sunset diary

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インド式結婚式は熱かった

週末、オットの上司Bの娘さんの結婚披露宴に参列した。前日はオーセンティックなセレモニーもあったけど、そちらは参列しなかった。

 

まずはバーで。




オットはBとは仕事上20年以上の付き合いで、彼がオットをアメリカの今の部署に17年前に引き抜いた張本人。オットは彼の一人娘に小さいころに会ったことがあるらしいけど、私はBとはドイツにいたときに何度か電話で話したことがあっただけで(昔は携帯じゃなく、固定電話でやりとりしてたから)、この日に初めて「nice to finally meet you 」って挨拶で不思議だった。

 

彼、Bはなんと丁度一年前に会社でミーティング中に体の不調を訴えて、オットが彼を家に帰したら家で心臓発作を起こし、救急車で運ばれた病院ですぐopen heart の手術で3つの血栓が発見されて一命を取り留めていた。心臓発作はその後もう一度あって大丈夫か???って心配してたけど、疲れやすくはあるけど後遺症も残らずすでに仕事復帰している。最近の医療は素晴らしい。

 

一人娘は去年の9月に結婚式を挙げるはずだったけどもちろん延期。フロリダで獣医をしていたけど、両親が心配で2か月前にこちらのVetに転職したらしい。一人娘は大変だな。


笑えたのが、この娘さんが私のオットの事を自分の旦那さん(Groom)に紹介した時、「彼はお父さんのベストフレンドなの!彼しかあの頑固な父をわかってくれる人はいないのよ!」って熱弁してたこと。笑えたわ。ほんと、二人とも同じくらい頑固だし、おそらく私たち家族と過ごすよりも彼らが一緒にいる時間の方が長いんじゃないかな。特にこのBは仕事のみの人で友達(?)っていったらオットくらいなんだろう。オットは私には「冗談じゃない、友達じゃないよ、戦友ではあるけど」って事だった。

 

この一人娘ちゃん、なんとコテコテインド人家庭でありながら親の期待に応えずにアメリカ人と結婚したんだけど、とっても幸せそうだったし、なんといっても父親(上司)の幸せそうな顔が印象的だった(お母さんはムスッとしていたけどね・笑)。Bと話したところ、「今までの僕の人生は仕事だけだった。xx(私の夫)も気が付いたと思うけど、僕はほんと、去年の病気で生まれ変わったんだ」って。

 

10年くらい前だったか、オットがBと話した時、「娘は絶対インド人と結婚しなくちゃいけない。僕だってそうだったんだ。インドでは当たり前なんだ」って言って、でもオットが「それは親のエゴだ。アメリカで生活してアメリカの学校に通わせているのにインド人とアレンジマリッジをさせるなんて今どきナンセンスだ!」って彼に抗議したのを覚えている。よかった、娘ちゃんは大学で知り合ったSweet heartと結婚できてほんとよかった。

 

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で、その披露宴。この界隈では一番大きいゴルフカントリークラブ兼ホテルで開かれたその宴は、お客さん250人くらいかな(ざっとテーブル数えた)。すんごい派手で、おそらくすべて新婦側のお支払いだったと思うけど、バブル期の日本の結婚披露宴どころじゃない規模だとお見受けしました。ビュッフェスタイルのインド料理はカントリークラブではなく、外部からのケータリングだって。

 



会社からは10人くらいが参列してた、しかもその参加者はみなインド人!オットだけ白人でなんか浮いてた爆  笑 参加した奥さんたちとも話したんだけど、彼女たちインド人同士はよそよそしい~~。ここでも階級があるのかね?

 

例えば奥さんA:自身の結婚式は1000人の招待客で三日三晩あった@インド。夫はその頃すでにアメリカに住んでいたけど、彼女はまだインドにいたと。この夫婦はアレンジマリッジ。一人息子がいて(参列してた)専業主婦。

 

奥さんB:ボストンで知り合った恋愛結婚夫婦。自分も医薬品メーカーでバリバリ働いているワーキングマム。娘2人も参列してた。この奥さんはとっても明るくて、すっかり意気投合してその後も席を変えて話し込み。そしてダンスフロアでも一緒に踊りまくりで夫達もびっくりよ爆  笑

 

インドの結婚式最高!!!音楽や踊りは独特だけど盛り上がるね!途中から7㎝のハイヒールを脱いで裸足で踊りましたよ。私もサリー欲しい!!!緑とか欲しいな~




 

