90年代前半の栄光の時代が終わり、それから10年はドイツサッカーは低迷と言う屈辱の日々でした。
EURO2000,2004とグループリーグで敗退。W杯でこそ結果は残していましたが、内容は苦しいものばかり。そんな辛い日々も育成システムの成果が現れ始めた2000年代後半から変わりました。
ノイアー、ミュラー、エジル、クロース、ゲッツェ、ケディラ、ボアテングと世界で戦える選手が育ってきました。また、新世代の選手たちと、クラブのユースから育ったラーム、シュヴァインシュタイガー、ポドルスキといった中堅。アマチュアチームから才能を見出だされたクローゼ、長らくトップで活躍し続けるヴァイデンフェラーといったベテランが融合し、経験と勢いを備えた最強のチームになりました。
今、ドイツは頂点へ立つときがきました。ブラジル大会などというジンクスは関係ありません。今のドイツ代表には些細なことで、何の障害にもなりません。