印刷職人のしごとば
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ブログ移動のお知らせ

ホームページのリニューアルに伴い、

サンエムカラーのブログ「印刷職人のしごとば」を

本日より下記に切り替えることになりました。

 

https://www.sunm.co.jp/topics/news/75

 

これまでの記事は当Amebloサイトで

本日以降の新しい記事はサンエムカラー

ホームページ内の「TOPICS」ページよりご覧ください。

 

これまで読者登録いただいてた方には

お手数をおかけいたしますが、

新サイトより引き続きご愛読いただければ

大変嬉しく思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします!

京都府立植物園オリジナルグッズ販売開始!

京都府立植物園の所蔵品の大森文庫の植物画を用いたグッズが完成し、

本日より植物園協力会(植物園内売店)にて販売を開始いたします!

 

大森文庫は、京都府立植物園の開園に多大な功績のあった

第十代京都府知事 大森鍾一氏を顕彰しようと収集された

大変貴重な文献で、その数なんと3000冊。

 

京都出身の大本草学者であった小野蘭山や、

シーボルトとも親交があったとされる

蘭学者の宇田川榕菴などが描いた自筆の植物画は、

当時の植物研究の実態を伝える重要な学術的資料でありながら、

同時に当時の画風を今日に伝える貴重な美術資料でもあります。

 

今回はこの大森文庫の歴史ある美しい植物画を用いて、

日常生活の中で楽しめるオリジナルグッズを

企画・制作させていただきました!

 

グッズ企画は、原本のスキャン・撮影からデザインまで、

当社のデザイン制作室・販売促進部で担当させていただきました。

 

植物画の繊細でしなやかな線、美しい色彩を生かした

華やかで上品なグッズが勢揃い……!

 

 

 

▴ ぽち袋

 

 

 

▴ 折り紙

 

 

 

▴ ポストカード

 

 

 

大森文庫グッズは、植物園内での【限定発売】となりますので、

新緑が美しいこの季節、京都府立植物園に足を運んで心をリフレッシュし、

ぜひ記念にお持ち帰りください!

 

 

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販売場所:京都府立植物園内 売店

元:京都府立植物園協力会

販売開始:2017年5月18日(木)

 

 ポストカード 全16種 各162円(税込)

 折り紙 1種(6  計18枚セット)648円(税込)

 ぽち袋 1種(6  計 6枚セット)540円(税込)

 マルチケース 全2種 各1620円(税込)

 

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写真集『Durbach Block Jaggers: 3 + 2』

彫刻のように流れるモダンなデザインを次々と世に送り出してきた

オーストラリアの革新的な建築士事務所「Durbach Block Jaggers」(以降「DBJ」)の手掛けた建築物を収録した写真集『Durbach Block Jaggers: 3 + 2』が、

Uro Publications様より刊行されることになりました!

 

Uro様はオーストラリアで唯一の建築・デザイン専門書店も構えた、

建築・デザインに特化した出版社です。

 

 

 

 

実際に本書がオーストラリアの書店に並ぶのは6月以降の予定ですが、

今年3月の「Melbourne Art Book Fair」出品用に1セットだけ

作成されましたので一足早く皆様にご紹介します!


本写真集では、オーストラリアに点在する「DBJ」の代表的な建造物5棟が

『DBJ 3』と『DBJ 2』の2巻に分かれて収録されています。

 

 

 

一見モダンで大胆な構造の建築物も、

そのしなやかな曲線と心地よく射し込む自然光で、

決して冷たい印象を与えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

名前がそのまま事務所の名称になっている建築家の

ダーバックさん、ブロックさん、ジャガーズさん3人の

個性と実力が融合し、オーストラリアの絶景に溶け込む

見事な芸術作品と化しています。

 

 


写真がページいっぱいに広がる本作は、

開きの良いコデックス製本で仕上げられ、

印刷時には『DBJ 2』の撮影を担当された写真家

ジュリア・チャールズさんがはるばるオーストラリアから

京都の工場まで、立ち会いに来てくださいました。

 

 

 

 

とても気さくな方で、「DBJ」設立者のダーバックさんや、

ご自身の建築に対する思いなどについて色々とお話を伺うことができました。

 

 

 

 


オーストラリアで販売される『DBJ 3 + 2』、

日本ではなかなか手にする機会はないかもしれませんが、

サンエムカラーの世界がまたひとつ広がった

大変貴重なプロジェクトとなりました。

 

オーストラリアの書店で手に取られることを

今から楽しみにしたいと思います!