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感じたんだけど、アレンジマリッジの奥さん達は不満貯めてるっぽい。海外でよく目にする日本人駐在妻みたい(失礼)って思った。いや、日本人妻よりもっと夫に服従してるっぽいし、子供を立派な学校に入れることに自分を捧げている感じ。奥さんAとか、他の奥さん達の話を聞いてたら飽きたので逃げてきたら楽しい奥さんBが話しかけてくれて助かった。

 

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アメリカでのインド人社会と中国人社会、どっちもすごいエネルギーを感じる。

 

私は日本人コミュニティーに属してないから実際のところはわからないけど、アレみちゃうと日本は全然あまいな~~って思った週末だった。

 



 

 

 

 

外食しまくったこの2か月

3&4月はとにかく毎週末外食だった。ある週末は木金土と続いて疲れた。

 

というのも、ご贔屓にしていたレストラン2つのシェフが新たなコンセプトのレストランをオープンしたから。


このアメリカの地に越してきた17年前はなんにもなかった州都だったけど、いまじゃHipなお店がじゃんじゃんオープンして面白くなってきた。どこもかしこも高いんだけど、3人の子供への金銭的なサポートがなくなった今は好きにさせてって感じ(笑)

 

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ここは地元に新しくできたレストラン。固定メニューは少ないけど、パン、パスタ、デザートまですべてが手作り。オーナー兼シェフは自分のワイナリー@イタリアから定期的に仕入れているワインもあるし、毎回行くたびにspecial of the day が美味しい。

 

この日の私はタコで。友達はcacio e pepe 夜にパスタ食べるの?って思ったけど、手作りパスタでコシがあっておいしかった。

 

 

 

デザートは王道のティラミス。この後は歩いていつものワイン屋へ。ワインだけを飲みにあるいて行けるって最高。

 

 

 

この日は別の友達夫婦@地元の別のバーで。

 

 

 

ここのスペシャルG&T(ジントニック)が美味しいのなんのって。

 

 

 

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またまた地元のイタリアンへ。オットはこの日のスペシャル、Oxtail 

 

 

 

 

 

 

ほかの日は散歩がてら、食後に歩いて↑のレストランへ。いつも混んでるんだけど、テラスだけは予約なしでfirst come first serve で、犬もWelcomeなのが◎

 

 

 

 

 

食べ終わってお支払いって言ったら「こちらはシェフのサービスで」って。毎週末違う友達を誘って通っていたからか、この日はごちそうになっちゃった。

 

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4月最初の週末は結婚記念日だった。オットが🎾の試合あるから一日早くディナーへ。

 

 

34年目だって!!!

 

いつものレストラン@いつもの席で。1年間ごくろうさまでした。さて、来年のBig記念日まで一緒にいるだろうか???

 

 

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先週は今月オープンしたレストランへ。ここのシェフはRaleighで手広くいろんなコンセプトのレストランを展開していて、ここはクロアチア&イタリアがテーマ。タジン料理みたいなBrodetto っていう魚の煮込みが看板料理。

 

 

初めての時はバーが一番。バーテンダーとちょこちょこお話しながら食べられるから。かっこいいバーテンダーはクロアチア人だった。一杯目、おすすめ飲んだけど写真撮るの忘れた。ジンベースの何かだったな。2杯目は食事と一緒にロゼで。バーのテーブルは石でできてて、下に電気が入っていてきれいだった。

 

 

私はここでもタコ。炭火焼でぷりっぷり!オットはsignature dish の魚のシチューで。ブイヤベースだな、これ。

 

サイドディッシュまでどれもこれも美味しかったけど、一番はピスタチオのジェラート!

 

↓ ↓ ↓

 

イタリアからお取り寄せのピスタチオを使ってハウスメイドのジェラート。

とにかく濃厚で、昔よくイタリアで食べたジェラートそっくりの味で感動した!!!エスプレッソと一緒に。

 

 

↑の透明なお持ち帰りのコンテナーに入っているのは魚料理の残りのスープ。


塩がきつめですべて飲み干せなかったんだけど、おいしい美味しい言ったらバーテンダーが「持って帰る?明日ごはん入れてリゾットにしたら」って言ってくれて箱に入れてくれた。

 

はい、翌日はウチで冷凍エビを入れて『豪華版ねこまんま』作りましたよ。

 

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今週末は結婚式に呼ばれているのでレストランめぐりはお休み。

 

 

 



 

what would you do? 真夜中のドアベル あなたならどうする?

