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スーパーファミコン:『メタルマックス 2』

メタルマックス 2

アーケード、コンシューマーを問わず
独自のスタイルを通し続けたソフトメーカー
データイーストから発売された傑作RPG。

万人向けの「ヘラクレスの栄光」と違い
こちらは狭く深くをターゲットとしているため
ハマり込んだファンは未だにその魅力を語り続けている。
ファミコンで発売された第1作から大幅な進化を遂げ
シリーズ最高峰との評判を得ていた。

戦場の過酷さと茶目っ気を混ぜ合わせた台詞群に
哀しむべきななのか笑って良いのか悩むこともしばしば。
かなり人を選ぶソフトなのでレビューは辛めかと思いきや
意外にもなかなかに高いのであった。

メタルマックス 2
*クリックで拡大表示が可能

カスタマイズにとんでもない時間がかかることは
善し悪しだが、1本のソフトに数十時間を費やす事を
厭わない方ならかなりハマるはず。


07月29日発売■DS:「メタルマックス3 Limited Edition」
07月29日発売■DS:「メタルマックス3 通常版 山本貴嗣描き下ろしコミック付」

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  タイトル:メタルマックス 2
    機種:スーパーファミコン
  メーカー:データイースト
   発売日:1993年3月5日
    価格:9,500円
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ゲームボーイ:『X エックス』

sinobintage-ゲームボーイ X エックス

ハード性能の低さ(と敢えて書く)を逆手に取り
思わず座布団を投げたくなるクオリティに仕上げてきた
ソフトというものは、ジジィゲーマーゴコロをくすぐる。

この「X エックス」は、モノクロのゲームボーイ液晶の中で
宇宙空間の広がりを感じさせようというに難題に挑戦し、
見事に成功したタイトルである。
ワイヤーフレームと最小限のBGMをセンス良く使いこなし、
骨組みだけの紙飛行機のようなグラフィックが
ユーザーの想像力でどんどん色付けされていく。

後に発売される「ワイルドトラックス」や
「スターフォックス」といったタイトルにも
「X エックス」で培われたセンスが確実に息づいている。

と、勝手に思っている。

sinobintage-ゲームボーイ X エックス

当時のクロスレビューを引っ張り出してみた。
上から浜村通信、ジョルジョ中治、渡辺美紀、TACO.X。
いつも辛口のTACO.X氏の評価が高いことからも、
いかにゲーマー受けの良いタイトルであったかがわかる。

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  タイトル:X エックス
    機種:ゲームボーイ
  メーカー:任天堂
   発売日:1992年5月29日
    価格:3,800円
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3DO『西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京 南紀白浜連続殺人事件』


■PSP:「西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京 南紀白浜連続殺人事件」

DS「ウィッシュルーム」や
「DS西村京太郎サスペンス」などのヒットにより、
再び増加傾向にあるアドベンチャーゲーム。
ファミコン時代にはアイレムやタイトーからも発売されていた
有名作家原作によるミステリーは、やはり現代でも人気だ。
そこに目をつけたのがマーベラス・インタラクティブ。
DSはもう飽和状態と踏んだのか、
PSPでアドベンチャーを発売すると発表した。

「西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京 南紀白浜連続殺人事件」

・・・どこかで聞いたことがあると思って棚をチェックしてみると・・・

3DO 西村京太郎 悪逆の季節
■3DO:「西村京太郎悪逆の季節 東京 南紀白浜連続殺人事件」

やはりあった。

2009年6月4日に発売予定のPSP版は、
マーベラスがまだパック・イン・ビデオだった時代の
1994年11月25日に3DOで発売された
同名タイトルの「実写キャスト無し版」でほぼ間違いないと思う。
「テクモがDSで当たったのでマーベラスがパクった」などと
失礼なことを書いているブログもあったが、
どっこい、古いのはこちらなのである。

ファミコン時代からアドベンチャー好きだった私は
発売当時にプレイ済み。
今でもこうして手元に置いているほどの
フェイバリットソフトである。
価格は、バブリーな時代を象徴するかのような12800円。
半分以上は、松方弘樹をはじめとする俳優のギャラであろう。
実写部分の監督は、現在もヤ●ザ系のVシネマで活躍中の津島勝。

ちなみに、シアターアドベンチャーゲームの第1弾は
「山村美紗 京都鞍馬山荘殺人事件」。
当然、山村紅葉も出演している。

3DO 西村京太郎 悪逆の季節 3DO 西村京太郎 悪逆の季節 3DO 西村京太郎 悪逆の季節
*各画像(3枚)はクリックで拡大表示が可能

西村作品ではお馴染みの十津川警部を松方弘樹、
亀井刑事を荒井注が演じている他、
喜多嶋舞、倉田てつを、宮川一郎太、大澄賢也、立花理佐、
山本陽一、ひかる一平、吉沢瞳、小沢なつき、朝岡実嶺、大林丈史、
石立鉄男、岡本夏生、ケーシー高峰、西岡徳馬、見栄晴、六平直政と、
2時間ドラマでもなかなか揃えられないような超豪華キャスティング。

DSの「DS西村京太郎サスペンス」の紹介記事で
「DSで火サス」というタイトルを付けさせていただいたのだが
本作は同じ2時間ドラマでもさらに濃厚な「土曜ワイド劇場」テイスト。
言わば「3DOで土ワイ」な作品である。

