ゴルトベルク変奏曲をチェンバロで
先日SOUTHBANKセンターで、
バッハウィークエンドと銘打ち、
バッハの演目のコンサートが幾つかあった。
その中の一つにゴルトベルク変奏曲の演奏があり、聴いてきた。
ゴルトベルク変奏曲は、
グレン・グールドの演奏で一躍有名になった作品だが、
バッハは、チェンバロ(ハープシコード)のための練習曲として作曲したらしい。
ちなみにチェンバロとはこんな楽器。
バッハが対位法を確立したのは有名ですが、
対位法の旋律は、右手と左手の両方が同じくらい大変に急がしそうで、
聴くほうは気持ちいいのだけど演奏するほうは大変そう。
それでも聞こえてくる演奏はとても軽やか。
もちろん楽器の違いも大きく、ピアノよりも繊細な感じ。
グールドのピアノがいかに正確で力強く、骨太であるかをあらためて認識。
チェンバロも興味深く堪能しました。
コンサートの料金には、
1ドリンク(コーヒーもしくはシェリー酒)が
ついており、会場に持ち込み可でした。
皆さんリラックスして聴いていたようです。
バッハウィークエンドと銘打ち、
バッハの演目のコンサートが幾つかあった。
その中の一つにゴルトベルク変奏曲の演奏があり、聴いてきた。
ゴルトベルク変奏曲は、
グレン・グールドの演奏で一躍有名になった作品だが、
バッハは、チェンバロ(ハープシコード)のための練習曲として作曲したらしい。
ちなみにチェンバロとはこんな楽器。
バッハが対位法を確立したのは有名ですが、
対位法の旋律は、右手と左手の両方が同じくらい大変に急がしそうで、
聴くほうは気持ちいいのだけど演奏するほうは大変そう。
それでも聞こえてくる演奏はとても軽やか。
もちろん楽器の違いも大きく、ピアノよりも繊細な感じ。
グールドのピアノがいかに正確で力強く、骨太であるかをあらためて認識。
チェンバロも興味深く堪能しました。
コンサートの料金には、
1ドリンク(コーヒーもしくはシェリー酒)が
ついており、会場に持ち込み可でした。
皆さんリラックスして聴いていたようです。
マグロ部長
数年前にコアラ課長という映画のDVDが私の周りで物議をかもしておりましたが、
先日、日経新聞を読んでいたら、
取締役マグロ部長
というすばらしい肩書きの方を日経新聞で発見しました。
築地魚市場にとって、
マグロ部長はやはり取締役が担当する重要なポジションなのですね。
しかし、"マグロ部長"はごく私的にニヤリとしてしまうネーミングです。
先日、日経新聞を読んでいたら、
取締役マグロ部長
というすばらしい肩書きの方を日経新聞で発見しました。
築地魚市場にとって、
マグロ部長はやはり取締役が担当する重要なポジションなのですね。
しかし、"マグロ部長"はごく私的にニヤリとしてしまうネーミングです。
ロンドン最古のワインバー
チャリングクロスでロンドンで現存する最古のワインバーをたまたまみつけました。
Gordon's Wine Bar
1890年に現在の店構えとなり、オーナーは変われど続いているらしい。
結構有名な店らしいが、立ち飲み屋委員会支部長としては、不覚にも見逃していた。
見るからに廃墟のようなたたずまいだが、
階段をおりると
重厚な雰囲気。
本日はハウスワインを頂きましたが
この店はポルトワイン、マデラワインを樽だしで提供することで
有名らしい。
食事もできるようです。
雰囲気良し、値段もそこそこ、また来たい、と思える店でした。
お勧めです。
Gordon's Wine Bar
47 Villiers Street, London WC2N 6NE
020 7930 1408
Open every day: 11am to 11pm
Sunday 12.00am to 10.00pm
Gordon's Wine Bar
1890年に現在の店構えとなり、オーナーは変われど続いているらしい。
結構有名な店らしいが、立ち飲み屋委員会支部長としては、不覚にも見逃していた。
見るからに廃墟のようなたたずまいだが、
階段をおりると
重厚な雰囲気。
本日はハウスワインを頂きましたが
この店はポルトワイン、マデラワインを樽だしで提供することで
有名らしい。
食事もできるようです。
雰囲気良し、値段もそこそこ、また来たい、と思える店でした。
お勧めです。
Gordon's Wine Bar
47 Villiers Street, London WC2N 6NE
020 7930 1408
Open every day: 11am to 11pm
Sunday 12.00am to 10.00pm
戦争の博物館
ロンドンにある、
Imperial War Museum(戦争博物館)に行ってきました。
入るといきなりRoyal Navy(英国海軍)の名機スピットファイヤーが出迎え。