数日前、夜中3時ごろにいきなりドアベルがなった。

 

最初は私たち人間もクーパーも夢を見ているのかとおもって無視していたんだけど、もう一回なってクーパーが「ワンワン!」吠えてさすがに目が覚めた。

 

ボケ〜っとオットが玄関へいき、ドアを開けた。女性の焦った風な声が聞こえ、そのあとオットが「Come in」とか言ってる!はぁ???どこの誰だよ???って思ったら、オットが今度は私の所へ来て「締め出し食らって家に入れないから電話かしてくれだって」

 

はぁ????こんな夜中に???って思ったけど、こちとら寝込みを襲われて思考回路ゼロなもんで、とにかく電話を貸した。私はガウンが手元になかったからベッドからでないで話を聞いてただけ。

 

女性:よかったわ、あなたがドアを開けてくれて。ネイバーのドアをノックしたんだけど誰も対応してくれなくて。助かったわ!今さっき家に帰ってきて、ちょっと犬を散歩にだそうと出たんだけど、携帯も家に入る暗証番号も持っていなくて(なんで????)。家には娘が寝ているんだけどドアを叩いても起きてくれないの。夫も病院で夜勤だから家にいないんだけど、電話を貸していただけますか?」だって!!!

 

その女性、無事に暗証番号を聞いてから「ありがとう!!!」ってことで我が家を後にした。すると、目の前の通りにパトカーが止まり、その女性に話しかけているのが聞こえた。あとはおまわりさんよろしくです。

 

もちろん、私たちもクーパーもすぐに寝付けなかったし、興奮して明け方まで寝れなかった。

 

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朝は私は数時間後に起きて娘のところに早朝シッターに行くことになっていたからそのままオットと話さず家をでたんだけど、その後のピラティスでこの件について話したら、皆が「おかしい。その人、痴ほうなんじゃない???他人の家に来ていてその家の暗証番号を知らないっていうならわかるけど、自分の家でしょ?絶対おかしいわよ!第一xx!(オット)、玄関開けちゃダメだって!!!」

 

でもウチのオット、「夜中のピンポンだからウチのガレージが開けっ放しとか、家が燃えているとか、なにかウチに被害があっての知らせで起こされたって思ったんだよ!」ってのも一理ある。

 

どうにも腑に落ちないので、警察に電話してみた。※警察ってのは911だけじゃなくて、地元警察の一般電話番号みたいのがあります。

 

オペレーターにこの件を話すと、「あなたの住所、名前、電話番号を貰えますか?私の口からは言えないので、担当オフィサーが折り返しあなたに電話します。その際、こちらからの電話番号は非通知(no caller ID)ですから取り損ねないようにしてください」と。

 

ほどなくしてオフィサーRから折り返し電話が入った。「Mrs.xx 、まずはあなたから事の成り行きをもう一度説明してください』と。

 

こちらから再度説明。すると、「確かにあなたが経験したことは今日の明け方にありました。911コールがあったので私が出動しました。あなたの証言と、その女性の言い訳と合致しています。ほかに何も事件が起きていないのでこの件はファイルされていません。しかし、そうやってRingのカメラがあるのであれば、これからは絶対に玄関に出ずに、モニター越しに話すことをお勧めします。物騒な世の中ですからね、夜中は特に玄関に出ないように。日中でも絶対にモニター越しに対応することをお勧めしますよ」と。

 

親切にやさしく説明してくれたオフィサーで、こちらからも「地域を守ってくれてありがとうございます!」ってお礼いっといたわ口笛

 

でもほんと、とっさのことでモニターがあることを忘れていたけど、今回の事でオットも私も携帯のアプリ越しで!ってことを認識させられた。何事もなくてよかったわ。

 

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てなわけで、寝込みを襲われたからすごく疲れたんだけど、オットと私と一致した残念な思いが一つある。

 

こういう「締め出し」ってのは誰にもあるから許せる。夜中に起こされたものなんとか流せる。でも、それについて「感謝の意」も、「誤りの一言」もその後にこの人からなかったことがひっかかった。普通、あらためて出直してくるでしょ???


生活していく上に大事なことは、社会の、地域の一員としての自覚でしょう。一人で生きてはいけないわけで、特にこういったサブディビジョンで生活していくには近所づきあいってのはとても大事だ。この人、「近所のドアを叩いたけど誰もでてくれなかった」って言ってたけど、普段から近所づきあいがあったら絶対開けてくれるはずでしょう。

 

この人、モニターから見ても知らない人だし、翌日にあいさつにも来ないってことは、そういう人付き合いができない人ってことよね。考えるだけ無駄だからもうこの人の事は忘れるけどね、悲しい人生だわ。

 

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いまだに誰が警察呼んだか分かんないんだけど、近所の友達曰く、「この人、ボブの家の玄関を叩かなくてラッキーだったよね。彼だったらここぞとばかりにライフル持ち出したかもよ・笑」

 

