って台詞を近頃よく使う。だってしょうがないよ。
本当になんだか疲れてる。

会社と家の往復でほぼ毎日が終了して、なんだか味気ないや。


家に帰ってビールを飲みながら「疲れちゃったなぁ?」と、自分に問い掛ける。


「疲れちゃったよぉ」
と、嫁に愚痴り出す。


でもこの言葉が出ているうちはきっと大丈夫。
本当にまいったら、言葉なんてポンポン出なくなるのさ。


「疲れちゃったなぁ…」
毎日が風のようだ。


明日も頑張れ。
オレ、頑張れ!
久しぶりにこっちに書きたくなった。多分、病み気味なのかな。

「脆弱」

ITでよく聞く言葉だ。
読んで字の如く、脆く弱いこと。

いつも感じていたことがある。

友人関係において、誰かの心の隙間に入りこんで、途中まで仲良くなるのは早いのだけど、ある一定のラインまで辿り着くと境界線を引かれてしまうような気がする。

自分を軸というか、キッカケにして知り合った友人などが、ふと気がつくと自分よりももっともっと仲良くしているように感じてしまってひどく寂しくなる。

僕は、人と人との仲介をしているだけで、周りを見渡してみたら本当の友人なんてたいしていなくて、もっと、もっと、仲良くなりたいのに、などと心中では思っていても、脆弱な心が邪魔をする。

誰かと誰かの掛橋を作るだけではなく、僕自身が誰かにとっての掛橋になることは出来ないのかな。

だから、友人と遊ぶにしても二人で遊べることは僕にとってはとてつもなく大きなことだ。

数合わせの時だけに、
誘いの連絡が来るような。そんな寂しい思いはしたくない。

二人で遊べる友人は、


自分といることに、
必要性を感じてくれているのであって。
たとえそれが暇つぶしだとしても嬉しい。

二人でいても、気が楽だと思ってくれるならそれが嬉しい。

「お前と話たかったのにー」と、友達に言われて涙が出るくらい嬉しかった。

たぶん、相手は軽く言った言葉かもしれないけど。
脆弱な心が、さらに弱っている時だからこそ、

本当に嬉しかった。

嫌われてるのかな?
オレだけには対応が冷たくない?
自分だけ誘われてない?

そんな疑心暗鬼にかられて、身動きが取れなくなって、こんな思いをするなら、中途半端に仲良くならなければよかった。

仲が良いと思ってたのは、きっと僕だけなんだ。

そんな考えばかりが、頭に浮かんで、自分の中での友人と思える人間が、自分の中で勝手にどんどん減っていく。

自分のいないところでは、あまり良く思われてはいないのでは?

なんてことばかり考えて、自ずと連絡が出来なくなってしまう。

いつも誰かにかまって欲しいし、誰かに必要とされていたいけど、面倒くさがりの僕には、どっちつかずになってしまう。

身勝手かもしれない、
それはわかってるけど。


友人にしろ、
家族にしろ、


自分が思う気持ちと同じくらいの感情を抱いてもらえないと寂しいし、不安だ。

一人ぼっちは楽だけど、

一人ぼっちは嫌だな。

はじめから一人だったならそうは思わなかったんだろうに。

旧友というわけではなくて、

自分の中で一つの線引きをしてからは、

友人とは呼べない彼がいた。


僕も人のことは言えないが、

彼は僕以上に金にだらしがなく、地元の友人に借金をしては

のらりくらりと返済しないでいたりしていた。


僕はそんな彼に金を貸すのはバカバカしく、

どんなに困っていても貸さないと決めていたそんなある日。


一発逆転のある事業のようなものに手を出して、

彼は多額の借金を背負った。

彼の借金は、今までよりもさらに大きなものになり。


もはや、地元の友人達に借りるくらいでは

事足りない額にまで至ってしまった。


彼は懲りずに電話をかけてきては、

「本当にやばいんだ、他に頼る人いないんだ・・・」

と、泣き言を吐く。


それでも貸さない僕に対し、彼はこう言った。

「友達じゃねーのかよ?本当に冷たい奴だよね」

「こういう時に、人間の本性って出るよな」


その言葉、そっくりそのまま返してやるよ

と心の中で思った。


彼と連絡を取らなくなり、もう5年が経っただろうか。

今日の朝、知らない携帯番号からの着信があった。


電話に出てみると、

「オレだよ、○○だよ、久しぶりだね」

「Kに番号聞いたんだよね」


もう、旧友とは呼べない人間だ。

過去の友達なんだ。

だから、何を話していいかわからなくて。


現在のバイオリズムがあまり上向きじゃないのもあってか、

明らかに大人として間違っている態度を取った。


彼はきっと、気まずくなった過去がひっかかっていて

わざわざ番号を他の友人に聞いてかけてきたのに。

たぶん、嫌な気持ちにさせたかな。


どーでもいいや。

タイミング悪いんだよ!