ドイツのV2ロケットも展示されている。
ロンドン市民は、当時ドイツ支配圏であった
ハーグ(オランダ)からのロケット空襲の恐怖にさらされたらしい。
ご存知の人も多いが
このV2ロケットを開発したドイツ人のフォン・ブラウンは、
その後USAに渡り(連行され?)USAのロケット技術の
礎を造った人。
日本関連もいくつか。
ゼロ戦の胴体の一部。
インドシナで回収されたものらしい。
コックピット部。
暗いが、真ん中に操縦桿が見える。
そして
広島に投下されたものと同型の原子爆弾。
長さは2mくらい。
出口近辺にはこんな看板も。
正面の庭には、ベルリンの壁が。
少年の心で興味深く展示を見る自分と、
何かしらやるせない気分になる自分を発見。
イギリスは、戦争で起こったことを正しく伝え、
戦争で亡くなった人に敬意を払うことに、
大きな力を注いでいるように見える。
日本でももう少しオープンに
戦争が語られても良いような気がしてきます。
Imperial War Museum(戦争博物館)に行ってきました。
入るといきなりRoyal Navy(英国海軍)の名機スピットファイヤーが出迎え。
ドイツのV2ロケットも展示されている。
ロンドン市民は、当時ドイツ支配圏であった
ハーグ(オランダ)からのロケット空襲の恐怖にさらされたらしい。
ご存知の人も多いが
このV2ロケットを開発したドイツ人のフォン・ブラウンは、
その後USAに渡り(連行され?)USAのロケット技術の
礎を造った人。
日本関連もいくつか。
ゼロ戦の胴体の一部。
インドシナで回収されたものらしい。
コックピット部。
暗いが、真ん中に操縦桿が見える。
そして
広島に投下されたものと同型の原子爆弾。
長さは2mくらい。
出口近辺にはこんな看板も。
正面の庭には、ベルリンの壁が。
少年の心で興味深く展示を見る自分と、
何かしらやるせない気分になる自分を発見。
イギリスは、戦争で起こったことを正しく伝え、
戦争で亡くなった人に敬意を払うことに、
大きな力を注いでいるように見える。
日本でももう少しオープンに
戦争が語られても良いような気がしてきます。
ケルンビールの流儀
久しぶりにビールネタです。
11月の下旬にケルンへ。
この地の地元ビールはSionというブランド。
(ジオンと読むらしい)
日本人には親しみやすい味です。
現地ではケルンビール(ケルシュと発音するみたい)というカテゴリになるみたい。
Kolschと書いているのが、ケルンビールということなのでしょう。
写真は空港で飲んだものですが、
伝統的なレストランでは、小さなグラスのKolschビールを次々と持ってくるスタイルで、
わんこそばのような飲み方が一般的なようです。
もういい、となったら、コースターでグラスにフタをするとか、しないとか。
ドリンク専任の給仕さんがいて、とても忙しそう。
ミュンヘンあたりのホフブロイハウス系の
大ジョッキを持って歌いながら飲む??のとは、
また違う楽しみ方ですネ。
11月の下旬にケルンへ。
この地の地元ビールはSionというブランド。
(ジオンと読むらしい)
日本人には親しみやすい味です。
現地ではケルンビール(ケルシュと発音するみたい)というカテゴリになるみたい。
Kolschと書いているのが、ケルンビールということなのでしょう。
写真は空港で飲んだものですが、
伝統的なレストランでは、小さなグラスのKolschビールを次々と持ってくるスタイルで、
わんこそばのような飲み方が一般的なようです。
もういい、となったら、コースターでグラスにフタをするとか、しないとか。
ドリンク専任の給仕さんがいて、とても忙しそう。
ミュンヘンあたりのホフブロイハウス系の
大ジョッキを持って歌いながら飲む??のとは、
また違う楽しみ方ですネ。
栄光の3日間
フランスのブルゴーニュ地方にある、
ボーヌという街で、毎年11月に
ワインのお祭りがある、と聞きつけ、
出かけてきた。
日本ではよく、栄光の3日間と呼ばれるお祭りのようだが、
祭りのメインイベントは、オテル・デューと呼ばれる、
何世紀も前からある病院施設が持つ畑から造られる、
ワインのオークション。
これらは、HOSPICES DE BEAUNE という名前で、市場に出て行く。
所有する畑は、1級畑もあり、高値が付くこともあるとかで、
その年のブルゴーニュワイン相場にも影響があるらしい。
仕切るのは、英国のオークション会社、クリスティーズ。
ちなみに2009年の売上は、5.4Milユーロ(日本円で7.5億円くらい)だったそうな。
結構な額ですネ・・。
このオークション自体は、
専業のバイヤーしか参加できないけれど、
このイベントに合わせ、ボーヌは3日にわたって、
