蒼い攻め達磨

一晩経って悔しさは少し落ち着いた
今はただ、ぽっかりと空いた気分


勝ち抜ける、勝ち抜くと確信してたからな。


やること、やれることはやったよ。
今の戦力で勝つためのプラン通りだった。
点を獲れるのはまともに動ける最初の20分とジョーカー宇佐美投入後の数十分。
健太はそこに賭けた。

最初の20分の攻勢で圧倒はしたけど届かなかった。
パタリと動けなくなって守勢を耐える。
東口が吼える。プレーで鼓舞する。

満を持して宇佐美投入。
何度かチャンスはあったが届かなかった。
そう、届かなかった。


過密日程のせいにはしない。
それはわかってたこと。
それでも勝つ戦略・戦術が足りなかった。
チーム力が足りなかった。

何かのせいにしたらそこで終わる。
何で勝てなかったのか、
何をすれば、何があれば勝てたのか、
そのためには何が必要だったか。

それを選手、チーム、クラブ、サポが一丸となって考えて実行する必要がある。


強さが欲しい。
強く強く、もっと強く。


この悔しさを刻み込め
こんな悔しさは真っ平だ。
日本で、万博で下を向く選手たちを見たくない。
もう一回、もう一回、アジアの天辺に立つんだよ。


アジアの天辺を知ってるから、何度でもそこを目指す。
そこにありったけの、ガンバの誇りを賭けるんだ。

最高や！
今年ずーっと塩試合を続けてたんは、ここぞという時に汁試合（＝脳汁が溢れ出すほどの試合）カードを使うためだったんだよ！


…もうね、正直ブログ書く気も失せるぐらいの塩試合が続いてたんですけど、久々に燃えたわー。米倉がゴル決めたときは変な声出たわー。

健太も米倉のゴルのときにピッチに出て退席食らってやがんの。チョロっと先走り汁でも出したぐらいかなと思ってたら思い切り走り回ってたw
あれは言い逃れできないレベルでの退席だわww

去年の浦和戦でもコケてたし、何やってんのw


…まあ健太は戦術家じゃないからベンチにいてもいなくても別ｎ（うわこらなにを）


やっぱ二川はやはり効くなー。
ブラジル人との連携は試合出てないのに太い線がある。トラップ１つ、パス１つでまだまだ妊娠させられるな！w


こんな脳汁溢れ出す試合がアジアにはあるってことを知らない他サポはホント勿体無いことしてるよなあ、と。まあ、あまりにも楽しいので独占するけどねw

んでこれで全北への2006年のリベンジをようやく果たした。10年かかったけど、果たした。ピッチでの屈辱はピッチで返す。これがフットボルってもんだよ。


さて、お次は広州恒大。恐らくはアジア最強のクラブ。
やってやる。やってやるさ。ああ、なんて楽しいんだろ。



…宇佐美の喜び方がただのガンバサポだったなw

よく勝ち点獲ったなあ。
まあ勝てた可能性もあったけど、それは欲張りというもの。


何せ与条件が酷かった。

・このクッソ暑い真夏に中２～３日での６連戦
・前半フルボッコでよく0-1で済んだなって内容
・かつての魔境、アウェー新潟

これで勝ち点３までワンチャンあるで！にまで持っていってからの勝ち点１はまあ及第点以上ってとこだろう。連戦で思うように勝てなかったのはあるけど、この試合に限っては勝ち点１をよく積み上げたと評価していいと思う。


この試合で勝ち点３を積み上げられなかったことよりも、指摘すべきは連戦の序盤（名古屋、横浜、鳥栖戦）における試合のコントロール。いずれも先制しながら勝ち点を失う愚を続けていた。ここでしっかりと勝ち点を積んでいれば、昨日の引き分けもすんなり受け入れられただろう、と。

もっと言えば昨日あれだけヘロヘロだったのもローテーションが限定的になっていたからで、その要因を辿ればやはり連戦序盤の取りこぼしに行きつく。サクサクと勝ち点を積んでいれば余裕をもってもっと思い切ったローテーションができただろうし。

つまり、取りこぼしのツケをヘロヘロの引き分けで支払うことになったってこと。ここは突きつけられた課題だねえ。


んで悩ましいのがこんな連戦が今後も続くってこと。リーグ戦だけでもこんな状態のに、これからナビスコ、天皇杯にACLと４つのコンペティションを戦い抜いていかなければならない。そのいずれもが勝ち進むほどにスケジュールがタイトになる。まさに総力戦だ。


でもなあ…
このギリギリ感、なんか燃えてくるんだよな。ヘロヘロでも次から次へと続く試合、試合、試合。この感覚、2008年を思い出す。１年間で公式戦61試合という狂気。あの狂乱の中で体感した熱気、芯、軸。

あんなシーズンになるかもしれない、そう思うだけで変な汁が出てくる。
いいねえ、やっぱりガンバはいいねえw