 

 

 

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『Durbach Block Jaggers: 3 + 2』
著者: Durbach Block Jaggers 『3 + 2』
         Andrew Cowen 『3』
         Julia Charles 『2』
写真: Andrew Cowen 『3』

     Julia Charles 『2』
発行: Uro Publications
デザイン: Mark Gowing Studio
仕様: A4変型判・ ハードカバー
      160頁(『DBJ 3』 + 120頁(『DBJ 2』)

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大阪水上バス「天満橋ベストビュークルーズ」開催中!

3月にご紹介した、桜とクルージングが楽しめる

「大川さくらクルーズ」に続き、大阪の夜景が満喫できるクルーズ、

大阪水上バス「天満橋ベストビュークルーズ」が開催されています!

 

 

 

今回もチケットに蒸着紙を提案させていただき、

夜景の部分が煌めく特別な仕様となっています。

 

チケットにもこだわりを持たせることで、

より一層の高級感やロマンティックな雰囲気を演出し、

来ていただいたお客様が記念に残しておきたくなるような

チケットに仕上がりました。

 

最近では旅の様子をSNSに記録するお客様も多く、

このようなアイテムに工夫を凝らすことも

喜んでいただけるポイントとなっています。

 

クルーズは今年の11月30日(木)まで開催されていますので、

お好みの季節や気候に合わせて、大阪の星空と夜景を堪能する

クルーズにぜひお出かけください!

 

「天満橋ベストビュークルーズ」について詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

Maaya Wakasugiさんが「2nd」で紹介されました!

 フランス・ボルドー在住の日本人書家の Maaya Wakasugiさん。

 

墨の濃淡の美しさで表現される日本の美意識を絶賛される一方で、

古典的な書のスタイルにとらわれないモチーフ選びや

芸術性の高い表現が世界的に評価されています。

 

2017年はNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の題字を

手掛けた作家としてなお一層活躍の場を広めることとなりました。

 

当社では、Maayaさんと松井会長のコラボレーションで制作された

「ARIGATO」ポストカードや、今年3月に京都で初めて行われた作品展

「重なり~coucou」のDMなどの印刷を担当し、

応援させていただいてきました。

 

 

▴ 今年3月に、京都で初めて行われた Maayaさんの作品展「重なり~coucou」のDM。

 

 

▴ Maayaさんから松井会長に昨年末にいただいた直筆の絵はがき。

 2017年の干支のニワトリ (左) と「明」の文字 (右)。

 

 

そんな Maayaさんが、男性ファッション雑誌

「2nd」2017年6月号に紹介されました!

 

 

 

 

 

 

 

 

「おんな城主 直虎」の題字や「ARIGATO」の他、

数々の作品が掲載されています。

 

作品に込められた思いから、愛用されている日用品まで、

Maaya Wakasugi というアーティストをより深く

知ることができる記事となっています。

 

興味のある方は、ぜひ一度手にとってみてください!

 

そして弊社とMaaya Wakasugi氏とのコラボレーション企画

《ARIGATO》プロジェクトが始動いたしました。

すばらしいメッセージを世界中にお届けするプロジェクトになりそうです。

詳細は後日発表させていただきますので、

乞うご期待ください。

 

 

☆ Maaya WakasugiさんのHP:

  https://www.maayamaaya.com/

 

 

Coci la elle ビジュアルブック 『かさ』

東京にショップを構える1点ものの傘屋 Coci la elle(コシラエル)

初のビジュアルブック『かさ』が青幻舎様より刊行されました!

 

 

 

 

Coci la elle の日傘や雨傘は手作業で丁寧に作り上げられ、

最後に主宰 ひがしちかさんの筆で華やかに色づいて完成します。

 

 

 

 

 

開け閉めして自由に形を変えられる傘。

 

持ち運びができ、日差しや雨から身を守ってくれる自分だけの屋根。

 

幼い頃から傘の姿と存在感に惹かれてやまないひがしさんが、

傘に見る世界を思う存分表現されてでき上がったのが本作です。

 

 

 

 

ひがしさんと写真家、そしてモデルの方々が

様々な風景の中で引き出す傘の豊かな表情は、

美しくも微笑ましい遊び心に満ちており、

傘の無限の可能性さえ感じさせてくれます。

 

 

 

 

そして本作に散りばめられたコラージュやスケッチ、執筆からは

ひがしさんの傘への深い愛情や「ものづくり」に対する

まっすぐな姿勢が伝わります。

 

「これらはすべて 商品であり 作品です」と本書にある

ひがしさんの言葉通り「芸術」と「日常」の狭間を

軽やかに行き来するところに Coci la elle の傘の魅力が

潜んでいるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

是非一度『かさ』をお手に取り、

Coci la elle の世界を覗いてみてください。

きっと傘を見る目が変わります!