街中がお祭りモードになる。
私らは、その祭りに参加。
昔の聖人たちの格好をした人たちの行列は色とりどり。
フランスの有名人もきていたらしい
街には屋台がひろがり、ワインをはじめいろいろなものが売られている。
公民館(教会?)のようなところで、立ち飲みをやっており、そこで一杯。
皆さんわいわいと酒盛り状態。
この雰囲気好きです。
ボーヌという街で、毎年11月に
ワインのお祭りがある、と聞きつけ、
出かけてきた。
日本ではよく、栄光の3日間と呼ばれるお祭りのようだが、
祭りのメインイベントは、オテル・デューと呼ばれる、
何世紀も前からある病院施設が持つ畑から造られる、
ワインのオークション。
これらは、HOSPICES DE BEAUNE という名前で、市場に出て行く。
所有する畑は、1級畑もあり、高値が付くこともあるとかで、
その年のブルゴーニュワイン相場にも影響があるらしい。
仕切るのは、英国のオークション会社、クリスティーズ。
ちなみに2009年の売上は、5.4Milユーロ(日本円で7.5億円くらい)だったそうな。
結構な額ですネ・・。
このオークション自体は、
専業のバイヤーしか参加できないけれど、
このイベントに合わせ、ボーヌは3日にわたって、
街中がお祭りモードになる。
私らは、その祭りに参加。
昔の聖人たちの格好をした人たちの行列は色とりどり。
フランスの有名人もきていたらしい
街には屋台がひろがり、ワインをはじめいろいろなものが売られている。
公民館(教会?)のようなところで、立ち飲みをやっており、そこで一杯。
皆さんわいわいと酒盛り状態。
この雰囲気好きです。
気球にのってどこまでも??
リチャード・ブランソンで有名なVerginが
イギリスで熱気球に乗れるサービスをやっており、
9月の末に、Cambridgeでのってきた。
静かな朝に車で乗り付ける
もやが立ち上る朝7時。眠い。
みんなで広げて
巨大扇風機で空気をいれ、
これを暖める。
急いでみな乗り込み 離陸!!
炎を燃やし、4000フィートまで上がる。
そして風まかせ。
パイロットのおじさんはスカーフに皮手袋。
ちょっと偉そう。
後で聞くと、フライト経験は5000回はくだらないとか。
炎を燃やしていないときは、静寂。
空気も澄んで、景色もよい。
16人乗りの気球の中では、みな無言。
空も青い。
高度を下げてくると、
森や家々が見えてきてこれも面白い。
家のそばでは、犬がほえ、子供たちが見上げている。
空き地にランディング。
気球のバルーン部分を徐々に横たえるため
ロープで引っ張る役目をおおせつかる
片付けを終え、
みな満足な中、シャンパンで締める。
残念ながら、気球に乗ったので、飛んでいる気球の写真はありません。
あしからず。
この1時間くらいの気球サービス、
イギリス中の100箇所で行っており、
人気の場所はなかなか取れないみたい。
雨風などの天気次第でフライトがキャンセルされることもあり、
すんなりと予約でき乗れた私たちは、
ラッキーだったらしい。
ウェールズや湖水地方あたりの夕方なんて、込んでるんだろうなぁ。
いいだろうなぁ。
ちなみにこのブログのタイトルをみて口ずさんだあなた、同世代です!
最近の音楽の教科書にはこんな曲はどうも載っていないらしい・・・。
イギリスで熱気球に乗れるサービスをやっており、
9月の末に、Cambridgeでのってきた。
静かな朝に車で乗り付ける
もやが立ち上る朝7時。眠い。
みんなで広げて
巨大扇風機で空気をいれ、
これを暖める。
急いでみな乗り込み 離陸!!
炎を燃やし、4000フィートまで上がる。
そして風まかせ。
パイロットのおじさんはスカーフに皮手袋。
ちょっと偉そう。
後で聞くと、フライト経験は5000回はくだらないとか。
炎を燃やしていないときは、静寂。
空気も澄んで、景色もよい。
16人乗りの気球の中では、みな無言。
空も青い。
高度を下げてくると、
森や家々が見えてきてこれも面白い。
家のそばでは、犬がほえ、子供たちが見上げている。
空き地にランディング。
気球のバルーン部分を徐々に横たえるため
ロープで引っ張る役目をおおせつかる
片付けを終え、
みな満足な中、シャンパンで締める。
残念ながら、気球に乗ったので、飛んでいる気球の写真はありません。
あしからず。
この1時間くらいの気球サービス、
イギリス中の100箇所で行っており、
人気の場所はなかなか取れないみたい。
雨風などの天気次第でフライトがキャンセルされることもあり、
すんなりと予約でき乗れた私たちは、
ラッキーだったらしい。
ウェールズや湖水地方あたりの夕方なんて、込んでるんだろうなぁ。
いいだろうなぁ。
ちなみにこのブログのタイトルをみて口ずさんだあなた、同世代です!
