斎藤英喜の 「ぶらぶら日記」
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呪術系?コラムの校正中

近刊の予告。

ただいま校正中の近刊本の「コラム」参考文献。

 

25-1

 

いったい、これって、どういう本なのかと、

ワクワクする人にはたまらないリストアップです(笑)

 

刊行まで、もうしばらくお待ちください。

 

 

 

 

「王朝文学」に浸ってました。

終日、雨の日曜日。

朝方、うちの居間から見える、霧のなかの山。

 

25-1b   25-2

 

それと公園の木々。

ぜんぜん新芽もない。まだ冬枯れですね。

 

このところ必要があって、三田村雅子さんの『記憶の中の源氏物語』(新潮社)を読んでいます。2008年の刊行。ともかく面白い。文字通り名著ですね。まさに「読み替えられていく源氏物語」って感じです。こういう本こそ、「●●●文庫」にしてほしいですね。

 

その関連で、阿仏の『うたたね』(講談社学術文庫)も、読み始めました。

この人は、『源氏物語』の「研究」とともに、自らも「物語作者」である、というのが凄い。

 

たしかに『更級日記』の孝標女の系譜をひくものですね。

という感じで、今日は、「王朝文学」に浸ってました。

 

これを読んでいたせいか、今夜の『光る君へ』の、最後の場面は、思わず感動してしまった(笑)

 

 

記憶の中の源氏物語

 

 

 

 

 

「戦後史」研究。/砂の惑星2

金曜日の話題。

お昼すぎから、田中さん主催の「大学寺子屋」にオンラインで参加しました。

卒論のテーマで「成田闘争」を扱うという学部三年生の方の報告を聞きました。

 

先行研究として宇沢弘文『「成田」とは何か』(岩波新書)、D・E・アプター『三里塚 もうひとつの日本』(岩波書店)など。

 

それにしても卒論で、これがテーマとなるのは驚きですが、でも考えてみれば「戦後史」研究としてみれば、当然のテーマ。

 

たとえば「砂川」とかの反基地闘争とは違うレベルで「成田」はあったことをどう捉えるのか、などが重要な問題になるのでは。

まだ三年生ということなので、さらに頑張ってほしいですね。

 

 

「成田」とは何か: 戦後日本の悲劇 (岩波新書 新赤版 216)

 

 

夕方から四条に出て、いつものマッサージ屋さん。そして夜は京都駅で映画。

ヴィルヌーヴ監督『砂の惑星・パート2』を観ました。三時間近くの大作。

 

パート1は、なんか期待はずれでも、評判もイマイチでした。

パート2は、前評判はいいみたいでしたが、なんか「物語」に乗れなかった…。

クライマックスとかも盛り上がらなかったし。映像も「予告編」以上のものはなかったし。

と不満たらたらでした。

 

22-1

 

写真は、二三日まえの雪が残る、夕陽のなかの比叡山。

 

 

 

 

 

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