犬猫の命を救い、つなぎ止める施設であり、命の教育、大切さを伝える施設です。
私が動物愛護センターを初めて取り上げたのが、平成17年の3月議会で、あれから12年かかってしまいました。
動物を担当する市の職員の訴えをきっかけに質問をしましたが、市は財政が厳しい、県がやることと、非常に悔しい答弁が続きました。
しかし、平成23年に市長が愛護センターに向けたプロジェクトチームの結成を表明し、また、宮崎動物管理所を題材にした映画「ひまわりと子犬の7日間」が公開されたことにより、県も動きだし、ついに平成26年県と市の共同で施設を設置することが決まりました。
建設費は約5億円で大変素晴らしい施設が完成しました。
ここに至るまで様々なことがありましたが、殺処分を減らすために努力をされた動物愛護団体の方には頭が下がります。
※犬猫の殺処分頭数(宮崎市)
平成18年 犬 530頭 猫 714頭
平成27年 犬 17頭 猫 105頭
愛護センターがなくここまで減らせたのも愛護団体と市の担当職員の努力です。
このセンターが出来たから殺処分がゼロになるわけではなく、今、動物を飼っている、これから飼おうと思う方、そして、市民の意識が変わることが必要です。
これからは、そのようなマナーに関する条例を検討しながら、日本一の動物愛護都市を目指したいと思います。
宮崎市議会では、6年前に不正支出が問題となり、その後、支出区分の見直し、収支報告書をホームページで掲載するようになりました。
宮崎市議会 政務活動費
議員1人月8万円 年96万円
※議員個人ではなく、会派交付金として会派に支給されます。
平成27年度収支報告
(選挙がありましたので平成27年5月~平成28年3月まで)
議会全体
収入 35,200,000円
支出 25,833,146円
残額 9,366,146円
前新会
収入 4,320,000円
支出 3,220,758円
残額 1,099,242円
宮崎市議会ホームページで過去5年分が掲載されています。
支出区分
・調査研究費(視察旅費)
・事務費(パソコンリース代、文具等)
・資料購入費(本代)
・広報公聴費(市政報告会※個人開催不可、印刷代※個人不可 等)
・人件費(会派事務員)
・要請、陳情活動費(国へいく場合の費用)
宮崎市議会では正しく使われていると思いますが、残額も多いことから減額等も協議する必要があると考えています。
久しぶりの投稿です
5月9日、10日に行われました、宮崎市議会臨時議会において、新たな議会人事が決まりました。
議長の任期は2年ですので変わりませんが、副議長は任期が1年で、副議長選挙が行われ、鍋倉利幸議員が新たに副議長に就任されました。
議長、副議長選挙は昨年から立候補制を導入し、立候補者の所信表明の演説も実施されました。
その他にも、監査委員や各種委員会の正副委員長も決まりました。
今回私は議会運営委員会の委員長に就任しますした。
また、文教民生委員会、子ども子育て支援対策特別委員会に所属します。
議会運営委員会の委員長は暗黙のルールで一般質問をしていません。
今、一般質問が出来ないのは議長、副議長(申し合わせに明記)と議会運営委員長(明記なし)です。
昨年の議会活性化検討委員会で、一般質問をしてもいいとの議論をしましたが、全会一致とはならず、今年に持ち越しとなっています。これからの議会活性化のためにも、出来るように議論を続けたいと思います。
平成24年3月議会、若手市議会 侍miyazakiのメンバー9名で「宮崎市議会議員政治倫理条例」を議会に提出し、全会一致で可決されました。
今回、提出メンバーの一人が倫理条例を違反している行為を行い、全会派から審査会の請求が提出される予定となっていました。
対象議員が、辞職したことにより、審査会を開くことはなかったのですが、あの時、先輩議員からいろいろと指導を受けながら、また、採決前に、メンバーが急死するなど、様々なことがありながらの、条例制定でしたので、今回の件は、非常に残念であり、情けなく思います。
倫理条例の〈目的〉
「議員は市民の厳粛な信託をうけたものであることを認識し、市民全体の代表者として、その人格と政治倫理の向上に努め、市民に信頼される民主的な市政n発展に寄与する」
今回の件で市議会に対して厳しいご意見を真摯に受けとめ、今一度襟を正して、市政発展の一丸となって頑張ってまいりたいと思います。
茨城、東北等で水害に遭われました皆様に心からお見舞いを申し上げます。
一日でも早い復興復旧を心から願います。
宮崎市は平成17年の台風14号から10年が経ちました。
7,000世帯を超える床上、床下浸水被害、約1万人が避難する大災害でしたが、1人も死者が出なかったことは、奇跡だと思います。
私自身は、大淀川下流部に氾濫の恐れがあり、消防団として土嚢積を、濁流を目の前にして行ったことは、今でも鮮明に覚えています。
今回の河川決壊の映像を見たとき思ったのが、なぜ、こんなにも多くの方が残っているのだろうかという疑問でした。
地震や津波と違い、台風や大雨の増水は予想が出来やすいと思っていますが、その後の報道で、決壊で被害に遭った地区に行政からの避難指示が出ていなかった、”ミスです”、”ごめんなさい”で片付く問題ではないと思います。
”災害は忘れた頃にやってくるから、忘れる前にやってくる”になっています。
宮崎市でも10年前の教訓、今回の教訓をしっかりと頭に入れて、どのような災害が来ても、市民を守れる状態を作る必要があります。
そのためにも、老朽化著しい消防局の建替え移転を早急にするべきであると思います!