最近の音楽の教科書にはこんな曲はどうも載っていないらしい・・・。
エジンバラ ジャズ&ブルース フェスティバル
旅行の途中
スコットランドの都
エジンバラに立ち寄り
エジンバラ ジャズ&ブルース フェスティバル
にいってきた。
街中がお祭り、という感じ。
街の広場や通りのあちこちで生演奏をやっている。
すっかりホリデーモードで、
街にはスペイン語、イタリア語が飛び交っている。
そんな中、エジンバラ城のふもとにある
旧教会を改装したThe Hubというイベント施設
でJazzのライブコンサート2本立てに参加
一本目は
Enrico Pieranunzi Trio
メロウからたたきまでのピアノを堪能。
二本目は
Doky/Ozone/Johansen/Smith
こちらは、ピアノのOzoneさんとベースのDokyの個性がさえるパフォーマンス。
どちらもよかった。
ヨーロッパとニューヨークの違いも少し感じるところあり。
酒を飲みつつ観れたのも
大変よろしい。
街中が大きな祭りの雰囲気に漬かっているときは
その異様な雰囲気にのってしまうと気持ちいい。
最初に感じたのはお盆の時期の徳島でした。
もちろん阿波踊り(もう大昔ですが)。
ヨーロッパでも同じですね。
去年はスイスのヨーデル祭りでしたが。
スコットランドの都
エジンバラに立ち寄り
エジンバラ ジャズ&ブルース フェスティバル
にいってきた。
街中がお祭り、という感じ。
街の広場や通りのあちこちで生演奏をやっている。
すっかりホリデーモードで、
街にはスペイン語、イタリア語が飛び交っている。
そんな中、エジンバラ城のふもとにある
旧教会を改装したThe Hubというイベント施設
でJazzのライブコンサート2本立てに参加
一本目は
Enrico Pieranunzi Trio
メロウからたたきまでのピアノを堪能。
二本目は
Doky/Ozone/Johansen/Smith
こちらは、ピアノのOzoneさんとベースのDokyの個性がさえるパフォーマンス。
どちらもよかった。
ヨーロッパとニューヨークの違いも少し感じるところあり。
酒を飲みつつ観れたのも
大変よろしい。
街中が大きな祭りの雰囲気に漬かっているときは
その異様な雰囲気にのってしまうと気持ちいい。
最初に感じたのはお盆の時期の徳島でした。
もちろん阿波踊り(もう大昔ですが)。
ヨーロッパでも同じですね。
去年はスイスのヨーデル祭りでしたが。
グラスゴーのラガービール
スコットランドで出遭った
ラガービールが旨かった!
TENNENT'Sという、
"T"がトレードマークの
グラスゴーのビールなのだけど、
スコットランドでは、どのパブでもタップ(カウンターに備え付けのレバータブで注ぐやつ)
で売っている。
ロンドンでよくおいている、
STELLAに近い存在感。
でも、味はこちらの方がぜんぜん旨い。
おおもとの会社は、同じ(アンハイザーブッシュインペブ)らしい。
このきめ細かい泡の立ち具合は、ロンドンにはありません。
ていうか、ロンドンでは泡すらない!
飲んだくれの客たちは、
なるべくいっぱい飲みたいため、
すりきり一杯まで液体がないと文句をいうので、
お店の人はたいていの場合、ぎりぎりまで液体をつぐため、
泡の居場所がないのです。
久しぶりに口に白いひげをたくわえました。
スコットランドは車で行ってたので、
スーパーでケース買いして、
旅の間中、飲んでしまいました。
ロンドンで買えないかなぁ。
ラガービールが旨かった!
TENNENT'Sという、
"T"がトレードマークの
グラスゴーのビールなのだけど、
スコットランドでは、どのパブでもタップ(カウンターに備え付けのレバータブで注ぐやつ)
で売っている。
ロンドンでよくおいている、
STELLAに近い存在感。
でも、味はこちらの方がぜんぜん旨い。
おおもとの会社は、同じ(アンハイザーブッシュインペブ)らしい。
このきめ細かい泡の立ち具合は、ロンドンにはありません。
ていうか、ロンドンでは泡すらない!
飲んだくれの客たちは、
なるべくいっぱい飲みたいため、
すりきり一杯まで液体がないと文句をいうので、
お店の人はたいていの場合、ぎりぎりまで液体をつぐため、
泡の居場所がないのです。
久しぶりに口に白いひげをたくわえました。
スコットランドは車で行ってたので、
スーパーでケース買いして、
旅の間中、飲んでしまいました。
ロンドンで買えないかなぁ。