斉藤佑介のサイト☆ユースケ
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【大人の麦茶】という劇団②

【塩田泰造】

今となっては思うのは、僕は塩田さんに会って文字と言葉の豊かさと面白さに気付かされたという事。

思い返せば、あの頃はかなりの頻度でブログを書いていたし、手紙も書いていた。

塩田さんのつむぐ台本の言葉たち一粒一粒が輝いてて、ただただ酔いしれていたんだと思う。

話す。書く。読む。

当たり前過ぎて、その事が尊いだなんて知らなかったです。

だから拍車がかかっていた。

自身の気持ちを芝居じゃなくて文字で表現する楽しさ。それが一周してまた芝居が面白くなってきて。

突き抜ける夏空のような青色インクの万年筆をくださった塩田さんは早々にそれを見抜いてらしたんじゃないかと思う。

青空を背にして渾身の土下座で感謝を伝えたい。

それとやっぱり凄いのが塩田さんの配役とその描き出す人物像。

役者本人ですら気付いていない良さを引きずり出してくれる。

オトムギメンバーは勿論、誰であろうと関係ない。

しかも脚本だけで。

演出じゃなくて本だけで!

これってぇどゆことですか!?笑



さぁ!

長くなってまいりましたね!!

半分以上の方はこの辺で脱落してるかと思いますが笑


オトムギの想いが溢れかえってるところで。

あの当時、ご来場頂いた皆様にもまた、僕は深い深い感謝の気持ちがあります。

僕を育ててくれたのは皆様でした。

その皆様に出会わせてくださったのがオトムギでした。

あの時あの場所にいなければ知り得なかった客席の熱量。

舞台はナマモノ、

皆さんへ届ける、

こんな当たり前の事を改めて気付かせてくれたのは、なにものでもない客席の皆様だったんです。

100%じゃ届かないというのは分かって当時頑張っていたつもりでしたが、(えっ?俺って200%も出たの?)と教えてくれました。

間違いを正し、喜びを見つけられました。

本当にありがとうございます!



結局何が言いたいかというと。

大人の麦茶があって今の僕があるということ。

僕にとってオトムギはあまりに偉大過ぎたということです。

そんな大人の麦茶がラストオーダーとの事。

『ネムレナイト』

ご覧になるその前に。

皆さんのオトムギ熱がちょっとでも上がって。客席の熱がもっともっと上がって。

公演が更に素晴らしいものになれば幸いです。



果たして僕は潔く一気飲みなのか。

それとも名残惜しくチビチビなのか。

4月、楽しみにしています。

感謝を込めて。


朝になっちゃったよ。笑



大人の麦茶ラストオーダー『ネムレナイト』

2024410日(水)〜4月21日(日)

下北沢ザ・スズナリ

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