2008年4月。
悩みを抱えて鬱々と過ごしていたある晩に、母から贈られたマリアさまの像からメッセージが入ってきました。
あなたは愛の生まれ変わりが必要だと。
すべてを許しなさいと。
甘露の泉に浸り癒され、傷心から立ち直るうち、開いたサイの目から玉石混交の様々なメッセージが息つくいとまもなく入ってきて、食べることも眠ることもできなくなり挙句倒れてしまいました。
生死をさまようような日々を過ごし、いくつも山を越え、そして元の自分へと戻ってくることができたのは、根気強く励まし続けてくださった方々と家族の支えのおかげです。
あたりまえに眠れること、自身を制御し理性的に生きることができること、
それがどんなにか幸せなことであるか、わたしはよく知っていますから
自身を生かしてくださるすべてのひとや事象に、いつもいつも感謝を捧げたいと思います。
2008年を開眼の年として、あのできごとを忘れないようにしっかりと胸に刻み
わたしなりの役目の引き受け方を探って生きてゆきたい。
そうして綴り始めたこのブログです。
桜づくし
4月2日、雨の日に満開になった福岡の桜。
仕事から帰宅途中
氏神様の駐車場周りに咲く
夜桜のあまりの美しさに
歩みを止めずにはいられませんでした。
雨降る夜、傘をさしながら撮影するひとは
わたしのほか誰もいらっしゃらない。
ふつうそうでしょう。
近くの居酒屋さんの灯に照らされて
もうそれは
輝くような美しさで…
こちらは
ライトアップされたある家の幻想的な桜。
こちらの奥様とお会いしたとき
「昼と夜とでは表情がちがうんです。わたしは夜の方が好きなんですよ」と。
もううっとりしてしまいます。
こちらの夜桜は、大木ゆえに
深遠な物語を語ってくれるような
そんな趣があります。
そして…
こちらは、本日4月6日の氏神様駐車場周りの桜並木。
満開後、数日風雨にさらされましたが
こんなにみごとに花を咲かせ
週末まで持ちこたえてくれました。
こんなにもふくよかで
豪華なお花たち。
ありがとう…!と
叫びたくなります。
この並木の道を歩いていると
ポータブルカセットデッキで
ゆーみんの「春よ来い」を流しながら
歩かれているおじさまをおみかけしました。
桜吹雪の中で
なにか
切なさや、きゅーんとする思いに浸っていたい…
そんな感じでしょうか。
氏神様の楼門の桜は
やはり圧巻の美しさでした。
今年もこのトンネル桜がみられて
幸せ…!
桜たちに
心からのありがとうを伝えたいです
3月も逃げる
2月は逃げると言うけれど
3月も逃げます。
怒涛の3月が過ぎてゆきました。
今年は例年の春と違い、寒暖の差が激しい日が
ずっと続き…
花の開花も早いのか遅いのか…
よくわからないようです。
わが家の白木蓮は、開いたらと思ったら
嵐のような風に揺さぶられ
純白の花びらはあっという間に茶色になり
散りました。
…と思っていたら、
白い妖精、さくらんぼの花が開花し
間接照明下のわが家の夜の庭で
やわらかく咲きほころぶ姿を
みせてくれました。
いよいよ氏神様の桜の開花です。
本日は初夏のようにあたたかく
昨日まで硬かった蕾が
ようやく膨らみ、開き始めました。
白木蓮のつぼみ
3月になりました。
本日は第一日曜で、太宰府天満宮の曲水の宴の日。
見頃の梅を観に行きたいと思いましたが…
朝からミゾレが降る寒さ。
今日の太宰府詣ではあきらめました。
それにしても
今年の早春の寒暖の差は
いつになく激しいように思うのですが…
気のせいでしょうか。
このところ、毎日のように
着るものに悩みます。
1月下旬から花を咲かせてくれた
わが家の梅の花は盛りを過ぎましたが
それをさびしいと感じる暇もなく
白木蓮のつぼみがいっせいに膨らみ始めます。
大きなつぼみたちが空を振り仰いで
開花のときを待っています。
明日明後日、あたたかくなれば
一斉に開花となるでしょう。
明日はまだ寒そうだけど
どうかな。
土曜日は、以前から食べてみたかった
とあるお店のフレンチトーストをいただくことができました。
牛乳と卵をといたものに浸された
こんがり色のトーストに
バニラアイスがオン。
とってもおいしかったです。
東京初舞
2月9日。
東京でのお舞初めの舞台に立つため
4時に起床して着物を着まして
福岡から羽田へ向かいました。
1年ぶりに飛行機に乗りましたが
空港の中はずいぶん様変わりをしていて
びっくり。
自動チェックインの機械(ソフトだけ?)も、
手荷物預けも…といいますか、
ふだんなら、洋服類は事前に宿泊先へ送る
のですが、数日前に関東に降った雪の影響で
運送会社が指定日までの配達を保証しないと
言われ…泣く泣く大きなスーツケースを
持っていくことに
その手荷物預けは、無人のコーナーで
ICカード1枚で預けることができ
ほんとうに手間いらずで便利なのでした。
手荷物検査場も、昨年のひところは
たいへん混雑していたと聞きましたが、
現在では、いくつもトレーを並べる必もなく
とてもスムーズ。
このたびの上京は
昨年に引き続き、体調の師匠を伴わず
ひとり旅となりました。
不安は大きかったですが、
早朝の起床からうまく運び
身体的には疲れもあったけれど
なんとなくうまくいくような
予感がありました。
羽田に到着後、空港で別のお稽古場の方と
合流し、会場へ。
大きなスーツケースを引いていくのは
しんどかったですが、なんとか運び、
そして…
肝腎の舞台の方。
先生になかなかお稽古をみていただけず
お稽古不足が心配された中
なんとか落ち着いて踊れたのではないかと。
それは、諸先輩方のお言葉から感じられた
ことですが…
無事に踊れてよかったです。
新年会へ。
最近、胃が小さくなって
コース料理は最後まで食べられない…のですが
このお料理、なんと
ほぼ完食できました。
急に胃が大きくなったのでしょうか🤔
そして
特別に連れて行っていただいた
30階にあるBAR。
目標の舞台に無事たつことができ…
本部の方々から多くの励ましをいただけたことも
友人に会えたことも
すてきなところへ連れて行っていただいたことも
旅の終わりに富士山を目にすることが叶ったことも…
過ぎてしまえば、よいこと尽くしでした。
年頭に氏神様でお祓いをしていただいたので
きっと助けていただいたのだと思います。
感謝…