STAND UP TAKE ACTIONオフィシャルブログ
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スタンド・アップ、大学での試み(西南学院大学)

みなさん、こんばんは。

最後のスタンド・アップが終わってはや半年。スタンド・アップ2014の報告書はご覧になりましたか? あと、すでに次のキャンペーンが始まっていますが、もう参加しましたか?

さて先日、早稲田大学でのアクションの参考事例をウェブサイトにアップしましたが、今日は福岡県福岡市の西南学院大学の事例をご紹介します。こちらに表紙写真がありますが、今年も西南学院大学より、スタンド・アップとその企画実施に関する報告書が届きました。

西南学院大学は、6年前からスタンド・アップに参加し、4年前からはスタンド・アップ実施期間に合わせて学生さんが中心となってイベントや講演会を実施しています。特にご当地スタンド・アップが始まってからは、地元について考え、地元を巻き込んでのユニークなスタンド・アップを実施し、2012年、2013年と2年連続でご当地賞を受賞しました。2012年は、スタンド・アップ フォトコンテスト特別審査員を務めていただいた写真家の今岡昌子さんが選ぶ特別審査員賞を受賞しました。

次の3枚が、過去3年間の写真です。福岡発の銘菓、タワー、世界的にも有名な博多ラーメンの企業を巻き込み、それぞれの物や企業活動にまつわるメッセージを、スタンド・アップの趣旨や学生さんたちの思いとうまくからめて発信しています。写真をクリックすると詳細ページにジャンプします。

2012年


2013年                              2014年
      

報告書を読むと、2014年は以前にも増してユニークな企画を実施してスタンド・アップに取り組んだことが分かりました。その一部は、こちらのFacebookで見ることができます。
    

昨年の「STAND UP TAKE ACTION 2014@西南」イベントでは、次のような企画とイベントが行われました。

●9月:「スタ丼」(生協とのコラボメニュー)
9月18日~24日まで学内の食堂にて、土日を除く4日間、スタ丼(380円)を販売(学生さんが「スタ丼」を企画し、生協が提供)。この企画は、食べ物を通して貧困国のことや国際協力について気軽に考えてもらうために考えたそうです。また、1食につき10円が途上国の学校給食の支援に使われるTABLE FOR TWOにも参加し、550食を販売して270食分の給食につながったそうです。

●10月:講演会(事前勉強会と事後の茶話会も実施)
10月15日、弁護士でヒューマンライツ・ナウ事務局長を務める伊藤和子さんを招き「知らないほうが幸せだった?~アジアの子どもたちの現状~」と題して講演会が行われました。その前には9月30日に事前勉強会を行い、アジアのMDGsの達成度、ヒューマンライツ・ナウ、アジアの人身売買・児童労働について学びました。

伊藤さんの講演が終わった後は、写真のようなスタンド・アップが行われ、お茶会では伊藤さんに人権問題について話をうかがったり、ヒューマンライツ・ナウの取り組みについてもさらに深い話をすることができたそうです。

また、生協や図書館では、9月~10月にかけてMDGsに関する展示が行われ、学内ではスタンプラリーも実施されました。

スタンド・アップの期間後も活動は続きます。今年1月には合同ゼミ(法学部 富田ゼミ)を開き、それまで2年、3年、4年生がMDGs/ポストMDGsに関してそれぞれ議論してきたことを持ち寄って3学年で一緒に議論をして、独自のポストMDGs(10目標48ターゲット)を作成しました。また、国連難民高等弁務官駐日事務所の小尾尚子副代表を招き、「日本と世界の難民問題について考える」と題した講演会も行われました。

これらの活動は、スタンド・アップ班、講演会班、広報班、サブイベント班に分かれ、4月から実に半年以上かけて準備が行われてきたものでした。

報告書を読むと、いくつか段取りが間に合わなかったり、関係者間のコミュニケーションが不足していたりなど、反省点が書かれていましたが、良い点としてどの班にも共通して感じられたのは、みなが積極的に取り組んだということです。それは、何事にも必要な基本ではありますが、アイデアを考え、人を巻き込み、支持を広げていく必要があるキャンペーンにとっては、前向きかつ自主的に取り組むことは重要な要素です。そんな基本があった上で、アイデアをきちんと形にしていく力と行動、そして計画があったため、これまでのような結果につながったということが、今回報告書を読んでよく分かりました。

北海道から12月のスタンド・アップ

みなさん、こんばんは。

寒さ厳しい北海道より、スタンド・アップ実施の便りが届きました。ありがとうございます!

イベントは、先週末に行われたこちらのイベントです。



例年10月に行われているイベントですが、今年は会場等の都合で12月になったとのこと。寒さの厳しい季節ですが、多くの国際協力への熱い想いが集まって、寒さも吹き飛んだことでしょう。

北海道の形とIndonesiaの「one」を赤字にして目立たせたTシャツが目を引きますね。


◆北海道NGOネットワーク協議会

実施日:12月13日(土)
イベント名:国際協力フェスタ2014(北海道・札幌市)
参加人数:約2,000人
今年で17回目の国際協力フェスタ。33団体が半年に及び企画、運営しました。多くの学生ボランティアの参加も得て、例年以上の集客があり、皆やりがいを感じました。スタンドアップ宣言は参加団体の高校生が作り上げ、高らかに宣言し、会場の共感、賛同を呼び起こしました。


(事務局 諸)

スタンド・アップ2014フォトコンテスト結果発表!