 

 

 

 

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『かさ』

著者:Coci la elle(コシラエル)

発行:株式会社青幻舎

デザイン:宮村ヤスヲ

印刷:株式会社サンエムカラー

仕様:A4判・ハードカバー・184頁+とじ込み20頁

定価:4,800円(税別)

☆ビジュアルブックの公式HPはここちらをご覧ください。

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池田学作品集・展覧会『The Pen』

日本国内外で広く愛されているペン画家 池田学さんが

約3年がかりで描き上げた新作「誕生」の完成を記念した展覧会

『The Pen -凝縮の宇宙-』が佐賀県立美術館にて現在開催中です。

 

 

 

 

そして彼の緻密な画法と魅力的な世界観の詰まった

同名の作品集『The Pen』が青幻舎様より刊行されました!

 

 

 

 

1ミリにも満たない丸ペンに多色のアクリルインクをのせて

念入りに描かれ、時に12平方メートル程にもなる池田さんの作品には、

遠くから眺めても十分に迫力のある壮大な風景が広がっています。

 

 

 

 

しかしよく見ると、それは数々の景色や場面が

節目なく連なってできていることが分かり、

その中を忙しく動き回る微小な人物の輪郭が白く浮かび上がります。

 

 

 

 

微と巨、自然と人工、現実と幻想。

 

一見相反する要素が紙面上で流れるように

織り交ぜられてできた一つの大きな絵。

 

 

 

 

重力を感じさせない軽やかなタッチで描かれる混沌の美は、

まるで私たちの暮らす世界の縮図のようです。

 

 

 

 

昨年末に完成したばかりの「誕生」は

池田さんが東日本大震災へ思いを巡らせながら、

3年間の月日をかけて米国ウィスコンシン州の

チェゼン美術館で公開制作された作品です。

 

 

 

 

叩きつける荒波と強風、瓦礫の中たくましく根を張り、

花を咲かせる桜の木が描かれています。

 

巻末には池田さんご自身が制作への思いを綴られた文章や、

制作中に書かれたブログなども収録されています。

 

そして「誕生」の他にも、これまでの大小様々な作品が

全体図とクローズアップで掲載され、

細部までじっくり楽しめるようになっています。

 

印刷にはFMスクリーンを採用し、

池田さんの繊細なペン使いを逃さず表現しました。

 

展覧会場は多くのご来場社でにぎわい、

作品集は早くも3刷に突入しています!

 

佐賀県での展覧会後は金沢と東京を巡回予定ですので、

機会のある方は是非展覧会場に出向き、

間近で彼の作品をお楽しみください!

 

■『池田学展 The Pen -凝縮の宇宙-』:

  佐賀県立美術館 開催中 ~ 2017年3月20日(月・祝)

  金沢21世紀美術館 2017年4月8日(土) ~ 7月9日(日)

  日本橋高島屋 2017年9月27日(水) ~ 10月9日(月・祝)

 

■ ミヅマアートギャラリー「誕生」展示

  2017年7月20日(木) ~ 9月9日(土)

 

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『The Pen

著者:池田学

発行:株式会社青幻舎

印刷:株式会社サンエムカラー

仕様:29.8×30cm・ソフトカバー・168頁

定価:3,700円(税別)

☆ 図録公式HPはこちらをご覧ください。

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田淵三菜写真集・展覧会 『into the forest』

私たちの知らない場所で季節や時間によって

刻々と表情を変えながら生きている“森”。

 

 

 

 

今年、第2回入江泰𠮷記念写真賞を受賞された田淵三菜さんの写真集

『into the forest』にはそのように繊細に移り変わる

森の様子が丁寧にカメラに収められています。

 

  

 

読むと深呼吸をしたような気持ちになれるのは、

私たちの心のどこかに潜む、森への憧れかもしれません。

 

この写真集が出来上がるきっかけは、

育った街での暮らしの先にどうしても足が向かわなくなった

田淵さんが、森での一人暮らしを始めたことでした。

 

キンッと冷えた雪解け水をしたたらせながら芽吹く新芽や、

射し込む光を受けて炎のように煌めく広葉樹、

秋の風が遊ぶように吹き通る木立……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本を開くとそこには“森への門”が待ち受け、

まるで誰も知らない場所を読者1人だけが

垣間見たような感覚に包まれます。

 

毎日あまり変わらないことの繰り返しで出来た都会の生活に対して、

森での変化に富んだ生活は一見過酷なように思えます。

 

しかし、もしかしたら人間は本来このような折々の変化を

身体で感じながら生きていくことの方が自然なのかもしれません。

 

 

 

 

写真の存在感のみならず、街での生活を捨て一年間を森の中で

カメラと共に過ごされた田淵さんの生き方が、

そのように思わせてくれる一冊です。

 

 

 

  

展覧会も入江泰𠮷記念奈良市写真美術館にて開催中ですので、

田淵さんの体感した12ヶ月がセクションに分かれて収録されている

この一冊と合わせて、是非ご鑑賞ください。

 

 

展覧会の詳細はこちらをご覧ください!