パックインはこの後も、レースゲームに実写映像をプラスしたり
飯田譲治の「Moon Cradle/ムーン・クレイドル」を手掛けるなど、
有名俳優を起用した実写作品のリリースをしばらく続けていたのだが、
結局大きなヒットには恵まれず、自然消滅してしまう。

公開されているPSP版のスクリーンショットや粗筋を見る限り
3DO版の俳優はシルエット表示に、
取り込みの実写画像はCGで描き替えられているようだ。
面白さの大半が豪華キャストによる実写映像のインパクトだったので、
3DO版の経験者が当時を懐かしむには向かない。
しかし、12800円のアドベンチャーを購入するような酔狂な人間は少数であろうし
それを未だに覚えている人間など、極少数であろう。


■DS:「DS西村京太郎サスペンス 京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」
■DS:「西村京太郎サスペンス2 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影」

【紹介記事】DSで「火サス」。「DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠」

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  タイトル:西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節
    機種:3DO
  メーカー:パックインビデオ
   発売日:1994年11月25日
    価格:12,800円
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ファミコン『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』

四半世紀に及ぶ私のゲームライフにおいて
おそらく最も時間を費やしたのが
この「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」である。
(オンライン関連はチャットなどの時間も含まれるので除外)
エンドロールで総プレイ時間が出るのだが、
確か200時間以上だったように記憶している。
キャラが死んでしまった時は、例えそれまでに何時間かかっていようと
リセットしていたので、クリア後の再挑戦なども含めると
総プレイ時間は数百時間に及んでいるはずだ。

今でこそ長寿シリーズとして知られる「ファイアーエムブレム」だが、
発売直前の「ファミ通」(当時はまだ「ファミコン通信」)に掲載された
クロスレビューの評価は「7・7・7・5」と、あまり芳しいものではなかった。
今回はどうしてもパッケージが見つからなかったので
私の所有しているスクラップ記事の中から、
当時のクロスレビュー部分を抜き出して紹介してみよう。

ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 ファミコン

ご覧の通りである。

しかし、「シミュレーションロールプレイングの幕開け」という
キャッチコピーに新時代の到来を感じた私は発売日に購入。
その日から文字通り、明けても暮れてもプレイしていた。

隠しショップの位置から増援部隊の来るタイミング、
ユニットの強弱のバランスまで全てを把握し、続々と発売される雑誌や
攻略本の記事に対し、「何もわかっていないな」と憤慨したりしていた。
ペガサスナイトのように長距離移動出来るチキや
弓矢で撃たれてもダメージを受けないペガサス三姉妹を作り上げ
「ここまでプレイしたのは世界でも俺ぐらいだろう」
と、井の中の蛙状態で悦に入っていたのを思い出す。

本作の発売を挟むように、2週間前の4月6日には「女神転生II」が、
1週間後の4月27日には「ファイナルファンタジーIII」が
発売されたこともあり、セールス的には大ヒットとはならなかったものの
熱狂的なファンを数多く生んだ同作はシリーズ化が決定、
スーパーファミコン、ゲームボーイアドバンス、ゲームキューブ、
Wiiへと受け継がれて現在に至る。


■DS:「ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣」

そして2008年夏、ニンテンドーDSにてリメイクが決定。
今になって18年も昔の元祖をリメイクしたのは、
難易度の上昇とシステムの複雑化により
今や固定ファン以外にはほとんど訴求しなくなった同シリーズを
今一度幅広い層へアピールしたいという気持ちの表れであろう。

仕方ない、私も久々に再挑戦してみるか。
どのみちファミコン版のバックアップは切れているであろうし。

*本記事は、以前goo版で発表したGC版「蒼炎の軌跡」の紹介記事から
 一部引用して作成した。元記事はこちら。

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  タイトル:ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣
    機種:ファミコン
  メーカー:任天堂
   発売日:1990年4月20日
    価格:6,000円
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PCエンジン・Huカード:『パラソルスター』



初代「マリオブラザーズ」に代表される画面固定型のアクションの中でも
決定版と言って良い作品がこちら。
1991年にPCエンジンで発売された「パラソルスター」は
名前こそ聞き慣れないかも知れないが、
タイトーの画面固定型アクションゲーム「バブルボブル」
「レインボーアイランド」の流れを汲むアクションゲームである。
前2作と違い、アーケード版の存在しない
エンジンオリジナルの作品のため、
ジジィゲーマー意外にはほとんど知られていないのではないか。

泡、虹に続く新たな武器「パラソル」を操って
次々にステージを進めていくシンプルな作りで、
グラフィック、BGM、テンポの良さ、バランス、どれを取っても一級品。
発売当時は、「そのままアーケードで出せたのでは?」とまで言われたほど。
エンジン専門誌のユーザーレビューでも常に上位にランクインしていた。

個人的にも「バブル」シリーズの中で最も好きな作品なので
バーチャルコンソールへの登場は嬉しい限り。
是非多くの方にプレイしていただきたい。

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  タイトル:パラソルスター
    機種:PCエンジン Huカード
  メーカー:タイトー
   発売日:1991年2月15日
    価格:6,600円
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