先日は10周年ワンマン、ご来場いただき、配信ご視聴いただき本当にありがとうございました。
ライブを終えてみての感想は、本当に一瞬で終わってしまったという感じ。
この日のライブも、この10年という歳月も。
ライブの内容について語るなら、振り返ると反省点は沢山ある。
だけど、そういうのも含めて、今の小関峻の全てを出し切ったとも思う。
ライブのMCで「今が一番音楽が楽しい。楽しいけど苦しい。」という言葉が自分の口から出た。
楽しいけど苦しい。
苦しいから楽しい。
楽しいだけじゃダメだって思うようになったのは、2度目の渋谷duoワンマンを終えた2020年の夏だったと思う。
あれから1年半、自分なりに音楽に向き合って活動してきて、今回のワンマンを迎えた。
2年前のワンマンに比べると、相当レベルアップしたという実感はある。
それは純粋に嬉しく思う。
その反面、まだまだ理想には程遠い。
もっと上手くなりたいし、もっと良い曲を書きたい。もっとみんなに感動を与えたい。
満足出来ないから楽しいし、苦しい。
この「苦しい」は全くネガティブなものではなくて、音楽を仕事にしようとする限りはずっと付き纏うものなのだと思う。
今回のワンマンを経て、気付けたことも多かったので、またこれからに活かしていきたい。
何より10年間という音楽活動の中で出会えた小関峻の音楽を愛してくれているファンの方々、音楽仲間、関係者の方々、全ての方に感謝しかない。
音楽活動を通して得た、「出会い」とその中で貰った沢山の「感情」こそが自分の人生の財産であり、生きた意味だと、大袈裟じゃなく、そう感じてる。
その感情をまた音楽にして、みんなに、まだ見ぬ誰かに渡していくこと。
これからもずっと続けていきたい。
10年間本当にありがとう。
11年目の小関峻もよろしくお願いします。
photo byスエヨシリョウタ
最高の演奏をしてくれたバンドメンバーにも心から感謝です。
また必ずこのメンバーでライブしたい。
会場を彩ってくれた、ファンのみんなからのお花、風船、うちわ、寄せ書き、差し入れ等、本当にありがとう。
金峻も一旦ここで一区切りして、また気持ち新たに11年目の活動に取り組んでいきたいと思う。
基本的にやることは変わらなくて、曲作りと、練習。そしてライブ。
曲を作るペースは自分の中では全く落とすつもりはないのだけど、世に出す曲はもう少し吟味していこうとは思う。
色々新たにやりたいと思っていることはあるんだけど、少し作戦を立てたり、自分の中で計画を立てる時間が欲しい。
金峻でアップした楽曲たちは暫くの間は公開にしておくつもりだけど、良きタイミングで楽曲を選別して、非公開、或いはFANBOX限定公開にする曲もあると思います。
その点だけご了承下さい。
楽しくて苦しくて、音楽があって、幸せだ。
Newシングル「いくら君のためとは言え死ねない/飢餓らくだ」
【4月スケジュール】
4/16 小編成文學論(2マン)
4/21 熊谷モルタルレコード(2マン)
4/26 弾き語り配信ワンマン