ほんとだわ!!!ウチの近所、どの家もじゃないけど、ライフルの鍵付きクローゼットやちょっとした拳銃をナイトスタンドに忍ばせている人いるからね。

 

とにかくだ、私もオットもアメリカの常識を再認識させられた一件だった。

 

 

後からみたモニター。この女性にピンとこないわ

 

 

 

 

パトカーが止まって質問してた

 

 






 

テニス復帰記念日

って、すでに壁打ち→オット相手→プライベートレッスン30分x3回やって、今日は初めて土曜の飛び入りグループレッスンに参加したって記念日。しかも、「1時間できるかね」って思ってたらすんなりできたわ。途中ちょっと怖かったけど。


ここまで怪我から半年、手術から5か月ちょっとかかった。でもまだまだケガ前のレベルには程遠い。


けど、思いっきり走れない事を除けば自分、結構できるじゃん!って感じた。


松葉杖🩼からテニスに戻れるなんて全く思えなかったあの時から比べたらすごいよ、自分👏👏👏


今はこんなで十分だわ〜🩷🩷🩷



consequences

NCでは今月、3月11日からスポーツ賭博(Sports bets)が合法となった。

今では毎日ラジオやネットでそれらのコマーシャルを聞かない日はない。オンラインでの賭けらしく、アプリをダウンロードして~~ってうるさい。

 

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そして大谷君の元通訳による違法賭博のニュース。アメリカで目にするのは”Otani's gambling scandal. 

日本のファンには可哀そうだけど、野球をまったく見ない人も多いアメリカでは、このニュースは『大谷の違法賭博スキャンダル』って勘違いしている人も多い。現に、先日この話を近所でちょろっとしたら、「オオタニの通訳が賭けして利用されたんだって?Poor kid」みたいな反応だった。大谷本人が賭けしていなかったとしても、使い道を知っていてお金を送金したのなら一端を担ったとみるから。しかも証言が二転三転して事が大きくなってるから、この件が長引くと、ドジャース側も「契約違反だ!」とか言い出して、反対に大谷君を告訴しかねないよね?

 

私はそもそも野球に興味ないし、アノ通訳も最初っから人相が好きになれなかったし、大谷君本人も「のほほ~ん」としすぎで、高校野球の延長?ってあの雰囲気に、いくら日本で人気があって騒がれていてもどうにもコメントの仕様がございません状態だった。だって、『いつまで通訳つけているんだよ!』でしょ???サッカーだったらありえないから、あれ。今までチヤホヤ&のほほ〜んで済んでいたけど、ここからはそのツケを払うって感じだろうか。気の毒だけど、人生、罠はそこかしこにあるからね。自分の事は自分で守らないと。

 

サッカー選手といえば中田だ。イタリア語も覚えてセリエAで何年も渡り歩いた人だ。もっとさかのぼれば三浦カズだってそうだ。ブラジルに渡って一生懸命言葉覚えて戦っていたよね。プロのスポーツ選手ってああいうものでしょう。その後の自分をちゃんとマネージしている。

 

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Netflixで去年放送されたBeckhamをみた人も多いだろうけど、David Beckhamだって、サッカー一筋の『サッカー馬鹿』だったのが、ビクトリアと知り合ってからどんどん彼女にサッカー以外の事をプロデュースされて行ったでしょ?そうなんですよ、スポーツの天才ってのは誰かがスポーツ以外の世界を見せてあげないと、誰かが導いてあげないととっても危ない方向にいっちゃうんですよ。彼らはそのスポーツしか知らないんだもん。両親や恋人、そしてマネージメント会社や弁護士がちゃんと周りを固めてあげないといけない。

 

テニスだってそう。ロジャーだっていろんな誘惑があっただろうけど、両親がしっかりしていたし、恋人のミルカもしっかり者だった。マネージメントもしっかりしてた。(結局はテニス🎾笑)

 

大谷くん、奥さんがどんな人か知らないけど、このスキャンダルから彼を救い出せるか否か、彼女の手腕に掛かってるんじゃないかな。ベッカムだってすごい挫折して国民を敵に回したどん底から這い上がったもんね。


今期が正念場だろうね。結果出せなかったらアウトだし、そもそも大きな騒ぎになってるからチームにも迷惑かけるし。

 

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なんであんな胡散臭い通訳とずーっと手を繋いでいたんだろう。大谷君にはしっかりとしたマネージメントってついていなかったの???その辺がすごくアマチュアな感じ。

 

球団が守ってくれるといいけど、それだけの価値のある結果を出さないと反対に訴えられそうな予感。アメリカってシビアですよ。

 

 

 

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