 

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『into the forest

著者:田淵三菜

発行:入江泰𠮷記念写真賞実行委員会

監修:百々俊二

   木村真士(入江𠮷記念奈良市写真美術館)

造本:町口覚

デザイン:浅田農(マッチアンドカンパニー)

印刷:株式会社サンエムカラー

仕様:B5変型・ソフトカバー・276頁

定価:3,000円(税別)

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「大川さくらクルーズ」開催!

梅が満開の時期を迎えたところで、

次に待つ春の楽しみは桜…

 

川沿いの桜と大阪市内の街並みを眺めながら

大川を緩やかに旅できる、毎年恒例の「大川さくらクルーズ」が

3月25日(土)より開催されます!

 

 

 

 

「大川さくらクルーズ」B3ポスター。

  拡大図はこちらをご覧ください。

 

 

 

 今年の「大川さくらクルーズ」は「世界水の日こども議会」と

UN Water(国連水機関)から公認された「World Water Day 2017」の

公式イベントです。

 

「世界水の日こども議会」は国連から公認された活動として

毎年3月22日の「世界水の日」に伴い、次世代を担う子供たちを中心に

水について考える活動を長年続けておられます。

 

 

 

 

 

当社は初年度から活動をサポートさせていただいている関係で、

今回の「大川さくらクルーズ」の印刷物を担当させていただくことに

なりました。

 

当企画はクルーズを楽しみながら、

水資源に対する意識を高めてもらう目的もあり、

大阪府の50万人の小学生に配られるチラシには、

"ひとりひとり"が水にどんなアクションを起こせるか問いかけます。

 

そしてクルーズ広報物のアートを手掛ける、

2017年の世界水の日こども議会「お絵描き大使」にはなんと、

当社でサポートさせていただいている新鋭の絵本作家

森田夏実さんが任命されました

 

森田さんとは、初出版の絵本「森のえき」の制作に始まり、

今では数々のイベントやグッズを共に企画・制作

させていただいています。

 

「大川さくらクルーズ」では森田夏実さんの

「I'm Water アクション」としてお絵描き広場を開催し、

お絵かきを通して子供と一緒に楽しく水について考える機会が持てる、

充実した関連イベントを計画中です。

 

ポスターやチケットは当社会長 松井勝美立ち会いのもと、

きらびやかな蒸着紙に印刷されました。

 

 

▴当社会長 松井勝美、自ら印刷機にあがって作業しました。

 

 

▴通常のプロセス4色刷りではないため、特に慎重にチェックを行いました。

 

 

 

刷りたてのポスター。蒸着紙が華やかにきらめいています。

 

 

春の風を感じながら水資源について考える「大川さくらクルーズ」…

ご家族や友人と一緒にぜひお出かけください!

 

 

❀ 「大川さくらクルーズ」について詳しくはこちらをご覧ください。

❀  森田夏実さんのホームページはこちらです。

 

「金澤翔子×いかわあきこ 共に生きる展」好評開催中!

これまで何度かご紹介し、ただいま大丸京都店にて大盛況の

「金澤翔子×いかわあきこ 共に生きる展」。

 

ブログにて会場風景を初お披露目いたします!

 

 

 

 

 

初日の幕上げを華やかに飾った金澤翔子さんの揮毫には

120名の方にお集まりいただき、満席の会場で迫力満点の制作風景を楽しまれました。

 

 

 

 

 

 

 

最終日の1月16日(月)までは展示の他、

いかわあきこさんによる会場での作品制作も何日か予定されています。

 

 

 

 

 

まだご覧になっていないという方は、

是非この機会にお二人の作品が一堂に楽しめる本展にお立ち寄りください!

展覧会の詳細はこちらをご覧ください。

 

 

 

展示会場の共同作品の前で肩を組みあう金澤翔子さん(左)といかわあきこさん(中央)、そしていかわさんのお母様 居川隆子さん(右)

 

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