人間一番危ないのは

『自分は経験があるから

知っている』的な

思い込みでございます。

 

巻き毛や長毛の犬の

被毛のお手入れの大変さ、

私はこの度初めて

理解しましたよ・・・!

 

いやほら、うちのアーシー

(母犬がラブラドール・

レトリバー、父犬が

ゴールデン・レトリバー)の

春先の換毛期の抜け毛に

すっかり消耗して

「いいなあプードル」な

気持ちになり、散歩中に会う

巻き毛犬の飼い主さんたちに

「お宅の犬って抜け毛が少ない、

むしろほとんどないって

それは本当の話ですか」

 

「そうですね、

抜け毛はないですね」

 

「いいなあいいなあ羨ましい」

 

でも・・・でもですね。

 

ああいう犬はああいう犬で

『毎日のブラッシング』が

欠かせないのだそうです。

 

え?

毎日?

またまたそれちょっと

誇張っていうか大袈裟でしょ?

 

そう思っていた時が・・・

 

私にもありました・・・

 

いえ、うちのアーシーは

週に1度とか2度の

ブラッシングで問題ないんですよ。

 

 

換毛期はもう少し頻度が

上がりますけど基本的には

「なんか毛がボサついているな」

って思った時に

ブラシでごしごしすれば

それなりの風采になってくれる。

 

巻き毛犬たちは

毎日ブラッシングをしないと

毛が『玉』になり、そして

その『玉』をほぐすには

技量と時間が必要で、

「そんなのセーターの

毛玉と一緒で

切っちゃえばいいじゃん」と

思ったそこのアナタ、

素人がそれをやると!

 

犬が怪我をするらしいんです!

 

で、毎日のブラッシングに加えて

彼らはプロに毛の手入れを

してもらわねばならない。

 

それが5週間とか8週間に1回。

 

・・・5週間ごとの

美容室通い、

人間だってそこまで

お洒落な人って

なかなかいませんよ・・・!

 

アーシーごめん、

抜け毛なし巻き毛犬を

羨ましがっていたのは

隣の芝の青さを

うらやむようなものだった、

私のズボラさに

対応してくれるのは

まさに君のような犬だよ!

 

この春は感謝の気持ちを込めて

アーシーをブラシで

こすりたいと思っています。

 

 

 

 

ごしごし。

 

 

逆に言えば私の周囲にいる

長毛・巻き毛犬の

飼い主の皆さんは

愛犬を本当に上手に

お世話しているんだな、と

 

これはあれだ、

美人は自然体に見えるとか

そういうのと同じ理屈だ

 

私とかアーシーは

「不潔感がない」

「好感が持てる」あたりの

センを目標にしたいと思います

 

・・・その目標も

あらためて目指すとなると

結構大変じゃありません?

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わが愛犬アーシー

(黄色ラブラドール)の

お散歩仲間である

牧羊犬ちゃん

(モコモコ長毛犬)にとって

春は散髪の季節です。

 

人間はまだ帽子と手袋が必要、

でもそろそろマフラーは

いらないかな、くらいの陽気が

牧羊犬ちゃんにはすでに

「暑くてきつい」状態らしく、

散歩中やたら

水たまりに入り始めます。

 

というわけで先日

牧羊犬ちゃんは無事に

この春の散髪を

済ませたのですが。

 

・・・飼い主の毒舌奥様、

今回は結構

豪快に毛を刈りこんで、

牧羊犬ちゃんたら

ショートカット・

ベリーショートを飛び越えて

なんか角刈りとか

丸刈りの世界に突入。

 

これは先日

わが夫(英国人)が

丸刈りしたオレンジ

 

お腹とかほとんど

地肌が見えていて、

それに合わせたのか頭部も

きっちり毛足が短くなり

・・・牧羊犬ちゃん、

君のことを私はずっと

丸顔だと思っていたけど

こう見ると案外鼻が長いね、

見比べてもアーシーと

同じくらいだね、みたいな・・・

 

まあ可愛いは

可愛いんですけど。

 

毛を刈った日の夜、

牧羊犬ちゃんは毛布にくるまって

外に出てこなかったそうです。

 

「ほら夜はまだ冷えるでしょ」

 

「しかし思い切りましたね。

前回のヘアカットの時は

もう少し長めに毛を残して

いませんでしたっけ?

あれは冬用で今回は

夏用の短さなんですか?」

 

「違うのよ、ほらこの子、

この冬は体調が悪くて

寝て過ごすことが

多かったでしょ。

床にあたっていた部分に

毛玉がたくさんできちゃって、

美容師さんとも相談して

坊主にしちゃおうって

ことになったの」

 

顔にも(私はそれまでまったく

気づかなかったのですが)

いくつか毛玉が出来ていて、

それをすべて処理しようとしたら

顔の形が丸から三角に

変わる結果となったという。

 

ともあれ夏向けスタイルで

牧羊犬ちゃんは涼しさを大満喫、

散歩の足取りも軽くなっています。

 

何よりです。

 

 

ただ時々すれ違う人が

「・・・えっ?」みたいに

牧羊犬ちゃんを

二度見することもあります

 

尻尾だけはふさふさなんで

それだけに全体がこう

ファッションとして

最先端すぎるんですよね

 

でもね、可愛いの

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愛犬アーシー(黄色雌犬)の

誕生日プレゼントは

山歩きだけではなくてですね。

 

この日のために前々から

用意していたんですよ我々は!