みなさん、こんばんは。

お待たせしました。フォトコンテストの審査が終わり、一般・ご当地・ファミリー部門の入賞作品が決定しました。

特別審査員としてご協力いただいている写真家の今岡昌子さん、「動く→動かす」の加盟団体有志による選考により、12作品が選ばれました。おめでとうございます!

今年はMDGsからポストMDGsへの過渡期として、問題解決の次世代への先送りや、貧困の連鎖ということもスタンド・アップのテーマに含めました。図らずも次の世代である子どもたち自身のスタンド・アップが多く入賞しており、未来を感じ、その意識に勇気づけられるとともに、大人の私たちの責任も感じます。

以下、その写真と入賞のポイントを掲載しました。写真をクリックすると参加者一覧のページに飛びますので、番号で写真を探し、想いのこもったメッセージをご覧ください。参加者一覧のページに並んでいる写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

参加者の声、特別審査員賞の作品については、来週ウェブサイトにアップ予定ですので、お楽しみに。

(事務局 諸)


【一般部門】

●No.25「チーム ハナ」(東京都)

ご両親のしっかりした想い、そしてその想いが託されたお子さんの
屈託のない笑顔と軽やかなジャンプが、未来への希望を感じさせて
くれます。

●No.27「甲賀市立甲南中学校」(滋賀県)

自ら意識すればすぐにできる個々の「笑顔」というアクション。そ
こから大きな平和を作っていく意気込みを、見事な共同作業で作り
上げて表現しています。

●No.103「アースデイwithマイケル」(神奈川県)

障害者の方に音楽を楽しんでいただくイベントで、子どもたちの大
きな笑顔の写真とさまざまな国旗を配し、いろいろな人々と世界、
そして未来を意識させてくれるスタンド・アップになりました。

●No.118「福井県立大学社会福祉学科1年生」(福井県)

カラフルなTシャツと木々の紅葉、奥行きと広がりのある構図。ひ
とりでなくみんなで協力して問題解決に取り組んでいくことを「希
望の虹」としてうまく表現しています。

●No.252「大阪府立生野高校3-5」(大阪府)

スタンド・アップを彷彿とさせる赤のリボンを世界とのつながりの
象徴として平等な世界に向けて込めた想いが、さわやかで元気なス
タンド・アップから伝わってきます。

●No.574「東京国際大学国際関係学部学生有志&新モンゴル高校学生有志」(埼玉県&モンゴル)

異なる国の2つのハートがきれいに表現されています。「世界の心
臓部」である世界のリーダーたちに、愛で包まれる社会を作ってほ
しい、と訴えたかったという想いも伝わってきます。

●No.583「大阪教育大学附属高等学校池田校舎」(大阪府)

一瞬の一コマの中に、過去から現在までをとてもユニークな構図で
表現しています。未来に関しては、写真を見る人々の手に託すとい
うアイデアとメッセージで、現世代の行動をしっかり呼びかけてい
ます。

【ご当地部門】

●No.25「アルファプラス A and J @サイパン」(サイパン)

ダイバーならではの写真に写っているのは、日本の歴史の1ページ
を物語るサイパンの海底に眠る戦争遺産。日本人である私たちに、
日本の過去を通じて現在世界で起こっている戦争、そして平和につ
いてより身近に考えさせるスタンド・アップになっています。

●No.30「西宮市段上消防団」(兵庫県)

地域に貢献し重要な役割を担っている消防団。地域で地元の人々が、
消防団というコミュニティとして、国際貢献に向けて立ち上がった
一枚です。にこやかな表情ながらも頼もしさが感じられます。

●No.31「ガールスカウト兵庫県連盟」(兵庫県)

日本の国宝で世界文化遺産、そして何よりもふるさとの象徴である
姫路城をバックにスタンド・アップ。子どもたちを姫路城が見守り、
大天守修理のためのクレーンも一緒に手を挙げて応援しているよう
にも見える構図がユニークです。

【ファミリー部門】

●No.19「希望家族」(神奈川県)

生後3週間の赤ちゃんと一緒に3世代スタンド・アップ。お母さんと
おばあちゃんの表情はやさしさにあふれていますが、希望の持てる
未来を残すために自ら活動するお二人の堅い意志が伝わってきます。
今を生きる私たちに対し、次世代への責任を問いかけています。

●No.110「伊勢さんと家族」(東京都)

96歳の誕生日に、娘さん、お孫さん(写真撮影者)と3世代スタン
ド・アップを実施。昔の苦しい時代を体験した方の存在感、そして
「平和」を求めるメッセージの重みが伝わってきます。現世代が受
け止め、次世代へと引き継ぐべきものを示しています。

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