ゴールデンウィーク中に、どのくらいものをを捨てましたか?

 

僕は、ずっと気になっていて、かれこれ半年も放置してしまっていたあるものを捨てました。

 

それは、枯れた観葉植物の植木鉢です。

 

地上に出ている幹や枝はノコギリで切って捨てたのですが、土と根っこがそのままの植木鉢だけが残っていたのです。

 

半年間、納戸にしまい込んでいたのにも関わらず、この植木鉢の存在が気になってしかたがない日々を過ごしていました。

 

心の隅っこに、ずっと植木鉢の存在があるのです。

 

そんな鉢を半年ほど放置している自分。

 

どんどんその存在感がましてきて、気づかないふりをしてきたのだけれども、無視できなくなってきて、ようやく、エイッと捨てる覚悟をしました。

 

これはいったい自分の何を現しているのだろう?

 

そんなことを考えながら、スコップで土を袋に入れる作業をしていました。

 

しばらくすると、根っこが出てきました。

 

2メートルほどの木だったので、かなりしっかりと根が張っています。

 

それをやっとの思いで取り除いた時、驚くほどのスッキリ感を得たのです。

 

例えて言えば、お風呂上がりのような感じでしょうか。

 

または、マラソン大会で、見事ゴールしたときの感じにも似ています。

 

心の中に根っこをはやして居座っていたなにか大きな塊も、一緒に取り除かれました。

 

涙が出てきました。

 

未来の輝かしく活動している自分を拒む、心の中の根っこ。

 

それは何を意味しているのかは、またの機会にお伝えします。

 

それにしても、部屋に自分の心が現れるんだなと思って部屋を見ながら、自分と向き合うことで、大きな気づきと心の変革が起きるのですから「そうじ力」、奥が深いなと思いました。

 

捨ててからは気分は最高で、未来の輝かしい自分を確信できました。

 

部屋を自分の心の現れとして取り組む、そうじ力の「捨てる」威力は絶大です。

 

捨てる事によって、過去の自分と決別できます。

 

過去への執着を断つことで、今を生きる力を与えてくれます。

 

まさに、

 

「離欲の功徳を信ずべし」

 

です。

 

さて、あなたはどんな自分になりたいですか?

 

部屋に現れている過去の古い自分を捨てて、新しい自分に生まれ変わりましょう。