 

2024年

お誕生日プレゼント、

鹿の脚の骨、毛皮付き。

 

 

うちの犬の何が可愛いって

鹿の脚を突然もらって

嬉しいは嬉しいものの

「でもこんないいもの・・・

あの、すごく齧ってみたい

ニオイと食感なんですけど・・・

でもこんないいもの・・・」

みたいにしばらくは

ただただにおいを嗅いでいて、

で、私と夫(英国人)は

この後庭の隅っこで

芝刈りをしたり穴を

掘ったりしていたんですけど

アーシーはわざわざそこに

手つかずの鹿の骨を

口にくわえて持って来て

「・・・あの、これ、

この骨、私がさっきから

お預かりしたままですけど、

いいんですか・・・?

なんかこれ、たぶん

すごくいいものですよ・・・?」

 

 

そして散々私と夫の

反応を確かめた後に

「じゃあこれ、もう私の

ものなんですね?

それなら本気で

噛み応えを確かめますよ?」

 

 

で、まあその噛み応えと

味がたまらぬ素晴らしさ

あったらしく、

我々にお尻を向けて

座り込むと本腰を入れて

鹿の骨に没頭。

 

 

蹄部分が半分くらいに

なったところで

「よし、アーシー、

それ返して。残りは後日。

食べ過ぎるといけないし

夜ご飯は別にあるしね」

 

当年6歳賢い盛りの

わが名犬は我々の言葉が

聞こえないフリをして

ごくごくさりげなく

その場から立ち上がり

(勿論骨はしっかり咥えて)

「あっ、そうそう、庭の

あっちのほうにちょっと

行ってみようかしらね、

ほら、春ですからね」

 

「アーシー、

聞こえているのは

わかっているぞ、

こっちに来て

骨を渡しなさい」

 

アーシーは迷いのない目で

こちらを振り返ると

「ええ、確かに聞こえています、

でもその命令には従えません」

 

 

「いい度胸だ、ヘイ、

夫よ、我らが愛犬の

首根っこを捕まえてくれ」

 

鹿の骨は日々のおやつとして

1日15分ずつ

消費されていっております。

 

 

鹿がお好きなあなたも

犬がお好きなアナタも

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3時間ばかり山道を

登ったり降りたりした結果

翌日見事に脚と腕に

筋肉痛が生じました。

 

普段それなりの距離を

歩いていても

高低差があると

使用される筋肉の

部位が異なるのだな、と。

 

腕も疲労したのは途中

登山用杖を使用したからで、

杖なしでも登れる

傾斜ではあったのですが

「こうなったら目指せ

全身運動だ」みたいな

合理主義というか

吝嗇主義が顔を出し・・・

 

だって勿体ないでしょう、

どうせ坂登トレーニングを

するなら脚だけではなく

腕の筋肉も鍛えたいでしょう!

 

まあ筋肉痛とはいっても

生活に支障ない程度なんですが、

筋肉に疲労感があるということは

すなわち『正しく運動できた』

つまり『筋力増量に成功した』

ということなわけで、

これを無駄にしては損、と

本日の犬散歩はあえて

坂道を選んでみました。

 

己のこの

『もったいない精神』に

最近は感動さえ覚えます。

 

私の行動原理の一つは

「損はしないぞ」なんだな、と。

 

でもせっかくついた筋肉は

なるべく長く

維持したいじゃないですか!

 

・・・これも一種の

『損して得取れ』でしょうか。

 

ともあれ一番

得をしているのは

漁夫の利ならぬ

犬の利を得た

愛犬アーシーであると

思われます。

 

 

さあ頑張れ私の筋肉!

 

 

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愛犬アーシー(黄色大犬)、

本年めでたく

6歳の誕生日を迎えました。

 

 

お祝いの気持ちを込めて

週末登山をプレゼント。

 

 

アーシーが1歳になった時

登った山と同じ山です。

 

あの頃と、というか

あの時と比べると

わが愛犬はかなり

分別がついたというか・・・

 

あたりをむやみに

駆け回ることもなく、

出会う人と犬すべてに

異常に親し気な態度で

地響きとともに

走り寄ることもなく。

 

(『全速力で斜面を降り

停止に時間が

かかることを楽しむ』は

今回もやっておりましたが)

 

 

しかし山道は疲れますね。

 

「どうして上り坂では

自分の身体を

こんなに重く感じるんだ」

 

「妻ちゃん、それは

物理の基礎ですよ、

まず運動と言うのは・・・」

 

「黙れ。そういう話を

聞きたいんじゃない、こっちは」

 

(やつあたり)

 

なんとかたどり着いた

山頂は風が強くて

長居することは不可能だし

下り坂は下り坂で

気を抜いたら

転んで怪我をしそうだし

本当にね!

 

犬がいなかったら

私はこんな真似

絶対にしないんですよ!

 

でも犬が楽しそうなので

私はすべてを許すのです。

 

 

アーシー、6歳です。

 

 

登山路の横には

まだ雪が残っておりました

 

 

厚着をして行ってよかったです

 

夫はね、「長袖シャツ1枚で

大丈夫」とか言っていたんですよ

 

冬用帽子・マフラー・手袋・

冬用ジャケット・フリースで

大正解ですよまったくもう

 

山登りがお好きなあなたも

嫌いだけど犬のためなら

峰に挑むアナタも

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