憶書

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

R176:AKUMAで少女~嵐を呼ぶ転校生~

わかつきひかる, 高階@聖人
AKUMAで少女~嵐を呼ぶ転校生~ (HJ文庫 わ 3-1-2)
----------------------------------------
女流ジュブナイルポルノ作家が書いたライトノベル第二段。

一巻で感じた文章の下手さ、のようなものはまだ多少顔を出すものの、
それ以上に著者の強い個性とが感じられ、かなり楽しめました。
普通「女は子宮でモノを考える」なんでフレーズは出てきませんぜ。

第三弾も決定したそうです。ちょっと期待してます。
ただ、副題もうちょいなんとかなりませんか。

R175:ほうかご百物語

峰守 ひろかず
ほうかご百物語 (電撃文庫 み 12-1)
----------------------------------------
電撃文庫の新人賞受賞作品。大賞。

すみません。読んだあとの感想は普通かな? 程度だったのですが
『under』を読んだ後ですと「あれ、ワリと面白いんじゃね?」という印象しか。

この作品、纏まりに欠けているような気がした点が少々残念すが、それでも
なんとか読めてしまいましたし、主人公は結構愉快な男でした。

次回作は多分コレの続編になると思いますので、著者の成長に期待です。

R174:人類は衰退しました 2

田中 ロミオ, 山崎 透
人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫 た 1-2)
----------------------------------------
ガガガ文庫で多分最も売れている小説の第二段。


一巻の不思議具合が二巻に至ってさらにパワーアップしています。
一巻が少々退屈だったと思う人も是非。

しかし、どちらかというとイロモノ小説のコレが一番売れているガガガ文庫ってのはどうなんでしょうか。

R173:とある魔術の禁書目録 15

鎌池 和馬
とある魔術の禁書目録 15 (15) (電撃文庫 か 12-16)
----------------------------------------
悪党が主役の15巻。

今回、最も注目すべきなのは
ポコポコ出てきてはサクサク退場していった新キャラではなく、
上条に根性を叩きなおされた彼だと思います。
つうかここに来て主人公増やしてどうするんでしょうか著者。
物語は終結に向かっている中主人公を増やす著者の意図が全く読めません。

しかしこのシリーズも最初は控えめに言っても読めたものじゃありませんでしたが、
最近は変な擬音を使いたがるのがちと気にはなる物の、
ずいぶん面白くなったと思いませんか?

これがあるからラノベ読みは面白い。

R172:れでぃ×ばと! 5

上月 司
れでぃ×ばと! 5 (5) (電撃文庫 こ 8-11)
----------------------------------------
前編っぽい感じでした。

しかし相変わらず話が進みません。
そのワリに登場人物(女性)はどんどん増えますな。
このまま何処まで引っ張るのか、ある意味見ものです。

ストーリーはかなり中途半端なところで切れていました。
しかし、ここで切る位なら運動会編は次巻に全部まとめてしまえばよいのでは・・・

R171:乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール

嵩夜 あや, のり太
乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール (ファミ通文庫 O 4-1-1 SPECIAL STORY)
----------------------------------------
原作の後日談と聞いて。

野郎が紛れ込んでいた本編と違って、こちらがどちらかというと
通常の姿だそうですが、それでも個性的なキャラクターと、
突っ込みどころ満載の二つ名で非常に面白かったです。
本編のシナリオライターである著者は小説形態でも良い文章を書く人、
というのはある意味珍しい気もします。もともと小説書きだったのでしょうかね?
本編が好きだった人は是非。

しかし「彼」。卒業後も女装セットが手放せなさそうな辺り難儀してそうですね…

R170:Bullet Butlers 〜黒騎士は弾丸のごとく駆け抜ける〜

東出祐一郎, 中央東口
Bullet Butlers ~黒騎士は弾丸のごとく駆け抜ける~2 (ガガガ文庫 (ガひ2-1))
----------------------------------------
後編。

前半が状況説明中心だった分、後半の密度が凄まじいです。
地味な主人公の必殺技がただのパンチだというのに何故こんなにも格好よいのか。
そもそも何故 黒騎士vsドラゴンin海底なんてネタを思いつくのか。
サブタイトルのごとく、駆け抜けるようなハイテンポで実に面白かったです。

ただ、小説としての完成度、とか言うとちょっとアレですが、
流石に前半だれ過ぎのように思いました。
上下巻で同時発売!とするとか
序盤にも何か持ってくるとか。して欲しかった所です。
著者は本職はゲームシナリオのライターを続ける物と思いますが、
小説の方もまた挑戦して欲しいものです。
あやかしびとのノベライズも待ってます。

R169:2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?

西村 博之
2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14)
----------------------------------------
何故潰れないのか気になっていたため。あと移動用の暇つぶしのため。

ひろゆき氏の悲観的な調子が最も印象的でした。
このくらい偏った視点でないと2chの管理人とかやってられないんでしょうかね?

R168:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3

入間 人間
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3 (3) (電撃文庫 い 9-3)
----------------------------------------
三巻目にもなると、最初のころ見られたゆらぎが無くなって安定してきています。ダウナー方向に。

あいかわらずみーくんは爺さんに優しくないです。
彼、『戯言シリーズ』のいーちゃんよりも性根が駄目な人なので、
肝心な所で逃げ出しがちです。
実に先の行動が読めないヤツでして、特に終盤は先が読めません。

後書きでは次があるとも無いとも取れる書き方でしたが、
三巻打ち切り回避なるか?

R167:狼と香辛料 6 (6)

支倉 凍砂
狼と香辛料 6 (6) (電撃文庫 は 8-6)
----------------------------------------
アニメ化、マンガ化も始まり、今電撃で一番商業的に熱い作品。二重の意味で。

物語を作者が終わらせないために引き伸ばしてウダウダする、というのはよくある話ですが、
登場人物にウダウダする動機を持たせて引っ張っている作品は始めて見ました。
今回からめでたく三人旅になったわけですが、この一行はちゃんとヨイツにたどり着けるのでしょうか。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>