今日は

先日出来上がった

「サイバーエージェント10年史」

の打ち上げ飲み


10年史は

10周年を記念して

社内の有志が集まって

サイバーエージェントの歴史を

年表とキーパーソンの回顧でまとめた

社内限の冊子


最近

プラチナアメブロガーの

堀江さんに取材して登場頂き

創業当時の話を掲載している


出来上がり

オリジナルでとてもいいものができた


1年位前に

予算を通す段になって

担当役員が必要だろうと思ったのだろう


宴会担当で

声をかけやすそうな

私のところに

承認をもらいにやってきた


サイバーは

いつも前だけを見て

過去を振り返ることを

良しとしない文化があるので


私も

昔を振り返ることになるかもしれない

10年史は必要ないんじゃないかな?と思い

そう話した


しかし同時に

私自身もサイバーの成り立ちについて

聞かれることも確かに多い


なので

昔を感傷したり美化することなく

できるだけ会社の忠実を客観的に残し

失敗した事業も積極的に取り上げて

この先に生かせるものにしよう

というコンセプトで

製作を進めてもらった


結局

20人以上のメンバーが

業務の合間を使って

1年かかって

出来上がった



私は一応の

10年史担当役員なので

冊子が出来上がったときに

編集に携わったみんなに


「役員会の時に

日高さんから各役員に

10年史についての感想を

ブログに書くようにいってくださいよ!」

と頼まれた


配布されたその週は

役員会が中止で。。。。

役員はだれもブログに書いていないし


そんなことも重なってか

10年史が社内に配布されて

私はあまり社内での

10年史の評判を聞いていない


少し心配になって

社内に配られた

2,3日あとに

社員がどれくらい

ブログに書いてるのだろうと思い

アメブロ検索で

「10年史」と打ってみると


グループ2000部配ったはずだけど

編集員のタカシマさんが

出来上がった冊子

一冊一冊にナンバリングしている

心温まるブログの

1件しかひっからなかった。。


そんなことを暗く話したら

編集を頑張ったみんなが

より暗くなるかな、と思い


じゃあ

10年史意外と盛り上がってない?

という感じで俺がブログに書こうか?

と言ったら


露骨に

「一生懸命やって、それはないですよね」

という顔をされた


このあたりが

私が

低EQたるゆえんなのだろうかと

川奈の悲劇 を思い出してしまった


でも

今のサイバーエージェントで

この10年史についての評判が

少ないのは

むしろ会社として正常なことだと思う


言ってもまだ10年

今リアルタイムの話だから


この冊子読んで

目からウロコなのは

10年後、20年後、100年後の

サイバー社員たちだろう


サイバーの成り立ちやDNAを全く体験せず

藤田晋?誰?聞いたことあるけど。。。

と言う未来のサイバー社員だと思う


21世紀を代表する会社になった

サイバーの社員が

これを見て何かを感じ取ってくれるだろう


なので

10年史を作った仕事の感慨が

今は少ないかもしれないけれど

大丈夫