仙上　真也のブログ

十二大従星は十二支から表れる星です。生まれる前からあの世までの時代を、それぞれ数字で表したもの。

その中で「有意識の星」は「天貴星・天恍星・天南星・天禄星・天将星・天堂星・天胡星」。「無意識の星」は「天報星・天印星・天極星・天庫星・天馳星」となります。

有意識の星は現実性に強く、精神性は弱くなります。逆に無意識の星は精神性に強く、現実性は弱くなります。

有意識の中でも特に強いのが「天南星・天禄星・天将星」となり、無意識の中でも特に弱いのが「天報星・天極星・天馳星」となります。「天印星」においては、中間のエネルギーになりますが、全てにおいて受け身であるため、弱い星の意味合いもあります。

強い星は「生」に対する執着が強く、弱い星は「生」に対する執着はありません。そしていずれも葛藤を持ちます。どこかで何かの苦労を伴います。言い換えれば「やせ我慢」をするようなところがあります。

それに引き換え「中間の星」は運勢的にも変動が少なく我慢をするようなこともなくスムーズです。言いたいことを言っても受け入れられやすく、また周りに対する影響も少なくなります。

そして十二大従星は、それぞれの星が矛盾のない時代に出ていれば生きやすくなります。

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酉金の二十八元は辛金のみです。日干辛金は純度の高い宝石です。そのためきれいに磨くことだけが必要となり、守護神は壬水のみになります。守護神として甲木を必要とするのは、宿命に土性がある場合のみです。

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反骨精神は誰にでもあるはずです。本人が感じているかどうかは別として・・・。そして反骨精神が強い宿命もあります。それを活かせる環境かどうかでも変わってきますが・・・。

人間に反骨精神があるから、この世は進歩し続けてきたのかもしれません。

反抗期を経験していれば、誰にでも反骨精神の免疫はできているはずです。

そして反骨精神を使って異常性を発揮しなければならない宿命もあります。しかし異常性を発揮するということは「諸刃の剣」的にもなりかねません。吉と出るか凶と出るか・・・。環境によって大きく変わってきます。

反骨精神を持たなければならないのは、自分の立地が不安定だからです。自分を揺るがす環境であれば、誰しも気が抜けません。

「立地＝月支」に対して相剋があれば、自分が安定しません。これが両サイドから攻められる、あるいは攻めなければならない宿命であれば、自分に意識が集中します。「どうにかしなければ」と・・・。

それが功を奏すれば、誰もできなかったことができたりします。この世の発展にも大きく貢献することができます。発明家や改革者、あるいは成功者となる人など・・・。しかし一歩間違えれば、世の中を狂わせることにもなりかねません。

それでもそれがその時、世の中には必要な場合もあるからです。

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