみたら、
「ああ、これは値段つきませんね。だけど最近、廃車を買い取ってくれる業者がありますから、そこでいろいろやれば良いかもしれません」
って、云う。
数社に、見積を依頼してみた。
すると、8万円~15万円の値が。
要するに、去年の8月に交換したばかりのエアコンのコンプレッサーや、これも去年に交換したHIDライトとかに、値段が付いたのかな?
ともあれ、彼女とのお別れまでに、いろいろと、やってみよう。
お正月
新年あけましておめでとうございます。
初詣、行きましたか?
こちらは元日、見事な寝正月となりました。
そしてKindleで、読書。
京極夏彦氏の「書楼弔堂 破暁【合冊版】」を。
いやはや、いつもながら、京極先生の本は、素晴らしい。
その流れで、尾崎紅葉氏の「二人比丘尼色懺悔」を購入してみたり。
ただ、二人比丘尼色懺悔は青空文庫にも無かったので、昭和53年あたりに刷られた古書。
届くのが楽しみであります。
初詣、行きましたか?
こちらは元日、見事な寝正月となりました。
そしてKindleで、読書。
京極夏彦氏の「書楼弔堂 破暁【合冊版】」を。
いやはや、いつもながら、京極先生の本は、素晴らしい。
その流れで、尾崎紅葉氏の「二人比丘尼色懺悔」を購入してみたり。
ただ、二人比丘尼色懺悔は青空文庫にも無かったので、昭和53年あたりに刷られた古書。
届くのが楽しみであります。